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602/ 第11回企画作:蝸牛著「茶色の枝」「仲間」への感想
・投稿者/ 蝸牛
・投稿日/ 2005/04/13(Wed) 12:19:43
・URL/ http://www.geocities.jp/hare_katatumuri/



679/ Re[1]: 第11回企画作:蝸牛著「茶色の枝」「仲間」への感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2005/08/16(Tue) 09:06:52
・URL/ http://www.geocities.jp/rep_ojp/

    感想両断オカザキレオです(切るなよ)
    これ読んだの三ヶ月くらい前か。という事で、やっと感想。
    個人的に試練ということで、少年漫画を連想させるほどにキャッチーです。
    皆さん、キャラ萌えしてますし(オイ)

    まぁ、ただ根底にある蝸牛節である優しさは揺らがないですよね。
    で第一作から比べると短期間で、もの凄い成長なされてる。
    小説書けないという人の台詞とは思えません。
    しかも、毎回異なるテーマのはずなのに、モペラという一直線の物語に帰結している様もすごい。
    ヒロキが現実世界への葛藤がないのは、それだけモペラが大切な存在である事の一つにつきますね。
    絶対に失えない存在だから、選択肢に迷いはない。なんか、熱く胸をうちます。

    これはねぇ、これで終わらせたらただじゃおかないよ?
    と脅しつつ(笑)
    次回作を楽しみといたしましょう。

659/ Re[1]: 第11回企画作:蝸牛著「茶色の枝」「仲間」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2005/08/09(Tue) 19:17:01

     いつも大変お世話になっております。D・W・Wでござる。早速でござるが、作品の感想を書かせて頂くでござる。

     蝸牛殿が児童文学を書くとこんな感じなのかなあ、といった印象を受けました。子供に相応しい冒険を、子供に相応しい感性で行う。総合的な完成度も高いし、キャラクターも可愛いし、面白いと思います。冒険と言っても暴力を用いないのも、また作品の雰囲気に合っていて良いかと思いました。キャラクター同士のやりとりもまた、見ていて心癒されます。

     特に欠点らしい部分はありません。この作品はこういうものだという、全体的なピースが良くあっていると思います。ただ、総合的な作品の全体的評価は、未完である以上、今後の展開が大きく影響してくるだろうなとも思いました。

    大体感想は以上です。続きが実に待ち遠しいです。


649/ Re[1]: 第11回企画作:蝸牛著「茶色の枝」「仲間」への感想
・投稿者/ 平代山 登
・投稿日/ 2005/08/09(Tue) 10:37:30

    こんにちわー^^
    最近滅多に顔出さなくなった不心得者の平代山です。
    許してください許してください許してくだ(以下略)

    せめて感想文くらい書かせてくださいませ^^

    とは言ったものの……。
    連載の此処だけ取り出して感想文書くってのも難しいなぁ^^;
    とりあえず。
    「茶色の枝」「仲間」への感想。
    ううむ、ラブリーだ、モペラ……嫁に下さい。……失敬。

    まず「茶色の枝」の方ですが、
    その前も含めて、ヒロキの現世への執着って物が、あんまり見えないのが一番辛いとこかなぁ、と。
    究極の選択として、普段の生活とモペラを天秤に掛けられた訳なんだけれども、
    それが究極の選択であるように見えない……。
    クラスメイトとの会話、それも、結構深い部分での会話なんかがあったりして、
    ヒロキに、「この生活を捨てたくない!!」って思わせるようなギミックがあると、もっと深みがあったような気がします。
    んで、「仲間」の方は、いきなり仲間のワンちゃんの心情が地の文になってるのが唐突過ぎて、へ??? と思いました。

    ……が。
    そんな物は、虹の彼方のアンドロメダ星雲第5惑星くらいまでぶっ飛ばす勢いで、
    兎にも角にもキャラクターが、良い!!
    背を向けて打ちひしがれる黒猫。
    クリクリと目を動かしながら黙考する蠅。
    ただただそこにあって、何もかもを受け入れるような桜の木。
    色々な心情を胸に、それでもペースに巻き込まれていく柴犬。
    どれもこれもが、他に考えられないってくらいに役割にはまっていて、
    それが天職であるかのようにイキイキと話を盛り上げる。

    逆立ちで校庭三周したって真似出来ません。

636/ 「茶色の枝」「仲間」の感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2005/07/27(Wed) 20:32:14
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/syosai/story/kawa.htm

    じ、実は「テレパシー」も「桜の木」も感想つけてないんですよね(汗)
    確かチャットでは言ったと思うんですが、今回、声を大にして、改めてお伝えしておきます。

    モペラちゃん、カワイイ〜♪
    欲しいーー、ウチにもきて〜♪

    ……失礼いたしましたm(_ _)m

    これで4作品、物語は中核部分へ乗り出したってところでしょうか。
    この「試練の旅」がどのような展開になっていくのか、どんな試練が待ち受けているのか…ドキドキ・ワクワクです。
    ゆめさんもおっしゃられていますが、児童文学のような雰囲気で、これがまた蝸牛さんの言葉選びのセンスに非常にあっていると思います。

    児童文学って、「自分探し」がテーマの物語が多いんだけど、このお話もそういう感じで進んでいくのかしら。。岡田淳の「二分間の冒険」というお話を思い出しました。

    で。
    すごく続きが気になっているので、早く書いてください(笑)

634/ 第11回企画作:蝸牛様著「茶色の枝」「仲間」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2005/07/26(Tue) 00:09:43
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    モペラ&ヒロキシリーズの第三第四弾、楽しく読ませていただきました
    児童文学的なほのぼのとして、でもちゃんとハラハラドキドキさせる物語
    非常に好感が持てます。
    生まれて初めてエンデの作品を読んだ時の気持ちを思い出しました。
    わても一回こんなファンタジックな作品を書いた事がありますが
    オジサンゆえに理屈が先に立ち、硬さが出てイマイチでした。
    いや、この感性の柔らかさ、うらやましい限りです
    「仲間」に登場する柴犬モドキの「マサ」エエ味出してますナァ
    ちなみにこの「マサ」いう名前、由来はなんです?ひょっとして宮部みゆきさんの作品が
    ヒントになったのでは??ちがったらすんません・・・

    以上、感想でした。

606/ 第11回企画作:蝸牛さん「茶色の枝」「仲間」への感想
・投稿者/ 月島瑠奈
・投稿日/ 2005/05/13(Fri) 16:27:59
・URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/

    とりあえず,最初に一言ー。


    小説書けるんじゃないですかー!!!!



    と,前回「テレパシー」の時に言いそびれたことを,主張できてすっきりした所で今回の感想行きます(笑)
    とりあえず,続き物という事で最初から読み返してみました。
    うーん,やっぱり雰囲気がいいですよね。
    いつも詩で感じる,蝸牛さんの優しい雰囲気がちゃんといかされているといいますか。
    文章も自然で流れるようで,もうぐいぐい読めちゃう。

    根底は,決して軽いものじゃないんです,むしろ重めの予感がするんですけど。
    さり気無い登場人物の優しさとか,なによりも主人公2人のやりとりがそれを不思議と緩和してくれるから,安心して読める感じが私はします。
    ガクセーショーの下りが個人的には凄いスキ♪(笑)
    後は,「茶色の枝」のラストでマーラがモペラを思っているシーンはぐっときました。

    まだまだ解明されていない謎も残しつつ。
    新しい仲間も加わって,先の展開がこれからも楽しみです。
    「しばらく,これだけかも」?
    構いませんよ。寧ろ突っ走ってください。
    私を含む読者の為に(笑)

    でわでわ。



601/ 第11回企画作品蝸牛著「ティータイム」への感想
・投稿者/ 蝸牛
・投稿日/ 2005/04/06(Wed) 23:06:40



678/ Re[1]: 第11回企画作品蝸牛著「ティータイム」への感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2005/08/16(Tue) 08:59:45
・URL/ http://www.geocities.jp/rep_ojp/

    いやぁ、紅茶とケーキの組み合わせで、ティータイムしたくなる詩です。
    うん、こういう幸せを凝縮させた詩は蝸牛さん、さすがです。

    はて、紫音さん述べられている感想と僕は逆の事を感じました。
    いや、まぁ紫音さんは天性の詩人さんなので、僕なんか意見するのもおごがましいのですが、
    まぁ、僕の私感として。


    >この時間が一番好き
    >みんなが揃って
    >みんなが笑って
    >美味しいものを
    >「おいしいね」と食べる

    最後のおいしいねが仮名で、美味しいが漢字というのは
    ある意味で強調になるんじゃないかしら。
    まぁ技法的には
    みんなが〜
    から仮名なので、<もの>を<物>として整形するという手もあるかもしれませんが。
    「美味しい」が「おいしいね」と最後で、リラックス感を充満させているあたり、蝸牛節だなぁ、という気がいたします。

    とまぁ、駄文失礼いたしました。身分をわきまえず、さしでがまましい感想でありました(笑)

648/ Re[1]: 第11回企画作品蝸牛著「ティータイム」への感想
・投稿者/ 平代山 登
・投稿日/ 2005/08/09(Tue) 10:07:16

    こんにちわー^^
    最近滅多に顔出さなくなった不心得者の平代山です。
    許してください許してください許してくだ(以下略)

    せめて感想文くらい書かせてくださいませ^^

    「ティータイム」
    紅茶、というテーマに対して、
    紅茶を飲む場面ではなく、その前の、煎れる時間ってのに着目する辺り、
    さすがは蝸牛様だなぁ、と。
    ポットに茶葉とお湯を入れる。
    葉が開いていくと、ほんのりと香気が漂ってきて、それが、カップに注がれて口に運ばれた時の味わいを予感させる。
    実際にも、紅茶を煎れる際のこの時間、胸が一杯になるような、
    じれったいような、息苦しいような、何とも言えない感触があります。
    それを見事に捕まえて、「幸せで嬉しい」と包み込んでしまう感性に驚嘆。

    昔、『ハスラー』という映画を見ました。
    老いたハスラーが、自分の後継者と見込んだ若手を育ててゆくのですが、
    最後には、その老ハスラーが、現役復帰を決め、その若手と勝負する事を決める、というような筋だったと思います。
    そのラストシーン。
    かの老ハスラーが言うんですね「Show time!!」
    そして、にやりと笑う。それが最後のシーン。

    じりじりと茶葉が開くのを待ってる時間。
    香気が徐々に強くなって、「ああ、そろそろだ」とポットに手を伸ばす。
    そこで、同じように蝸牛様がにやりと笑った気がしました。「Tea time!」
    何かが始まる高揚感、それだけを与えて、お預けのように物語が終わる。
    計算され尽くした一作だと思います。

632/ 第11回企画作品蝸牛様著「ティータイム」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2005/07/26(Tue) 00:05:44
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    まいどどうも、
    ゆまなまこでおます
    この度は蝸牛はんの作品に恐れ多くも感想なんぞ付けさて頂きます
    見当違いのつまらん事をのたまうかもしれませんので、
    その辺は平にご容赦!気に成るなら一言おくんなはれ。

    わては基本的にコーヒー派で
    あんまり真剣に紅茶を飲んだ事がありません
    ペットボトルかティーバックが殆どで、まともにお茶の葉から
    煎れた事なんて無い。
    でも、綺麗なお茶の缶から一さじすくい
    ティーポットで丁寧に入れて、
    スコーンかキューカンバーサンド(きゅうりのサンドイッチ)
    を摘みながら、頂くなんてことに憧れます
    その世界を見事に詩的に表現してはる。
    いや、上手に入れた美味しい紅茶を頂いた気分です。

    ただ、これは紫音はんところでも書いた台詞ですが
    なぜか消えモノ(あ、業界用語で食べ物、飲み物のことでっせ)
    を詩にすると、CMのコピーぽくなるんでしょうねぇ

    ・・・あ、またいらん事言うてしもうた!

623/ 第11回企画作品蝸牛さん著「ティータイム」への感想
・投稿者/ 月島瑠奈
・投稿日/ 2005/07/15(Fri) 19:43:57
・URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/

    毎度お馴染み,詩はまだまだ初心者なので軽い感想で失礼です(汗)

    >美味しいものを
    >「おいしいね」と食べる

    このフレーズがとても好きです。

    ちょっと話がずれちゃいますが,笑いたいときに笑ったり,悲しい時には,悲しい顔をしたり。
    当たり前の事が,素直に出来なくて,誤魔化しちゃうときってあったりするんですよね。
    でも,みんなで集まってお茶会とかやるとそう言うのってなくなる感じがします。
    蝸牛さんのお言葉をちょっと拝借すれば,ティータイムという雰囲気が作り出す魔力♪なんでしょうかね。
    「おいしくなあれ」の呪文の効果もばっちしです(笑)

    ちょっと,支離滅裂な感想になってしまいましたが。
    とても幸せな読後感でしたよ,という事で(汗)

    これからも素敵な言葉待ってます♪

622/ 「ティータイム」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2005/07/14(Thu) 22:05:32
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/syosai/story/kawa.htm

    テーブルの上に並ぶ茶器。
    ポットからゆらりと上る白い湯気。

    いいですよねぇ、そーゆー時間。
    ホントに、みんなそろってゆっくりお茶をする時間って、なかなかとれないから。
    たまに家族で、紅茶入れてケーキ切ったりしても……、さっさと食べてさっさと寝なさい。なんて言ってるし……(汗)

    シンプルな言葉で素直に綴った詩だと思います。
    読んで素直に「ああ、お茶入れてゆっくりした時間をすごそうかな」って気になりました。

604/ 第11回企画作品蝸牛様「ティータイム」への感想
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/05/10(Tue) 19:45:03
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    全体としてほのぼの雰囲気でよいですねぇ。
    あたしには書けません、はい。

    んでもって人のことは言えませんがいくつか気になるところもちらほらとありますので、書いてみます。

    >この時間が一番好き
    >みんなが揃って
    >みんなが笑って
    >美味しいものを
    >「おいしいね」と食べる

    ここでなぜ四行目だけ「美味しい」なのでしょう?
    「おいしい」で良かったように思います。
    地の文は漢字で、会話部分(かぎ括弧内)は平仮名で、との配慮があった場合、その次の段の

    >ああ、そろそろだ
    >カップに注ぐお茶の
    >おいしい時間

    の三段目の「おいしい時間」はなぜ平仮名なのでしょう?「美味しいもの」が食べ物で、「おいしい時間」は食べ物ではないからでしょうか?(気になると気になりっぱなしですいません)
    また、「おいしい時間」はおそらく「お茶のおいしい時間」ではなく、時間・空間として「心地よい時間」のことだと思います。そうであれば、二段目の「お茶の」の「の」は要らないかな?と。これがあると、「お茶のおいしい時間」だと誤解する人もいるでしょう。逆に「お茶のおいしい時間」=「ティータイム」であれば、「カップに注ぐ」で改行して、おかないと、「お茶そのものがおいしい」時間であるかのような受け取り方もできます。さらに、「カップに注ぐ」ことにフォーカスを当てて、「さぁもうすぐ」の期待感を伴った時間の場合、「おいしい時間」ではなく、「おいしい瞬間」としたほうが良いと思います。そうすることで、「この時間が一番好き」で表される比較的長いレンジでの「時間」と「注ぐ」という短いレンジでの「時間」の対比が生きてくるのでは?でもこの場合、「瞬間」といった時間を表す言葉ではなく、「香り」といった別の表現でも良いかもしれません。「香り」は空間と瞬間(短いレンジでの時間)の両方の要素を想起させる言葉ですし。


    >幸せで嬉しい
    >ティータイム

    の部分は、「幸せで嬉しい」「ティータイム」といった直接表現ではなく、何か別の言葉(うまく言葉が出てこないのですが)のほうが、詩全体の「幸福感」が心に沁みこんでいくように思うのですがいかがでしょうか?まぁ最後のこれは好みかもしれません。

    長々好き勝手に書いてしまいましたが、「ホッと」する詩で雰囲気も好きですし、個人的に「おしい」といった感じです。

    しかしまぁ人のことだとほんといろいろ書いてるけど、自分のだとどうしてこうも気づかないんだろう、と反省の今日この頃。(独白)

    何はともあれお疲れ様でした。



600/ 第11回企画作品:深那 優著「会輪倶楽部『紅茶のおいしい喫茶店が出すロイヤルミルクティーの話』」への感想
・投稿者/ 深那 優
・投稿日/ 2005/04/05(Tue) 23:21:16
・URL/ http://www.51038.com/users/tu/

     「会輪倶楽部『紅茶のおいしい喫茶店が出すロイヤルミルクティーの話』」への感想はこちらへよろしくお願いします。
     ……長ったらしいタイトルでごめんなさい(笑)



677/ Re[1]: 第11回企画作品:深那 優著「会輪倶楽部『紅茶のおいしい喫茶店が出すロイヤルミルクティーの話』」への感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2005/08/16(Tue) 08:43:32
・URL/ http://www.geocities.jp/rep_ojp/

    ども、感想一投オカザキレオです(笑)
    いやぁ、ポップですな。
    不思議な空間に女子高生。深那さんの十八番というか。本当に女性の心理描写がうまい。うらやましい。
    ただ、らぶ・ぱにっくに比べて(比べるなよ)引っ張る力が弱いかなぁ、という気はしました。
    そうねー、なんというか説明的になれとは言わないのですが、リラックスする空間、まるで魔法のような空間に行き着くまでの間に、この子は何を求めていたのだろうか、とか。普通の子達の普通な噂話の集合として捉えるべきか。ん。かっこいいお兄ちゃんいたのー、では終わってわしくないのは僕の一感情。
    ただ、この手の話は説明的なっても面白く無いしね。それともしかしたら、こういう現実を淡々と描くという事がこの作品の最大の魅力かもしれません。まぁ、あくまで僕の個人的な意見。
    これがまたまた、次の話次の話となっていくと、きっと見方もかわるかもしれませんし。

    しかし女の子の心理描写うまいなぁ。マジで。勉強になりります。執筆おつかれさまでした。そして、あまり中身のない感想で非常に失礼。
    追伸。僕はゆめさんや平代山さんとは別に、あのラスト好きです。ベターなの好きなので(笑)
    だってほぼ女子校の女の子達の会話やもん。それもありよねー、と(笑)

658/ Re[1]: 第11回企画作品:深那 優著「会輪倶楽部『紅茶のおいしい喫茶店が出すロイヤルミルクティーの話』」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2005/08/09(Tue) 18:57:29

     お世話になっております。D・W・Wでござる。大変遅くなりましたが、感想等を書かせて頂くでござる。では、以降は敬語にて。

     個人的に凄いと思うのは、こういった女の子女の子している話を全く問題なく書くという辺り。異性を書ききるのはどうしても難しいと思うのですが、不自然なく仕上がっていると思います。説明文はかなり多いですが、きちんと要点を捉えて話に絡ませており、この辺りの捌き方は上手いなと思います。

     個人的に気になった箇所があるとすれば、ラスト。語り手の言葉に対して、聞き手から何か具体的なアクションが欲しかったかなと思います。それの語り手の捌き方で、また話が重層的に構築出来たかなとか思いましたので。まあ、些細な点ですし、現状でも全く問題ないとは思います。

    大体感想は以上です。素晴らしい作品を読めて感謝しております。

647/ Re[1]: 第11回企画作品:深那 優著「会輪倶楽部『紅茶のおいしい喫茶店が出すロイヤルミルクティーの話』」への感想
・投稿者/ 平代山 登
・投稿日/ 2005/08/09(Tue) 09:48:02

    こんにちわー^^
    最近滅多に顔出さなくなった不心得者の平代山です。
    許してください許してください許してくだ(以下略)

    せめて感想文くらい書かせてくださいませ^^

    さて、
    「会輪倶楽部『紅茶のおいしい喫茶店が出すロイヤルミルクティーの話』」
    紅茶の美味しい喫茶店…………いや!!! 何でもないです!!!
    歳がばれるような何事も考えてはおりません、はい、エエ、そうですとも!!!

    紅茶の事、よく調べてあるなぁ、と。先ずはそれが第一の感想。
    テーマでモノを書く時、そのテーマについて調べこんで、そのテーマについて考えつくして書く。
    これ、当たり前のようでいてなかなか出来ないんですよねぇ。

    喫茶店という異質空間に迷い込んで、紅茶のような空気の中で流れる一時のメルヘン。
    絵的にすごく綺麗で、情景が思い浮かぶようです。
    下手をすれば煩わしいだけになりがちな紅茶のうんちくも、深那様の文章力で、むしろ場面設定を盛り上げる役割を見事に果たしてる。

    ただ、ゆめなまこ様も仰ってるように、
    最後の、色恋沙汰を連想させる部分は要らなかったかも、と思いました。
    余りに性急過ぎて、「あー、私がこの主人公なら、引くよ、これ」と、
    メルヘン台無しな感想を持ってしまいました(お前だけだ……orz)

    ちなみに、シリーズ化は熱烈希望ですw

631/ 第11回企画作品:深那 優様著「会輪倶楽部『紅茶のおいしい喫茶店が出すロイヤルミルクティーの話』」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2005/07/26(Tue) 00:02:46
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    まいどどうも、
    ゆまなまこでおます
    この度は深那はんの作品に恐れ多くも感想なんぞ付けさて頂きます
    的外れ、読み違い、見当違いあるいはふざけた事をのたまうかもしれませんので、
    気に成るなら一言おくんなはれ。

    さて、本題

    文章にしてもストーリにしても深那はんの真骨頂を見た気がします
    紅茶に対するうんちくも洒落ていてカッコイイし、なにせスマート
    くどくこてこてしたもんが好きなわてがゼヒゼヒ見習いたい部分ですわ

    ただ、展開が唐突過ぎるのがすこし気になります
    もう少し複線というか、落ち着いてお話を展開すべきだったのでは?
    と、思うのは、わてのいらぬおせっかいでしょうか?

    シリーズ化されるかも知れないとの事
    やりはるんなら、非常に楽しみです。
    期待してまっせぇ〜

627/ 第11回企画作品:深那 優さん著「会輪倶楽部『紅茶のおいしい喫茶店が出すロイヤルミルクティーの話』」への感想
・投稿者/ 月島瑠奈
・投稿日/ 2005/07/17(Sun) 00:08:50
・URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/

    えーと,前にも散々聞いているので,失礼とは存じますが。
    …深那さんって,男性の方ですよね(汗)
    「らぶぱ」もそうなんですけど,なんでこう見事に女性の視点でしっくり読める作品を描けるのですかー?!
    あやかりたいです,ハイ。

    って,話の内容に触れてませんね。
    喧騒な駅前大通りの奥にひっそりと潜む,隠れ家的な喫茶店。
    広がる心地よい,素敵な宝物のような時間。
    わ,私もみゅうさん同様入り浸ってしまいそうです(笑)
    マスターさん,何のウラもなしにあういう事言えるとしたら本当に凄いオヒトですね。
    …実は,現実の人じゃなかったりして。
    敢えて結末をはっきりさせないところも,色々と想像できて良い引きになっていると思います。

    とても素敵でした。
    と言う訳でシリーズ化,望みますよ?(笑)

    ではでは。

620/ 「会輪倶楽部『紅茶のおいしい喫茶店が出すロイヤルミルクティーの話』」の感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2005/07/10(Sun) 01:22:08
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/syosai/story/kawa.htm

    いやーー、楽しませていただきましたっっ!!
    こんな喫茶店あったら、私、入り浸っちゃう!!
    しかし、このマスター、ちょっとスゴイよね(笑)

    次に夏希がそこへ行って、その店を見つけられなかったり、もしくは会輪倶楽部の誰かが行っても見つけられなかったり……とか、いろいろとその後を想像してしまいました。
    いろんな意味で読後も楽しめる作品ですねぇ。


    >「――私の話はこれでおしまいよ」
    って言葉にわかつきめぐみの「黄昏時鼎談」を思い出しましたよ。
    ちょっと不思議な話を三人が順番に話していくというシリーズもの。大好きな作品なんです。

    この「会輪倶楽部」もそんな風にシリーズ化になることを希望しまっす♪



597/ 第11回企画作:月島瑠奈著「ケンとマオ」への感想
・投稿者/ 月島瑠奈
・投稿日/ 2005/03/26(Sat) 00:21:17
・URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/

    実験作的に作った作品です。
    小説と位置づけていいやら微妙な作品なのですが。
    感想,意見,批評はこちらにお願いします。



675/ Re[1]: 第11回企画作:月島瑠奈著「ケンとマオ」への感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2005/08/16(Tue) 08:18:06
・URL/ http://www.geocities.jp/rep_ojp/

    ども、感想一徹のオカザキです(笑)
    まずは僕の私感を語らせてもらいます。

    僕はですね、小説という区切りはないんだと思います。
    児童文学も立派な小説です。
    「物語」である以上、大人用も子ども用もないんです。

    本当の優れた作品というのは、大人が批評家が賛美する作品ではなくて、子どもが無我夢中で食いつく作品なのです。
    そうですね、新しくは「ハリー・ポッター」古くは「モモ」「果てしない物語」とか。「ルドルフとイッパイアッテナ」とか。シャーロックホームズのオマージュ作品で、児童文学なら「ホームズ少年探偵団」なるものもあります。
    ということで前置き終了(笑)

    この作品、僕は読みやすいです。
    またケン君のキャラいいわね。
    紳士っすよ。
    そして何気なく書かれた「犬」と「人」の年齢差が素敵です。
    これは子どもに語って聞かせたいかも。
    月島さんの新しい一面を見た感じ。是非とも次回作に期待して、まとめて子どもに読み聞かせしたい。

    僕がまだ保育園につとめていたら、間違いなく素材として子どもに読み聞かせしたいです。
    台詞の言い回しについても、非常に僕はシンプルに感じられました。
    どうしても大人が書く幼児の言葉というのは、過剰になりがちな所があります。
    それを可愛く、嫌みなく書かれるのはさすが。

    良い仕事でごさいます。感服。

657/ Re[1]: 第11回企画作:月島瑠奈著「ケンとマオ」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2005/08/09(Tue) 18:49:46

     D・W・Wでござる。随分遅れてしまい申したが、作品を読ませて頂いたので、感想等を書かせて頂くでござる。以降敬語にて。

     以前拙者も絵本テイストな作品は書いた事がありましたが、おお、なるほどと思わず参考にしたくなる出来でした。文章を良く選んであるのが見て取れて、ひらがなであってもそう読みにくくない。話自体も温かく、柔らかい春の日差しの如し。たっぷり堪能させて頂きました。
     個人的には、途中の台詞
    「だって2くみのミワちゃんのことマサトくんかわいいっていったんだもん」
    が、もう一ひねりあると嬉しいかなと思いました。意図は伝わってくるのですが、瞬間的に頭を使わねばならないので、ちょっと気にはなりました。ただ、致命的な事ではないですし、意味自体は問題なく通じていると思います。
     色々書きましたが、良い作品を読ませて頂きました。有り難うございます。

646/ Re[1]: 第11回企画作:月島瑠奈著「ケンとマオ」への感想
・投稿者/ 平代山 登
・投稿日/ 2005/08/09(Tue) 09:21:21

    こんにちわー^^
    最近滅多に顔出さなくなった不心得者の平代山です。
    許してください許してください許してくだ(以下略)

    せめて感想文くらい書かせてくださいませ^^

    「ケンとマオ」
    すごく苦労してますねぇ。
    マオの台詞と独白をひらがなで統一しながらも、
    上手くカタカナを挟んでいる為に読みにくいという印象は無かったです。
    コーギーと少女っていう絵面も、絵心あれば挿絵つけたいくらい。
    お父さんお母さんは声と記憶の中だけで、場面も鏡の前だけ、という取捨選択が上手いなぁ、と思いました。
    ただちょっとだけ気になったのは、会話文の固さで、そこがもっと自然になれば、引っかかる部分がなくなるんじゃないかな、と。


630/ 第11回企画作:月島瑠奈様著「ケンとマオ」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2005/07/26(Tue) 00:01:58
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    まいどどうも、
    ゆまなまこでおます

    じつに、可愛らしい作品ですナァ〜とてもファンタジックでファンタステックです。
    ま、古今東西「ソロモン王」から「聞き耳頭巾」「ドリトル先生」に至るまで
    動物と会話できるお話は数多くありますが、
    この作品の面白いところは主人公のマオちゃんは
    ごくごく普通のこととしてコーギーのケンとお話しする
    そこの辺りが魅力なんですね、子供の無垢さゆえに普通なら信じられないような
    出来事でも、日常の一部として受け入れる。
    逆にその辺にリアリティを感じてしまいます。
    大人ならきっと頭が変になったと思い込むでしょうね

    小説というより、いい意味で童話的と言えるかもしれません
    語り口とか、話全体の雰囲気とか・・・
    創作の方向性に口を出すのは失礼かもしれませんが
    今度はケンの視線から、文体を大人っぽくしてやってみると
    面白いかも、とも思ったりします

    もしシリーズ化されるなら、先々非常に楽しみです!

619/ 「ケンとマオ」の感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2005/07/10(Sun) 00:51:45
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/syosai/story/kawa.htm

    マオちゃんかわいい♪
    ケンちゃんもステキ♪

    ふと感じる疑問や感じる事柄が6歳らしい発想ですよね。
    掛け算が途中からアヤシクなっていくあたりもナイス!
    そのあたり、ちょっと懐かしい感じもしたりして(苦笑)

    東真紀の「ジョンの純な恋物語」という歌を思い出して、ひとりにやにやしてました。
    今はマオちゃんの世話を焼いているようなケンちゃゃん。マオちゃんがもっと大きくなったとき、どんな風に接するのかしら。なんてね(笑)

    とても楽しく読ませていただきましたm(_ _)m

611/ 第11回企画作:月島瑠奈様著「ケンとマオ」への感想
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/05/30(Mon) 00:45:51
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    お疲れ様でした♪
    ケン大絶賛♪笑
    いやぁ、こういうのだったらいいなぁ、うちのネコもしゃべるのかなぁ?
    表情と意思表示は豊かなんだけどなぁ。

    十分読みきり掌編として成り立っていると思います。
    もちろんこれで連載もできるのでは?とも思いますが。
    こういう日常を切り取ったものって好きです。
    ドラマのカット割りみたいで。

    なんか感想なんだかよくわからない文章ですが、
    とにかく良かった、ってことです♪

598/ 第11回企画作:月島瑠奈様著「ケンとマオ」への感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2005/03/26(Sat) 00:37:39

    月島瑠奈様、こんばんは。チャットでは我侭言ってすみませんでした。早速感想いきます!

     小説と位置づけていいものか悩んでいるそうですが、充分小説だと思います。
     ひらがなの効果も効いていると思います。後書きを読む前から、誰の視点から描かれたものなのかが判ったので、読みやすかったです。
     なんかね、固有名詞がいいですよね。マオとケンというカタカナ書きもいい感じ。

     ママは話せないケンと話せるマオ。だけど隣のシロとは話せないって設定が限定的で特別感があるのも面白い。
     こういうお話好きです。“紳士”と“れでぃ”の会話も好き。ケンがマオの保護者面しているのもいい味ですよ! でもちょっと、他のワンコに浮気しないでね……なんて思ってしまったり。ケンとマオはいつまでも一番の仲良しでいて欲しいですね。素敵なカップルだしv

     キャラクターの魅力溢れる作品でした。楽しかった。ありがとうございましたv



594/ 第11回共同企画 紫音作「茶」「犬」「紅茶」「何もない一日」の感想
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/03/12(Sat) 11:19:09
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    第11回共同企画出品作品3詩の感想はこちらへお願いします。
    スレッド多くなるのでまとめてレスつけちゃってください。
    レスタイトルにどの作品の感想か書いてくださるとありがたいです。

    よろしくお願いします。



674/ Re[1]: 第11回共同企画 紫音作「茶」「犬」「紅茶」「何もない一日」の感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2005/08/16(Tue) 08:07:17
・URL/ http://www.geocities.jp/rep_ojp/

    今回は感想役のオカザキです。いやー、僕もせめて詩を書いておけばよかった(笑)
    さて、今回の詩。というか、紫音さんは詩人だなぁ、と思います。

    「茶」
    これ一番すきです。和。空気、流れる風。なんでしょう、僕は緑茶が好きで
    飲んでいるときのトリップ感が好きなので、すごく自分の感覚とシンクロしたというののがあるのかもしれません。
    寺の詩書きさんは、僕の感覚にシンクロする詩を書いてくれるから大好きです(^▽^ )

    「犬」
    これまたよく分かる。野良犬。しかしこれは、今の僕らに当てはまるというか
    凝縮されたこの数行が、なんともいえない。
    一番、イメージが明確でポップ
    かもしれませんね。

    「紅茶」
    完全な紫音さんの世界観。ゆったりとした中に、紫音さんの人柄とか、すごい現れているなぁ、と。
    長い詩も短い詩も駆使される紫音さんは本当、詩人だなぁ、と思います。

    以上、ただの感想ですいません(・・ )

710/ ありがとうございます。
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/09/23(Fri) 00:46:55
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    どうもです。
    なんというか、今回のは自分の中でもかなりイレギュラーなテイストなので、今後同じようなものをかけるか?と言われれば正直判らないです。
    が、なにはともあれ気に入ってもらえて良かった良かった。
    初めて挑戦するものって不安ですものね。

676/ 追記「何も無い一日」
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2005/08/16(Tue) 08:22:58
・URL/ http://www.geocities.jp/rep_ojp/


    んー。よくもまぁ、800字でここまでやれるももんだ、と思いつつ、最後のいた分に集約するのかぁ、と。しみじみ。小説としていえば、前半がどうも、日本純文学を読んでいるよう錯覚に。まぁ、あるいみでは紫音さんの利領域はそこまでいっているのかもしれません。
    ただ、一読者としては、以前の紫音さんの呼吸が感じられる(紫音さんの詩のような、情緒も感情も空気も色合いも非常に明確な)物語を読んでみたいという気もしました。
    が、800字。
    僕には無理だなぁ、とこれまたしみじみ(笑)

711/ ありがとうございます。
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/09/23(Fri) 00:49:42
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    久しぶりに挑戦したジャンルなので、どうも消化不良なところもありますね。
    短い切り落としのスタイルは比較的書いてるので、逆に書きなれてる分推敲は大雑把になったかも。
    純文学ですか?一番苦手なジャンルの一つかも(笑)
    そうですかねぇ?
    そうですかぁ。
    まぁ、「小説らしく書こう」と意識はしてみたのですが、
    なるほどぉ、といった感じです。
    レオさんもぜひチャレンジ♪

645/ Re[1]: 第11回共同企画 紫音作「茶」「犬」「紅茶」「何もない一日」の感想
・投稿者/ 平代山 登
・投稿日/ 2005/08/09(Tue) 09:03:29

    こんにちわー^^
    最近滅多に顔出さなくなった不心得者の平代山です。
    許してください許してください許してくだ(以下略)

    せめて感想文くらい書かせてくださいませ^^

    「茶」
    これは、何と言うか……ううむ。
    一言、すげえ。
    お茶が醸す「癒し」の部分をこういう形で書ききったのもさることながら、
    何と言っても、最終行。
    『ゆりかごに揺られて覚まされて』
    この覚まされて、でガツン、と来ました。
    冷酷ともいえるような突き放しで、お茶の香りがふっと消えるような寂しい幕。
    楽しい夢から覚めたような、そんな読後感。
    休憩時間は終わり、さ、現実の中で頑張る時間だよ。
    そんな、冷酷とも言える幕引き。
    それを何の嫌味もなく力みもなく当たり前のように書き切るって、凄い事だと思う。

    「犬」
    これは「茶」と正反対を行く、とてもロマンティックな詩だと思います。
    ただ、一つだけ気になったのは、
    『見える世界はモノクロの憂鬱』
    の一行。
    モノクロの憂鬱、ってのは、なんというか、
    使い古されすぎて、詩という表現方法には向かないかも。
    ……と、「茶」を手放しで褒め過ぎて気恥ずかしくなったので、敢えて苦言を呈してみるw

    「紅茶」
    ある意味、「これぞ詩だ!!」って感じです。
    個人的見解なのでしょうが、詩という表現方法は赤毛のアンの「良いとこ探し」みたいなものだと思ってます。
    日常の中で、普通にしてると気付かない美しさやら驚きやら喜怒哀楽やらを、指でさして教えるもの。
    私は、詩ってのは、そういうものだと思っているので、
    この、一見不似合いでいながらしっくりくる、って、それを見つけた眼力に、
    ただただ、詩というものに打ちのめされるのであります。

    「何も無い一日」
    まずは『解散となったために、このために』
    の所で、「ために」が二回続けられているのを突っ込んどきます。
    多分、何度か表現を模索した名残だと思いますが……(判ってるなら突っ込むなよ)
    ぽっかりとあいた空白のような一日。その中でふっと息を抜くような時間。
    紅茶の本質を、綺麗についた秀作ですな。

669/ ありがとうございます。
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/08/12(Fri) 00:40:13
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    お久しぶりです〜〜★

    そんなに褒められちゃうと照れますです、はい。
    犬のあそこの表現は「ハードボイルド」なんですよ、たぶん(謎)
    べたべたの表現がかっこいい、みたいな(嘘です)
    まぁ即興詩なので許してやってくださいませ。

    「紅茶」はねぇ、たしかにいいこと探しかも。
    まぁあんまり深く考えては書いてないのですが、
    とにかく「紅茶」って気取らず、でも優雅で、でもリラックス、みたいな感じで。
    眼力があるかどうかはわかりませんが・・・汗

    「何もない一日」はとにかく勢いで書いて、なんとなくしっくりこない表現を削っただけなので、とにかく「粗い」です。
    いろいろご指摘を受けてるので、やっぱりこれはまだまだ未熟なんだなぁ、と反省しきりです。
    テーマ自体は、事実忙しかったので、なんとなく「こんな何もない日が来ないかなぁ」程度で決めちゃいました。
    うん。安易だ。
    この作品がそこまで深かったとは(笑)

    ほんとうにありがとうございます。

629/ 第11回共同企画 紫音様作「茶」「犬」「紅茶」「何もない一日」の感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2005/07/26(Tue) 00:00:52
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    まいどどうも、
    ゆまなまこでおます
    この度は紫音はんの作品に無礼承知で感想なんぞ付けさて頂きます
    特に、詩の感想なんて初めての事でっかから、けっこう的外れ、読み違い、見当違いのことをのたまうかも
    しれませんが、その辺はあとでご指摘ください。

    まず「茶」
    「擦り切れた奥の微熱 余韻を
    ゆっくりと癒し鎮めてく」
    を何度も読むうちに
    この詩の本質が少し見えたような気がしました
    ま、わて的解釈ですが
    これは心の救済を求める詩なんですね
    お茶の熱とカフェインとポリフェノールで
    ささくれ立った心をなだめる
    ほんと、「お茶を飲む」という行為の本質を上手く
    表現してはりますなぁ〜
    ま、すこし「お茶のCM」ぽいのが気になりますけど・・・

    次に「犬」
    なんで「野良犬」って悲しんでしょうねぇ
    犬にとって人間に捨てられるってのは
    もう「オシマイ」って感じなんでしょうねぇ
    この詩ではそのヘンが巧みに表現されてますね
    生きるのに精一杯、でも何かを追い求める
    でも、なにかは自身にもわからない
    きっと、もう一度どこかへ帰属したいっていう欲求なんでしょう
    そこが犬の悲しさってやつでしょう
    しかし、野良犬=悲しい存在という固定観念がすこし「?」です
    ま、街が舞台だからかも知れませんね、
    以前、森の中で見た野良犬は、怖かったですが堂々としてました
    人間に帰属する事を捨てた犬ってのも魅力的ですよ、
    ホント怖いけど

    そして「紅茶」
    三部作の中ではこれが一番好きです
    でも、たぶんわたしがやるなら宿には行かない
    どこか見事な森の中で、できれば美味しい湧き水が有るところで
    小さなやかんと本当に小さな焚き火で
    自分一人用の紅茶を煎れる
    これとよく似たことをよく登山やキャンプのときやりますよ
    ま、焚き火は難しいので携帯コンロを使いますが
    ほんと、いい気分になります
    茶道で野点ってやりますが、あれも自然と共に茶の湯を楽しむ
    風流な遊びですね。
    お茶と、自然はよく似合う。

    最後に小説「何もない一日」

    日記みたいな小説、あるいは小説みたいな日記
    面白いですね、架空世界の近況報告。
    嵐のような日常が、ある日突然停止する。そして訪れる何もない時間
    こんなとき、無様に慌てふためき、ムリからに忙しくしようとするヤツと
    開きなおって悠然と、それこそお茶なんて煎れたりする人の二タイプが居ますが
    彼女は後者ですね。
    こういう人こそ、普段がむしゃらに働いている人なんですよきっと
    あるいみ、こういうインターバルって憧れます、
    わたしなら、800字に収めるなんてもったいない事せずに
    こんな何もない一日をダラダラ書いてみたいですよ、ホント
    けど、制限があるから、あっさりと表現できるのかな?
    これが長けりゃ読んでるほうがイライラするか?

    以上が、感想というか、なんかそんなもんです

641/ ありがとうございます。
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/07/30(Sat) 23:44:25
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    ゆめさんこんばんわ。

    「茶」
    お茶のCMっぽいのはたしかにそうかも。
    まぁ情景詩なのでその辺りはご容赦を。
    救済というと大げさですけど、
    息抜き程度で。

    「犬」
    悲しい存在に読めましたか。
    う〜ん。まだ力不足か。
    それとも即興故の完成度だからかな?
    イメージとしては「強い存在」としていたんだけど、
    やっぱり読む人によってどう読めるか、
    ってことなんでしょうね。
    詩って難しい、うん。

    「紅茶」
    宿にしたのは、
    「似合わない」から徹底して「似合わない」ようにしてみたかっただけですね。
    実際やるなら普通にコーヒーか緑茶にして山の中、
    ってとこだと思います。
    まぁ詩なんて事実をそのまま書いてもしょうがないですし、
    ちょっとした?遊び心みたいなものです。

    「何もない一日」
    これはあたしは800字だから書けた感じですね。
    たぶん長くなればそれだけいろいろ詰め込みたくなるか、
    まとまりつかなくなるか。
    400字、800字の掌編は散文詩の延長で書いているところもあるので、
    小説としてみると確かに物足りない感じかもしれませんね。
    ほんと、めちゃめちゃ忙しい時のオフって、
    何もせずにボーっとしちゃいません?
    あたしはそんな感じです。
    ただダラダラと何もしない、みたいな感じで。
    そんな一日の過ごし方はきっと個性が出るだろうな、
    ということで書いてみました。

    感想ありがとうございました。

618/ 「茶」「犬」「紅茶」&「何もない一日」の感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2005/07/09(Sat) 23:36:45
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/syosai/story/kawa.htm

    まずは、早々の出品、お疲れさまでした。
    確か、チャットしながらの即効出品だったよね?
    ったく短時間でこれだけのクオリティをつむぎだす紫音さんの文才には羨望を通り越して憎しみを感じます(笑)

    「茶」
    ゆっくりとした時間が凝縮されているような感じですね。
    冒頭の、三つ続く「和」の字に畳みかけられるような……一度狭くなった川幅が広がった後ゆったりと流れていくように、続く言葉。
    ラストのところ。
    ……のように/……のように、と、広がってそのまま、ふわっと終わっていくところに心地よい余韻を感じました。

    「犬」
    都会の路地を歩く犬。背景は傘をさして歩く人々。そんなセピア色のポートレートのような一遍ですね。
    「無関心な視線の中」って表現がすごく紫音さんらしいです。

    「紅茶」
    ううっ。これ好き。
    そーよね、確かにこーゆー情景のなかでダージリンは場違いだわ。不似合いよ。
    でも、それがなんだか落ち着いてしまう。
    非日常に身を沈めようとしても、どこかに日常の尻尾を引きずっていないと安心できない。そんな風に思うのは、深読みのしすぎかしら(汗)

    「何もない一日」
    紫音さんらしいなぁ、というのが第一印象。
    延々とつぶやいているような文体が、ぽっかりとできてしまった「何もない一日」に、本当に当惑しているような、ほっとしているような気分を誘いますね。
    ブツ切れの、単語だけに近い文章や会話に慣らされてしまっている身には戸惑う感もありますけど、ゆっくりと、情景や主人公の感慨を考えたり感じながら読むと楽しいです。
    暖かいお茶がゆっくり喉元を降りていく感覚に似ているかも(笑)

    表現としては「洗脳のような情報の洪水の中」とか、「気にしていないという気に仕方」とか、好き。
    逆に「ん?」と思ったのは「無期限の中止」。意味はわかるんだけど、なんか飲み下せない一語でした。


    以上、勝手な感想をたらたらと書き連ねさせていただきました。
    紫音さんの感覚と私の読み取りの方向性が違っていたらごめんなさいね。
    でも、いつも紫音さんの言葉を楽しみにしています(^^)

621/ ありがとうございます。
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/07/11(Mon) 02:09:36
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    ありがとうございます。
    チャット中に書いてました、はい。
    (その後若干推敲、修正しましたが)

    「茶」は冒頭2行がすんなり出てきたので、
    あとはそこから広げてった感じですね。
    テーマがテーマで普段書かないものなので、できるだけイメージを拡散させるようには心がけたつもりです。

    「犬」は最近の自分のテーマでもある「何か」につなげています。
    雑踏の中の寂しさ、それでも自分の足で歩いていく野良犬。
    昨今は野良は猫ばっかりですが、昔はいたんでしょうね、映画とか見ると。
    なのでポートレートのようなイメージはそんなところからなのでしょうかね。

    「紅茶」は田舎の喫茶店が「ふと」イメージできたのですが、
    そのまま書くのは面白くないので(3連作なのでちょっと余裕が出てきてたのかも)ヒネテみました(笑)
    紅茶ってどうしてもリラックス時に飲むイメージが強いので、であればリラックスできる場所に無理やり閉じ込めてみてもいいじゃん!といった感じで書いてます。
    一番肩の力が抜けてますね、たぶん。
    深読み感謝です♪笑

    「何もない一日」は、ほんとにただボーっとした感じを書きたかっただけなのですが、自然と文体もダラダラに(笑)
    「無期限の中止」は「休止」ですね(汗)
    あ〜、日本語がぁ・・・

    読み手の感覚なんて気にしないでください。
    それこそ読み手次第ですから、作品は。

596/ 第11回共同企画 紫音様作「茶」「犬」「紅茶」の感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2005/03/26(Sat) 00:03:31

    紫音さん、こんばんは。
     読ませていただきました。見当外れだったら許してね……な感想ですが、よろしくお願いします。

    『茶』
     いいなぁ……。お茶を手に、日向で空を見上げながら、草原の風に吹かれながら髪を風に揺らしながら目を閉じているイメージ……。かな。
     うん。短い文章で、こんな風に、読者に鮮明なイメージを伝えられるってのは、すごいことだと思います。
     あ! イメージ自体が間違ってたらごめんなさいです。

    『犬』
     がらっと変わって、雨の繁華街を項垂れて歩く捨て犬。だけど、心は捨てられてない。体はよれよれのボロボロだけど、心はちゃんと大事なものを見ようとして探している……。そんな感じ。
     好きですね。こういう諦め悪く足掻くの。こうあって欲しいって思ってしまいます。自分自身、諦めが悪いせいかも。ははは。かなり共感しました。

    『紅茶』
     面白い設定ですよね。読みながら「おやおや……」「あらあら……」「まあまあ……」って。何だか楽しかったです。
     これも、風景が画像としてイメージできる作品ですね。空想の世界で飛ぶことを思い出させてくれた作品……って感じです。

     抽象的な感想ですみません。紫音さんの作品には、共鳴させられる部分が多くて、そちらのサイトでも、いつも楽しく作品を拝見させていただいております。
     今回の作品群は、何か大切なものに気付かさせてもらったような印象を持ちました。いてくれてよかった。
     素晴しい作品をありがとうございました。

607/ ありがとうございます。
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/05/22(Sun) 00:26:42

    ありがとうございます。
    今回の3作は初の?情景詩チャレンジということで、雰囲気としては俳句なんかと近いものがあるかもしれません。
    なんといっても即興詩なので、作りこみはしてないですから、もう受け取ったままのイメージでどうぞ!ってところなのですが、並木さんにもいろいろと感じてもらえたようで嬉しいです。
    個人的には「茶」は出だしまとめすぎて、後半自分の首を絞めている感がありますが、他はまぁそれなりかな?と思ってます。

    こちらこそいつもありがとうございます。
    詩の感想ってなかなか皆さん書きづらいと思います(あたしも苦手です)ので、
    並木さんのようにいつも素敵な感想をいただけると、非常に嬉しいです。
    こちらこそこれからもよろしくお願いします。

599/ 追加 「何もない一日」の感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2005/03/26(Sat) 01:28:45

     多忙な日常の中にポッカリ空いた時間、ありますよね、こういう日って。外が霧雨かなにかだったら尚良し。ははは。
     こう、カレンダーが2ヶ月前とか、具体的な描写が巧いんだ。ははは。だって、去年の11月のカレンダー剥がして今年の2月に張り替えたばかりだし。物凄く『ある』のです。私にとって。違う所といえば起きるのが朝ではなく昼だったりする辺りでしょうか。……ってここで共感しまくってどうする。

     日頃、根幹的哲学的な回顧はできるだけ避けるように心掛けている自分としては、その時間を『愛しい』と言える事に対して羨望の念があります。自責の念で押し潰されてるのが常なので。ははは。
     いい人生を送ってきたと感じることの出来る、自信ある人物にしか許されない余裕が安定感に繋がっているとも思えます。
     それにしても“根拠の無い自信”とうのは、若さの象徴ですよね。

    『程なくして(中略)私だったけど』らへんの文章がわかり辛い、ってか、読点無いですよ。
    かと思うと『洗脳のような(中略)仕方もあるのだな』なんて、素晴しい言い回しを使ったり。計り知れないです。

     もう一度、ポジティヴな目で自分を見直す勇気が持てそうな、そんな気がする小説ですね。気負う事無く、紅茶の香りと穏やかな仕草が、そっと伝わってくるような優しい一作でした。
     こういうの、また読みたいですね。ありがとうございました。

608/ ありがとうございます。
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/05/22(Sun) 00:36:52

    これもほぼ即興なので、あまりまとまりはよくないかもしれません。
    最初に浮かんだイメージが「カレンダーが冬、季節は春」だったので、そこから膨らませた感じですね。
    実際あたしも職場だと、うっかりカレンダーはがすのを1週間過ぎた頃に気づいたりすることも多いので、部屋にカレンダーがあったらきっとやりそうです(笑)

    あたしも割りと?仕事忙しいことが多かったので(最近はやや落ち着きましたが)、たまにほんとに何もすることがない休日ってボーっとしてるうちに夜になっちゃったりするんですが、そんな一日を書いてみました。
    そんな時間を「愛しい」と思えるのは、自分の生き方に余裕があったり、忙しくても充実してたり、自分の存在に自信がある人なんだと思います。並木さんのおっしゃる通りです。(あたしはそこまで余裕ないですねぇ)

    問題の?読点が無いパートについては、主人公の「ボーっと」感が出るかな?と思ってやったのですが、ちょっとやりすぎたみたいですね(苦笑)作者の一人よがりでした。
    「洗脳の〜」のところは、あたしはそれほど表現として意識してなかったのですが、そんなによかったですか?人それぞれ感じるところが違うんだなぁ。それともあたしが広告屋だから、こういった情報系の話の表現は多々目にすることがあるんで、そのせいですかねぇ。

    裏テーマとしては「息を抜こう」ってところにあるので、その小道具として紅茶を出してみました。仕事だとコーヒーのイメージがあるので、その対抗として。
    その辺りを感じとってもらえたとしたら、作者冥利につきます。ありがとうございます。

595/ 第11回共同企画 紫音さん作「茶」「犬」「紅茶」の感想
・投稿者/ 月島瑠奈
・投稿日/ 2005/03/22(Tue) 00:03:07
・URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/

    こんにちは。月島です。
    とりあえず,最初にひと言。


    …早っ!!(汗)


    企画発動当日の提出非常にお見事です。
    しかも,即興とは思えない出来だと思います。
    散々思い悩んで詩を練習している身としては非常に羨ましい限りです。
    そんな自分ではありますが,拙い感想などを書かせて頂きます。

    個人的には「犬」が一番好きです。
    捨て犬(野良犬も?)の視点で描かれている事によって,ぐっと世界に入り込めました。
    こういう視点で書くのって非常に難しいと思うんですけど,巧みに言葉を操ってしかも流れるように展開していくのが本当に凄いな〜と思います。

    「茶」「紅茶」については,敢えてテーマが主張されない点が,他の情景描写を引き立てているな,と感じました。
    ちょっとしたスパイスの様な。色々と想像が湧きたてる様な。
    何か,ほっとする詩です。両方とも。

    上手い言葉が見つからなくてごめんなさい(汗)
    これからも紫音さんの素敵な言葉,待ってます。

609/ ありがとうございます。
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/05/22(Sun) 00:45:08

    今回は早かったですねぇ(笑)
    もともと詩はあまり考えて書かないので、長さに応じて詩作時間がかかる、といった感じなので、これくらいだとイメージが沸けばパパっと書けちゃったりすることも多いので(だから表現が上達しないのですが)。しかも初日出した時は推敲してなかったし(苦笑)

    「犬」は一番自信はなかったのですが、どうも気に入られている方が多いようで(汗
    犬の視点、というよりも、犬の人格化なので、それほど難しいことをやっているわけではないんですよ。実際これを本格的にやってみると、「我輩は猫である」になるわけで、そういう意味では比較的常套手段に近い視点の作り方ですね。まぁ詩でやる人は多くないと思いますが。
    どちらかといえば、「ある人」を設定して、犬として比喩していく、という書き方、と言った方が正確かもしれません。(こうやって書くとやっぱりたいしたことないなぁ)

    「茶」「紅茶」はおっしゃる通り、テーマというよりも、情景詩のモチーフとして企画のお題を使っているので、特にウダウダな感じで肩の力が抜けてます。
    情景詩というと、大体がほんわか系かシュール系(都市ものなんかはそうですかねぇ)になってくると思うので、そういう意味では他の方が情景詩を書くのと同じ範疇でしか書けてないですねぇ。
    まぁそんなものなのかもしれませんが。
    「息抜き」が裏テーマ?なので、その辺りを感じて頂けて嬉しいです。

    こちらこそこれからもよろしくお願いします。

605/ 第11回共同企画 紫音さん作「何もない1日」の感想
・投稿者/ 月島瑠奈
・投稿日/ 2005/05/13(Fri) 15:16:30
・URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/

    どうも,こんにちは。月島です。
    さて,早速感想などを…。

    個人的意見としては,800字という短い中でこれだけの表現が出来る,という点に脱帽です。
    まあ,これは私が長々とした文章を書く人間だという事が大きく作用しているんですけど(汗)

    さり気無い,表現が秀逸です。
    カレンダーの所なんか特に。
    春が近いのにカレンダーは雪だるま。
    ああ,カレンダーを捲る暇もないくらい彼女(…ですよね?)は忙しかったんだ。
    このたった一行の表現で,「何もない1日」が彼女にとっては,「愛おしいもの」なんだという事が凄い伝わって来ます。

    私も並木さんと同じ部分で,読点がないのが気になりました。
    800字という制限の中で書かれたからなのでしょうか?
    ちょっと意図を汲み取るのに引っかかっちゃいます。
    全体的に凄い感じの良い内容なので,この部分はちょっと勿体無いなという気がしました。

    内容的には,凄い前向きだなって感じが凄い伝わりました。
    好印象なとってもいいお話だと思いました。

    執筆お疲れ様でした。

610/ Rありがとうございます。
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/05/22(Sun) 00:51:55

    ありがとうございます。
    800字や400字といった制限はもともとがメルマガでやってたもので、半ば自分の表現鍛錬のための勝手な足かせでもあるので、表現できる、というよりは表現できる範囲でしかできてない、といったところです。
    あたしの場合、フォーカスした表現しか書けないことが多いので、そういった点で長く書ける(いろいろな表現を一つのテーマ、シーンで書ける)人はうらやましいです。

    内容・技巧的なところは並木さんへのレスで書いているので、ここでは割愛しますが、並木さんも瑠奈さんも同じところを同じように感じていただいているようなので、そういった点はあたしも嬉しいし、書いてよかった、と思います。

    誉められてそうそうBlogの方では実験的なものばかりが増えていますが、今後も一つよろしくお願いします。



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