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● 荻窪の宮殿著、「リポーターセンス」に対する感想 /D・W・W (03/07/01(Tue) 18:42) [209]
......● (削除) / (03/07/02(Wed) 04:35) [210]
......● Re[1]: 荻窪の宮殿著、「リポーターセンス」に対する感想 /ぴーしゅけ (03/07/04(Fri) 13:12) [218]
............● ぴーしゅけさま。ありがとうございます。 /荻窪の宮 (03/07/11(Fri) 11:49) [243]
......● Re[1]: 荻窪の宮殿著、「リポーターセンス」に対する感想 /オカザキレオ (03/07/05(Sat) 19:28) [223]
............● レオさま。ありがとうございます。 /荻窪の宮 (03/07/25(Fri) 11:05) [266]
......● D・W・Wさま。ありがとうございます。 /荻窪の宮 (03/07/11(Fri) 11:55) [245]
............● 難しい・・・ /荻窪の宮 (03/07/11(Fri) 11:53) [244]
......● Re[1]: 荻窪の宮殿著、「リポーターセンス」に対する感想 /みゅう (03/07/23(Wed) 00:51) [259]
............● みゅさま。ありがとうございます。 /荻窪の宮 (03/07/25(Fri) 11:03) [265]
......● 荻窪の宮様著、「リポーターセンス」の感想 /並木 (03/08/01(Fri) 21:56) [277]
............● 並木さま。ありがとうございます。 /荻窪の宮 (03/08/05(Tue) 02:13) [278]
..................● 「リポーターセンス」の感想です /えも (03/08/07(Thu) 18:08) [281]
........................● えもさま。ありがとうございます。 /荻窪の宮 (03/08/12(Tue) 22:52) [296]


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NO.209  荻窪の宮殿著、「リポーターセンス」に対する感想
□投稿者/ D・W・W
□投稿日/ 2003/07/01(Tue) 18:42:59
荻窪の宮殿の作品を、ちゃんとした形で読ませて頂くのは初めてだったため、とても楽しみでござった。そして、その楽しみは、非常に予想を大きく外れてプラスの方向に修正されもうした。以下は感想でござる。敬語の方が読みやすいので、敬語で。

 この作品はまず大作と言って良い物かと思われます。起承転結が非常に大きな流れの中で表現され、それが主人公の変遷に密接に関わっている上、非常に緻密に作られていて、内容的に隙がないと思いました。はっきりいって、相当に高いレベルの作品です。
 社会派と言うこともあり、作品の内容は徹底的なまでに現実に即した物だと感じました。マンネリ化し、質が落ちる一方のリポーター業界に現れた新風、周囲から影響を受け続けて、初心を忘れていき、結局破滅に落ちてしまう主人公。何より凄いのはそれを寺の題を完璧なまでに表現して作り上げていることでしょう。正当派は得てして面白味に欠ける場合が多いのですが、この作品にそれはありません。最後の落ちと言い、主人公の浮沈と言い、作品中のリアルな事件群と言い、何よりマリア嬢の本当に是非聞いてみたくなるレポートと言い。作品の「内容」レベルに置いて、欠点を探すのは非常に難しいと思いました。
 続けて、残念な点に移ります。台詞の前後の「つなぎ」となる文章に、何カ所かくどいと思われる箇所がありました。「××が〜を言った」系の表現が、同じ台詞の前後に入っていたり。それがなければ、完璧かな、と思いました。

 大体感想は以上です。素晴らしい作品を拝見させて頂いて、しばし喜びに浸らせて頂いた事を、此処にお礼申し上げます。



▲[ 209 ] / 返信無し
NO.210  (削除)
□投稿者/
□投稿日/ 2003/07/02(Wed) 04:35:56
この記事は投稿者により削除されました



▲[ 209 ] / ▼[ 243 ]
NO.218  Re[1]: 荻窪の宮殿著、「リポーターセンス」に対する感想
□投稿者/ ぴーしゅけ
□投稿日/ 2003/07/04(Fri) 13:12:37
□URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html
まずは、長編執筆、ご苦労様。宮様初めての長編とのことで、心して読ませて頂きました。まず、タイトルが良いですね。宮様のセンスを感じます(笑)。
内容は、非常に練って書かれた印象を受けました。終盤、自分が自分のリポーターになる・・という皮肉な結末が、前半部で描かれるマリアの精神面での弱さ&強さと、巧く繋がり、この辺りの校正は見事です。
ラストにビデオが取り残されているというのも、何とも言えぬ空しさを感じさせる見事な手法だと感じました。テーマも難なくクリアしていて、レベルの高い作品です。どうもお疲れ様でした。

最後に多少気になったことを。
嘔吐物。吐いた。1ページ目で何度も出てくる単語ですが、「嘔吐物」という単語自身のインパクトがかなり強いので、これが読んでいてどうも目に付きすぎる感がありました(1ページに6個あったよ)。
例えば、同じ意味を表す言葉でも、吐瀉物。胃の中身。内容物。上げる。戻す。ゲロ。反吐・・・まあ、広義に取って、イロイロあると思うんですよ。

同じ単語を羅列することで、プラスになる演出法もありますが、今回の場合は、色々と言葉を変えてみた方が良かったんじゃないかな? 如何でしょう?



▲[ 218 ] / 返信無し
NO.243  ぴーしゅけさま。ありがとうございます。
□投稿者/ 荻窪の宮
□投稿日/ 2003/07/11(Fri) 11:49:57
□URL/ http://ws.31rsm.ne.jp/~tatsu/
ぴーしゅけさま。お読みくださり、ありがとうございます。

内容はテーマをストーリーに絡めて書くことに専念したので、正直なところ、
ストーリー性の希薄さを懸念していましたが、練ったように書かれた印象を持たれたことに、
凄くありがたく思っています。

> 嘔吐物。吐いた。1ページ目で何度も出てくる単語ですが、
> 「嘔吐物」という単語自身のインパクトがかなり強いので、
> これが読んでいてどうも目に付きすぎる感がありました(1ページに6個あったよ)。

ご指摘の該当場所に私自身、「この読みにくさはなんだろう?!」と若干の違和感を感じていたものの、
そのままにしておりました。それが原因なんですね・・・納得です。
グロテスク感を出したくて何気なく多用しましたが、多すぎますね。反省です。
言い換えなどを考えて、再考したく思います。
貴重なご指摘、とても感謝しています。ありがとうございました。



▲[ 209 ] / ▼[ 266 ]
NO.223  Re[1]: 荻窪の宮殿著、「リポーターセンス」に対する感想
□投稿者/ オカザキレオ
□投稿日/ 2003/07/05(Sat) 19:28:13
□URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/
マジすか?
今回の作品、久々の荻窪節を見た気がします。
言葉一つ一つの使い方、イメージ
どれをとっても素晴らしくて。
200枚あったんてすか?
僕・・全然、その長さを感じなかった。
ただ、イメージとレポート・・・・どうしても単調になりがちかなぁ、といしう気がして。
動きとかあると、もっといいのになぁ。って。
それこそ、本物の取材は単調だろうけど、単調じゃない動的な場面が一つでもあれば。
でも、これは作風を毒する気もするし。
あ、これは僕の勝手な意見です。
はい。失礼しました。



▲[ 223 ] / 返信無し
NO.266  レオさま。ありがとうございます。
□投稿者/ 荻窪の宮
□投稿日/ 2003/07/25(Fri) 11:05:08
□URL/ http://ws.31rsm.ne.jp/~tatsu/
レオさま。お読みくださり、ありがとうございます。

レオさんのような長編作家さまにとっては、200枚なんてフツーなのでしょうね。
あの圧倒的な筆力とタフさには、本当にかないません。
私はグロッキーで、もう長編は懲り懲り(笑)。

> イメージとレポート・・・・どうしても単調になりがちかなぁ、といしう気がして。
> 動きとかあると、もっといいのになぁ。って。
> それこそ、本物の取材は単調だろうけど、単調じゃない動的な場面が一つでもあれば。

一応その辺は、私なりにストーリー変化上、動的な部分を盛り込んだつもりなのですが、
それを静的な部分と捉えられたようなので、反省しています。まだまだ鍛錬不足ですね。
もっと大きな動的場面の盛り込みを検討したく思います。
ご指摘に感謝、感謝です。ありがとうございました。



▲[ 209 ] / 返信無し
NO.245  D・W・Wさま。ありがとうございます。
□投稿者/ 荻窪の宮
□投稿日/ 2003/07/11(Fri) 11:55:47
□URL/ http://ws.31rsm.ne.jp/~tatsu/
D・W・Wさま。お読みくださり、ありがとうございます。
畏れ多い誉め言葉の数々、恐縮です。

今回の作品は、ベースとなるストーリーそのものと、「真偽」、更にマリアの特異(?)性格を
最終的に一つの線としてストーリーに織り込むことと、
内容上の疑問符を全てストーリーで解決できるように徹底的に伏線を張り巡らせること、この2点に重点を置いて書きました。
それが客観的に読むと、

> 起承転結が非常に大きな流れの中で表現され、それが主人公の変遷に密接に関わっている上、非常に緻密に作られていて、内容的に隙がないと思いました。

と評されたことに、自分の作品に込めた意図と、読まれた方の意図とがきちんと合致した、という、
作者冥利に尽きるコメントを頂き、深く感謝しています。

> 台詞の前後の「つなぎ」となる文章に、何カ所かくどいと思われる箇所がありました。「××が〜を言った」系の表現が、同じ台詞の前後に入っていたり。

これについては、別で書き込みしましたが(それは削除して、こちらに書き直しました)
ご指摘の通りだと思いましたので、推敲段階のミスのように感じられたため、
つい(?)直してしまいました。締め切り違反を肝に銘じつつ、反省するのみです。

お読みくださったばかりか、貴重なご意見・ご感想までも寄せてくださり、感謝に絶えません。
ありがとうございました。



▲[ 223 ] / 返信無し
NO.244  難しい・・・
□投稿者/ 荻窪の宮
□投稿日/ 2003/07/11(Fri) 11:53:33
□URL/ http://ws.31rsm.ne.jp/~tatsu/
どうも上手に感想のレスを定型通りに返せません。。。
このような掲示板の書き込み方のシステムが分かりません。
どなたか上手く書き込める方法を教えてくださいまし・・・m(__)m

あっと、上にある削除された記事は、私が間違えて消してしまいました。
(編集しようと思ったら削除してしまった!)
気になった方がおられましたら、ご了承ください。



▲[ 209 ] / ▼[ 265 ]
NO.259  Re[1]: 荻窪の宮殿著、「リポーターセンス」に対する感想
□投稿者/ みゅう
□投稿日/ 2003/07/23(Wed) 00:51:55
□URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html
いやーー、久々に宮さま渾身の作品を読ませて頂きました。
これだけの長さの、しかも普段はまず読まない「社会派」の作品だというのに、ほとんど一気に読んでしまいました。
宮さまの文章の上手さは充分知っていたつもりでしたが、ひきこまれたのなんのって。
微妙に…だんだんとずれていくマリアちゃんの描写ときたら、鳥肌ものですよ。
私の中では「ホラー」に分類されているかもしれません(笑)
「真偽」というお題を、ここまできちんと「主題」に持ってきているというのも、スゴすぎです。

感想が遅くなったので、読んでからだいぶたってしまったのせいでもあるんですが、マリアちゃんと、その壊れ方の印象ばかりが残って、神山さんの印象があまり残っていないのが残念といえば残念でしょうか……
って、それくらいしかナンクセをつけられないよーー(笑)。
これって、すでにあら探し?(爆)



▲[ 259 ] / 返信無し
NO.265  みゅさま。ありがとうございます。
□投稿者/ 荻窪の宮
□投稿日/ 2003/07/25(Fri) 11:03:15
□URL/ http://ws.31rsm.ne.jp/~tatsu/
みゅうさま、お読みくださり、ありがとうございます。

みゅうさまのご感想を頂いてから、執筆後、作品を初めて読み直しました。 驚くほど多い誤字脱字で、かなりショック! ありえない〜 ひどすぎる〜 \(>_<)/ あんな誤字脱字おおありの作品を公開していることに、もの凄く大変な後悔・・・ 早いとこ直したいのですが、長い作品なため、直しも気が遠くなりそうです(泣)。

> マリアちゃんと、その壊れ方の印象ばかりが残って、神山さんの印象があまり残っていないのが残念といえば残念でしょうか……

これが一番悩んだ点でした。お題である「マリアの性格の特質」と「真偽」をストーリーに掛け合わせて内容を進める以上、不必要に他の事象をクローズアップさせると、それがある種の伏線を生み出し、更にその効果をも考えると、ストーリー構成に支障がでてきてしまったのです。
つまり、神山さんについて細かいことを書くと、その書いた細かい事柄が、ある伏線となり、それが何らかのストーリー上の効果を生み出さざるを得ないのでは? と考えてしまったのです。神山さんについて、細かい性格設定をしてしまうと、後々に「なぜその性格にしたのか? それはストーリー上どのような効果があるか? 伏線はどの辺に響くのか?」などと延々と構成を考える結果になり、ストーリーが進まないと思ったのです(未熟者・・・)。
したがって、神山さんの存在がストーリー展開上、一役かっているとは言っても、主役ではない以上、ストーリーに支障のない→伏線を与えない→どこにでもいるような中肉中背の男性、というような薄い輪郭程度の人物像しか与えることしかできませんでした。
神山さんの印象が余り残っていないというのは、私の意図するところでしたが、それが残念ということであれば、やはり筆力不足によるものですね。頑張るぞ〜

今回、伏線を気にせずどこまで書けるのか、という限界をこの「神山さん」の存在で痛感しました。細かい人物設定とストーリー、伏線の効果、そしてそれらがどこまで併存できるのかは、今後の課題です。まだまだ、勉強不足の今日この頃です。
寺の皆さまはこの辺りをどのように考えているのか、ご意見を伺いたいところです。私がとりわけ神経質に書き過ぎているせいなのでしょうか。そもそも私の伏線の捉え方が誤まっているのでしょうか。うーん。

貴重なご感想、ありがとうございました。m(__)m



▲[ 209 ] / ▼[ 278 ]
NO.277  荻窪の宮様著、「リポーターセンス」の感想
□投稿者/ 並木
□投稿日/ 2003/08/01(Fri) 21:56:13
 こんにちは。
 まず、感想が大変遅くなりましたことを深くお詫びいたします。
 私も荻窪の宮様の作品は初めて読ませていただきました。

 マリアと神山の関係やキャラクターが、ドラマ『いつもふたりで』の松たか子と葛山信吾のようで(あのぎこちなさ加減が/笑)、人間のドラマという感じが良かったです。
 感想を書こうと思っていたことは、殆どあとがきに集約されているようなので、大体はご自身が把握しているのだろうと思います。
 個人的には、マリアが自分の願望を自ら相手に伝えたら負けだと固執している部分に、もう少し説明が欲しかったと感じました。

 長編執筆、お疲れ様でした。



▲[ 277 ] / ▼[ 281 ]
NO.278  並木さま。ありがとうございます。
□投稿者/ 荻窪の宮
□投稿日/ 2003/08/05(Tue) 02:13:19
□URL/ http://ws.31rsm.ne.jp/~tatsu/
お読みくださり、ありがとうございます。

> 人間のドラマという感じが良かったです
そう言って下さるとありがたいです。ぎこちなさを出そうと頑張った甲斐があったというもので(笑) 人間ドラマを描くのはまだまだ私には難しいですね。まだ遠き道のりです。

> 感想を書こうと思っていたことは、殆どあとがきに集約されているようなので、大体はご自身が把握しているのだろうと思います。

どんな小さな感想であっても、お伺いしたかったので、そうおっしゃられると、あとがきを書かなければ良かったのかな、と少し後悔してしまいます。
あとがきに書いたのは、恐らく読み手には言外では伝わらないであろうことを書いたと私は思っていたのですが、それを並木さまが読み取られたというのであれば凄く光栄に嬉しく思います。ただ、捉え方は人それぞれ異なる以上、その微妙な感想のずれが気になるものです。それをお伺いしたかったものの、それを言ってしまうと、並木様に過大な負担を強いてしまいますね。ごめんなさい。

> 個人的には、マリアが自分の願望を自ら相手に伝えたら負けだと固執している部分に、もう少し説明が欲しかったと感じました。

ご指摘、納得です。その説明が足りませんでした。熟考して、なぜそうなのか、自分でも曖昧にしている部分もあるので、分析してみようと思います。

ご感想、ありがとうございました。



▲[ 278 ] / ▼[ 296 ]
NO.281  「リポーターセンス」の感想です
□投稿者/ えも
□投稿日/ 2003/08/07(Thu) 18:08:43
□URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/7142/
感想が遅くなってしまってすみませんでした<(_ _)>
わたしも宮さまの「リポーターセンス」読ませていただきました。
ぴーしゅけさんもおっしゃっていますが、タイトルセンスばっちりですよね!(^^ゞ

内容もすごくて、時間も忘れて読んでいました。読み終わってから、これだけの量に気付いて、ちょっとびっくりしています。宮さまの文章は読みやすいし、描写がとても明瞭で大好きです。
特に、リポートの描写は丁寧に描かれていて、ひとつひとつの「事件」も興味深く読ませていただきました。マリアさんのリポートだけでなく、すさんだ現代社会をも浮き彫りにしていて、そこにも悲しい現実を見た気がします。

現代社会への問いかけと、宮さまの鋭い視点にすごくメッセージを感じました。この宮さまの色、だいすきです。自分はとても書けないので、憧れているところもあります。(^^ゞ

それからわたしはついつい描写をおざなりにしてしまう癖があるので、丹念に書き込まれた描写はとても勉強になりました。マリアさんがいつしかある種の狂気へととりつかれていくのは、読んでいて悲しくて、恐ろしかったです。
読んでいる人をそういう気持ちにさせる事はとても難しい事だと思うので、さすが宮さまとただただ思うばかりでした。


神山さんがとてもわたしは好きです。だからかな、最後はとても悲しくてたまりませんでした。金の卵をみつけたと言ったときの神山さんの顔を、わたしは想像して忘れる事ができません。。


大作執筆、本当に本当にお疲れ様でした。
宮さまの作品から、いろいろと感じたり、考えるきっかけをもらえて幸せだなと思っています。



▲[ 281 ] / 返信無し
NO.296  えもさま。ありがとうございます。
□投稿者/ 荻窪の宮
□投稿日/ 2003/08/12(Tue) 22:52:10
□URL/ http://ws.31rsm.ne.jp/~tatsu/
遅いなんてとんでもない! 学生生活の忙しい合間にお読みくださるばかりか、感想までお寄せくださり、本当にありがとうございます。感謝です。

> 宮さまの文章は読みやすいし、描写がとても明瞭で大好きです。

美しい表現のできない私は、描写の明瞭さを心がけて書いておりますゆえ、それだけに、えもさんのお言葉を嬉しく感じます。まだまだ表現力不足で前途多難です・・・。

> 現代社会への問いかけと、宮さまの鋭い視点にすごくメッセージを感じました。

メッセージ性を持つ作品を書くことが自分の作品意義だと思っているだけに、作品にメッセージを織り込むのは本当に難しいです。まだまだ私の作品のメッセージ性は薄いので、精進あるのみです。頑張るぞ〜

> それからわたしはついつい描写をおざなりにしてしまう癖があるので、丹念に書き込まれた描写はとても勉強になりました。

私も描写をおざなりに書いてしまうので、今回はそれに耐えつつ丁寧に書くことを心がけました。筆が乗るまで(特に前半)何度も書くのを挫折しましたが、それを奮って書いたのを覚えています。

> 神山さんがとてもわたしは好きです。だからかな、最後はとても悲しくてたまりませんでした。金の卵をみつけたと言ったときの神山さんの顔を、わたしは想像して忘れる事ができません。。

えもさんが好きな神山さんをあんな最後にしてしまって申し訳ございません。m(__)m
神山さんの描写はとても薄くて(それを若干意図したものであったものの)、お読みの方に伝わり難いかと思いましたが、えもさんのお言葉に感謝です。
内容構成を重視する私はいつもキャラクター設定が不十分です。寺の皆さんは内容も素晴らしいのに、キャラクター設定も本当に上手いので、尊敬です。

えもさんの感想は、木陰の柔らかい陽だまりのような優しい温もりですね。読んでいて、本当に心が温まります。ありがとうございました。


掲示板管理者:書き込み寺(宇苅つい)

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