Re: 第18回企画作:toku著 「箱」への感想 ( No.1 ) |
- 日時: 2009/05/29 02:42
- 名前: 月島瑠奈
- URL: http://lunatuki.com/ HOME→
- こんにちは。
作品を拝見致しましたので、拙いながら感想など書かせて頂きます。
ラストで眠りに入った彼は、無事箱から抜け出せるのか、はたまた永遠にループし続けるのか。 それ以前に目が覚めた、と感じたのも実は夢の中の話なのか……掌編ながら、中々に想像力を試される作品だと思いました。 思わず上とか見てしまったり……あ、手はないです、ほっと一息(笑)
執筆お疲れ様でした。
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Re: 第18回企画作:toku著 「箱」への感想 ( No.2 ) |
- 日時: 2009/06/01 21:03
- 名前: 紫音 <sionsuzukaze@yahoo.co.jp>
- URL: http://sionsuzukaze.cocolog-nifty.com/ HOME→
- 永劫ループ、となるかどうなるか。
最後の締め方は受け取り手に投げている部分もあると思いますが、 それがまた一興、というショートならではの味わいですね〜
箱が象徴するものが日常なのか、希望なのか、 そのあたりのメタファー的な捉え方でもまた違った味わいがありますし。
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Re: 第18回企画作:toku著 「箱」への感想 ( No.3 ) |
- 日時: 2009/08/07 14:26
- 名前: ゆめなまこ
- 拝読しました。
なんか、いやな感じのする作品ですね(これ良い意味です) 不安感、焦燥感、挫折感、そんなマイナス感情が行間から染み出してきている感じが 私にはします。
箱を抜け出しても箱がありさらにまた箱が有る なんともいえぬ閉塞感と不条理さがまたいい感じで不愉快で素敵です♪
安部公房を彷彿とさせます。
でも、なんでこの男、諦めないんですかね? キーフォルダーが落ちる度に箱から這い出ようとする。
わたしなら、諦めて眠り続けますがw
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Re: 第18回企画作:toku著 「箱」への感想 ( No.4 ) |
- 日時: 2009/08/29 15:20
- 名前: 蝸牛
- うなされて見る夢のようですね。
永遠続く感が、倦怠感を感じさせる不思議な作品です。
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Re: 第18回企画作:toku著 「箱」への感想 ( No.5 ) |
- 日時: 2009/09/20 13:30
- 名前: オカザキレオ
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さて遅くなりましたが、箱への感想です。 tokuさんの描き方を見ていると 星新一さんを何故か連想します。ヴィジュアル系星さんみたいなイメージ(笑) 語弊がある言い方ですいません。 でも、世界観がしっかりと書かれているのは、やはりさすが、かと。
tokuさんのショートショートを読んで感じるのは ある程度、詩的なまでのビジュアルがある、という事でしょうか。 僕なんか、演劇をやっていた人間なので 箱についてのtokuさんの万華鏡のような描写が なんともたまりません。 映像や舞台にしたら、なんていうか想像力が膨らみます。 無駄な描写がない。 でも、それでいて読者の想像力に任せつつも、 強烈なインパクトを与えている、それがすごいな、と思います。
この作品の『俺』が トリップしている世界の理由・・・・ いや、それこそ、それは読者に投げているからこそのスパイラルのジレンマだと思うのですが 作者様に聞いてみたい、とも思いますが でもでも、それを聞くと作品が読者に投げかけているものを ガラガラと崩してしまうかもしれないし、難しい所・・・
そんなジレンマの余韻を楽しみたいと思います。 とても良い作品だと思います。 お疲れ様でした。
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Re: 第18回企画作:toku著 「箱」への感想 ( No.6 ) |
- 日時: 2009/09/22 21:41
- 名前: D・W・W
- こんばんは。D・W・Wです。
作品もそろいましたので、かなり遅くはなりましたが、感想など付けさせていただきます。
今回の作品は、今までの企画作品と随分趣が違うなと思いました。今までの作品と比べると、ショートショートらしい苦みが効いていて面白いです。無限ループになってしまっている世界で、あがく姿にもなかなか趣深いものがあります。あえて投げやりなラストも、それを良く引き立てているかと思います。 なかなか楽しい作品でした。
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Re: 第18回企画作:toku著 「箱」への感想 ( No.7 ) |
- 日時: 2009/10/08 13:24
- 名前: みゅう
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- 夢から醒めたと思ったら、まだ夢の中。
なるほどショートショートらしいオチといいますか。
なんかね、現状打破をしなくちゃいけない、みたいな強迫観念をみせつけられるような気がするのは、私だけでしょうか??(笑)
tokuさんの文章って、簡潔で読みやすく、また伝わりやすい文章だと思うのですが、ショートショートだとそれがとても生かされるのだなぁ、と感心させられました。
昔、粉ミルク(だったと思う)の缶のパッケージに、その缶をもっている少女が描かれていて、そのイラストの中の缶にもやはり同じ少女が描かれ、その手にも……というのがあったような記憶があります。 いや、関係ないですね。
執筆お疲れさまでした♪
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