第14回企画作:宇苅つい著「鍵をあける」への感想 ( No.2 )
日時: 2007/06/11 01:18
名前: yonnkisto
参照: http://www7b.biglobe.ne.jp/~nervous-punk/

yonnkisutoです。読ませていただきましたよ。

うまいなぁ、しみじみ。

「透明な世界が砕け散った。一瞬の出来事だった。」
この一節。この一節がついさんの力量の高さを如実に物語っているような気がします。
話としても母の再婚という難しいテーマを(しかも小学校低学年の女の子の)すごくすんなり書いてくれました。話に強引さがないですね。
いやな感じの学校の先生(ほんとにああいうサディストみたいな先生居ますよね)やら素敵なお母さんやら、キャラクターもよくたっております。寺の小僧たちは見習うように。特に私。
キャラクターの中では優兄ちゃんの造詣がいいと思いましたね。サブとして出すぎず、それでいて確たる存在感があるという、お手本のような存在でした。

まぁ、あえていえば「週刊キャプテン」って、実在する雑誌? ネーミングに昭和の香りがするな〜(笑)

この調子で執筆してくださいね。

ではでは。