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348/ yonnkisutoさん著 「フィルターぎりぎりまで灰になったら…」への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/12/07(Sun) 03:02:53
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    先ずは、企画初参加、どうもありがとうございます。
    最初のシーンでのタバコや車など、小道具を使った心理描写が、非常にツボにはまりました。こんな風に心憎い演出って私もやってみたいよぉ。

    年上の女性の「それは、あなたもわかっているんじゃない?」という台詞も抽象的で好きですね。
    あと、最後の終わり方も。
    なんだか、好みの手法が随所にあって、非常に勉強になりました。うーん、小説における、小道具使いって、重要だわ・・と痛感させられた作品です。



351/ Re[1]: yonnkisutoさん著 「フィルターぎりぎりまで灰になったら…」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/12/08(Mon) 22:38:22
・URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/

     D・W・Wでござる。読ませて頂いたので、早速感想を書かせて頂くでござる。いつもYONNKISUTO殿の作品は楽しく読ませて頂いてござるが、今回も良かったでござるな。以降は敬語にて。

     全体的に淡々としている雰囲気の作品だと思いました。主人公の挫折と、それからはい上がろうとする葛藤を過去の恋人と絡めて書く。面白い作りだと思います。また、随所にちりばめられた小道具的な言葉と、事象を暗示させる表現など、読んでいて非常に勉強になる作品でした。
     個人的には、次のような箇所が良いなあと思いました。
    「振り切れるような気がしたから、例えいっときでも。」私はまだ生きている。戻らなくてはいけない。
    「煙草をくわえ、彼女の最後を思い出し、必死に祈った。
    この煙草が、フィルターぎりぎりになったらこの道を引き返そう。
    そして目を閉じ、過ぎ去ってしまった彼女のことを思い出し、必死に祈った。
    フィルターぎりぎりまで灰になったら…」
     これらの箇所に関しては、実に素晴らしいと個人的に感じました。

     続いて、短所に移ります。全体的な淡々とした雰囲気は非常によいのですが、個人的には起伏があるともう少し素晴らしいかなと思いました。淡々とした雰囲気を崩さず、その中に起伏を造る。難しい作業だと思いますが、これがあるともっと良いかなと思います。

     大体感想は以上です。

358/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2004/01/01(Thu) 04:08:41

357/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2004/01/01(Thu) 04:05:26

359/ DWWさんへ。感想ありがとうございました。
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2004/01/01(Thu) 04:09:55
・URL/ http://www5e.biglobe.ne.jp/~esta/

    今回は初参加なので、自分としても王道的なものを書かせていただきました。
    こういったものならそこそこの水準を保てることが確認できてよかったです。
    DWWさんの指摘通り、自分としても起伏、に限らずもう少し幅を広げたいと常々思っております。
    その際にはまた忌憚のない感想をお願いしますね。
    ではでは。

360/ ぴーしゅけさんへ。感想ありがとうございました。
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2004/01/01(Thu) 04:10:38
・URL/ http://www5e.biglobe.ne.jp/~esta/

    返事遅くなりました。
    初参加、ということで自分的な王道を書かせていただきました。
    小道具、演出がつぼにはまったなら嬉しい限りです。
    今後はもう少し幅を広げていきたいと思ってます。
    また感想くださいね。
    今回はありがとうございました。

368/ yonnkisutoさん著 「フィルターぎりぎりまで灰になったら…」への感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/02/26(Thu) 03:34:24
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/index.html

    こんばんは。はじめまして並木と申します。
    どうぞよろしくお願いいたします。

     まず、感想が遅くなってしまいましたことをお詫びいたします。今更になってしまいましたが、少しでも次回作の参考になればいいのですが。
     そして、自覚はしているのですが、私は『上手な感想の書き方』がとてもヘタです。
     もしかしたら、yonnkisuto様が不快に感じることもあるかもしれませんが「お互いに上達したい」。他意はないので、ご理解ください。

     独特の雰囲気を持つ方なのだなと感じました。物語のテンションが好きです。

     文中の表現というか、文字変換による幾つかの疑問がありました。
    1.彼女が主人公に『興味と感心を持った』という部分。後で話して解った事であるから、相互に誤解は無いのだろうと思うのですが、授業をボイコットすることを知らずに出席していたことが(心に深く感じ入ることの)感心とはあまり感じられませんでした。(気にかかること、興味を持つこととしての)関心であるならば重複表現になってしまいますし、どう理解すればよかったのか。
    2.『彼女の最後を思い出し』。前の行の『私はまだ生きている』から、彼女は死んだのだろうか?と思っていたのですが、死んでいるなら、最後ではなく最期の文字を使うだろうし、何かの理由があって別れたその最後に会った時の彼女の姿なのか。確かに後には『過ぎ去ってしまった彼女』と表現されていますし。ただ、この誤解は、読者にとってはかなり印象の変わるエンディングになってしまうように思います。明確に表記しないのが特徴でもあり長所でもあると感じるだけに、どう伝えたらいいのか、うまく言えません。すみません。

371/ 並木さん、感想ありがとうございました。
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2004/02/29(Sun) 02:21:29
・URL/ http://www5e.biglobe.ne.jp/~esta/

     読んで頂いた上、ご指摘ありがとうございました。

     まず「興味と感心」の「感心」ですが、僕のミスです。「関心」と書きたかったところです。
     しかし「興味と関心」では確かに重複表現ですね。いいわけですが、僕としては「興味」というのは気持ちの面、表面的な要素。「関心」は心の面、わりと深いところの要素として捉えてます。
     ここでの「興味」は彼女が同級生としての僕にもったもので、「関心」とは彼女が僕自身に対して持った感情というか…
     作者の解釈を押し付けるのは愚の骨頂なんですが、あえて言い訳すればそうなります。「関心」を「感心」としたのは推敲不足です。注意力が足りません。

     また「最後」と「最期」なのですが、ご推察の通り彼女が死んだのか転勤したのかボランティアでアフリカのどっかの国に行った不明にしてあります。「最後」に比べ「最期」を使ってしまうと「死んだ」と限定されやすいので「最後」にしました。
     「過ぎ去ってしまった彼女」「私はまだ生きてる」などの言葉に注目していただいたのは非常に嬉しかったです。もし並木さんがこの話を読んで「彼女は死んだんだ」と思ったならこの話は彼女が死ぬ話になりますし、そうでなければそうでないです。
     また、僕個人の(歪な)生死観として、(その人にとって)もう二度と交わることのなくなってしまった人というのは、ある意味で死んだということと変わりない。というのがあります。非常にわがままな、子供じみた考え方ですが、そういうニュアンスがあると分かりがもう少しいいかもしれません。

     長くなりましたが、もっといいものが書けるよう頑張ります。
     ありがとうございました。
     

374/ Re[1]: yonnkisutoさん著 「フィルターぎりぎりまで灰になったら…」への感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/03/10(Wed) 12:50:04
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    感想が遅れました。実は最初の方に読んでいたのですが。
    では感想です。

    非常にテンポが気持ちよいです。
    文体がとてもすんなりとはいってあくがない。
    それでいて、小道具であったり、音であったり、情景が目に浮かぶ。
    それなのに(笑)小説的な哲学とでもいうか、そんな作者さんの思想ともとれるべき場所が、明確に書かれている。これはとても小説的です。

    小説的ということは台詞が説明口調であった、という事でもあります。
    まぁ、これは僕がそう感じただけですけど。
    情景を肌で感じれる、という事と矛盾しますよね。説明する事の必要のない情景が書けたら、もうそれはすごいことです。

    すごい人が寺にはいったんだなぁ、と心動かされました。
    次回作も楽しみにしています。

377/ 感想ありがとうございました。
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2004/03/20(Sat) 14:16:02
・URL/ http://www5e.biglobe.ne.jp/~esta/

     小説的、というのは褒め言葉としていただいておきます。
     台詞を説明的、と感じられたのは、自分の力量不足ゆえですね。
     一番やってはいかんことが台詞に説明を任せるということだと認識してます。
     「ああ、あれは五千年前に眠りについた古代怪獣ゴスラだ!!」みたいな。
     でも全く説明のない台詞というのも難しいから、次回作ではオカザキレオ氏を騙せるようなものを書きたいと思います。騙されてください。

419/ yonnkisutoさま著「フィルターぎりぎりまで灰になったら…」を読んで
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2004/04/14(Wed) 21:14:53
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    とても面白かったです。
    ハイセンスで、とても素晴らしいタイトルに惹かれて読み進め、
    美しく流れる描写・表現に嬉しなりつつ、ラストまで一気に読み耽りました。
    本当に情景描写が立ち上るかのように豊かで、上手だな、と思いました。

    yonnkisutoさまと同じく純文学を志す者として、
    独特の雰囲気と描写の巧みさには、ただただ感嘆の思いと、
    羨望の眼差しでございます。ほんとに素晴らしいですね。

    素敵な作品をありがとうございました。

434/ 感想ありがとうございました
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2004/04/18(Sun) 02:37:22
・URL/ http://www5e.biglobe.ne.jp/~esta/

    前回の企画作品なのに、読んでくださって本当にありがとうございました。

    凄く褒めていただいて嬉しい限りです。
    ただ情景がすっと浮かんだのは荻窪の宮さんの読み手としての技量も大きいかなって思います。読み手によっては不親切といわれる小説なので。

    お互い、いい影響を与え合っていけたら素敵ですよね。
    感想ありがとうございました。



399/ 広く意見をお聞かせください
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/04/04(Sun) 18:11:26
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

    No397の投稿について、そのままのスレッドでは申し訳ないので、
    新スレッドを立てさせていただきました。
    それまでの流れはここに書くより読んでいただいた方が誤解がないと思います。

    まず先に、この書き込みに返信させていただきます。

    > 感想をつけた人間として言わせて頂きます。
    > 読みたくないなら読むな。
    > ジャンルが違うのなら読むな。
    > 感想は強制的な義務ではない
    > そう言うのですね? 並木さん
    >
    > 僕は少なくとも感じて想った事を切実に文章にしたつもりです。
    > DWW氏が物書きとして、クリエイターとして、僕がまた物書きとして、
    > クリエイターとして感じたものを伝えたたかったから。
    > それを並木さんは否定なさるのですね?
    >
    > 並木さんがそう思う事はいっこうにかまいません。それは並木さんの自由です。
    > しかし、本来、共同企画はみんなの意見や感想が飛び交うことで切磋琢磨する
    > 場所でしょう? 少なくとも僕はそう思っていました。
    > 僕は少なくとも、批判を書いたつもりはないし、DWW氏の物語を否定した
    > つもりはありません。
    > ですが僕らの書いた言葉を否定するというのであれば、それこそ感想をつける
    > 意味は全くといって感じません。だって僕らの言葉は全く意味の無いものとし
    > て否定なされた訳ですから。
    >
    > もしも読みたくないなら読むな。そんな感想なんかつけるな。と言うのであれ
    > ば、僕は共同企画からの参加を今後、遠慮します。
    > と言うよりも、書き込み寺を脱退したいと思います。
    > だってみんなで切磋琢磨する為の場所と思っていた所が、実はそうでなかった
    > らしいのですから。

    ニュアンスがうまく伝わっていないようなので、補足させていただきますが、

    つまり、Dさんが何かを書かなくなることで、
    侘びを入れる、責任を取る、そんな必要があるほどの不快を、
    読んだ人が感じていたのだとしたら、
    読者にだって、選択の自由も、あったのだ

    と伝えたかっただけで、人の助言を無視しろと言ったつもりはありません。
    お互いに上手くなることが目的なら、今後このテーマは2度と書くななどとは
    言いませんよね。『もっと誤解のないように、次は上手く書け』ではいけないのでしょうか? 読者を不快にさせない為に、2度と書かないと言うのが切磋琢磨では無いハズです。

    ---------------------------------------------------------------------

    私も初めて感想を書く相手には、『私は感想がヘタです』と、まずお断りを入れるくらいなので、自分が舌足らずなことは理解しているつもりなのですが、
    私の発言で退会者を出すような結果にはしたくないので、皆様のお考えもいただきたい。

    まず、確実に断言できることは、
    作品に対しての感想の制約をしているつもりは全くありません。

    次に微妙な部分になりますが、
    自分のできる範囲内での感想でいいのではないか?
    例えば寝る時間を割いて体調を崩してまで読むとか、読む気分でない精神状態で無理に読んでも、あまりいい感想は書けないと思います。
    同様に、これ以上読みたくないと思ったら、「苦手な分野で、最後まで読めなかった」と感想を書くのも、それもまた感想だと思います。
    無理して読まなくてもいいと思います。
    それを、『もしも読みたくないなら読むな。』という発言として受け取られてしまえば、確かに否定はできません。
    「ならば寺を脱退する」と言われても、どうしていいかわからない。
    しかも私個人の意見であり、全員の一致した意見でもない。

    そこで、
    皆さんは日頃、いかが思っておいででしょう?
    本当に、程度問題だと思うので、相互理解とか、共通の認識を一致させる目的ではなく、あくまで個人としての意識を羅列させていただけたら幸いです。



406/ Re[1]: 広く意見をお聞かせください
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2004/04/06(Tue) 01:58:00
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    > 自分のできる範囲内での感想でいいのではないか?
    > 例えば寝る時間を割いて体調を崩してまで読むとか、読む気分でない精神状態で無理に読んでも、あまりいい感想は書けないと思います。

    これに関しては全面的に同意します。
    事実、今までに時間的あるいは精神的に余裕がなくてざっとしか読めなかった作品などには感想をつけずに済ませてしまったことや、大まかな感想で済ませてしまったこともあります。

    そして、

    > 同様に、これ以上読みたくないと思ったら、「苦手な分野で、最後まで読めなかった」と感想を書くのも、それもまた感想だと思います。

    確かにそうだと思います。それは正論です。
    けれど、それを明言しても何もいいことはないんじゃないですか?
    読んでみて、面白かったり、何かを感じれば頼まれなくても感想つけますよね?


    > 無理して読まなくてもいいと思います。

    というよりも、無理して感想をかかなくてもいいんだと思います。
    「感想がつかなかった」ということが、はからずもその作品への評価になるのではないでしょうか?
    面白い作品なら、良質の作品なら、自分の好みの分野でなくてもすらすら読めてしまうものじゃないですか?
    そうして、何か一言、その作者さんに伝えたいと思うのじゃないですか?

    「無理に読め」と言ってるわけではないです。
    「読んだら感想をつけろ」ということではないんです。
    「義務」になったら、読むのだって書くのだってつまらないでしょう?

    ただ、普段だったら「好みじゃないからやーめた」って放り出すかも知れないものでも、同じ「企画の参加作品」だからこそ「義務」ではなく「好意」で最後まで読んで「好意」でみなさん感想を書いてくださるのでしょう?
    それがぴーしゅけさんが書いてらした「暗黙の了解」なんじゃないかと私は思います。


    蛇足ですが、「読みたくなかったら読むな」と受け取れてしまうような発言は、こういう場にさらすべき言葉ではないですね。
    一応「感想掲示板」は「書き込み寺」にとって「公の場」ですからね。

409/ 皆さんに深くお詫び申し仕上げます
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/06(Tue) 11:35:22
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    一応は書き込み寺の管理部の一人に身をおきながら、軽率な発言をしてしまった事、本当に申し訳ありません。僕の発言はとても不要だし、意味の無いものでした。言い過ぎな発言でした。

    僕自身も書き込み寺の原点に戻りたいと思います。
    書き込み寺の始まりはぴーはうすの一つの掲示板からでした。そこでテキスト系創作の相談をし合う、そんなスタンスから書き込み寺は生まれてきた、と僕は思っています。
    共同企画とかメルマガとか感想掲示板とか色々ありますが、根本にあるのは書き手と書き手が手をとりあう、そして一緒に「ビックになろうぜ!」みたいな、そんな感じだと思います。
    だからテキストバトルをして順位をつけているわけじゃないし、批判も否定もしている訳じゃない。ある意味では甘党サイトかもしれません。
    それが書き込み寺なんです。相手を蹴落としたいわけじゃないです。
    「君、すげーじゃん」
    「君もすげーよ」
    それができる唯一のサイトだと思っています。
    僕は書き込み寺が大好きですし、参加してくれる皆さんが大好きです。悪意ある言葉を吐くつもりはまったくまありませんでしたが、僕の言葉が悪意ある言葉と捉えられても仕方無い。
    今回は本当に申し訳ありません。
    そんなおまぬけなヤツが管理部の一人としてメルマガとフリーページを運営していて良いのなら、今後ともよろしくお願いします。
    本当に申し訳ありませんでした。

410/ 個人的意見
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2004/04/06(Tue) 13:03:16
・URL/ http://www5e.biglobe.ne.jp/~esta/

     どーもyonnkisutoです。

     大体DWW氏、ナガサキ氏、並木さんからの発言で、落ち着いたようですね。

     僕が個人的に思うことは、一般的にタブーとされている事柄(レイプ、同性愛、グロ、スカトロ、特定の宗教に偏ったもの…など)が作中で扱われている作品には事前に断りを入れる必要性もあるんじゃないかってこと。別に作中にそういった事柄があるから駄目な作品、とはならないし、書き手にも様々な思想があるとは思うけれど、読み手にも色々な方がいるわけで、何も知らないで読んじゃった人がそういう描写を読まされていいはずないと思うので。

     事前にアナウンスがあった上で、
    「(自分は同性愛は駄目だけど)でも○○さんの書いた同性愛ならよもっかなー」
     で、感想が、
    「自分は同性愛物苦手だけど読んでみてやっぱり駄目でした」
     気力があれば「何故駄目なのか?」についても感想者が書ければ作者が次ぎにそのタブーにチャレンジするときには参考になるだろうし。
     僕は個人的に、そうやって得るものがあるのならば否定的な感想もOKだと思いますよ。あくまで次に活かせるものであれば…ですが。
     そういう観点からナガサキ氏の例の発言は自分としては問題とは思いませんでした。

     ここからは新参者の意見ですが、寺は非常に曖昧な認識に支えられているようにみえますから、時にこういう衝突は仕方ないのかなと思います。きちっとルールで囲ってしまうのもてですが、こういう曖昧さが自由さを生んでるようなので、僕としては楽に参加させていただいてます。
     蹴落とすのではなく一人一人を尊重して高める。紆余曲折もありなんじゃないでしょうか?
     そういうところだからこそ、短気は損気だと思います。

     追記:ナガサキさんメルマガよろしく。

413/ Re[4]: 個人的意見
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2004/04/07(Wed) 01:16:32
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    yonnkisutoさんの「事前にアナウンス」をというご意見、賛成です。
    ただ、そのネタを効果的に読者の期待を裏切る形で使おうとしている場合は、ネタバレみたいになっちゃうから、ちょっとつらいかな?
    とも思いましたが。

    それからですね。
    まことに言いにくいのですが……。
    レオさんは「ナガサキ」ではなく、「オカザキ」です(^^;;)。


414/ うわお
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2004/04/08(Thu) 01:04:36
・URL/ http://www5e.biglobe.ne.jp/~esta/

    ナガサキさんでなくオカザキさん…最低ですね自分。
    一昨日嫁の妹の名前を間違えて、「もう人の名前を間違えまい」と誓ったばかりなのに。
    かくなる上は責任をとって寺を脱…しません。
    オカザキさん本当にごめんなさい。
    気分を害されたでしょうが、堪忍して。

415/ いやいや(苦笑)
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/08(Thu) 22:06:03
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    お気になさいますな。そんなたいした事じゃないし。
    カタカナ表記だから、間違いやすいんだよね。かく言う僕も自分の名前、間違って入力した事ありました。
    オザキ、と(笑)
    もうi love youって囁いちゃうぞv
    みたいな(アホ)

    まぁ、そんなわけでいっこうに気にしてにないので、ノープロブレムです。

428/ 管理人的意見
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/04/15(Thu) 23:03:06
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    意見が出揃うまで・・と思っていたら、かなり時間が経ってしまいました。「今更」感が強いのですが、一応私からも書き込みをさせて頂きます。


    企画感想については、みゅうさんがお書きになっていらっしゃる通り、同じ寺に集った仲間同士の「好意」が、今のところ大前提です。
    この点、yonnkisutoさんが書かれているとおり、「寺は非常に曖昧な認識に支えられている」のであり、これが現状です。それ故に、時折こういう問題が起きてしまいます。大変申し訳ないことです。

    で、これを回避すべく、総括管理人の立場「のみ」で考えるなら、『企画感想はなるべく早急に必ず付けましょう』とでも、但し書きを寺の条項に書き加えるのが、一番楽です。

    毎回企画に参加して下さり、感想もきちんと付けて下さる方々にとっても、もしかしたら、嬉しい条文かも知れません。

    ですが、これだと、肝心の企画参加自体への門戸を狭めてしまうことになりかねないという危惧があります。感想付けは上の書き込みにもある通り、「とても難しい」ものですから。

    また逆に、「難しいなら感想は付けなくて良い」。こう言い切ってしまうことも、管理人には出来ません。前にも書いたとおり、それでは企画、しいては寺の存在意義が無くなってしまいます。

    寺はその性格上、「曖昧であり続けるしかない」ように、私としては思うのです。


    寺のメンバーさんは、皆さん小説を執筆される方々です。小説とは、どういう形式の物にせよ、結局は「人の心の機微」を書くものではないでしょうか。そのような才に長けた方が集まっていらっしゃる場所では、お互いの心情や事情を察し合い、好意には好意で返す。それが可能であると考えます。

    寺は2001/10/3の開設から約2年半が経ちました。今日までやってこられたのは、みなさんのそういう認識があっての事だと深く感謝しております。

    ・・・っつーことで、今後ともヨロシク。お手柔らかに願います。



316/ 荻窪の宮殿著「チャイナ、チャイナ!」に対する感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/11/29(Sat) 20:33:55
・URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/

     D・W・Wでござる。読ませて頂いたので、感想を書かせて頂くでござる。結論から先に言うと、実に素晴らしいエッセイでござった。以降は敬語にて。

     まず最初に驚いたのはその圧倒的なボリュームです。八日間だけの旅が、数ヶ月間の体験かとも思えてしまうその質感。そしてだれることなく続く内容。所々に挿入される、情況を盛り上げる写真の数々。これぞ旅情型エッセイの見本かと思えるほどに良い作品だと思いました。少なくとも、「笑って楽しく読む」には問題が全くない作品だと感じます。
     また、テーマである(再会)についても、話を読み終えるとなるほど!と感心せざるを得ない内容で、読み終えた後は実に充実した気分になりました。各所の描写もまた細かく、一方的に褒めるばかりではなく責めるべき処は責める。こういった平等な描写は、個人的には非常に共感度の高い所でした。
     ところで細かい点ですが、十二支にはイヌも含まれています。それと、知識によって補填されている点と、推測によって書かれている点があり、そこが気になりはしましたが、全体の完成度からすると些細な物なので、完成度自体は揺るがないかと思います。

     感想は以上です。



324/ ご感想ありがとうございました!
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2003/12/01(Mon) 23:26:15
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    D・W・Wさま。感想、とても感謝しています。ありがとうございました。

    > まず最初に驚いたのはその圧倒的なボリュームです。
    丁寧に描写していたら、不本意ながらこんな量に(若干後悔)。読まれる寺会員の方に、本当に申し訳なく思っています。濃厚な文学作品でもないのに、長ったらしくて、ゴメンナサイ!!

    > 少なくとも、「笑って楽しく読む」には問題が全くない作品だと感じます。
    シリアスな作品ならいくらでも書けると思うものの、「笑って楽しく」読める作品を書くのは、笑ってくれるかどうか、読者の反応を予想しながら書くので、実に難しいんですよね。笑いのツボを散りばめた以上、作者としてはどこで笑っていただいたのかが、気になるところです。

    > 十二支にはイヌも含まれています。
    犬さんも?!(ネ,ウシ,トラ……と指折り数え) しまった! そうでした(^^ゞ ド忘れというより、なぜか私の認識では犬さんを省いていました(許せ犬たちよ)。ご指摘、感謝します!

    > 知識によって補填されている点と、推測によって書かれている点
    ごめんなさい。余りの長さに、書いた本人が内容を逐一覚えていない(泣)ので、該当部分がどこか分かりません。具体的にどの部分かご指摘下さると、幸いに思います。

    ご感想、ありがとうございました。

327/ Re[2]: ご感想ありがとうございました!
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/12/02(Tue) 19:52:29
・URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/

     では、感想を捕捉させて頂くでござる。

    ・面白かった点について
     個人的には、鶏のアタマ食事事件と、一人タイタニックがツボでした。一人タイタニックに関しては、画面の前で大笑いさせて頂きました。

    ・知識によって補填されている点と、推測によって書かれている点について
     知識で補填されている点は、三日目後半に触れられているこれのような物です。丁寧な解説が添えられており、実にわかりやすいです。
    >ろうけつ染めは、 ……という技法で行なわれる。
     一方で、例えばこれ。五日目後半の文章ですが
    >タイツやストッキングを履くのは、男女比率として、圧倒的に〜、困難無き道を歩ませようとしたのではないだろうか。
     途中で想像だが、と入れていますが、ここまで情況を想像するには、何かしらの裏付けが欲しいです。

     大体以上です。的はずれな指摘であれば申し訳ございません。

331/ ご指摘ありがとうございます。
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2003/12/03(Wed) 02:41:28
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    Dさま。ご丁寧に返信をありがとうございます。

    > ・知識によって補填されている点と、推測によって書かれている点について
    > 途中で想像だが、と入れていますが、ここまで情況を想像するには、何かしらの裏付けが欲しいです。
     該当部分、及びそこに類するところは、敢えて具体的な裏付けや根拠付けを書かずに、「想像する」「ではないか」と書くことにより、想像の範疇であることを提示し、目の前の事物について自分の想像を書いています。
     裏付けや根拠を書いてしまうと、想像に制限が出てくるので、与えられた目の前の現状のものをそのまま調理する、すなわち、目の前の一つの物(少ない条件)を見て、それを色々と想像することで「こんな風な見方もできるんだ」というような、作者の「想像」上の産物を目指したものなのです。ご理解頂けたら幸いに思います。
     ご指摘、感謝します。

    > 個人的には、鶏のアタマ食事事件と、一人タイタニックがツボでした。一人タイタニックに関しては、画面の前で大笑いさせて頂きました。
     Dさまの笑いのツボは「鶏頭少女」・「一人タイタニック」ですね。完全ノンフィクションなエピソードの中で、これらの二つとも、私の中でもかなり強い印象のある珍事件でした。具体的に笑いのツボの場所を指摘されると、今後の参考にもなりますし、書き甲斐がありますね。とても感謝しています。
     ありがとうございました。

346/ Re[1]: 荻窪の宮殿著「チャイナ、チャイナ!」に対する感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/12/07(Sun) 02:59:18
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    「小説風エッセイ」という新ジャンルの誕生ですね。
    Dさんも書いておられますが、本当にこのボリュームには圧倒されます。初めての海外旅行が宮様の心に深く大きく残ったのだと文面から読みとれますね。良い経験で良かったですね。

    丁寧な描写と、所々に仕掛けられた笑いの要素で、楽しく読めます。ステキな新しい形の紀行文だと思いました。私は海外旅行はロンドンにしか行ったことがナイんですが、中国もイイなー。行ってみたくなりました。

353/ ご感想ありがとうございました!
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2003/12/09(Tue) 09:19:48
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    女帝さま。長編の本作品をお読みくださり、ありがとうございます。
    更に、感想までくださり、とても感謝しています。

    > 初めての海外旅行が宮様の心に深く大きく残ったのだと文面から読みとれますね。良い経験で良かったですね。
    ありがとうございます。全体としてみると、良い経験だったと思います。個々の事件に関すると、実際は辛くて大変なことばかりでしたが、その辺は楽しさに修飾・変換して表現しました。旅の楽しさが伝わったようで、嬉しいです。

    > 丁寧な描写と、所々に仕掛けられた笑いの要素で、楽しく読めます。
    ありがとうございます。極力細かい時事ネタは控え、「ちびまるこちゃん」に代表される笑いのツボ、世代共通の笑いを目指しました。長文の中に笑いを仕掛けた以上、お読みになってどこで笑われたのかが気になります。

    > ステキな新しい形の紀行文だと思いました。
    旅日記ではなく紀行文と認識されたということが、何よりも嬉しいです。課題としては、エッセイ部分と小説部分の障壁を無くし、両者に更にもっと丁寧な描写を心がけたいですね。

    感想ありがとうございました。

373/ 荻窪の宮殿著「チャイナ、チャイナ!」に対する感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/03/10(Wed) 12:38:33
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    ようやく読ませていただきました。
    チャイナチャイナチャイナ。
    まずはこれほどの長編の執筆お疲れ様です。
    宮様の笑いのツボ、僕はとても好きなので楽しんで読めました。
    中国の歴史であったり風俗であったり、個人的にはそういう笑いの中に含まれた真剣なメッセージの方が、僕は胸に響きました。
    例えば、ポイ捨てのエピソードとか。

    題材が素晴らしいだけに、残念とも思います。
    宮様の小説や日記を読むと構成が徹底されていますよね。
    それは勿論、書きたい事をピンポイントにダイレクトに伝えようとしているからだと思うわけです。でも、今回のは全てのエピソードに思い入れがあるゆえに、全体的に均一なんですよね。
    うん、均一のレポートを読んでいる感覚になる事もあったのです。

    さらに深く掘り下げる場所と流す場所。
    勿論、どこも素晴らしかったから、徹底的に書かれたとは思います。
    だからなおさら、文章にこだわる宮様なら、という気持ちをこめまして。

    稚拙で生意気な感想で申し訳ございません。

420/ ご感想ありがとうございました!
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2004/04/14(Wed) 21:16:35
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    レオさま。長編の本作品をお読みくださり、ありがとうございます。
    更に、感想までくださり、とても感謝しています。

    > 宮様の笑いのツボ、僕はとても好きなので楽しんで読めました。
    > 中国の歴史であったり風俗であったり、
    > 個人的にはそういう笑いの中に含まれた真剣なメッセージの方が、
    > 僕は胸に響きました。

    ありがとうございます。遭遇する様々なカルチャーショックの中に、
    普遍的なメッセージを見出せたら、という意図でもって、
    メッセージを色々な笑えるエピソードに包んでみました。
    心に響かれたことは大変嬉しいです。

    > 題材が素晴らしいだけに、残念とも思います。
    > 今回のは全てのエピソードに思い入れがあるゆえに、
    > 全体的に均一なんですよね。
    > 均一のレポートを読んでいる感覚になる事もあったのです。

    ご指摘、ありがとうございます。

    今回のエッセイで学んだのは、このように、
    どうしても均一になってしまうエピソードを、
    いかに起伏あるものにするか、というものでした。
    単なる退屈なエピソード集とならないように、
    「再会」というテーマを徹底的に軸とし、
    強弱をつけて内容を構成したつもりなのですが・・・

    最初から読み進めると、最後に「再会」というテーマが
    大きく湧き上がり、テーマが終局的に収斂する・・・
    という均一にならざるように内容構成を取ったものの、
    文章力の稚拙さから「均一のレポート」と感じさせてしまった、
    というエピソード集の難しさを実感しました。
    どう構成したら強弱のついたエピソード集を書けるのか、
    今後の研究課題です。φ(.. )メモメモ

    感想ありがとうございました。

416/ 荻窪の宮殿著「チャイナ、チャイナ!」に対する感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/04/10(Sat) 20:48:11
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

    こんばんは。
    やっと読めました『チャイナ・チャイナ』
    感想が遅くなってすみません。

    執筆、お疲れさまでした。楽しく読ませていただきました。
    とにかくその量に、どこから手をつけていいものか考えてしまいました。いや、最初から順に読んでいけばよかったのですが(笑)、当初、何を考えていたのか……迷っていたのです。

    読み物として、楽しんで読むことができました。ひとつひとつが丁寧にまとめられており好印象。体験をしたご本人自身が、素直にあるものを受け入れようとしている姿勢にも、好感が持てました。
    内容はドキュメンタリー・エッセイということもあり、敢えて何ら言うこともありません。
    大変魅力的、且つ詳細に描かれており、私も中国に行ってみたくなりました。そして恐らく、その際の知識としては、とても役立つものだと感じました。

421/ ご感想ありがとうございました!
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2004/04/14(Wed) 21:17:26
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    並木さま。長編の本作品をお読みくださり、ありがとうございます。
    更に、感想までくださり、とても感謝しています。

    > とにかくその量に、どこから手をつけていいものか考えてしまいました。
    > いや、最初から順に読んでいけばよかったのですが(笑)、
    > 当初、何を考えていたのか……迷っていたのです。

    書いた本人すら、その長さに驚愕・辟易し、
    最初から読むことを拒絶してしまうという、哀しさ(笑)。

    最初から読み進めると、最後にはテーマが強く浮き彫りになるという
    手法をとったつもりなので、テーマを感じたいときは最初からお読みになり、
    とにかくエピソードを読みたいときは、順番を無視して適当に各エピソードを
    お読みすることをオススメします。

    > 読み物として、楽しんで読むことができました。
    > ひとつひとつが丁寧にまとめられており好印象。
    > 体験をしたご本人自身が、素直にあるものを
    > 受け入れようとしている姿勢にも、好感が持てました。

    楽しんでお読みなられた、というお言葉は、大変嬉しいです。

    一つ一つのハプニングや出来事を丁寧に描写したのは、
    ひとえに、中国旅行をプレゼントしてくれた、
    敬愛する叔母上への感謝の気持ちによるものです。

    異文化に出会いそれを受け入れる様を描いたものの、
    ゲテモノディナー(特に鶏頭!)だけは、もう勘弁(笑)。
    日本人で良かった、と熱く実感しました。

    感想ありがとうございました。



318/ えも様作・「おはし」について
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2003/12/01(Mon) 01:42:37
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

    こんばんは。
    夜中に目がさめてしまって、つい、読んでしまいました。

     えもさんらしい、とても優しいテンションの作風が、とても好きです。
     いつでも2本揃っていて欲しいふたりで、それがとても安心した形で保たれている事が、嬉しく、幸せを感じますね。
     脚本風の作りが、2人の心理を描かずして、読者の想像力を刺激しています。
     今回、自分で作品を書きながら、『皆まで言うな(笑)』と思いながらすすめていたので、自分がこんなふうに書けたなら、もっと優しく相手に伝えられる文章に書けただろうになあ……と反省させられました。
     短い言葉で、端的にテーマを描き出す手腕は、素晴しいと思いました。

     えもさんの作品は、毎回楽しみにしていますので、また、次も是非読ませていただきたいと思います。
     乱文にて、失礼いたしました。



322/ Re[1]: えも様作・「おはし」について
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/12/01(Mon) 21:10:27
・URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/

     D・W・Wでござる。毎度えも殿の作品は楽しみにさせて頂いてござるが、今回も期待を裏切らない素晴らしい出来で感銘いたした。以降は敬語にて。

     えも殿の作品としては、今までにない新しい形式の物で、また一つ感銘させられました。脚本にすると寸劇になるのでしょうが、観客の心に残る印象的な良い劇になるかと思います。短編の命題は如何に印象深い話を短くまとめるかですが、それには充分以上に成功しているかと思いました。
     また、作品内で無駄を極限までそぎ落としているように感じました。登場人物の名前から舞台設定まで、簡略化と単純化で必要な分を必要なだけ使う、その過程に匠の技量を感じました。

     続いて欠点を。登場人物の台詞ですが、カッコの前に名前が付いていなくてもどちらの台詞かすぐに分かるので、少し邪魔かなと思いました。脚本とするのなら良いのでしょうが、小説なら蛇足かなと。元がよい雰囲気なので、少し無駄かと感じました。

     大体感想は以上です。

330/ えも様著「おはし」を読んで
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2003/12/03(Wed) 02:39:31
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    えもさんらしい、優しい雰囲気で、読後に心が温まる素敵な作品ですね。
    言葉を最小限に削ったことで、訴える力は倍増して、
    二人の紡ぎ出す情景が豊かに立ち上ります。
    実際の舞台上演もいいのですが、ラジオドラマとして聞いてみたいですね。

    おはし、という題名もセンスが光り、素敵です。
    幸せのゼロ状態を保つため、プラス・マイナスのように補い合う二人。

    素晴らしい、の一言に尽きます。

    執筆、ご苦労さまでした。

336/ Re[2]: えも様著「おはし」を読んで
・投稿者/ えも
・投稿日/ 2003/12/05(Fri) 12:11:25

    駆け込み投稿を早速読んでくださってありがとうございます。
    とっても嬉しいです。
    わたしは素直じゃないので(笑)毎回、なにかひねってしまうので、少し変わった形で出したことに、実はハラハラしてました。ので、ほっと胸をなで下ろしました。

    台詞の前の名前のこと、ご指摘ありがとうございました。
    実は名前を入れるか入れないかで少し悩んだのですが、「たろうとはなこ」というさっぱりした名前の雰囲気もまたいいかな、と思いいれてみました。

    「おはし」という言葉は昔から大好きだったので、今回使うことができてちょっと嬉しかったりしてます。

    御感想ありがとうございます。読んで感じたことを教えていただけるのは本当に幸せなことですね。ありがとうです。

    みなさまの作品もゆっくり読ませていただいています。
    執筆お疲れさまでした。これからもよろしくお願いいたします。

339/ Re[1]: えも様作・「おはし」について
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/12/06(Sat) 07:49:33
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    えもさんらしい、ほのぼのとした優しさが伝わってくる作品です。
    脚本風の書き方が、面白い味を出しています。「はなこ」「たろう」という、ひらがな書きの名の人物が語る台詞が、開口一番「途方に暮れているの?」。この途方に暮れるって、言葉使いがイイですよね。可愛らしいというか、本人は本当に困っているらしいのに、緊迫感に欠けてて、のんびりとゆるやかな世界に、二人が居ることが分かります。
    タイトルの「おはし」も、ひねりが効いてて好きだなー。

    学校、忙しそうなのに、参加してくれてありがとうね。
    次の新作も楽しみにしております。

345/ Re[1]: えも様作・「おはし」について
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2003/12/07(Sun) 00:19:14
・URL/ http://www5e.biglobe.ne.jp/~esta/

    「おはし」読ませていただきました。
    絵本感覚でほのぼのと読めてよかったです。

     しろうさぎとくろうさぎで似た様な話がありましたが、
    こういう普遍的な感覚はいろんな形で読んでもいいものですね。

     個人的には「背中と左足のウラと右ひざが同時にかゆい」とい
    うのがなんだか良かった。

     わがままと甘えと無邪気さがまぜこぜになっていながら、当の
    本人が極めて真剣そうなので赦せるんですかね?

     面白かったです。

361/ Re[1]: えも様作・「おはし」について
・投稿者/ えも
・投稿日/ 2004/01/11(Sun) 11:53:01

    感想をどうもありがとうございます〜。
    お礼がとても遅くなってしまって申し訳ありません・・・。
    読んでいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます。

    最近、途方に暮れることが多々あったので、それをそのままお話にしてみました(笑)
    いろんなところが一変にかゆくなったらこまっちゃいますしね。えへへ。

    2004年も明けたことですし、今年は去年より多く作品をだしたいなぁなんて思ってます。
    今年もよろしくお願いいたします、です。

365/ Re[1]: えも様作・「おはし」について
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2004/01/23(Fri) 01:02:58
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    すっかり感想が遅くなってごめんなさいm(_ _)m

    すっごくかわいいお話ですよね。
    えもさんらしさ満開って感じです。
    登場人物の「たろう」さんと「はなこ」さんは、どーしてもえもさんのサイトのBBSアイコンの「おばけたろう」くんと「おばけはなこ」ちゃんのイメージなんですよね(^^;;)すごく微笑ましく思えました。
    あのキャラで絵本にして欲しいなぁ。。



384/ Re[1]: えも様作・「おはし」について
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/01(Thu) 11:18:50
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    今さらながらの感想ですいません。今回のおはなし・おはし、非常に興味がそそられます。
    映像に変換したら、とても美しいショートフィルムになりそうで。
    とにかく無駄がない、無駄が。
    僕なんか脚本書くとき、どうしても台詞でその場を説明しようとする悪い癖があるのですが、
    そんなの不要。
    たろう・はなこ二人の存在が非常に明確で、役割がシンプルなのに絶対で。

    今までのえもさんの中では地味な作品にうつるかもしれませんが、それは小説として見た時ですね。
    これを映像にしたのを是非見たい。
    最近、映像の脚本もやってみたいと思うオカザキでした。
    あんま、意味ない感想゛すいませんm(__)m



323/ みゅう殿著「星祭りの旅」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/12/01(Mon) 21:22:03
・URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/

     D・W・Wでござる。早速読ませて頂いたので、感想などを書かせて頂くでござる。以降は敬語にて。

     楽しく読ませて頂きました。今までのシリーズと同じ、みゅう殿らしい作品だなと思いました。旅の過程を書くのも良いのですが、旅の入り口を印象的に盛り上げるというのもまたなかなか良い作りだと思います。読者に、この後どうなるのだろうと期待させる旅の入り口だと思いました。

     続いて欠点を。誤字だと思いますが「水銀の粒ように」は粒のように、ではないでしょうか。
     後、作品自体の起伏が少ない感じはしました。最後は盛り上がっているのですが、それ以外は淡々と進行していく印象です。

     大体感想は以上です。



335/ みゅう様著「星祭りの旅」を読んで
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2003/12/03(Wed) 22:53:07
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    楽しく読みました。みゅうさんらしくて、好きです。

    「星祭りの日」の続編ですよね。
    「星祭りの日」では、リョウに船乗りになることを打ち明けたコウ。共に一緒に歩んできた親友の二人の立場を象徴するかのような文章、「僕もあわてて立ち上がり、リョウと並んで空を見上げた。」
    続編の「星祭りの旅」では、船乗りへのステップを着実に踏みつつあるコウと、田舎町の小さなパン屋の子どもであるリョウ。3年間で、無二の親友同士だった二人の間にできた距離を象徴する文章、「イオフィールドにいる頃にはまず見ることのなかったコウの背中を見ながら。」
    心理描写ではもちろんのことながら、行動描写でも二人の距離感の変化がよく現れていて、納得!です。

    静かに進むストーリーの中に、登場人物たちの想いがつと伝わってきます。遠く離れゆくコウの背中を見つつ、宇宙空間を自由に飛ぶという滅多に無い経験を経て、指針を見つけたリョウがこれからどうするのか(もしや「宇宙海賊に俺はなる!」と言ったりして〜)。
    全作品を通して読むと壮大なスケールを感じさせるこの「星祭りシリーズ」、次回作がとても楽しみです。

    気になる点を少々。
    リョウに決意を固めさせた宇宙空間を飛ぶ様子が是非とも読みたかったです。どんな光景を見て、彼はどう思ったのか。または、船内で交わされた会話など。
    時間が足りなかったのでしょうね(泣)。皆勤賞なので、万事OKとしましょう!(とは言いつつも、読みたかったです……)

    ご執筆、ご苦労さまでした。

341/ Re[1]: みゅう殿著「星祭りの旅」への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/12/06(Sat) 07:52:39
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    更新を楽しみにしているシリーズの新作お披露目で、とても嬉しく思いました。また、コウ君とリョウ君に会えた〜。
    こういうの、シリーズ物を待つファンの醍醐味ですな。毎回待たせて貰ってます。サンキュ〜(笑)。

    シリーズ物とは言え、きちんと独立したお話としても安心して読める。この安心感って大切ですよね。毎回、時間軸が切り替わって、大人の二人に会えたり、少年の二人に会えたりしますが、その違和感も全く感じません。非常に参考にしたい作品です。
    次回はどんな二人に会えるのでしょう? 幾つも張り巡らされているらしき、伏線の行方も更に楽しみになりました。

367/ みゅう殿著「星祭りの旅」への感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/02/26(Thu) 03:09:29
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/index.html

    こんばんは。
    感想が遅れて大変申し訳ありません。

     同じ夢を見ていた2人の少年が再会し、確実に夢に向かっている一方に追い着けないと失望しながらも、再び夢を追おうと決意する。
     各キャラクターに設定としての話も見え隠れしているものの、そこを思い切って省き、本筋を追っている分、物語が理解しやすかったと感じました。
     リョウが決心をした経過がわかり辛いのと、2人が夢を語る姿が冷めているように見えたのが少々残念だったように思いました。

383/ Re[1]: みゅう殿著「星祭りの旅」への感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/01(Thu) 11:14:31
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    このシリーズに関しては、満を持してなので、もう文句のつけようがない。
    オカザキ、もう偏愛(笑)
    SF的な要素の少ないのがみゅうさんの世界観だし、これが素晴らしいと思うのね。無駄のない描写も。

    雑と言われますが少年達の葛藤を感じます。
    でもね、母さん。
    しみじみと。
    フライングボールはずるくないっ(笑)
    ただこの作品のこれが好きなの、というのは僕もたまにします。実は。
    ストレートにそこまでやってくれると、もう文句つけれないけど(笑)

    今さらの感想ごめんなさい・・・・



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