オカザキレオ様、こんばんは。 読ませていただきました。
つれづれに書きすぎたかも・少し意味不明な……といったことが 掲示板の方にありましたが、お言葉通り、楽しませていただきました。
混沌……という感じですね。心地良い混沌。 3度程繰り返して読ませていただきましたが、どの世界がもともとの世界 なのか、読む都度に予測が変わり、とても不思議な感じがしました。 その場面の絵は思い浮かぶのに、すごく不思議。浮遊感のある読後が心地良い。 この区別のつかない感覚が、コンピュータ世界のバイナリな状況と対照的で 実に上手い具合に組み立てられているな、と思いました。 神父の、一匹いなくなったら99匹も殺して……というあたりも、2進法で いい味出してるなーと思いました。 『銀』と『玄』のキャラクタも、どこがと言える箇所は限定できないものの なんだかイトオシイ魅力です。 詩の方を後から読めば、もっと違った感じも受け取れたかもとも思いました。
気になるタイプミスですが、 銀髪の使用年は小さく微苦笑を唇に浮かべていた。 これで十回目のやりたりだ。 セヤは目を閉じる。気付いてはむいた。 など、1.の項目だけで何度かのつまづきがありました。読者を引き込む冒頭は 重要な部分なので、もったいないミスですね。その後はあまりないのですが。
最初のルカの福音は、イエスが罪人と食卓を共にする理由を訊ねられた時の 例え話で、99人の悔い改めた人を残して、1人の道を踏み外した罪人を導きに 行くかという意味でしたっけ? それで、誰が当てはまるのだろうと考えてみたのですが、たねあかしが個人的に 聞きたくなりました。何だか最初に書いてあると、重要なキーワードに見えるの です。蛇足ですみません。
ではでは、失礼いたしました。
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