「血の結晶」読ませていただきました。 正統派モダン・ホラーですなぁ〜 バンパイア、ハンター、政府の陰謀、ナゾの遺跡、ほんでもって少女!!!! ゴールデン・スペシャル・ディナーコースって感じのツボの押さえ具合でおます。 それに、お話の展開もカナカナ憎いですナァ〜。 最初○○○なヒロインが、最後には○○○する!(○部ネタバレ防止自主規制) ある種のカタルシスを感じました。 設定の濃度の濃さ、文章の厚み、は相変わらずの高品質!
ただ、以下はわての個人的な感覚の問題ですが 途中で大文字になったり、「うああああああ」とか文字を連続させるのは ど〜かなぁ、内容が軽く見られてしまう恐れがあるんちゃうかなぁ と心配でおます。 まぁ、わても今回の企画では「〜」とか「はぁい」「♪」なんかを多用しましたんで 偉そうな事は言え間へんが。
話は変わりますが、バンパイア物って、小説、映画、コミック、アニメ問わず一つのジャンル を形成してますなぁ〜。一度は絶対書きたいモンなんですかねぇ〜。 でも、大抵はバンパイア=悪、人間=犠牲者、ハンター=正義の、通り一遍等な構図 もう、飽き飽きって感じです。 その点、本作はマイノリティとしてのバンパイアという発想、新鮮に感じました。 実を言うと、以前、わてもよく似た視点で(当然なまこ流ですが)バンパイアモノ を書きましたが、もし宜しければ比較対象の資料としてお目通しいただけば・・・ http://homepage3.nifty.com/yumenamako/100t-7-1.html
う〜ん、宣伝になってもうたなぁ〜
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