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第14回企画作:桂月椋著「大きな白い花が落ちていた」への感想
日時: 2007/04/30 21:05
名前: 桂月 椋   <kafuuparu@yahoo.co.jp>
URL: http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html LINK→

桂月です。ギリギリでした。。危なー。

「大きな白い花が落ちていた」(原稿用紙31枚)
http://www.denpan.org/book/DP-11a1-a0b7-1/ LINK→

現代物、中篇です。
感想をいただければ幸いです。
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Re: 第14回企画作:桂月椋著「大きな白い花が落ちていた」への感想 ( No.1 )
日時: 2007/05/06 15:35
名前: 深那 優
URL: http://minasweet.jp HOME→

どうもこん○○は。(もしくはおはようございます)
先日はチャット楽しかったです(^^
えと、早速拝読させていただきましたので、感想書きたいと思います。
ただ、基本的に感想書くの苦手なので、変なこと書いてあっても、気にしないでくださいね(^^;

読み途中、次々と届く手紙の内容に、
『いったい誰が書いてるんだ?』
『もしかして、大学の仲間に和の命を狙っているやつがいるとか!?』
――な〜んてことを勝手に想像していました。
まぁさすがに殺人事件には発展しないだろうとは思ってましたけどね(^^;
で、後半の方で名前が挙がった『ゆうちゃん』の存在。
『お! ついに出てきたな!』
彼女と再会したシーンを読んで、私はてっきり、
『最後は和とゆうちゃんと雅兄が何か機械作ってるシーンで締めくくるだろ〜。ちゃっかり和とゆうちゃんがくっついてたりして』
何て想像してたんですけど、そうはなりませんでしたね(^^;
和はゆうちゃんとの再会で成長したんだろうけど、正直ちょっとゆうちゃんが無くなったことに対する描写が簡潔すぎるような気もしました。
……まぁ、好みの問題かもしれませんが(^^;

つらつらと簡単に書かせていただきましたが、とにかく楽しく読ませていただきました。
『珍しい作風になりました』とのことですが、私はまだ他の作品を拝読していないので(ゴメンナサイ)、今度別の作品も拝読させていただきますね。
それでは、失礼いたしました。m(__)m
Re: 第14回企画作:桂月椋著「大きな白い花が落ちていた」への感想 ( No.2 )
日時: 2007/05/19 22:16
名前: D・W・W

 D・W・Wでござる。「大きな白い花が落ちていた」を読ませていただいたので、早速感想などを書かせていただきますぞ。読みやすいかと思いますので、以降は敬語にて。

 シナリオの先を読むことが全くできない作品でした。次々に起こる小さなシナリオレベルでの転換には驚かされました。最後まで全く飽きることなく読むことができましたし、小さなどんでん返しの繰り返しによるストレスもほとんど感じないのはすばらしい。この辺り、シナリオ構築の妙かと思います。
 白血病という難しい病や、手紙を使った話の構成自体もお見事。ただ、最後に「彼女」が亡くなられてしまったが少し唐突な気がしました。この辺り、まだ少しシナリオ改良の余地があったのではないかなーという気はしました。
 全体的に十分におもしろい作品であったと思います。次もまた頑張ってください。
Re: 第14回企画作:桂月椋著「大きな白い花が落ちていた」への感想 ( No.3 )
日時: 2007/05/22 16:32
名前: 宇苅つい
URL: http://gogosui.flop.jp/ HOME→

手紙の雰囲気が好きです。ちょっとサイコっぽいイメージで、単調な文で送られ続ける手紙。謎と不安にドキドキしながら読み進みました。同じ量でワクワク。
特に、
>『最後は△丘の桜の木の下』
の「最後」が秀逸。たったこの二文字に色んなメッセージが凝集されてますよね。
・この手紙が単なるおふざけではないこと。
・全ての手紙が繋がって一つの意味を持つと言うこと。
・文字通り、これでお終いだということ。
・この手紙の送り主が、この謎を解いて欲しいと願っていること。
ざっと考えただけでも、こんなに意味を見出せます。この辺のさりげない巧さが桂月さんだなーと思いました。

ラストは哀しい結末ですが、主人公の成長の物語として、心に残る作品です。
執筆お疲れ様でした。楽しませていただきました。
第14回企画作:桂月椋はん著「大きな白い花が落ちていた」への感想 ( No.4 )
日時: 2007/06/11 21:34
名前: ゆめなまこ

ようで来た作品でんなぁ〜
いろんな意味でぇ

謎解きあり、甘酸っぱい初恋あり、どんでん返しの展開あり、最後には悲劇付き
と、まぁここまで萌え要素をようもつぎ込みはったと関心しっぱなしでおます。

でも、それらが不協和音を出さず、収まるべきところに収まってハーモニーを奏でてる
椋はんはかなりのストーリーテラーとわては思いまっせぇ〜

ただ、ただ一言言わせてもらうんなら
みなさまの指摘と重なりますが、オチがなんだかくどいような気がします
なんだ結局○○でまうんか〜ってカンジでテンションが落ちるような感じですナァ

デッドエンドに持っていくなのなら他の方法もあったんじゃなかろうか???

などと勝手な考えをしとるんですが
逆立ちしても本作に勝てるような恋愛モノをかける自身が無いわてが
これ以上グダグダいうのはやめにしときますわ

いや、ほんまにいい作品おおきにでした。

Re: 第14回企画作:桂月椋著「大きな白い花が落ちていた」への感想 ( No.5 )
日時: 2007/07/29 05:38
名前: 桂月 椋
URL: http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html HOME→

皆様、感想ありがとうございました!
いやぁ本当に未熟な作品にここまで書いていただいて、逆に恐縮してしまいますよ。読んでくださって、更に感想までありがとうございました。

>深那 優さん

>『最後は和とゆうちゃんと雅兄が何か機械作ってるシーンで締めくくるだろ〜。ちゃっかり和とゆうちゃんがくっついてたりして』
>何て想像してたんですけど、そうはなりませんでしたね(^^;

こういう想像をしていただけて、実は嬉しいです。ええ、そうはなりませんでした。雅兄とくっつくというオチは考えていたのですが(苦笑)。

>正直ちょっとゆうちゃんが無くなったことに対する描写が簡潔すぎるような気もしました。

指摘ありがとうございます。実は、ここ最後の最後まで悩んでました。簡潔すぎる、と自分で思いながらも良い表現・展開が見つからず、最終的に投稿してしまいました。す、すみません。解決できたら、改稿したいと思います。

感想が苦手なんて、嘘でしょう???しっかりした感想を頂けて、本当に嬉しいです。ありがとうございました。

>D・W・Wさん

>小さなどんでん返しの繰り返しによるストレスもほとんど感じないのはすばらしい

ありがとうございます。実はこの辺凄く心配しておりました。余りにも転じすぎじゃないかと。ストレスを感じないと言って頂けて、ほっと致しました。

>最後に「彼女」が亡くなられてしまったが少し唐突な気がしました。この辺り、まだ少しシナリオ改良の余地があったのではないかなーという気はしました。

その通りですね。わかっておりながら、そのままで投稿してしまい、本当にお恥ずかしいです。アイディアはようやく固まってきたのですが、もう少し長くなるかもしれません。ご指摘ありがとうございます!改良してみますね。

>宇苅ついさん

>たったこの二文字に色んなメッセージが凝集されてますよね。

丁寧に読んでくださり、ありがとうございます。手紙を受け取ったときに「最後」と言われると誰でも気になるだろう!と思っていましたが、読者の視点でこうして挙げられると「なるほど」と思わされますね。……作者はそんなに細かく考えていませんでしたよ。。

>ラストは哀しい結末ですが、主人公の成長の物語として、心に残る作品です。

ありがとうございます。主人公の成長がメインテーマでしたので、そう言って頂けて本当に嬉しいです。しかもついさんに……。嬉しすぎる。。。

>ゆめまなこさん

>萌え要素をようもつぎ込みはったと関心しっぱなしでおます。

萌え要素でしたか(笑)。自分でも「なんてベタな話を書いてるんだろう?」と疑問符を浮かべっぱなしでした。いかにベタな話で、ドンテン返しができるか?というのが一つのチャレンジでしたので、ゆめさんにこうした感想を頂けて、ある意味成功できたのではないかと嬉しくなりました。

>椋はんはかなりのストーリーテラーとわては思いまっせぇ〜

ありがとうございます。それは私にとって最高の賛辞です(T T)。

>なんだ結局○○でまうんか〜ってカンジでテンションが落ちるような感じですナァ

この点ですね!皆さんが指摘してくださることで、「改稿やらなくては!」と決心出来ました。自分でもわかっていながら、皆さんの前に出したのは本当に申し訳なかったのですが、お陰様で欠点がはっきりしました。頑張りますね。

皆様、本当にありがとうございました。改稿した際にはお知らせいたしますので、お時間があればまたよろしくお願いいたしますm(_ _)m
Re: 第14回企画作:桂月椋著「大きな白い花が落ちていた」への感想 ( No.6 )
日時: 2008/04/27 00:43
名前: 月島瑠奈
URL: http://lunatuki.ojaru.jp/ HOME→

どうも、月島瑠奈です。
かなり今更ながら読ませて頂きましたので感想などを書かせて頂きます。
改稿、の文字が見えたので正直迷ったのですがとりあえず改稿前の感想、という事で。

短い文章なのに凄い良く作られている話だなぁ、と思いました。
いや逆でしょうか。ちゃんと作られている話だからこそ、簡潔に、それでいて密で深い話に仕上がっているのでしょう。きっと。

ほんの一言。一枚では通じない手紙が、積もって行く中でやがて幼い頃の記憶を呼び起こし、そして忘れていた過去を取り戻す。
その流れがあくまで会話の中で、主人公の感情の中で自然とつながって行く描写がホント見事だと思いました。
こういったことはとかく説明的になりがちなので、その点は凄いあやかりたいです。
むしろその手腕を私に下さい(ぇ

皆様が、仰っている様にゆうちゃんが、ああなってしまったのは残念でした。
でも、ターニングポイントだった「選択」の捉え方が凄い良かったと思ったので凄い希望は持てるラストだったと思います。

それでは、拙い感想でしたがこの辺りで……。

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