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第15回企画作:オカザキレオ殿著「きつねつき」への感想
日時: 2007/12/24 14:14
名前: D・W・W
URL: http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/ LINK→

 D・W・Wでござる。レオ殿著「きつねつき」を拝見したので、感想などを書かせていただきますぞ。

 今回の作品は時期も開いていたと言うこともあるのでしょうが、少し唐突な展開が目立つ内容だなと思いました。キャラクターが確立される前に唐突な展開が続くために、ちょっと感情移入がしづらいかもしれません。もう少しキャラクターごとに背景などの文章を裂いて、丁寧に描写した方がよかったかなと思います。
 話自体は特に悪くはないと思うのですが、そういった背景の薄さや、唐突な展開の数々で損をしてしまっているなというのが全体の印象です。バランス配分を少し間違えてしまっているような印象を受けます。その辺が残念でした。
 作品自体は悪くない出来だったと思います。

 だいたい感想は以上です。なんだか厳しいことを書いてしまいまして、申し訳ありません。
 今後も新作期待しております。それでは。
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Re: 第15回企画作:オカザキレオ殿著「きつねつき」への感想 ( No.1 )
日時: 2008/01/02 16:09
名前: toku
URL: http://negotoya.kir.jp/ HOME→

私はSF者でありますが、一方で妖怪ものも大好きです。
そして、いわゆる「おきつね様」にまつわるお話というのは、一度手がけてみたいと思っているのですよ(ショートショートでは経験あり)
それだけに、実は注目した作品であります。

一言で言うと雰囲気は文句なしだったと思います。
静寂なる山の奥深さ。きつねつき(狐月)の悠久の時を経た虚無感。少年の孤独感。真名をはじめとした用語の適切さ。
しかし、ラストに関しては「え、これで終わり?」と失礼ながら思ってしまいました。
う〜ん、なんだかこれから面白い話が始まるぞという雰囲気のまま、終わっていくこの感じ・・・「ガンダムF91」みたいだ(笑)
それだけに、このお話そのものが、「This is only beginning」であることをどこかで期待したいところではあります。何だか、作者様の考える雄大な世界観の一端を見せられていたという感じです。

もう一度書きますが、雰囲気は文句なし。
そして、願わくば航平くんと狐月ちゃんの物語にどこかで出会えますように。
感想のお礼、Dさん、TOKUさんへ。 ( No.2 )
日時: 2008/01/24 14:22
名前: オカザキレオ
URL: http://www.geocities.jp/reo_ojp/ HOME→

Dさん>
ご指摘の通り、考え抜いたあげく、七転八倒紆余曲折して
整理しきれないプロットのまま書き上げた、というお恥ずかしい現状(笑)
キャラクターの背景は今にして思う年、もう少し欠けたかな、と反省しております。
今後の糧にします。ありがとうごさいました。

tokuさん>
感想ありがとうごさいました。
尻切れトンボ的、to be nextな作風という困った奴ですいません(笑)
実はこの手の世界観を本格的に書いたのは、これが初めてでして。
今まで「妖怪」というのは裂けていたテーマでもありました。
これを糧に今後も精進したいと思います。
貴重なご意見、ありがとうございました。

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