Re: 第十七回企画作:ゆめなまこ著「AK BOY 第一部 棕櫚の縄」への感想 ( No.1 ) |
- 日時: 2008/12/02 01:30
- 名前: D・W・W
- こんばんは、ゆめなまこ殿。AK BOY 第一部 棕櫚の縄、拝見しましたので、感想などを書かせていただきます。
ううむ、何というか、やはり途中だというのが痛いです。シナリオのディテールは申し分ないし、非常に良く調べ上げてある。戦闘シーンも良くできているし、リアリティも迫ってくるよう。現代のアクションものとしては、市販品に全く劣らない品質だと思います。更に、テーマである職人も、しっかり話に絡めて、中核として用いている。いやはや、素晴らしい。それなのに、途中で終わってしまっているのが何ともやりきれません。 第一話としては申し分ない話だと思うのですが。続きを待ちたいところです。 というわけで、続きを今から期待して待たせていただきます。執筆頑張ってください。
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Re: 第十七回企画作:ゆめなまこ著「AK BOY 第一部 棕櫚の縄」への感想 ( No.2 ) |
- 日時: 2009/05/26 21:40
- 名前: toku
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- 遅くなりましたが、「AK BOY」感想を書かせていただきます。
ゆめさんならではの緊迫感、そして現実の世界情勢とのリンクすら感じさせる物語。 イスラム世界の描写など、少なくとも私には無理です(・・;)
「職人」というテーマ、そのものずばり「技術」とリンクさせましたか。 冒頭のモーショントレーシングに関しては、実際に原発などの特殊環境での実用が見込まれていますし、日本企業にとってはお家芸な部分がある技術。 そして、それが複雑きわまる世界情勢で意味を持つという展開は、過去実際にあった東芝機械のココム事件を思い出します。(私が年寄なだけだが) いや、実際その時期に東芝機械の工場に行ったことがあるのですよ・・・ たかが、研磨するだけ、たかが削るだけ、たかが曲げるだけの世界がいかに奥深いものか。 そして、たかが旧式銃(カラシニコフ)を作るそれだけでも実は物語になると言うお話、それほど高らかに職人技へのリスペクトを作中うたっているわけではないと思いましたが、根底にはやはりそうしたものがあるのでは?と。 大阪も、金属加工の匠がいらっしゃる地域ですからね。
全体的な印象としては、アメリカ寄りでないフォーサイスという感じ。
以上、ひょっとしたら的外れな感想になっているかもしれませんが、ゆめさん流のエンタメ満喫させていただきました。
続きを楽しみにしております♪
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