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第24回企画作:D・W・W著「泥沼の劇」への感想
日時: 2013/10/10 17:30
名前: D・W・W

 此方にお願いいたします。
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Re: 第24回企画作:D・W・W著「泥沼の劇」への感想 ( No.1 )
日時: 2014/02/05 17:20
名前: 宇苅つい

>この、学校の腫れ物四名が、カルテットだ。
までのキャラクターの説明文が長すぎます。最初はせいぜい一人か二人。あとは読者の気をそそる初手のアクション、最重要キャラと絡む個々の特徴的な台詞などを添えるなどして是非とも小出しに。4人を4人とも印象づける(そうしたいのだと踏まえて、ですが。なにせ「カルテット」とあるので)カラクリが必要と思います。お馬鹿な読者の代表として進言しますが、一度期に4人は覚えきれません。あ、ついでに。作者がある程度「読みやすい」と思っているキャラにも初出しは作風を犯さない程度のルビを振ってやると良いと思います。その時点で「重要なキャラである」との認識が読者の無意識下に与えられると考えます。


ところで、本作といい、私がこれまでに拝読した幾つかの作品といい。貴方の作品の多くの登場人物の境遇・過去・現在、また設定は暗黒に満ちていますが、貴方/作者=神の視点は何時だってそのキャラクターへの慈愛に満ちていると感じます。貴方自身を頑なに「暗黒設定」な枠組みに縛り付けるその闇とは何でしょう? 是非その辺を掘り下げてみて下さい。更に貴作が面白くなるのではないかと思います。

印象に強く残る「犬の侍」、前にも言ったと思いますが設定に驚かされた「竜を洗う人々の話」。その雄大さ、大らかさに私は惹かれ楽しみました。暗さが悪いというつもりなど毛頭ないのです。好き好きじゃないかと言われればその通りです。が、筆者にとっての闇は読者に見せつけるものであり、筆者自身が囚われるものではないだろうと愚考します。

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