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785/ 第13回企画作:桂月椋著「化学反応」への感想
・投稿者/ 桂月 椋
・投稿日/ 2006/10/28(Sat) 10:03:42
・URL/ http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html

    初めて参加させていただきます。
    拙い作品ではありますが、皆さんの心に何か引っかかれば幸いです。
    ご意見・ご感想を頂ければ、嬉しいです。
    ……もう、この時点で凹みそうです……。
    ほぼ1年ぶりの執筆で、こんな大舞台に居ていいのか?自分?!

    どうぞよろしくお願いいたします。



841/ Re[1]: 第13回企画作:桂月椋著「化学反応」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2006/12/04(Mon) 21:22:07

     D・W・Wでござる。初めまして。作品を読ませて頂くのは初めてですが、なかなかに面白かったです。以降、感想を敬語にて述べさせて頂きます。

     不思議な生活感のある作品だなと思いました。何というか、文章から静かなリアリティが滲み出している。例えば悪魔氏などは、悪魔という設定なのに、そのまま人間として其処にいてもおかしくないような不思議な存在感を感じました。
     全体的に微妙な人間関係の妙が漂っていて面白いです。こういった微妙なラインで行われる駆け引きと心理変動は実に面白い。女性的な文章とでも言うのでしょうか。今回の拝読を機に見習わせて頂きたい所です。
     つらつらと感想を書かせて頂きました。今後も新作の発表を楽しみにしております。

839/ Re[1]: 第13回企画作:桂月椋著「化学反応」への感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2006/12/03(Sun) 13:06:13
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    ども、オカザキです。
    という事で、早速読ませていただきました。

    今回は寺企画と言うことで。寺らしくいきたいのですが、なにぶん桂月さんのファンなもんで。
    困ったもんだ(笑)

    世界観、言葉の言い回し、ユーモアのセンス、そしてテンポ、
    それがお話を進めていくたびに加速していく感じがしますね。
    何より、空気感。次第にコミカルな感じまでもが、人形の目に吸い込まれていくような小宇宙に感じます。
    綺麗なのに神秘性を感じる人形のような。
    楽しい会話だけど、それだけじゃねーなだよ、と言ってくれているような。
    その表面の皮にしかすぎないのさ、と言い切られたような。

    さて書き込み寺的な感想なのですが。
    あえて、桂月大先生に対して言うとすれば。
    展開が急ぎすぎたような、そんな気がします。
    もっと、ゆっくりとじっくりと空気を染みこませてくれるような、そんな書き方を家い゛つさんならできるはず、なのにと思うとそれは残念。
    んー、ラストまでの経緯に、性急さを感じてしまう。まぁ、僕一個人の意見として、ですが。

    ですが、良質の作品です。待ったかいがありました。
    次の企画もお待ちしておます(笑)

810/ Re[1]: 第13回企画作:桂月椋著「化学反応」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/11/11(Sat) 18:47:25

    ああああ、やられました。
    やっぱり桂月さんはうまいなぁ。。。
    すっごい惹きこまれちゃいましたよ。
    文章とか作品自体が持つ雰囲気とか、やっぱりセンスがいいんですよねー。
    このシリーズも続編を待っていたんで、それも嬉しかったんですけど。

    えー。少しは寺の感想掲示板らしいこと書きましょうか。
    この作品のなかで『会話』がすごく重要な使われ方をしてるように思えます。
    会話はテンポが大事って、良くいわれますけど、そのあたりはもちろんのこと、奈美と真尋の会話に込められた、口には出さない言葉や、真田と真尋との会話。そして三ページ目の現在の会話と過去の会話が二重写しになってるところ。
    こういう部分に桂月さんのセンスを見ました!

    あ、奈美さんの名前には思わずほくそ笑んでしまいました。
    やっぱりこれはお約束ですよね?!(笑)

    桂月さんとの付き合いは結構長いんですよね。
    寺へ参加してくれたら……とずっと思っていたんですが、ようやく先日ご参加くださいまして、そりゃもう、私は万歳三唱したいくらい嬉しかったんです!
    なにより、こうやって企画に参加いただいたおかげで桂月さんの新作が読めるという、まさに私の思うツボ(笑)
    これからも素敵な作品を読ませてくださいねー♪

    執筆、お疲れさまでした。

825/ Re[2]: 第13回企画作:桂月椋著「化学反応」への感想
・投稿者/ 桂月 椋
・投稿日/ 2006/11/16(Thu) 07:32:03
・URL/ http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html

    > ああああ、やられました。
    > やっぱり桂月さんはうまいなぁ。。。
    > すっごい惹きこまれちゃいましたよ。
    > 文章とか作品自体が持つ雰囲気とか、やっぱりセンスがいいんですよねー。
    > このシリーズも続編を待っていたんで、それも嬉しかったんですけど。

    ……あの、そんな褒められても何にも出ませんよ(笑)。
    雰囲気が良いとおっしゃって頂き、本当にほっとしました。
    ライトな雰囲気は自分の中で「難しい」と思っていたので、気に入ってもらえて嬉しいです。続編、いつもながらお待たせしてしまい、すみません。

    > えー。少しは寺の感想掲示板らしいこと書きましょうか。
    > この作品のなかで『会話』がすごく重要な使われ方をしてるように思えます。
    > 会話はテンポが大事って、良くいわれますけど、そのあたりはもちろんのこと、奈美と真尋の会話に込められた、口には出さない言葉や、真田と真尋との会話。そして三ページ目の現在の会話と過去の会話が二重写しになってるところ。
    > こういう部分に桂月さんのセンスを見ました!

    ありがとうございます。会話を使う手は良くやるのですが、今回は奈美も真尋も本心を明かしませんので、意識して使ってみました。わかってくださるなどとは思っていなかっただけに、びっくりしましたよ。凄い、みゅうさん(笑)。

    > あ、奈美さんの名前には思わずほくそ笑んでしまいました。
    > やっぱりこれはお約束ですよね?!(笑)

    あ、ハイ。個人的趣味で(苦笑)。

    > 桂月さんとの付き合いは結構長いんですよね。
    > 寺へ参加してくれたら……とずっと思っていたんですが、ようやく先日ご参加くださいまして、そりゃもう、私は万歳三唱したいくらい嬉しかったんです!
    > なにより、こうやって企画に参加いただいたおかげで桂月さんの新作が読めるという、まさに私の思うツボ(笑)
    > これからも素敵な作品を読ませてくださいねー♪

    ……思う壺に自らはまりにきました(笑)。歓迎していただき、本当にありがとうございました。以前より興味は持っていたのですが、なかなか決心がつかず、結局自分の更新速度に後押しされる形になりました。自業自得……。本当にみゅうさんにはいつも励ましていただいて、私の創作活動はみゅうさんのお陰といっても過言ではありません。
    こちらこそ、今後ともよろしくご指導くださいませ。

797/ Re[1]: 第13回企画作:桂月椋著「化学反応」への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2006/11/05(Sun) 19:50:07
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    初めての企画ご参加、有り難うございます。先ずは厚く御礼から。

    シリーズ第2話とのこと。失礼ながら、幸運(?)にも1話が未読でしたので、2話から入らせて頂きました。うん、備考にある通り、2話からでも問題なく楽しめます。この辺りやっぱ巧いなぁ。

    悪魔がうなぎ好きというのが可愛い。楽しい。「悪魔」という非日常の存在が、アルバイト代だの食べ物だのに執着する、その生活臭がたまりません。

    内容的にはそれぞれの登場人物が重い物を抱えていて苦しんでいるのですが、きちんと救いの手が述べられており、読後感は抜群です。こういう話はツボに嵌ってしまいます。ああ抜けません、取れません。あえて取る気もナイですガ。

    指輪や翼と言った小道具(特殊能力)の設定も今後の物語の膨らみを想像させてくれますね。古物商という職業も想いのこもった品々が続々と登場しそうで、これも桂月さんの設定の巧妙さだなと感じます。
    主人公と悪魔の今後の進展度にもぜひぜひ注目していきたいです。

    あ、追記。2話の後は遅ればせながら1話も読ませて頂きましたですよ。当然w
    執筆お疲れ様でした。

803/ Re[2]: 第13回企画作:桂月椋著「化学反応」への感想
・投稿者/ 桂月 椋
・投稿日/ 2006/11/10(Fri) 06:40:16
・URL/ http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html

    > 初めての企画ご参加、有り難うございます。先ずは厚く御礼から。

    こちらこそ、参加を快く受けていただいて、ありがとうございました。

    > シリーズ第2話とのこと。失礼ながら、幸運(?)にも1話が未読でしたので、2話から入らせて頂きました。うん、備考にある通り、2話からでも問題なく楽しめます。この辺りやっぱ巧いなぁ。

    ありがとうございます。かなり心配していたのですが、そう言っていただけて、こちらも安心しました。説明口調になってたような気がして、冷や汗をかいています。

    > 悪魔がうなぎ好きというのが可愛い。楽しい。「悪魔」という非日常の存在が、アルバイト代だの食べ物だのに執着する、その生活臭がたまりません。

    (T T)b良かったです。実にコメディ系は苦手でして。ツボに嵌っていただけたようで、幸せです。

    > 内容的にはそれぞれの登場人物が重い物を抱えていて苦しんでいるのですが、きちんと救いの手が述べられており、読後感は抜群です。こういう話はツボに嵌ってしまいます。ああ抜けません、取れません。あえて取る気もナイですガ。

    読後感が抜群。そんな言葉を最近聞いたことがないので、こっちもツボに入ってしまいましたよ。暗い結末にするのは簡単なのですが、今後もこういう路線を目指したいと思います。

    > 指輪や翼と言った小道具(特殊能力)の設定も今後の物語の膨らみを想像させてくれますね。古物商という職業も想いのこもった品々が続々と登場しそうで、これも桂月さんの設定の巧妙さだなと感じます。

    が、頑張ります。

    > 主人公と悪魔の今後の進展度にもぜひぜひ注目していきたいです。

    が、が、頑張ります。……一番苦手なところを、注目されてしまった。

    > あ、追記。2話の後は遅ればせながら1話も読ませて頂きましたですよ。当然w
    > 執筆お疲れ様でした。

    ありがとうございました。1話まで読んでいただいて、素敵な感想まで頂き、これ以上の喜びはありません。今後ともよろしくご指導くださいませ。

792/ 第13回企画作:桂月椋はん著「化学反応」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/11/05(Sun) 16:26:34

    えーゆまなまこでおます
    早速感想おば

    こんな話やっぱオッサンのわてには書けまへんわぁ
    オシャレでジョークもウイットもあって
    すこしダークで少々エロチック

    登場人物もなかなか魅力的
    とくに男前の悪魔がエエ味だしてます
    情けなくて惚けててうなぎで泣くようなヤツやけど
    でも悪魔なところはちゃんと悪魔
    今後の活躍に期待してまっせ

    物語のテーマもなかなか重くて好きですわ
    お互い心に埋めきれない巨大な穴を抱える者を
    「仲間」と呼び、その存在で大穴を埋めようとする
    その辺、わての心に大きく引っかかりました。

    一度近いうちに前作も読みたいと思いますんで
    今後ともよろしゅうに




804/ Re[2]: 第13回企画作:桂月椋はん著「化学反応」への感想
・投稿者/ 桂月 椋
・投稿日/ 2006/11/10(Fri) 06:52:23
・URL/ http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html

    > えーゆまなまこでおます
    > 早速感想おば

    初めまして、桂月です。感想ありがとうございました。

    > こんな話やっぱオッサンのわてには書けまへんわぁ
    > オシャレでジョークもウイットもあって
    > すこしダークで少々エロチック

    ……何だか、私の理想がばれてますか?(笑)。
    そう感じ取っていただけたということは、少しでも成功していることですね。
    と自ら、励ましてみました。
    あ、ですが、こういうジャンルを書くのは、実は初めてです。
    自分が書けるとも思ってみませんでしたよ。
    ライトノベルっぽい作品だったので、凄く心配してました……。

    > 登場人物もなかなか魅力的
    > とくに男前の悪魔がエエ味だしてます
    > 情けなくて惚けててうなぎで泣くようなヤツやけど
    > でも悪魔なところはちゃんと悪魔
    > 今後の活躍に期待してまっせ

    悪魔を気に入っていただいて、本当に嬉しいです。
    今後は、どうしても彼が話の中心になるので、ここが一番気がかりだったのです。

    > 物語のテーマもなかなか重くて好きですわ
    > お互い心に埋めきれない巨大な穴を抱える者を
    > 「仲間」と呼び、その存在で大穴を埋めようとする
    > その辺、わての心に大きく引っかかりました。

    心に引っかかってくださいましたか!
    本当に嬉しい一言です。
    賛否両論はあるにしても、誰かで大穴を埋めようとする気持ちは、人間同士の確かなつながりになる、と私は思っていますので。「嫌な嫌な嫌な奴」というテーマで思い浮かべたのが、まさにゆめなまこさんのおっしゃるようなテーマでした。

    > 一度近いうちに前作も読みたいと思いますんで
    > 今後ともよろしゅうに

    ありがとうございました。こんなに暖かい感想を頂いて、有頂天になってます。
    今後ともよろしくご指導くださいませ。



783/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2006/10/06(Fri) 05:20:59



840/ Re[1]: 第十三回企画作品、乾風著「ふたりだけの秘密」の感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2006/12/04(Mon) 21:10:44

     D・W・Wでござる。大変遅れましたが、感想等書かせて頂きますぞ。以降、読みやすいと思われるので、敬語にて。

     全体的に文章力面での問題はないかと思います。個々の文章における描写は分かりやすいし丁寧。登場人物もきちんと個性を確保して、それぞれにやりとりも面白い。文章自体に問題は見あたりません。
     ただ他の人も指摘しているかと思いますが、全体的な構成としては不十分な点が多いかも知れません。起承転結を必ずしも作品内に盛り込まなければいけないという事は必ずしもないと思うのですが、この作品に関しては結の部分をもう少し作り込んだ方がいいと思いました。話が唐突に終わってしまっていて、それっきりという印象を受けますので。
     厳しいことも書きましたが、興味深い作品でした。これからも新作の発表を楽しみにしております。

838/ Re[1]: 第十三回企画作品、乾風著「ふたりだけの秘密」の感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2006/12/03(Sun) 11:58:09
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    ども、オカザキです。感想いかせてもらいます。
    いやぁ、面白いっすね。このグルグルとした様相が。
    なんというか、精神と精神が交錯したような、そんな感じがします。
    文章そのものはとても読みやすいです。
    ま、これをグロいホラーとは僕は思いませんでしたが。

    まぁ、皆さんもたくさん書かれておりましたが、
    わかりやすい文章の中でぐるぐると回る万華鏡のような世界、多くの謎
    でも、これこそが乾風邪さんのトリックなんでしょうね。
    と僕は個人的に考えています。
    読者に答えを与えない、というスタイルじゃないかと。
    これはね、やろうと思ってもできないよね。

    一つのテーマに絞って「これよ、これ!」と言うのは誰でもできるけど
    正解のないテーマの中で、しっかりとしたテーマが乾風さんのなかであったと思うの。


    と考えると、僕は文章と流れのリズムを整合するとすごい作品になるな、という思いもあり
    逆に、こういう疑問符のパラドックスで考えさせてくれる作品でもあるのではないか、という意味では一言手は片付けられませんが、その一つ一つの要素はとても楽しかったと思います。

    勉強になります。お疲れ様でした。

833/ 読んでくれてありがとうございます
・投稿者/ 乾風
・投稿日/ 2006/11/28(Tue) 01:15:02

    いいわけすると、自分でもわけわかんない話だなあ、と思ってます。
    ジャンルは特に何も考えないで書きました。
    指摘されたのをよく咀嚼してみると、土台がかたまらないまま見切り発車して
    急ブレーキかけたのがイカンのかも。
    あの後薄情な沙耶さんはコロっと忘れて連絡を取り合うこともなく、
    運良く柳二と一度もすれ違うことなく、無事に大学を卒業しましたとさ、という
    続きにもなりかねないなぁ……なんてこともあるかもしれんです。……嘘デス、ゴメンナサイ。

809/ Re[1]: 第十三回企画作品、乾風著「ふたりだけの秘密」の感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/11/11(Sat) 18:43:12

    わー、またホラーっぽいネタっすか……。と思ってしまったのは事実です。
    いや、ホラー系、苦手なんですよぉ。
    普段から読まないジャンルなんで、読み取る能力もないので大した感想がかけません、ごめんなさい。

    感想らしいことが言えるとすれば技術的なものくらいでしょうか。
    情景の描写とかは分かりやすくて、文章もとっつきやすいです。
    誤字や脱字もみあたらないし、わかりにくい言い回しもなくて。
    文章に淀みがないんですよね〜。
    そのあたりはものすごく羨ましい……

    えーと、以前チャットで「続編がある」というようなことをおっしゃっていたと記憶してますが、これ、続きがあるのですか?
    あるのならぜひ読みたいです。

    執筆お疲れさまでした。

802/ Re[1]: 第十三回企画作品、乾風著「ふたりだけの秘密」の感想
・投稿者/ 桂月 椋
・投稿日/ 2006/11/10(Fri) 06:32:57
・URL/ http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html

    初めまして、桂月です。

    「ふたりだけの秘密」、面白かったです。
    皆さんが指摘されているように説明不足で混乱が多かった点が非常に残念ですが、頑張って読み解いた感じでは「へぇ、巧いな」と思いました。
    主人公の2人のキャラクターも良く出来ていたし、「嫌な奴」と評される少年の不思議な性格も、主人公視点から良く伝わってきました。私の深読みのせいなのか、気のせいなのか、わかりませんが、テーマである「嫌な嫌な嫌な奴」は少年でもなく、バケモノでもなく、「自分自身である」と最後にわかるところが凄く好きです。……間違ってたら、すみません。

    >「最初に……ね、志筑さん見つけたときさ、……殺りかけちゃったんだ」
    > 上目遣いで柳二の顔色伺っているのが、自分でも嫌な感じだ。なんだかんだで、自分が一番嫌な奴だ。こんなときでも、「嫌われたくない」とか「悪く思われたくない」とか思っている。

    ↑私は、このシーンがとても印象に残りました。

    >「本当のことはこいつに聞かないとわからないか。何で脳から作らないんだ……」

    ここ、個人的に物凄く受けました。

    確かに、何かのシリーズ物の冒頭のような印象はありますね。
    ですが、この1作品で完結して正解のような気が私にはします。バケモノの正体がわかってしまったら、何だか普通のジュブナイル物になってしまいますし、「結局、何もわからなかった」ということで終わって曖昧にしてしまえる二人だから「ふたりの秘密」というタイトルが生きてくるのではないかと思いました。
    プロットは凄く好きです。文章力もあるので、後一息、説明を加えると、生き生きとした良い作品になること、間違いなしです。

    執筆、お疲れ様でした。次の作品も是非読ませていただきたいです。


800/ Re[1]: 第十三回企画作品、乾風著「ふたりだけの秘密」の感想
・投稿者/ 月島瑠奈
・投稿日/ 2006/11/05(Sun) 21:53:25
・URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/

    感想書き宣言したので頑張ります第2段(笑)
    どうも月島です。
    まずは,執筆お疲れ様でした。
    それでは感想まで。
    お手柔らかに……とのことなので……どうしよかな(ぇ

    とりあえず,一番に気になったのはゆめさんもご指摘されておりますが,説明が足りないかなあ,と。
    文庫1冊分くらいかけて説明できそうな質の作品だと思うのでかなり勿体無いなと思いました。
    2人とも良いキャラしているだけに実に惜しいです。
    まあ,私に読解力がないという説もあるのですが(汗)

    ジャンルとしてはよくあるライトなオカルト系で,とても馴染み易いと思いました。
    餌付け(?)したせいで化け物に気に入られちゃった主人公と,化け物に撒き餌にされちゃった割には落ち着いちゃっている青年。
    2人の行く末は? 化け物の正体は?

    …私も切に次回作求めます♪

    それでは,これからもお互いに創作活動頑張っていきましょう!

798/ Re[1]: 第十三回企画作品、乾風著「ふたりだけの秘密」の感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2006/11/05(Sun) 19:50:45
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    初めての企画ご参加、有り難うございます。先ずは厚く御礼から。

    チャットでは既に何度もお会いしている乾風さんですが、作品を拝読するのは今回が初めてです。確か、純文を主に書かれると伺った覚えがあるので(覚え違いだったらご免なさい)、そのような心積もりで読み始めましたが、ん? 今回はライトに来られましたか。

    得体の知れない謎の「小動物(バケモノ)」と、それに関わってしまった二人。長いシリーズの冒頭である予感がします。バケモノの正体はラストでも未だ判然としません。そのバケモノの一部を体内に取り込んだ柳二は今後どうなるのでしょう。
    そして二人の関係は?
    興味をかき立てられたところで終わっているのがなんとも残念。是非次作を希望します。

    気になった箇所を一つ上げておきます。
    雑木林で倒れている男を前に、主人公が操られる場面。
    >相手の手が紫色に変色しつつあった。左手もおかしなことになりはじめた。
    >爪を立てて、背中を刺そうと力が入りつつある。

    主人公の爪が「異様に伸びた」などの前置きがあれば別ですが、普通の人間の爪で背中を「刺す」という描写は、どうも違和感を感じます。一般に「引っ掻く」くらいしか出来ないんじゃないかなぁ。どうでしょうか。

    最後にイイな、と思った部分も。
    >(沙耶が)心配なのは、誰か拾ってくれる人はいるのだろうか、
    >ということくらいだ。たまには様子見に来ようかな。

    冒頭の主人公が動物を拾った場面を喚起させ、且つ主人公の優しさも匂わせる。とても効果的な表現です。是非見習いたい部分です。
    執筆お疲れ様でした。

791/ 第十三回企画作品、乾風はん著「ふたりだけの秘密」の感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/11/05(Sun) 16:18:46

    チャットでは毎回お世話になってますゆめなまこでおます
    乾風はんの作品に初めて感想つけさせていただきます

    さて、独特な不思議な感覚が漂う作品であるというのが
    正直な感想
    得体の知れないナニモノかと少年少女の遭遇いうのは
    ジュブナイル系のホラーにはありがちなパターンでおますが
    そこは乾風はんの独自の雰囲気で調理されてますんで
    オリジナリティは充分でてる思います

    ただ、いかんせん
    話の展開がわかりにくい
    説明不足の感がおますなぁ
    まぁ、クドクド説明ばっかりの作品も
    正直「うっ」と来ますが
    ちょっと読者に期待しすぎてるんやないかなぁ
    と思いまっせ
    わてみたいに読解力が足らん人間もおりますんで
    そのへんあんじょうたのんます。

    ともかく執筆おつかれさんでおました。



782/ 第十三回企画作品、D・W・W著喰人鬼の感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2006/09/20(Wed) 20:18:02



837/ Re[1]: 第十三回企画作品、D・W・W著喰人鬼の感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2006/12/02(Sat) 21:30:32
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/


    ということで今回からはしっかりと感想を書かせていただきます。
    人様の小説というのは、本当にリフレッシュさせてもらえます。
    遅くなりましたが、今回のDさんの企画から。

    たくさんの人が語ってますし、僕は残虐的な描写を敬遠してしまいがちという事を考慮した上で、
    稚拙な感想として、お受け止めください。

    僕、ホラーは好きなんです。残虐な描写は嫌いなのに。
    スティーブン・キングとか大好きです。
    で、そういう王道ホラーを愛していた人間としては、少し恐怖というよりは恐慌を見た、そんな感じがします。

    つい様もかかれてますが「イヤなイヤなイヤなヤツ」についての強烈な台詞、これは痺れました。
    最近のDさんは残酷描写が苦手な僕でも(こらへん少し矛盾してますが)
    読める読後感があります。
    だから、と言うか。
    最初のどん底と読後感のギャップ。
    まぁ、あくまで僕の一個人の意見なのですが、
    Dさんが「どんぞこさ」を書くたびに
    僕は非現実を見てしまうわけです。
    逆に、後半の下りに、ある意味ではDさんの言葉を借りてしまえば゜「暗黒」に落ちたその中に希望すら感じるんですね。

    前半が悪いとかそういう訳ではなくて、Dさんが饒舌にその「どんぞこさ」を書くことによって、どうも非現実な不幸の境遇のファンタジーを読んでいるような錯覚にも陥ったわけ。
    でも、後半で、ある意味では自分の業も背負う覚悟を持つという潔さが、
    その彼女の背負ってきたものを、じわりと滲ませていた、と思います。
    という意味では、圧倒的な文章量の中で、確実に表現力というものを上げているんだな、と畏怖する次第です。

    何はともあれ、楽しませて頂きました。
    お疲れ様でした。

826/ Re[1]: 第十三回企画作品、D・W・W著喰人鬼の感想
・投稿者/ 蝸牛
・投稿日/ 2006/11/20(Mon) 11:31:35

    なかなか感想書けなくて申し訳ないです。

    えと、基本的に暴力を含む残虐なものとか、ミステリー、ホラー系統は好まないせいで、
    あまり読んだことがないので、系統としてのできはどうか分かりませんが・・・。

    んと、読み始めてみてすぐに思ったのは、トビと望実の関係が、草虎と零香の関係とそっくりに思えました。
    Dさんの作品は基本的にストーリーがしっかりしているのと、キャラクターの見えやすい一面以外の点を見せることによって、「悪=敵」という構図や「善=救い」という構図を安易に作らないことが特徴だと思っています。が、狂気の発症の仕方が、最近似通っているような気がしてきてます。
    今回も、いつもと同じような狂気、と感じました。

    弱かった主人公が、トビという相手を得て戦う決意をする、という構図は良いと思うのですが、
    彼女が決意をして強くなる過程が急にも感じました。
    殺していく過程で狂っていくというのは分かるのですが、ホームセンターの店長に抱く感情などは、
    あまりにも具体的で・・・。発作的に角材で殴りたくなった、くらいの描写の方が徐々に人食いになっていくようで良かったと思います。

    弓山警部補さんの存在は、救いであるだけに、遅すぎた登場で読者でありながら悔しく感じる、よい演出になっていたと思います。

    白虎戦舞とリンクする作品とのことでしたので、以上、気になった点をかかせていただきました。
    総合的に見て、質の高い作品であったと思います。

    執筆、お疲れ様でした。

808/ Re[1]: 第十三回企画作品、D・W・W著喰人鬼の感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/11/11(Sat) 18:18:15

    いやぁ、まいったな。こりゃ。というのが第一印象でした。
    正直言って、苦手な分野なんですよね、バイオレンスとかホラーとかスプラッタとかも……。
    何よりこーゆー社会のダーク部分を扱った話というのは、現実にあるのは判っていても、どうもね。うん。直視できない臆病ものです。
    なので感想もそのあたりご考慮の上読んでいただきたいと思います。

    すごい、と思ったのは社会の恩恵を受けていたことを望実が理解していたところですね。
    誰も何もしてくれなかった。誰も助けてくれなかった。
    そう思っても何の不思議もないのに、というよりもむしろ、社会に対してそう思うのが当たり前のところなのに、望実に「それでも社会的に守られていたんだ」と言わせる。そこがDさんのすごいところと思います。

    逆に腑に落ちないというか、必要あったのかな?と思ったのが、望実がトビを初恋の相手、とするところですね。
    もう少し前に恩人ならぬ「恩鬼」って表現がありましたけど、それだけでいいのじゃないかと。
    初めて自分を一人前として扱ってくれた存在として。
    例えば執行猶予で大人しくしているときに、「あれが私の初恋だったのかも」なんてふんわり思い出すくらいでいいのではないかな。
    もっとも、これは私の趣味ですが(笑)

    苦手な分野にも関わらず、ぐいぐいと引き込まれて読みました。
    この世界を作り上げる力は、毎度のことながらDさんの最たる長所だと思います。
    力作執筆、お疲れさまでした。

801/ Re[1]: 第十三回企画作品、D・W・W著喰人鬼の感想
・投稿者/ 桂月 椋
・投稿日/ 2006/11/10(Fri) 06:11:57
・URL/ http://mkagetsu.hp.infoseek.co.jp/index.html

    初めまして、桂月です。

    濃厚な描写、しっかりしたプロット、ストーリーの盛り上げ方。
    どの部分を取っても、素晴らしい作品だと思います。
    短く簡潔な表現は、ともすれば感情的になりがちな暴力表現を淡々と書き綴ることに成功していますし、客観的な視線を読者に与えることによって、恐怖感なくストーリーに集中することができます。

    面白かったです。
    テーマである「嫌な嫌な嫌な奴」を単にいじめっ子に持っていかず、人間側から救いの手が望実にさし伸ばされたところで、余りの運命の皮肉さに神をうらむところなどは、秀逸でした。あのシーンは一番印象に残りました。

    私が面白いと思った点は、htmlでスタイルを変えていたところ。
    オンラインならではのスタイルですが、最近では見慣れた構図でもあります。
    しかし、この作品ではとてもバランスが良く配置され、特に暴力シーンでの会話は、望実の本音をさらけ出す所で、成功していたと思います。いじめに追い詰められた、普通の子が叫びたかったものが、よく伝わってきました。赤文字や特大文字を使ったため、普通なら見逃されるようなセリフにも目が止まり、「異常な」おどろおどろしさ、おかしみ、哀しさをうまく表現できていたような気がします。

    暴力シーン・残酷な表現も多いですが、普通にホラーを読みなれている読者なら全く問題ないでしょうし、ホラーを読まない人でも怖がりながらも読めると思います。残虐性もこの作品に必要なものだと、読者にも十分納得させることができるストーリーです。
    とても良い作品を読ませていただきました。
    執筆、お疲れ様でした。

795/ Re[1]: 第十三回企画作品、D・W・W著喰人鬼の感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2006/11/05(Sun) 19:48:54
・URL/ http://gogosui.flop.jp/

    読ませて頂きました。
    チャットで仰っていた通りのなかなかに高密度な暴力描写。「これでもか、まだまだまだぁぁぁーーー」って感じですね。Dさん、なんかあったんですカ(笑)?

    「嫌な嫌な嫌な奴=神様」というのがイイですね。読んでいてニヤリと致しました。血みどろスプラッターは一応ワタクシ女性ですので、積極的に好んで読みたい系統ではありませんが、この件だけは大賛成。そうこなくっちゃ、と思いました。流石Dさん。

    多少疑問を覚えたのは「隠蔽体質の学校」。
    何故、隠蔽体質なんでしょう? なぜ主人公はわざわざその学校に入学したのかしらん? とんでもない不良だけど、親が金持ちで、そういう問題のある生徒を入学させることで寄付金でも目当てにしている学校、とでもいうなら分かるのですが、それだと主人公が入学できそうにないしなぁ。あ、主人公、金だけはあるんだっけ? じゃあ何故別の学校に移らない???

    もしも、理由について私が読み取れていなかったのでしたら大変申し訳ありません。ついでに、Dさんが書く必要を感じないと思われた箇所であれば聞き流してやって下さいませ。私はどうも道理や理由が無性に気になる体質らしいですんで。その上、読解力に劣る奴でもあるらしいんで。
    執筆お疲れ様でした。

789/ 第十三回企画作品、D・W・Wはん著喰人鬼の感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/11/01(Wed) 22:58:53

    よみました「喰人鬼」
    ガッツリ一気に読みました。

    ウオーッ!
    スゲー!!
    って感じでおますなぁ〜
    遠慮会釈の無い暴力至上主義
    徹頭徹尾の流血原理主義
    完全無欠の復讐肯定主義
    やられたらやり返せ
    やられる前にやれ
    野生原理のスピリットが文章に行間に漲っております
    フツウならこんな物語、主人公が復讐の愚に気づき
    改心する。な〜んてファッキン!マザーファッカー!!
    な落ちにするんやけどね
    Dはんは絶対にそんな莫迦な真似はせえへん言うわけですな。

    わてもDはんもどうも中途半端な平和主義と言うか
    罪を平気で許す神経が大嫌いなようで
    その辺のこの物語を支配するテーマに共感が極めて強く持てましたわ
    いやホンマ

    ちゅうことで
    特濃の作品、おおきにでした。



788/ 第十三回企画作品、D・W・Wさん著『喰人鬼』の感想
・投稿者/ 月島瑠奈
・投稿日/ 2006/11/01(Wed) 21:24:15
・URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/

    感想書き宣言したからには責任もってさせて頂きますよ,って事で読ませて頂きました。
    まずは,もうDさん作品の感想の常套句になってしまってますが,重厚且つ良く練られた完成度の高い作品,というのは言うまでもありません。
    これだけのものをいち早く,正規の締め切り(これ禁句?/笑)に提出されたのは,もう脱帽としか言えませんお見事。

    「いじめ」を扱う内容のある意味王道ですが,それを王道にしないDさんのアイデアはさすが,と思いました。
    虐めを社会的門題として捉えながらも,いつものDさんのテイストがちゃんと保たれている,そんな感じ。
    正直内容としては,好みは解れると思いますが,1つの作品としては私はアリなんじゃないかなあと思います。

    印象に強く残ったのは,トビの存在位置ですかね。
    ただ欲望のままに人間を喰らうクリーチャーではなく,様々な視野から物事を冷静に判断している。
    望美の事を止めている部分とか見ていて,もしかしたら彼(?)も彼女と同じ立場の存在じゃなかったのかなあとか,勝手な想像が膨らみました。
    3人組みたいな人間達を憎んでいるからこそ,望美に手を貸したのだろうし。
    また,どこかで自分のような存在になって欲しくないから人間として全うに生きる道を選ぶように,2人目で留まるように言ったのかなあとか。
    で,まあ結果としては望美は止めてくれた事に対して人間として罪を償った後に,初恋の相手と同じ人外の存在として生きる道を選んだのかなあとか。
    うーん,ここまで行くと想像というよりはもう妄想ですね(汗)
    すみません,不快だったら遠慮なくスルーして下さい(滝汗)

    で,提出時に暴力表現等を危惧されていましたが,これは思ったほど問題はないと思いました。
    魂を頂く場面はちょっと生生しかったですが(正直この辺りは読むスピードが早めでしたが…基本的にホラーは実は苦手/汗
    既存のライノベとかでも過剰なまでに血なまぐさい文章だったりしますし。
    後は凄惨なはずの光景と,「もふもふ」食べているその表現が何ともミスマッチで緩和されているような気もしました。
    まあ,これも個人的観点による深読みに過ぎないとは解っておりますが(汗)

    はっきり「嫌な嫌な嫌な奴」と文章化されているのは神様だけですが,3人組や,閉鎖的な環境とか色んなものを含めて物凄い今回のテーマとマッチしている話だと思いました。

    長々としている割に,自分勝手な想像ばっかりの感想で申し訳ないです(汗)
    これからも,Dさんテイストの緻密ながら無限の可能性を秘めた作品を期待しております。

    ではでは。拙いながら,月島の感想でした〜。

784/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2006/10/13(Fri) 15:22:58



781/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2006/09/04(Mon) 16:03:11



747/ 第12回企画作:みゅう著「金の旅人・水晶の絆」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2006/02/28(Tue) 23:53:26
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html



775/ 第12回企画作:みゅう様著「金の旅人・水晶の絆」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2006/03/16(Thu) 23:14:39
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    みゅう様のエントリー作品、読ませていただきましたんで
    以下の通り感想を述べさせていただきます。

    平行世界を駆け抜け「あの人」を探すシドの壮大にして切ない
    旅の始まり。
    その間にそれぞれの世界の「あの人」と出会い、その出会いが物語りを産む
    う〜ん、なかなかの構成やおまへんか
    さすがみゅうはんと言ったところですな。
    各平行世界の「あの人」の数の分だけ物語が出来るいうことは
    お話のネタも尽きることはありまへんなぁ〜
    今後、われわれ読者もどんな「あの人」に出会えるのか楽しみな限り
    そして、シドに付きまとう赤いコートの人物の正体も気になるし・・・

    そんで、毎度のことながら思うのは
    みゅうはんの創造する世界はつねに優しげな空気が支配してること
    これは全作品に共通してる気がします。

    と、言う事で今後の展開に期待しつつ
    今日のところは筆を置きます

    ご出筆、お疲れ様でした。







757/ Re[1]: 第12回企画作:みゅう著「金の旅人・水晶の絆」への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2006/03/11(Sat) 05:56:06
・URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html

    先ずは、新シリーズおめでとー。
    既にメッセにて、様々に語り尽くした感があるのですが、先々の設定まで聞いているので、ヘタに書くとネタばらしだーと、怖々なのですが、感想です。

    長い物語の序章、という気がします。
    シドと名乗る不可思議な少年。シドがが探す「あの人」。

    >「あなたは『あの人』ではないけれど、逢えて嬉しかったです」
    というシド君の想いがとても切ない。

    >「あの世界の『あの人』のそばに、『俺』と同じ存在の君がいてくれて良かった」
    という台詞も胸を打ちます。こういうのを「萌え」というのでしょうか。もだえ死に〜。

    シドが「あの人」に出会うまで、今後色んなストーリーが展開されていくのでしょうが。どんどん展開されちゃって欲しいんですガ。
    シド君が可哀想なので、さっさと「あの人」に「出てこい、バカ〜!」な気もします(笑)。



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