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903/ 第十四回書き込み寺企画作品、D・W・W著「ドラゴンクリーナー」の感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2007/03/23(Fri) 03:38:18

     D・W・Wでござる。
     ドラゴンクリーナーの感想は、此方にお願いいたしますぞ。



900/ 第十四回企画作品ゆめなまこ著「帝都偽書騒動顛末記」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2007/03/03(Sat) 22:11:10
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    今回一番乗り(プチ自慢)のゆめなまこでおます
    わが愚作、忌憚無いご批評、ご感想、お待ちしております
    何卒お手柔らかに、えへへへ(何故か卑屈)



901/ ゆめなまこさん著「帝都偽書騒動顛末記」への感想
・投稿者/ 転石 ミドリ
・投稿日/ 2007/03/14(Wed) 00:43:48

    どうも、感想一番乗り(笑)ミドリです。
    和風ファンタジー、大好物です。楽しく読ませていただきました。
    ファンタジー(特に時代が違うとか、異世界もの)は世界観の作りこみがしっかりしてないととても安っぽく見えがちなのですが、そんな点も見当たらず、たやすくのめりこめました。なによりアクションシーンが凄い。
    この分量、質をよくこの短い期間に……! と感嘆しきりです。
    トーガ、なんて素敵。厳しい生き方をして来たにしてはやや幼すぎるというか、無邪気すぎる気もしましたが、かわいい。悩殺されそうです(笑) 

    えーと、忌憚ない批評、というかやや引っかかった点。
    最初の牛車が、一回目に読んだときはよくわかりませんでした。
    乗合馬車ならぬ乗合牛車なのでしょうか? 多分モデルの時代は飛鳥ぐらいから平安なんじゃないかと思ってるのですが、基本的に牛車って個人の持ち物だったようなーというイメージのためにすんなり読めなかったようです。
    もうちょっと書き込んでくれたほうがわかりやすかったかもしれません。
    あと、多分細かすぎる重箱の隅つつき。
    ”アソコ”と書くより”ホト”と書いたほうが雰囲気出るんじゃないかなーと。他の部分が凝っているぶん、多少この単語が浮いて見えました。
    そして”緩やかな反りを持つ太刀”。太刀は反りのない刃のものを言うのよーとかほんとに隅つつき以外の何物でもないですけれど。こう、気になってしまうもので……。

902/ Re[2]: ゆめなまこさん著「帝都偽書騒動顛末記」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2007/03/14(Wed) 20:14:23
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    早速、わが愚作お読み頂き、感謝感謝でおます
    その上、この様なご批評頂き、さらに深く感謝させていただきます
    ほんま、おおきにです

    さて、実を言うと今回の作品、すでに物語の骨子と
    キャラの人格形成は5〜6年前に出来ておりました。
    で、今回実際に書く機会を賜り、やっと日の目を見たというわけです
    ちなみにヒロインの名前はわての敬愛する開高健先生の名作「夏の闇」に
    登場する女性「素蛾(トーガ)」から頂戴したもんでおます。
    ただ断じてパクリではなく「オマージュ」でおます(笑)

    さて、なまこ名物指摘に対するご返答♪
    まず、トーガの人格が幼いと言う点、
    あえてそうしました。理屈としては女性として成熟してゆく過程を飛ばし
    戦闘マシーンに育てられた故、女性としてまともに扱われた経験に乏しい
    それが、突然オコシのオヤジに大切にされ、その片に目覚めたと、説明して
    おきましょう
    次に乗り合い牛車の件、確かに説明不足です、すません
    設定としては、大貴族が人気取りの為に寄進したもので、オコシが今の我々の様な
    しがないサラリーマンのトーテムであるということを印象づけるためのアイテムと
    して登場させました。同じように満員電車に揺られ、職場に非人間的に送り込まれ
    る・・・そんなイメージで行って見ました。
    ホトとアソコの件(笑)
    ご指摘の通り、勉強不足です、反省いたします。
    しかし、太刀の件は一言
    太刀が直刀であったのは古墳時代から奈良時代あたりまで、(厳密にはこれは「大刀」ですが)
    平安中期から室町時代には反りを持った太刀が登場、武士を中心に愛用されています。

    と、言う事で
    イロイロ言いましたが
    ほんまに最後までお読み頂き
    ありがとうございました。






790/ 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/11/02(Thu) 01:57:00



850/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2007/01/20(Sat) 00:29:39

848/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2007/01/20(Sat) 00:14:14

844/ Re[1]: 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2006/12/04(Mon) 21:35:57

     D・W・Wでござる。いつもお世話になっております。遅ればせながら、感想などを書かせて頂きますぞ。

     何というか、歯がゆいというか、甘いというか、不可思議な雰囲気の作品だと思いました。いっぱしの少女漫画的な展開ですね。拙者にはこういう雰囲気の精神描写はとても無理です。
     「素直になりきれない男女」というジャンルは昔っからスタンダードな恋愛もののスタイルだと思いますが、そのスタンダードを踏襲してこういう綺麗な作品に仕上げる手腕は流石です。恋愛関連の心理描写にどうしても自信を持てない拙者としては、見習いたい所です。
     執筆お疲れさまでした。大変に面白かったです。

845/ Re[2]: 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/12/08(Fri) 22:35:27

    いつも感想をありがとうございます。

     恋愛小説というのは「すれ違い」がないと成り立たないというのをどこかで聞きました。
     場所や時間の現実的にすれ違いのほか、気持ちのすれ違いも重要なファクターだと私は思ってます。
     素直になれない故のすれ違いや、自信がなくて一歩が踏み出せないためのすれ違い、自分の勝手な思い込みによるすれ違い。
     そんな気持ちが文章にできたら、恋愛小説らしくなるような気がします(笑)

    ところで。

    >いっぱしの少女漫画的な展開ですね。

    『いっぱしの』は『展開』にかかるのでしょうか? それとも『少女漫画』にかかるのでしょうか?
    それによって、私の反省すべき点が違ってくるのですが、読み取れませんでした。
    ご指導いただけると嬉しいです。

836/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2006/12/02(Sat) 00:07:42

831/ Re[1]: 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2006/11/26(Sun) 23:11:01

    読ませていただきました。

    きれいな「素敵!!」って感じの作品で、読み終えた後赤面したりしました。
    幸せな恋愛のもどかしさがうまく描かれていたように思います。
    題材に音楽を扱ったのもよかったですね。
    ある程度のレベル同士でないと共感し得ない部分が芸術にはあって、それが相互理解の鍵となって……

    まぁとに書く皆さんおっしゃるように素敵な話でした。
    ラストは、私は特にフラストレーションを感じなかったな。

835/ Re[2]: 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/12/02(Sat) 00:07:07

    「素敵」と言っていただける作品が書けてほっとしております。
    今回は何か伝えたいことがあって書いたわけではなかったので、なんだか中途半端な気がしたのですが、思いのほかみなさまに受け入れていただけて本当に嬉しい♪
    ヨンさんを赤面させることもできたしー(笑)

    感想ありがとうございましたm(_ _)m

828/ Re[1]: 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ 蝸牛
・投稿日/ 2006/11/20(Mon) 18:08:55

    もう、みゅうさんはなんでこんなに優しい作品がかけるんでしょう。
    読んだあと、すっごく気持ちが爽やかで満たされて、それでいて彼らのその後がぼやかしてある分、むず痒い感じが・・・。
    続きが読みたい〜!続きを書いて〜!!(>▽<)
    といつものようにパソコンの前で思ってしまいました。

    こう・・・優しい音楽が流れてくるようなすてきな作品で、すっごい好きな作品に加わりました☆

830/ Re[2]: 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/11/23(Thu) 23:50:15

    > もう、みゅうさんはなんでこんなに優しい作品がかけるんでしょう。

    優しい作品では寺でトップクラスの蝸牛さんにそう言っていただけるとは光栄です(^^)
    つねづね私の書くものは「優しい」というより「甘っちょろい」と思っているのですけどね(苦笑)。


    > 読んだあと、すっごく気持ちが爽やかで満たされて、それでいて彼らのその後がぼやかしてある分、むず痒い感じが・・・。
    > 続きが読みたい〜!続きを書いて〜!!(>▽<)

    続き……書く気というか、書くネタがありません(汗)
    ゆめさんから頂いた感想につけたコメントでも書きましたが、自分の中ではこの二人の行く末が決まっていたので、それを暗示する程度でもいいから書けていればよかったんだなー、と反省しきりです。

    > こう・・・優しい音楽が流れてくるようなすてきな作品で、すっごい好きな作品に加わりました☆

    うわっ。
    「すっごい好きな作品」と言っていただけるなんて、すっごく嬉しいです♪
    ピアノとか歌とかはちょこっとだけど気にして書いたので、音楽を意識していただけたのも嬉しいな♪
    感想、どうもありがとうございました。

807/ Re[1]: 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ 桂月 椋
・投稿日/ 2006/11/10(Fri) 23:43:58
・URL/ http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html

    いつもお世話になっています、桂月です。

    本当にテーマが「嫌な嫌な嫌な奴」という濃い物にも関わらず、全く血も涙も流れないとは(笑)。さすがです。

    地方の私立女子高校が舞台。高校生の主人公と、生徒に厳しい高校教師。どこか懐かしい、自分の高校時代をそっと振り返るような、そんな空気が作品中にあふれているような気がします。優しい目で、主人公の高校時代を見守っている空気が、何となくそのまま高校教師の目でもあるようにも感じられて、読者(高校生ではない(笑))と高校教師の視線が、自然と重なっているところが巧いなぁと思いました。どちらの気持ちもわかるからこそ、優しい雰囲気が丁度ぴったりなんですよね。ですから、高校時代の雰囲気が、現在と同じである必要性は全くないのではないでしょうか。むしろ私達の世代の方が、自分たちの高校時代を思い起こすことで、気持ちがわかるのではないかと思います。

    生徒には隙すら見せない厳しい高校教師が、意外にも主人公と思い出を共有していて、実は優しい人であることがわかるくだりなどは凄く良いです。女の子の夢ですよねぇ、こういうのは。きっと……(自信なし)。ピアノの音が重なるところなど、詩的ですらある。そんな人が自分だけには優しい面を見せる、なんて、もう期待するなという方が難しいでしょう(笑)。

    そんな読者にももどかしい思いを抱かせてしまったせいで、やはり続きはどうなるのだ!というフラストレーションが溜まるのは仕方ないことではないでしょうか。作品が成功してしまった為、どうしても彼の気持ちが知りたい(もしくは今後が知りたい)、と思うのは自然なことかと。深読みさせてもらえば、このイライラ感が最高に「嫌な嫌な嫌な奴」というテーマに嵌っているような気がします。作者に向けられてしまうという不幸も同時に発生していますが……。

    こんな恋愛物が書けるのは、やはりみゅうさんならでは。本当に素敵な作品です。
    執筆、ご苦労様でした。
    また、次回作期待しています。

815/ Re[2]: 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/11/12(Sun) 01:42:06

    > いつもお世話になっています、桂月です。

    こちらこそお世話になっている上、丁寧な感想をいただきありがとうございます。
    なんだか過分なお言葉が連ねられていて非常に居心地悪いのですが、桂月さんに誉めていただけるなんて光栄だわぁ♪♪

    で、でもね。

    > 深読みさせてもらえば、このイライラ感が最高に「嫌な嫌な嫌な奴」というテーマに嵌っているような気がします。

    桂月さん、深読みしすぎですからっ!
    私がそんなことまで考えて話が書けるわけないじゃないですかっ。
    も、ほんっと、単純な話しですから。ね。
    だから、それを作者に向けないでくださいぃぃぃぃ〜。


799/ Re[1]: 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2006/11/05(Sun) 19:51:17
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    今回企画参加作の中で唯一、血も涙も流れない!

    今回テーマの成せる技か、拙作も含めて重い題材を扱った印象の作品が多い中で、異彩を放っておられます。ブラックコーヒーを飲みまくった最後に甘いお菓子を食べた気分。ああ、みゅうさん、締め切り破ってくれて有り難う。貴女の作品を一番最後に読めたことはとても心の救いになりました。……他の人、ここ読んで立腹したりしないよーに(笑)。

    前置きはこの位にして。
    可愛らしい恋のお話。回想シーン、主人公の弾くピアノに誰かが合わせてくる……というのが、とても良いです。そういう出会いもあるんだなー。とても印象的な場面です。耳に調べが届くようです。みゅうさんお得意のこういう情景描写が大好きなんです。ゆめさんの感想にもありますが、「トキメキ」ます。ああ遠い過去に忘れ去った淡い感情。

    恋愛物ってこうでなくちゃアカンよな、と心の底から思いました。
    曲がりなりにも同「恋愛」ジャンルで書いた己の人格形成について、そこはかとない疑問を覚えました。この疑問をどーしてくれるのさ!? たまには文句で終わってみます。

    執筆お疲れ様でした。貴女の作品はいつも私の清涼剤です。

814/ Re[2]: 第13回企画作:みゅう著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/11/12(Sun) 01:28:29

    まいど感想ありがとうございます。
    トキメキを感じてくださった方がここにもいた!
    良くやった、と自分を誉めてやりたいです(笑)


    > 今回企画参加作の中で唯一、血も涙も流れない!

    はっ!
    言われてみればそうですねぇ。まぁ、そういう話しはそもそも書けない人間ですの(笑)

    >締め切り破ってくれて有り難う。

    まさか締め切り破りを誉められる日がこようとは思いませんでした(笑)


    > 主人公の弾くピアノに誰かが合わせてくる……というのが、とても良いです。

    このシーンあたりから書くのが楽しくなって当初の予定より書き込んでしまったことを考えると、この部分がこの作品のターニングポイントだったのかも知れませんねぇ(笑)

    > 恋愛物ってこうでなくちゃアカンよな、と心の底から思いました。
    > 曲がりなりにも同「恋愛」ジャンルで書いた己の人格形成について、そこはかとない疑問を覚えました。

    いやいや何をおっしゃいます。
    これが恋愛ものだなんて、ちゃんちゃらおかしーぜ、へっ。ってなくらい甘ちゃんな話しでございますのに。
    単にぴーしゅけさんとは方向性が違うだけですので、ぜひともぴーしゅけさんには濃厚な恋愛物を書いていただきとうございます♪


794/ 第13回企画作:みゅうはん著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/11/05(Sun) 17:05:55

    まいどゆめなまこでおます

    では早速感想

    二日遅れの「やっつけ」仕事とおっしゃる割には
    極め細やかな作品ですナァ
    田舎のええし(大阪弁で良家の意味)の子が通う
    女子高を舞台に幼なじみの教師と生徒との
    恋愛と呼ぶにはあまりにも仄かな心の交流

    あのねぇ正直もうしますればわてこういうのに弱いんです
    実を言うとこの雰囲気はわてのツボです
    ええ歳こいて、トキメキながら読みました。

    ただちょっと終わり方がねぇ
    なんか消化不良と言うか
    え?ここで終わり?っていうか
    まぁ、落ちそのものはちゃんと付いてるんで
    かまわへんのですけどネェ

    と言うことで以上感想でおます
    ご執筆お疲れさんでした。


813/ Re[2]: 第13回企画作:みゅうはん著 「奏 −KaNaDe−」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/11/12(Sun) 01:07:51

    そうそうに感想をつけてくださってありがとうございます。

    やや、まさかゆめさんのツボがこーゆー部分にあるとは思いませんでした(笑)
    トキメイテ下さったようで、作者としてはガッツポーズものです。

    このあとの展開はもう、読者さまのお好きに想像してやってください。
    と、いつもならそういい切ってしまうところなんですが。
    自分的にはこの二人の将来が見えているので、それが書けなかったということになるのでしょうね。
    自分にとって当たり前な部分というのは、触れずに終らせる傾向にあるんではないだろうか。
    と、反省いたしました。

    ゆめさんのお言葉、しかと胸に刻み次回作への肥料とさせていただきます♪



787/ 第13回企画作品・ぴーしゅけ著「ビビアンヌ」への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2006/10/31(Tue) 21:22:36
・URL/ http://gogosui.flop.jp/st_col/viviannu.html

    どうぞよろしくお願いします。
    ※一部に性的な描写を含みますので、ご注意下さい。



851/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2007/01/21(Sun) 01:49:03

849/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2007/01/20(Sat) 00:17:50

852/ Re[2]: 乾風様
・投稿者/ 宇苅つい
・投稿日/ 2007/01/28(Sun) 23:10:31
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    感想ありがとうございます。返信遅れてごめんなさい。

    > 猫じゃなくて熱帯魚やハムスターならどうなんだろう、とか考えてしまいました
    赤いひらひら尾っぽの熱帯魚(ってか、花形水槽に金魚単体ってのが好みですが)なら、まぁなんとかなるかもですガ、ハムスターではどうもなりませんねぇ。少なくともこういう類の小説にはならないでしょう。乾風さんの解釈は独特ですね。

843/ Re[1]: 第13回企画作品・ぴーしゅけ著「ビビアンヌ」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2006/12/04(Mon) 21:31:25

     D・W・Wでござる。いつもいつもお世話になっております。遅ればせながら、拝読させて頂いたので、感想を書かせて頂きます。

     今回は今までと全く違う展開だなと思いました。今までもつい殿の作品の中に、ダークチックな内容はあったと思いますし、バッドエンド的なものは合ったと思うのですが、ここまで救いがない徹底的なものが来るとは思いませんでした。正直読み終わって驚いています。
     作風が違う作品を書くと、どうしてもあらが目立つ場合が多いと思うのですが、これだけの完成度に仕上げるとは驚きです。退廃的な雰囲気の中で、美味く御題を絡める技量には感服しました。
     短い感想ですが、今回も素晴らしかったです。次の作品も心待ちにしております。

847/ Re[2]: D・W・W様
・投稿者/ 宇苅つい
・投稿日/ 2006/12/09(Sat) 17:27:30
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    感想有り難うございます。

    >ここまで救いがない徹底的なものが来るとは思いませんでした。正直読み終わって驚いています。
    そこまで救いがなかったですかね? 正直驚いていますw
    読み手によって、結末(私の書いた分の更に先)は好きに想像出来るように……というのを目指して書いたつもりですので、そういう意味では成功でしょうか。
    Dさんは余程「徹底的なもの」を想像なさったのですねw それがどういうものなのか、伺ってみたいものであります。

    作風を変えたつもりは、私自身にはあまりないのですが、「変えた」と受け取られた部分が何処なのか? とか、考えてるととても楽しい。
    感想を頂けるというのは本当に有り難いものです。

832/ Re[1]: 第13回企画作品・ぴーしゅけ著「ビビアンヌ」への感想
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2006/11/26(Sun) 23:27:21

    読ませていただきました。

    猫と女と男と……「猫と庄造と二人の女」は谷崎ですか。「部屋とYシャツと私」は、誰だっけ???

    ついさんらしいまとまりのある小説でした。
    うまいですよね、やっぱり。
    男と女の不安定な感じ。
    (ある一部の)女は捨てられるかもということを意識して楽しむ生き物だと思ってますけど、
    この主人公もそういう部分があるんじゃないか知らん?

    とにかくさすがついさん。って感じです。
    すすすのすって感じで読めました。

    ただ、あえていえばもう少し簡潔にするかもう少し長くしたほうがよかったかも。
    過不足なく書ききれてる分、少し寂しかったりなんだり。

834/ yonnkisuto様
・投稿者/ 宇苅つい
・投稿日/ 2006/11/29(Wed) 17:41:44
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    感想ありがとうございます。

    谷崎の「猫と庄造と二人の女」は、すっげぇ好きな作品です。猫と女ってのを一度は書きたいと思ったのは、この作品の影響もあるんですねぇ、実際w。寺の人はなんでも多方面に渡ってよく読んでる人ばっかしだなぁ。言い当てられてビビリました。主筋が違うんでまさかばれるとは思わなんだよ。

    >あえていえばもう少し簡潔にするかもう少し長くしたほうがよかったかも。
    欲を言えばもっと長くしたかったでス。欲はあっても才がないんですけどね……。

    >(ある一部の)女は捨てられるかもということを意識して楽しむ生き物だと思ってますけど、
    なかなかに達観した女性観をお持ちで。面白い解釈を拝聴させていただきました。この辺り、またの機会にでも更に詳しくっっw!

    ちなみに「部屋とYシャツと私」は平松愛理だったと思います。



827/ Re[1]: 第13回企画作品・宇苅つい著「ビビアンヌ」への感想
・投稿者/ 蝸牛
・投稿日/ 2006/11/20(Mon) 12:13:17

    いつもながら見事な手腕で・・・。
    本当に一息に読んでしまいます。
    提出されてすぐに読み、いま感想を書くためにまた読み・・・。
    結果を知っているはずなのにまた一息に読んでしまいました。

    千夏の姿を通して、ビビが郁夫がお姉ちゃんが見えてきます。
    このままではいけないんだろうなぁと思っているはずなのに、それなのに・・・
    また郁夫を拒まない、拒めない千夏に読者としてやきもき。

    ハッピーエンドですっきりして、さっぱり忘れてしまう作品と違い、
    後味の悪さや主人公に対して感じる「だぁぁ!どうしてそうするかなぁっ?!」という苛立ちに近い感情で、
    今回のテーマを読者に感じさせていると思います。

    こういう作品、ついさん上手いですよねぇ。
    一気に読了したあと、ふーーー・・・と深いため息が出ました。

    やっぱりついさんは偉大です・・・

829/ Re[2]: 蝸牛様
・投稿者/ 宇苅つい
・投稿日/ 2006/11/21(Tue) 13:32:20
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    感想ありがとうございます。HNの修正もわざわざやって頂いて、まことに有り難うございます。蝸牛さんがやってて下さらなかったら、うっかり旧名で返信しちまうトコでしタw

    二度もお読み頂いたとのこと。作者冥利に尽きますです。そういうご報告は本当に何にも増して嬉しい〜〜〜。再読に耐えうるブツでしたでしょうか? さぞやアラが目立ってしまったことでしょう。ああ不安(←喜んでたんじゃねーのかい!?)。願わくば二度、三度と読み返され、それでもアラは見つからぬような、そんな作品を生み出してみたいもんであります。

    やきもきしたり、苛立ちを感じたり、千夏を間近に感じて下さって有り難う。
    でも、できることなら本作の粗部分だけはさっぱり忘れてやって下さいねw

812/ Re[1]: 第13回企画作品・ぴーしゅけ著「ビビアンヌ」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/11/11(Sat) 22:39:32

    ……!
    あなたはどーしていつもこーやって読んだあとこっちが落ち込むような作品を書いてくださるのでしょうねぇ。
    毎回毎回、読んでる間は夢中で、読み終わってあー面白かったって満足して、で次の瞬間に悔しいと叫ぶんですよね。

    ズルくていいかげんな郁夫。
    良くできたお姉ちゃんに対する妹のコンプレックス。
    アサハカで流されやすい千夏の、この微妙な感情の揺れ。
    日常のちょっとした出来事で人が自分の気持ちに向き合って何かを知る。
    それを知ったことで成長するかしないかは、人それぞれで。
    だって、千夏はまだ郁夫の元にいるんだもの。
    このあと開眼して、捨てられる前に捨ててやるって出て行くのか。
    それともいつか別の猫が現れることに怯えながらずるずるとここに居続けるのか。
    それを明確にしないでただ、千夏が気づいたところでお話は終っている。
    「この出来事を通して主人公が成長していく物語」では決してない。
    そんなに簡単に人間って成長しないもんねぇ。
    「あぁ、そうなんだ」って思っても、また何かのきっかけで同じ事にぐるぐる悩むのが人間でしょ。
    って。
    こーゆーの、ぴーしゅけさん、得意だよねぇ。。

    それからなんといっても、猫!
    昔っから女性に例えられる猫の仕草がなんともまぁ、見事に表現されていることでしょうか。
    おまけにビビちゃんってば、猫好きにはたまらん美猫さんですよね。
    文字だけだってのに、はっきりそれがわかります。凛とした座り姿が目に浮かびます。

    それに。
    雨の日の白い猫と雨にぬれた白いドレス。
    ゴミ容器に捨てられた鳥の死骸とビビのお気に入りだったクッション。
    あぁ、もう無駄な小道具ないじゃないのよ。
    崖にぶら下がってる夢とわかっている夢と現実の区別のつかなかった夢。
    とにかく、いろんな事象や小道具が対になっててその対比がそれぞれを際立たせてますよ。
    これって、やっぱり緻密な構成のなせるワザってやつだよね。
    やっぱりスゴイよなぁ。

    ふぇー。
    やっぱり叫んでもいいですか?
    「ぴーしゅけさんって、スゲェ!! でも悔しいっ!! 」

818/ Re[2]: みゅう 様
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2006/11/12(Sun) 14:00:23
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    感想ありがとうございます。毎度みゅうさんとはメッセでお話してるので、既に感想は充分頂いたように思っていたのですが、「まとめ」まで作って下さったんですねぇ。なんとも嬉しい限りです。

    総じて皆さまに後味の悪さを残してしまったらしい今作品。
    男の不実への疑惑を決定的なものにした主人公が、同棲生活に見切りを付けて旅立っていく……。そーゆーラストだと読後感ももそっとマシだったのかも知れませんが、敢えて尻切れ気味で終わらせてみました。この後のストーリーは読者さんのご想像に任せたいんです。他力本願w。

    みゅうさんの仰るとおり、人間ってそうそう割り切れるもんじゃないと思うんですよ。楽な方に楽な方にその場しのぎで流れて行っちゃう。崖っぷちに追い詰められるまでけっこー流されるんですよね。ヤバイと心の奥底では思っていてもそれを認めたがらない。その深層心理下の危険シグナルの具象として出したのが猫のビビであり、夢の中の崖っぷちです。こうやって自分で解説するとものすごーくチンプでこっ恥ずかしい限りですが、その他の小道具もそれなりに生かせていたならとても嬉しい。

    >あぁ、もう無駄な小道具ないじゃないのよ。
    おお、よくぞ言って下さいました。無駄な小道具がないというのは大問題です。
    多分、私の書く物がよろしくないのはその所為です。無駄がなくっちゃ小説じゃないと思うのよ。っつーか無駄が合ってこその小説なんじゃないかなぁ??? と最近深層心理下で思ってました。でも見て見ぬ振りして流れて行っちまうトコでした。
    今後の大命題を示してくれてありがとう。って、頭で分かってもそう書けないといところが、私の限界ですかねぇ。。。 _| ̄|○

    追伸
    叫んだ言葉、そっくりそのままお返しします。

806/ Re[1]: 第13回企画作品・ぴーしゅけ著「ビビアンヌ」への感想
・投稿者/ 桂月 椋
・投稿日/ 2006/11/10(Fri) 23:25:23
・URL/ http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html

    初めまして……というのはおかしいですね。
    いつもお世話になっています、桂月です。

    こうきましたか、やられました!
    というのが正直な感想です。本当にいつもながら鮮やかに決めてくれますね。
    「猫=女」という発想はあっても、こう巧く人間関係と絡められるのは、ぴーしゅけさんの手腕があってこそだと思います。それから、主人公の語り口調。主人公の性格は自分の好みとは全く思えませんが、それでもするりと感情移入することができました。彼女の目から見、語られる、ビビに対する感情が伝わってきて、ビビが本当に憎く思えます。さすがです。見習いたいです。

    前半で一貫してビビに対する憎しみを書き綴り、後半から主人公が自分をビビと比べ始めた頃から、主人公の過去がわかり始めるところ。この展開が好きです。はしょったとあとがきでおっしゃっておられましたが、全然そんなことはないと思います。ビビを通して、見え隠れする姉の存在。そして自分に対する嫌悪感。ビビを通して、自分を見ているシーンは非常に印象的でした。夢での崖のシーン、あれも良かったですね。

    > その時ビビは、クルッとしなやかな体を反転させると何事もなかったように着地を決めた。すっくと白い肢体が地面に降り立つ。闇に映える美しい獣。そうだ、ビビは猫だったんだ……。

    ここ良かったです。ビビが本当に美しいですよね。

    最後の主人公の救いようのない絶望感。あれを見ると、全編通しての「嫌な嫌な嫌な奴」というのは、主人公自身に向けられているのだろうな、という深読みも成り立ちますね。前半のビビに対する嫌悪感、後半の郁夫に対する嫌悪感とはまた違う、深い嫌悪感が残り、凄く良かったです。ちょっと救いようがないですが、またそこがツボというか……。

    素晴らしい作品でした。
    執筆、ご苦労様でした。
    締め切りに間に合って、とても喜んだ一読者がここに(笑)。

817/ Re[2]: 桂月 椋 様
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2006/11/12(Sun) 12:39:29
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    感想ありがとうございます。
    私の方こそ、やられたー! と思いました。一体桂月さんはどーゆー読解力の持ち主ですか。私が「こう書きたいんだけどなー、でもゼンゼン思ったように書けねー。伝わんねー」と歯ぎしり悔やんでた辺りまで遠く見通していらっしゃる。今後は是非、深読みの魔術師と呼ばせて下さい。深読み=先読み=構成能力だと思います。その読解力分けて下さい。

    崖のシーンを気に入って頂けたとのこと。どうも私自身よく夢をみる性質な所為か、拙作にはよくよく夢が出てきます。「まーた夢かよ」と我ながら毎度思うのですが、それでも少しばかりでも効果的に使われていたなら嬉しいです。


    先日のチャットでは思いがけずお話しできてとても嬉しゅうございました。こちらこそ、毎度お世話になっております。そのうち土曜日に臨時チャット致しましょうね。また本のお話でもぜひぜひ。

793/ 第13回企画作品・ぴーしゅけはん著「ビビアンヌ」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/11/05(Sun) 16:40:44

    まいどどうも
    ゆめなまこでおます

    早速感想

    いやぁ〜流石ですなぁ〜
    手馴れてると言うかこなれてるというか
    簡単に言えば洗練されてる言うか
    物語のテンポも良く
    ちゃんとドキッとさせるところもさせてるし
    落とし方もなかなかオシャレで
    すごく上質な作品ですナァ

    なんか田辺聖子女史の作品みたいですわ

    ええもん読ませていただきました!
    おおきにです!!

816/ Re[2]: ゆめなまこ様
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2006/11/12(Sun) 10:17:24
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    感想ありがとうございます。

    慣れてるというより枯れていて、こなれてるんでなくこましちまってるワケですガ(下品な表現で申し訳ない m(_ _)m)斯くの如き我が愚作に対し、オシャレで上質などと言っていただけるとドキッとします。椅子から転げ落ちそうになりましタ。ゆめさんこそ落としどころをようよう心得ていらっしゃる。

    田辺聖子さんは好きな作家さんですので、お世辞200%パワー全開よー! と己を諭しつつも、大層嬉しかったです。今後はホメゴロシのゆめさんと呼ばせて下さい。お読みいただいておおきに! でした。



786/ 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/10/31(Tue) 21:15:47
・URL/ http://homepage3.nifty.com/yumenamako/no1.html



842/ Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2006/12/04(Mon) 21:27:11

     いつもお世話になっております、D・W・Wでござる。遅くなりましたが、拝読させて頂きましたので、感想等書かせて頂きます。

     いやはや、こういうハードなSFを待っておりました。唸らされる緻密な設定。手に汗握る展開。入念な下調べをしたのかと思います。今までゆめなまこ殿の作品には重厚な作りをいつも感じてきましたが、今回のはピカイチの出来です。ヒロインもまた可愛らしい。最後まで充分に楽しむことが出来ました。
     ゆめなまこ殿の作品は、綺麗事を廃した所に面白さの源泉があると思います。やりすぎると単に血生臭いだけの作品になってしまう危険もありますので、今後も美味くバランスを取りつつ、良い作品を作っていって下さい。次の作品も、楽しみに待たせて頂きます。

846/ D・W・Wはんへ
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/12/08(Fri) 23:17:46

    わが拙作
    お読み頂き感謝感謝でおます

    なにより嬉しいのは「ハードSF」と捉えていただいた事に尽きますナァ
    バリバリ文系のわてが超理系の小説を書くのはメチャクチャホネが折れましたが
    昔から書きたくてたまらんかった火星を舞台にした小説の為の資料が
    ここで役に立ちました。
    またいずれ火星の物語を書きたいです。

    ヒロインのファムはこの物語のためにひねり出したキャラですが
    わても気に入ってます。
    また活躍させてみたいです。

    ほかのレスでも書きましたが
    わては未来をばら色と捉えてません
    貧富の差や人種・宗教問題は何時までも残ってるとおもいます
    そやから逆にドラマが生まれるおもいます
    今後もSFを書く場合には
    そんな考え方で行こうおもいます

    ともかく最後までお読み頂きおおきにでした!!

819/ Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
・投稿者/ 名無しの三文作家
・投稿日/ 2006/11/12(Sun) 16:55:10

    ゆめなまこさん、読ませていただきました。
    SFは苦手なもんで、あまり気の利いた感想は言えませんが
    SF小説の衣を着た社会小説のように感じました。今、地球が抱えている問題は
    遠い未来になっても解決されないのでしょうか?
    それと、個人的には東アジア共同体なんてものは実現して欲しくない未来ですね。
    今の東アジアの情勢を見ると、絶対に実現不可能だと思われますが。

824/ 名無しの三文作家へんへ
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/11/15(Wed) 23:36:07

    愚作
    お読み頂き感謝感激でおます!

    さて、わては幾らSFでも人間の物語である以上
    人間が抱える問題は必ず反映されると思いますし
    どんな未来でも人間の本質は変わらず、形は変わっても
    同じ問題が起きるに違いないとおもってます
    つまり「歴史は繰り返す」ですわ

    東アジア共同体の件
    この物語のウラ設定では中国は日米と紛争状態になったあと
    内陸部と沿岸部に分裂し内戦を繰り広げ、
    結局開明的な沿岸部勢力が勝利し、復興してから
    周辺アジア諸国と連邦を組んだ・・・と言うことにしてます
    つまり今の共産中国とは少々違うということにしてます

    ま、今のままではアジアのEU化なんて
    ブタが空を飛ぶこと以上に不可能でしょうナァ(笑)

811/ Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/11/11(Sat) 19:01:51

    ふふふ。
    ゆめさんのSFだぁ♪♪
    と小躍りしながら読み始めまして、相変わらずきちっとした資料にもとづいて書かれていることがわかる堅実で、でもうるさくならない説明。
    このあたりはさすがゆめさん!って感じですね。
    ただ、ちょっと中盤(序盤?)、説明が多くテンポがゆるくなった気がしましたが、ファムが出てきてからぐんとしまりましたね。
    彼女のキャラクターとしゃべり方がこの作品を引き立てていますよね。

    あと、火星の殖民者たちの生活がすごくリアルに書かれていると思いました。
    生活に密着した部分から書くの、得意ですよね。
    読んでいて「どの時代、どんな状況でも貧富のさ、権力の差、というのはあるんだろうな」と素直に頷けました。

    チャットで「やっつけ仕事にみえないように」とおっしゃってましたけど、絶対見えませんっ。
    ってか、それ、嘘でしょ?? フェイントでしょ?
    ほんと、力作、お疲れさまでした。

823/ みゅうはんへ
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/11/15(Wed) 23:27:44

    最後までお読み頂き感謝でおます!

    「母代樹」とは違い
    本格的に年代まで設定したハード系SFでおましたが
    お気に召していただけたましたやろうか?
    火星や航空宇宙技術に関しては以前から興味があり
    完全文系のわてが理解できる範囲内で調べてたのがようやく約に立ちました

    あと、火星の植民地の雰囲気は
    かつてのブラジル移民や西部開拓なんかの混沌とした感覚を
    常に念頭においてやってみました
    だいたい、どの時代でも移民に出る人々は本国で貧しかった人々がほとんど
    きっと未来でもそうなると思います
    しかし、そやからこそ過酷な状況の中でも未来をもぎ取ろうとするんやないか
    そのバイタリティーの象徴としてファムを登場させてみました。

    チャットでのやっつけ仕事発言は半分ホンマでおます
    ストーリーはほんま大慌てで考えました
    そやから整合性があるのか心配で心配で・・・
    フェイントでもなんでもおまへんでぇ〜

805/ Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
・投稿者/ 桂月 椋
・投稿日/ 2006/11/10(Fri) 23:06:12
・URL/ http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html

    初めまして、桂月です。

    ハードSF作品に、すっかり浮かれてしまい、まともな感想が書けるかどうか心配です。火星移民計画が進んだ近未来。移民船が火星に到着するシーンなども、非常に丁寧な描写があり、偽ハードSFファンを小躍りさせて喜ばせてしまいます。こういうSFでは、説明が長々しくなりがちですが、巧い比喩を使うことで、読者に簡単にイメージできるようにしている点がさすがです。調べ物、大変だったでしょう……。その努力は十分作品に生かされていると思います。

    3人の「お客様」のキャラクターもとても良く出来ていますし、ヒロインの無邪気さと聡明さが好印象です。それに対して、主人公である朽木の性格が、最後まで地味だったかなと思います。ただ、それが逆に最後のオチを際立たせる結果になっているかもしれませんね。このオチは、非常に好きです。最後にニヤリとさせる結果で、読者としても大いに納得が行く話です(よくあるB級ハリウッド映画のような結末は全く納得が行きません)。

    構成は素晴らしいです。こういう話を書いてみたいと思いつつも、細かい設定ができない性格で、物書きとして純粋に羨ましいです。
    緻密でそれでいて、非常に人間臭い、良い作品に仕上がっていると思います。
    執筆、お疲れ様でした。是非、またこういうハードSFをお願いします。

822/ 桂月はんへ
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/11/15(Wed) 23:18:57

    桂月はん、こちらこそ始めまして

    愚作、お読み頂き感謝です

    ハードSF!
    そうお受け止め頂きいやぁわてこそ浮かれる気分です
    他の感想でも述べましたが、火星植民は昔から興味のあるテーマで
    かなりの書籍を読み漁り、サイトを閲覧し、TVも関連番組があれば
    必ず録画し資料としてました
    それがやっと実ったか???って感じでおます。

    キャラですが
    三馬鹿学者は「嫌な嫌な嫌な奴」を体言化する
    重要な役どころで(笑)気合を入れ造りました
    ファムは文字通り希望の象徴であり、物語を牽引する運命の女
    (ファム・ファタール)として創造しました
    で、主人公ですが・・・影が薄い???
    ま、わては男でっさかいに、男を書くのがあんまり気が入らんのです(笑)

    構成をお褒めいただき
    いやぁ、ホンマうれしいです
    文章ばっかで会話は少ない
    今時ではない文体かもしれまへんが
    なんとか説明口調にはならんように気をつけましたわ

    落ちは、結構考えるのに時間が掛かりました
    別の落とし方も考えてたんでっけど、やっぱり希望の見えるオチが
    ええかと思い今回のを採用
    お喜び頂き幸いでおました。

    と、いうことで
    最後までお読み頂き
    おおきにでした!!

796/ Re[1]: 第十三回企画作品ゆめなまこ著「アキダリアNo3」への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2006/11/05(Sun) 19:49:39
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    本格SF。色々と下調べに時間をお掛けになったのだろうなぁと思いました。火星についての説明の件が臨場感を盛り上げます。

    惑星間移民問題のお話。とても面白く拝読しました。うん、こういうのありそうでコワイ。
    漫画・超人ロックシリーズの「ロンウォールの嵐」「冬の惑星」(だったかな?)を思い出しました。アレも惑星間移民問題のお話です。

    主人公にリアリティーがあります。3人の嫌な学者に翻弄されてお気の毒。小役人は未来世界でも辛いのかw? 対してヒロイン役の女の子はカッコイイですね。適材適所にそれぞれ魅力的な人物が配置されていて、過不足もなく、構成の妙だなと思いました。
    ラストにも救いがあって、読ませる一作だと思います。
    執筆お疲れ様でした。

821/ 宇苅ついはんへ
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/11/15(Wed) 23:08:05

    わが愚作に
    過分なご好評たまわり
    ほんまにおおきにでおます

    本格SFやなんて、いやはやオハズカシイ
    綺羅星のごとくSF界に輝く「火星モノ」のジャンルに
    無謀なカミカゼアタックをかけたこの作品には
    ほんま過ぎたる評価でおます。

    ちなみに火星はほんまに以前から物語の舞台にしたくて
    だいぶ資料を集め、それなりに勉強いたしました
    その努力、少々報われたかな???

    惑星間移民問題・・・
    此の物語のモデルになったのは
    日本から南米に移民した人々の悲劇であります
    さんざあおられて移民したものの、そこは塩の吹く
    不毛の大地、伝染病も蔓延したくさんの人々が亡くなったとか
    しかし、それでも人々はその土地を命がけで開墾し
    新天地を創造したそうです
    恐らく、宇宙植民時代に入ってもその様な悲劇は
    繰り返されるでしょうが、新天地創造のための戦いも
    また繰り返されると思います

    そんな思いをチョット込め
    その人々の思いに触れ自分なりの行動をしめしたのが
    主人公
    その人々の思いを代弁し象徴するのがファムと言う感じにしてみました

    ともかく
    最後までお読み頂き
    おおきにでした!



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