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第十四回書き込み寺企画作品、昴氏著「PINK」の感想
日時: 2007/05/19 22:11
名前: D・W・W

 D・W・Wでござる。昴氏の「PINK」を拝見させていただいたので、感想などを書かせていただきますぞ。読みやすいかと思われますので、以降敬語にて。

 雰囲気的にはオーソドックスなライトノベルという印象。全体的に友情を中心とした無難な作りになっている反面、シナリオ面は少し作り込みが浅いかもしれないと思いました。この内容であればもっとしっかりしたシナリオに作り上げることで、完成度を上げることができるかと思います。設定面も「どうしてこうなっているのか」「なぜそうなるのか」「その能力を発現するときに、本人はどんな風な感触を味わっているのか」といったディテールを丁寧に作り込むことで、内容の完成度が全く違ってくるかと思います。
 色々書きましたが、それなりの出来であると思います。楽しみにしておりますので、次の作品も頑張ってください。
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Re: 第十四回書き込み寺企画作品、昴氏著「PINK」の感想 ( No.1 )
日時: 2007/05/22 15:32
名前: 宇苅つい
URL: http://gogosui.flop.jp/ HOME→

気むずかし屋のビーとのんきもののアル。この二人が相棒になるまで。
SF仕立てのライトノベルですね。台詞も地の文も軽快で、テンポ良くすらすら読めました。
短編連載の番外編ということで、これだけ読むと多少物足りない感があるのですが、まぁ番外だもんね。短い中で巧くまとめられていると思います。本編に興味が湧きました。

最後に。
>少々面倒なのは諫めない。
これは「否めない」の間違いでは?

執筆お疲れ様でした。楽しませていただきました。
第十四回書き込み寺企画作品、昴はん著「PINK」の感想 ( No.2 )
日時: 2007/06/11 20:31
名前: ゆめなまこ

う〜ん、爽やかでんなぁ〜
少年達の活躍するライト感覚のスペース・オペラ
こういう作品がSFの下支えをしてるんや思います。

わてがSFを書くとひたすらビンボー臭くなるんでっけど。
この爽やかさは見習いたい。
大変読みやすいし、テンポもいい。

ただ、ガチンコSFが好きな人には少々物足りないかも?
宇宙軍の養成学校の卒業式に桜吹雪は・・・ちょっと・・・。

と、わずか2作のヘタレSFモドキを書いたわてがこれ以上偉そうな事を言うと
社会保険庁orグッド・ウイル並の集中砲火を浴びそうなので退散します。

でも、しつこいようですが
爽やかで心が軽やかになる作品でしたでぇ〜


第十四回書き込み寺企画作品、昴氏著「PINK」の感想 ( No.3 )
日時: 2007/06/24 18:37
名前: toku
URL: http://www5d.biglobe.ne.jp/~K-toku/ HOME→

書き手でもある小生の立場からすると、ちと羨ましい展開でもあるいわゆる番外編。番外編である以上、「本編」たる部分は無視できないので、ちとセット気味に感想を。
本編のみに絞った感想は別の機会にしても、こうしたスペースオペラ、それもひとつのお話が私自身の作に比べれば短めのものって、実は羨ましいんですよね。いまのところ、私はこの種のお話は、作れないでいるので(^^ゞ
サイトの常連様からすればおなじみの面々、そのおなじみの面々を使って、本編とは違う時間軸の元にお話を作る・・・これはシリーズを展開・定着させた者だけが作れる特権でもあります。私が「羨ましい」といったのは、そういう部分。
以上、長々と書きましたが、結論としてビーは「ツンデレ」ということでしょうか(笑)
Re: 第十四回書き込み寺企画作品、昴氏著「PINK」の感想 ( No.4 )
日時: 2007/07/29 05:20
名前: 桂月 椋
URL: http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html HOME→

感想が遅くなり、失礼致しました。

ビーとアルの交流を描く、スペースオペラもののSF。爽やかで良いですね!
番外編ということで、本編を読んでおりませんが、さらさらと読めました。

アルの能力が最後まで良くわからなかったのですが、それでも「言い争う気力を無くしてしまう」ような、人の懐にひょいと入ってくる感じは良く伝わってきました。彼がビーの相棒になる経緯は、この話しを読むと、何となくわかる気がしますね。

「アルがどうしてそういう性格になったのか?」というようなエピソードがあると、番外編としても面白いし、ビーとアルの結びつきがより理解できた気がします。特にこういう「寝食ともに過ごす」期間には中々人には言えないことを自然と判りあう機会が多いものです。もしかしたら、その辺は本編で明らかになるのかもしれませんね!

キャラクターを巧く作ってあるなと思いました。SFはツールとして使われている感じで、丁度良かったと思います。私もハードコアなSFは書けませんので、コアなSFが好きな方がどう思われるか、何とも言えませんが(苦笑)。

タイトルの「PINK」ですが、やはり桜吹雪から来ていると思うのですが、米では「同性愛者の」という意味もあるので、えーとあんまりピッタリ来ないかなーと思ったり思わなかったり(そういう意味だったらごめんなさい。。)。さらには元気だよー!とか、ナデシコという意味でも使われたりする多重意味を持つ単語なので、何となくはっきりせず、内容とずれているようなイメージがしてしまいます。この辺は個人的なイメージですので、参考意見としてお聞き下さい。。

楽しく作品を読ませていただきました。執筆お疲れ様でした!

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