寺・玄関口  □ HELP  □ 新着記事  □ 新規投稿  □ ツリー表示  □ 記事全文表示  □ SEARCH  □ 過去ログ
ツリー表示

● 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想 /ゆめなまこ (06/10/31(Tue) 21:15) [786]
......● Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想 /D・W・W (06/12/04(Mon) 21:27) [842]
............● D・W・Wはんへ /ゆめなまこ (06/12/08(Fri) 23:17) [846]
......● Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想 /名無しの三文作家 (06/11/12(Sun) 16:55) [819]
............● 名無しの三文作家へんへ /ゆめなまこ (06/11/15(Wed) 23:36) [824]
......● Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想 /みゅう (06/11/11(Sat) 19:01) [811]
............● みゅうはんへ /ゆめなまこ (06/11/15(Wed) 23:27) [823]
......● Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想 /桂月 椋 (06/11/10(Fri) 23:06) [805]
............● 桂月はんへ /ゆめなまこ (06/11/15(Wed) 23:18) [822]
......● Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想 /ぴーしゅけ (06/11/05(Sun) 19:49) [796]
............● 宇苅ついはんへ /ゆめなまこ (06/11/15(Wed) 23:08) [821]


親記事 / ▼[ 842 ] ▼[ 819 ] ▼[ 811 ] ▼[ 805 ] ▼[ 796 ]
NO.786  第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2006/10/31(Tue) 21:15:47
□URL/ http://homepage3.nifty.com/yumenamako/no1.html
BBS復活
まに会うたぁ〜
と言うことで忌憚無い感想おまちしてまっせぇ〜



▲[ 786 ] / ▼[ 846 ]
NO.842  Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
□投稿者/ D・W・W
□投稿日/ 2006/12/04(Mon) 21:27:11
 いつもお世話になっております、D・W・Wでござる。遅くなりましたが、拝読させて頂きましたので、感想等書かせて頂きます。

 いやはや、こういうハードなSFを待っておりました。唸らされる緻密な設定。手に汗握る展開。入念な下調べをしたのかと思います。今までゆめなまこ殿の作品には重厚な作りをいつも感じてきましたが、今回のはピカイチの出来です。ヒロインもまた可愛らしい。最後まで充分に楽しむことが出来ました。
 ゆめなまこ殿の作品は、綺麗事を廃した所に面白さの源泉があると思います。やりすぎると単に血生臭いだけの作品になってしまう危険もありますので、今後も美味くバランスを取りつつ、良い作品を作っていって下さい。次の作品も、楽しみに待たせて頂きます。



▲[ 842 ] / 返信無し
NO.846  D・W・Wはんへ
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2006/12/08(Fri) 23:17:46
わが拙作
お読み頂き感謝感謝でおます

なにより嬉しいのは「ハードSF」と捉えていただいた事に尽きますナァ
バリバリ文系のわてが超理系の小説を書くのはメチャクチャホネが折れましたが
昔から書きたくてたまらんかった火星を舞台にした小説の為の資料が
ここで役に立ちました。
またいずれ火星の物語を書きたいです。

ヒロインのファムはこの物語のためにひねり出したキャラですが
わても気に入ってます。
また活躍させてみたいです。

ほかのレスでも書きましたが
わては未来をばら色と捉えてません
貧富の差や人種・宗教問題は何時までも残ってるとおもいます
そやから逆にドラマが生まれるおもいます
今後もSFを書く場合には
そんな考え方で行こうおもいます

ともかく最後までお読み頂きおおきにでした!!



▲[ 786 ] / ▼[ 824 ]
NO.819  Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
□投稿者/ 名無しの三文作家
□投稿日/ 2006/11/12(Sun) 16:55:10
ゆめなまこさん、読ませていただきました。
SFは苦手なもんで、あまり気の利いた感想は言えませんが
SF小説の衣を着た社会小説のように感じました。今、地球が抱えている問題は
遠い未来になっても解決されないのでしょうか?
それと、個人的には東アジア共同体なんてものは実現して欲しくない未来ですね。
今の東アジアの情勢を見ると、絶対に実現不可能だと思われますが。



▲[ 819 ] / 返信無し
NO.824  名無しの三文作家へんへ
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2006/11/15(Wed) 23:36:07
愚作
お読み頂き感謝感激でおます!

さて、わては幾らSFでも人間の物語である以上
人間が抱える問題は必ず反映されると思いますし
どんな未来でも人間の本質は変わらず、形は変わっても
同じ問題が起きるに違いないとおもってます
つまり「歴史は繰り返す」ですわ

東アジア共同体の件
この物語のウラ設定では中国は日米と紛争状態になったあと
内陸部と沿岸部に分裂し内戦を繰り広げ、
結局開明的な沿岸部勢力が勝利し、復興してから
周辺アジア諸国と連邦を組んだ・・・と言うことにしてます
つまり今の共産中国とは少々違うということにしてます

ま、今のままではアジアのEU化なんて
ブタが空を飛ぶこと以上に不可能でしょうナァ(笑)



▲[ 786 ] / ▼[ 823 ]
NO.811  Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
□投稿者/ みゅう
□投稿日/ 2006/11/11(Sat) 19:01:51
ふふふ。
ゆめさんのSFだぁ♪♪
と小躍りしながら読み始めまして、相変わらずきちっとした資料にもとづいて書かれていることがわかる堅実で、でもうるさくならない説明。
このあたりはさすがゆめさん!って感じですね。
ただ、ちょっと中盤(序盤?)、説明が多くテンポがゆるくなった気がしましたが、ファムが出てきてからぐんとしまりましたね。
彼女のキャラクターとしゃべり方がこの作品を引き立てていますよね。

あと、火星の殖民者たちの生活がすごくリアルに書かれていると思いました。
生活に密着した部分から書くの、得意ですよね。
読んでいて「どの時代、どんな状況でも貧富のさ、権力の差、というのはあるんだろうな」と素直に頷けました。

チャットで「やっつけ仕事にみえないように」とおっしゃってましたけど、絶対見えませんっ。
ってか、それ、嘘でしょ?? フェイントでしょ?
ほんと、力作、お疲れさまでした。



▲[ 811 ] / 返信無し
NO.823  みゅうはんへ
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2006/11/15(Wed) 23:27:44
最後までお読み頂き感謝でおます!

「母代樹」とは違い
本格的に年代まで設定したハード系SFでおましたが
お気に召していただけたましたやろうか?
火星や航空宇宙技術に関しては以前から興味があり
完全文系のわてが理解できる範囲内で調べてたのがようやく約に立ちました

あと、火星の植民地の雰囲気は
かつてのブラジル移民や西部開拓なんかの混沌とした感覚を
常に念頭においてやってみました
だいたい、どの時代でも移民に出る人々は本国で貧しかった人々がほとんど
きっと未来でもそうなると思います
しかし、そやからこそ過酷な状況の中でも未来をもぎ取ろうとするんやないか
そのバイタリティーの象徴としてファムを登場させてみました。

チャットでのやっつけ仕事発言は半分ホンマでおます
ストーリーはほんま大慌てで考えました
そやから整合性があるのか心配で心配で・・・
フェイントでもなんでもおまへんでぇ〜



▲[ 786 ] / ▼[ 822 ]
NO.805  Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
□投稿者/ 桂月 椋
□投稿日/ 2006/11/10(Fri) 23:06:12
□URL/ http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html
初めまして、桂月です。

ハードSF作品に、すっかり浮かれてしまい、まともな感想が書けるかどうか心配です。火星移民計画が進んだ近未来。移民船が火星に到着するシーンなども、非常に丁寧な描写があり、偽ハードSFファンを小躍りさせて喜ばせてしまいます。こういうSFでは、説明が長々しくなりがちですが、巧い比喩を使うことで、読者に簡単にイメージできるようにしている点がさすがです。調べ物、大変だったでしょう……。その努力は十分作品に生かされていると思います。

3人の「お客様」のキャラクターもとても良く出来ていますし、ヒロインの無邪気さと聡明さが好印象です。それに対して、主人公である朽木の性格が、最後まで地味だったかなと思います。ただ、それが逆に最後のオチを際立たせる結果になっているかもしれませんね。このオチは、非常に好きです。最後にニヤリとさせる結果で、読者としても大いに納得が行く話です(よくあるB級ハリウッド映画のような結末は全く納得が行きません)。

構成は素晴らしいです。こういう話を書いてみたいと思いつつも、細かい設定ができない性格で、物書きとして純粋に羨ましいです。
緻密でそれでいて、非常に人間臭い、良い作品に仕上がっていると思います。
執筆、お疲れ様でした。是非、またこういうハードSFをお願いします。



▲[ 805 ] / 返信無し
NO.822  桂月はんへ
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2006/11/15(Wed) 23:18:57
桂月はん、こちらこそ始めまして

愚作、お読み頂き感謝です

ハードSF!
そうお受け止め頂きいやぁわてこそ浮かれる気分です
他の感想でも述べましたが、火星植民は昔から興味のあるテーマで
かなりの書籍を読み漁り、サイトを閲覧し、TVも関連番組があれば
必ず録画し資料としてました
それがやっと実ったか???って感じでおます。

キャラですが
三馬鹿学者は「嫌な嫌な嫌な奴」を体言化する
重要な役どころで(笑)気合を入れ造りました
ファムは文字通り希望の象徴であり、物語を牽引する運命の女
(ファム・ファタール)として創造しました
で、主人公ですが・・・影が薄い???
ま、わては男でっさかいに、男を書くのがあんまり気が入らんのです(笑)

構成をお褒めいただき
いやぁ、ホンマうれしいです
文章ばっかで会話は少ない
今時ではない文体かもしれまへんが
なんとか説明口調にはならんように気をつけましたわ

落ちは、結構考えるのに時間が掛かりました
別の落とし方も考えてたんでっけど、やっぱり希望の見えるオチが
ええかと思い今回のを採用
お喜び頂き幸いでおました。

と、いうことで
最後までお読み頂き
おおきにでした!!



▲[ 786 ] / ▼[ 821 ]
NO.796  Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
□投稿者/ ぴーしゅけ
□投稿日/ 2006/11/05(Sun) 19:49:39
□URL/ http://gogosui.flop.jp/
本格SF。色々と下調べに時間をお掛けになったのだろうなぁと思いました。火星についての説明の件が臨場感を盛り上げます。

惑星間移民問題のお話。とても面白く拝読しました。うん、こういうのありそうでコワイ。
漫画・超人ロックシリーズの「ロンウォールの嵐」「冬の惑星」(だったかな?)を思い出しました。アレも惑星間移民問題のお話です。

主人公にリアリティーがあります。3人の嫌な学者に翻弄されてお気の毒。小役人は未来世界でも辛いのかw? 対してヒロイン役の女の子はカッコイイですね。適材適所にそれぞれ魅力的な人物が配置されていて、過不足もなく、構成の妙だなと思いました。
ラストにも救いがあって、読ませる一作だと思います。
執筆お疲れ様でした。



▲[ 796 ] / 返信無し
NO.821  宇苅ついはんへ
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2006/11/15(Wed) 23:08:05
わが愚作に
過分なご好評たまわり
ほんまにおおきにでおます

本格SFやなんて、いやはやオハズカシイ
綺羅星のごとくSF界に輝く「火星モノ」のジャンルに
無謀なカミカゼアタックをかけたこの作品には
ほんま過ぎたる評価でおます。

ちなみに火星はほんまに以前から物語の舞台にしたくて
だいぶ資料を集め、それなりに勉強いたしました
その努力、少々報われたかな???

惑星間移民問題・・・
此の物語のモデルになったのは
日本から南米に移民した人々の悲劇であります
さんざあおられて移民したものの、そこは塩の吹く
不毛の大地、伝染病も蔓延したくさんの人々が亡くなったとか
しかし、それでも人々はその土地を命がけで開墾し
新天地を創造したそうです
恐らく、宇宙植民時代に入ってもその様な悲劇は
繰り返されるでしょうが、新天地創造のための戦いも
また繰り返されると思います

そんな思いをチョット込め
その人々の思いに触れ自分なりの行動をしめしたのが
主人公
その人々の思いを代弁し象徴するのがファムと言う感じにしてみました

ともかく
最後までお読み頂き
おおきにでした!


掲示板管理者:書き込み寺(宇苅つい)

- Child Tree -
Edited by Kiryuu Web Laboratory as Child Tree K-Edittion v1.29