Re: 第18回企画作:深那 優著「星空と湯気に彼を想う」への感想 ( No.1 ) |
- 日時: 2009/09/03 19:29
- 名前: toku
- URL: http://negotoya.kir.jp/ HOME→
- 「星空と湯気に彼を想う」拝読。
一読して……優さんの作だなぁと。 甘酸っぱい思い出、追憶ものではありますが、プラトニックな恋愛モノとしてよく出来ていると思います。 というか、どうすれば、こういうものが書けますか?ご教授いただきたい。 作中、アキラくんが佑ちゃんを誘った理由は明らかですが、なぜに銭湯なのか?アキラくんも作者様と同じく、神田川を聴いたのかもしれませんね。 しかし、プラトニックと書いておきながら、こういうことを言うのもなんですが、年頃の男女が銭湯で壁一枚隔ててデートか……ちょっとエ(以下自粛) 壁一枚といえば、自身の体に不安を抱えていたアキラ君にとっては、銭湯の壁、佑ちゃんと自分を隔てる壁は、彼自身にとっては何かの象徴のように思えたのかもしれませんね。或いは、いまはこの壁があることが、自分にとってちょうどいいと思ったのか?そう考えると、ちと切ない……。
さわやかなお話、ありがとうございました。次回作も期待しております。
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Re: 第18回企画作:深那 優著「星空と湯気に彼を想う」への感想 ( No.2 ) |
- 日時: 2009/09/22 21:54
- 名前: D・W・W
- こんばんは、深那殿。企画作品拝見させていただいたので、感想などを付けさせていただきます。
甘酸っぱい恋愛ものというのは、個人的にはまともな作品を書けた試しがないと言うことで、とても深那殿が羨ましいと思う次第であります。それにこの作品に書かれている、恋物語の自然なこと。本来ならエロティックな方向へ行きそうなのに、それをさわやかに流して、なおかつオチでほろりと来させるとは。 某所で連載しているもの以外では、久しぶりに深那殿の作品を拝見しましたが、いやはやいいものだなと思いました。
次の企画も楽しみです。
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Re: 第18回企画作:深那 優著「星空と湯気に彼を想う」への感想 ( No.3 ) |
- 日時: 2009/09/26 14:29
- 名前: ゆめなまこ
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- 拝読しました
くそぉ〜! またやってくれましたね!!
銭湯の壁越しの模様かぁ〜 貴殿の頭の中にはそういう甘酸っぱいものとかときめく物しか入ってないのでせうか? (私の頭の中に人の世の不幸と無常しか入ってないのと同じで♪)
それにしても、今回はアイテムの処理が見事ですね 皆さんも言っておられるとおり、銭湯のあの空間の使い方が上手い
上や下では繋がってるのに、互いの姿は見えない壁 まさに男と女の間にある壁そのもののような気がしますね
オチもズキンとする感じで良いです。 普通のオチなら「ああ、そう、残念だったね」 程度の思い出話でしょうが、あえて衝撃的にすることで物語の印象が強くなる。
この辺のもって行きようも恋愛小説のツボを知っているからこそでしょう
ああ、私も恋愛小説書きたいなぁ
その前に『取材』だ!
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Re: 第18回企画作:深那 優著「星空と湯気に彼を想う」への感想 ( No.4 ) |
- 日時: 2009/10/04 17:29
- 名前: オカザキレオ
- URL: http://www.ne.jp/asahi/r/eo/ HOME→
- 今回の作品は・・・まいりました。
非常に可愛いの、なんのって。 「風呂」というテーマは難しいなぁ、とチャットに参加できていない自分自身も思っていましたが、それを見事にこういう形で描かれたのはさすがですね。 深那さんの描かれる女の子ってのは、本当に魅力的だなぁ、と思います。 衝撃はやはり、他の方も書かれておりましたが、ラストですね。 僕ならあそこで、すっぱりとは書けない。 でも、深那さんは書いた。この差は大きい。
僕自身としては、 やはりユイちゃんの心理描写に尽きるでしょうか。 恥ずかしかったり、喜んだり、落ち込んだり、そして-------- その心理描写が本当に丁寧に書かれていたと思います。
逆に言うと、彼女の心理描写が丁寧であったからこそ、 アキラ君については当たり前ですが、彼女視点の為 情報が少ないからこそ、彼女と一緒になって 彼の気持ちを探ろうとしているような感覚。 だからこそ、最後のラストが一緒に衝撃的であったとも言えるのではないでしょうかね。 いいお仕事されます。羨ましい、その才能が(笑)
ちなみに。 いい仕事したと言えば、 「おばちゃん」 ですね。こういうちょっと、若い二人を応援して、小さなお節介をするおばちゃん、大好きであります(笑) お疲れ様でした。 次回作も楽しみにしております。
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Re: 第18回企画作:深那 優著「星空と湯気に彼を想う」への感想 ( No.5 ) |
- 日時: 2009/10/08 15:09
- 名前: みゅう
- URL: http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html HOME→
- 書けない、思いつかないって、言っててこのクオリティだもんなぁ。
恋愛モノですね。 間違いなく、きっぱり深那さんにしか書けない、深那さんの恋愛モノです。
ほんとは両想いなのに互いに片思いだと思ってる男女が、いい感じになってきたところでどちらかが一方的に消息を絶ち、数年後に消息を聞いた時にはすでに亡くなっていた。 悲恋モノのドラマなんかにありそうな流れだと思うんですけどね。 アキラくんがカワイイので許しちゃう(笑) というか、深那さんの書くキャラって、ちゃんと生きてるキャラなんだよねぇ。すごく身近なところで息づいてる感じ。 生き生きとしたキャラが、王道を堂々と歩いていく様は爽快感があります。 下手に小細工を弄するより正々堂々と勝負しろと言われてるような(笑)
>自分の好きな風に書けば、おのずと自分らしさが出てくれるんじゃないか
と、ありましたが、まったくもってその通り。 非常に深那さんらしい作品だと思います。
ところで。 湯気越しに…のおまじないをとっさに思い付く番台のおばちゃん、かなりのロマ ンチストですね(^^)
執筆お疲れさまでした♪
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