トップページ > 記事閲覧
第22回企画作:D・W・W著「魂色の芸術」への感想
日時: 2012/02/16 11:25
名前: D・W・W
URL: http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/ LINK→

此方にお願いします。


http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/wagakowo.htm LINK→


ゴヤ「我が子を喰らうサトゥルヌス」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%91%E3%81%8C%E5%AD%90%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%82%89%E3%81%86%E3%82%B5%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%8C%E3%82%B9 LINK→
Page: [1]

Re: 第22回企画作:D・W・W著「魂色の芸術」への感想 ( No.1 )
日時: 2012/03/27 23:06
名前: toku
URL: http://negotoya.kir.jp/ HOME→

「魂色の芸術」拝読。

一読したところ・・・
今回は、特にこれという事件もなく展開し、安心(?)しました(笑)
内容に関しては、単に絵に対してのイメージと言うだけに留まらず、資料を使い、かつ芸術とそれを生み出す者達へのDさんなりの愛情と賛歌のようなものを感じました。
魂・・・うん、文章にも魂を入れたい・・・

主人公佐久子さん、なかなか良い子です。
逆境にあってもすれることなく、お父さんのことを思いやれる少女であり、己の中にある情熱を無自覚ながらもてあまし気味。いや、正確には発露する対象はハッキリしているのに、それを為す方法が分からない。作品の内容、傾向ともに全く異なるものの奇しくも山極さんの作品とも通じる「若さ故の歯がゆさ」のようなものを感じました。ただ、佐久子さんの場合は、それを(世間的には)かなり穏便な形で発露できたのは、語弊はあるかもしれませんが、環境に恵まれたからかな?と。

・現在はともかく、彼女が成長し、世間や両親の姿をきちんと見るようになるその日まで、己の仕事に誇りを持ち、責任を(現在でも)全うするお父さん
・少し風変わりな面もあるものの、才能と情熱と優しさと厳しさを併せ持つ同好の士たる先輩方

そうした人達がいたからこそ、開花した佐久子ちゃんの才能なのかなと。
世間的に見れば、恵まれているとは言えないかもしれないが、決して不幸なだけじゃない。どんな才能であれ、育つにはそれなりの環境が必要なのですね。勿論、そうした周囲の善意を佐久子さんがちゃんと受け止めることが出来るからこそなのでしょうが。


>今後も佐久子は、胸の中に燃えさかるこの世の中全てに対する憎悪を、芸術に叩き込んでいくつもりだ。
これは、Dさんの決意表明のようにも思えました。

もうひとつ
>石姫昔
これは知りませんでした。

執筆、お疲れ様でした。
次回作も期待しております。
Re: 第22回企画作:D・W・W著「魂色の芸術」への感想 ( No.2 )
日時: 2012/06/24 12:48
名前: 山極由磨
URL: http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/ HOME→

「魂色の芸術」拝読致しました。

本作もDさまのテイストに溢れてますね。
読んでいて嬉しくなってきましたよ。
徹底的な人間否定を、今回は絵画という形で表現したと思います。

確かに、小説も詩も絵画も写真も音楽も、創作者の内面がモロに出るものですし、出てないものは見ていて実につまらないものです。
ユッカ様の仰る通り、「魂が無い」いんですね。
大人数系のアイドルの歌や、萌偏重アニメに心打たれることがないのと同じと言えば卑近すぎる例えでしょうか?
対して、これは作り手が魂燃やして創ったなと分かるものは実に素晴らしい。
裏返ぜば魂を燃やさないといいものは作れないということでしょうか?

私も一応趣味の物書きですから、この辺、肝に銘じて書いていきたいもんです。

素晴らしい作品。ありがとうごいました。
Re: 第22回企画作:D・W・W著「魂色の芸術」への感想 ( No.3 )
日時: 2012/06/24 20:04
名前: K.S

拝読しました。
貴作品のような日常を描く作品は好きです。
学園ものでありながら、お題である絵画についての説明、さらには民話などを絡め、出来事をありのままに書いているというスタイルは独特なものであろう。
気になったのは、段落が短すぎる箇所があるくらいでした。

Page: [1]

題名 ※必須
名前 ※必須
E-Mail
URL
コメント

   ←送信の際は必ずチェックを外して下さい(ロボットによる宣伝防止対策)。 クッキー保存