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100/ 「星の海へ」(みゅうさん著)の感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2002/12/01(Sun) 09:25:44
・URL/ http://page.freett.com/okazakinet/

    ・・・・・・みゅうさん節炸裂。
    いや、マジでまいりました。
    感想批評とかそういうレベルのものでは無いっす。
    オカザキはファンタジーが好きです。それと同じくらいSFも好きです。
    SFとして完成されてますね、みゅうさんの世界観。
    前回投稿の「星祭りの日」と同じキャラクターで続編的位置にありますが、
    僕の続編と違って初めての人が読んでも安心できる作りだなぁ、という気がするし。
    何よりSF好きな人が書いた押しつけがましくないSF。と言うか。
    誰にも分かるSFだと思います。
    もぅね、シレーネさんと主人公達のやりとりに僕はニヤニヤしてしまいましたよ。
    花のエピソードなんていいじゃない? お約束だけど。
    最後の展開なんかもお約束ですけど。
    そのお約束すら、みゅうさん節だし。

    あえて気になった事があるとすれば、現代と過去の絡み合った場面で、ちょっと区別がつかなくなって、あれっ? と思ったこと。
    悪役ちゃんをもっと活躍させて欲しかったこと。
    特にボスが出てきてくれたら、もっと面白かったかな、と。

    すごく面白かったですよ。
    本当にお疲れさまでした。



112/ Re[1]: 「星の海へ」(みゅうさん著)の感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2002/12/02(Mon) 03:29:15
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/bbs_kaki/kaki.html

    前回投稿作「星祭りの日」の続編ということで、
    待ってましたー!! と叫びましたよ。いや、マジに(笑)。

    しかし、続編とはいえ、この作品だけを読んでも、全く違和感なく入り込んで行けるところが、みゅうさんの腕の冴えでしょうか? というか、前作の方が今作の外伝と言っても充分通用しちゃう気が・・・。流石です。

    今企画のシレーネさんは、結局、総勢4人となりましたが、みゅうさんのシレーネさんはただ一人、底抜け(?)に明るい(笑)方だったので、本当に考える人によって、あの設定は変わるんだなーと痛感しました。

    うーん。唯一、ちょっと気になったのは「悪代官」さん(←結局コレになっちゃったんだね(笑)・・と、私とみゅうさんにしか分からない話を書いたりして)が、突然やって来て、シレーネが窮地に立たされている辺り。昔話のシーンで、ちょっと怪しげな雰囲気でコウとシレーネの間に割って入ったりしていたら、布石になって良かったかなー・・っと。

    まあ、今回、Dさんを見習って「辛口な感想」ということで、どうぞお許しくださいまし。



121/ Re[1]: 「星の海へ」(みゅうさん著)の感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2002/12/02(Mon) 20:45:44

    特に自己主張せず、普通の人の話を書く。そしてそれでいながら魂を込めて個性を出す。実に難しい事です。テーマは非日常ですが、極めて常識的な話です。悪役も、味方役も、極めて落ち着いた個性の持ち主ですね。安心して読む事が出来ました。世界観も想像がしやすく、入り込みやすい。楽しい作品でした。自分としては、もう少し灰汁が濃かったらもっと良いかなと思いましたが、それは賛否が分かれるところでしょう。

    レオ殿も指摘していましたが、敵のボスが出なかったのは残念です。というのは、話的な盛り上がりと言うよりも、どういう理由でシレーネをつけねらうのか、本人に語って欲しかったからです。或いはオッドアイが珍しいから、では無かったのかもしれませんし。光には影が伴い、影はそれ故にとても重要なのです。

127/ Re[1]: 「星の海へ」(みゅうさん著)の感想
・投稿者/ 平代山 登
・投稿日/ 2002/12/03(Tue) 10:27:16

    レオ様の感想を読むまで、
    コレがアレの続編だってのに、全く気づかなかった愚か者であります。
    ま、しょうがないよね、平代山だもの。

    みゅう様「……居直るな」

    みゅう様の作品で、
    ここまで色々なエピソードを詰め込んだのは珍しいですよね。
    シレーネさんの設定を使い切る為の苦労(?)が偲ばれます(笑)

    各エピソード間の繋ぎが上手く出来ていて、
    かなり唐突な展開に関わらず、無理が無いのがお見事。

    あと、余談ですが、
    3章冒頭の宙港の描写が短いながらすごく好きです。
    田舎都市の駅って、ホント、あんな感じなんですよね。

132/ Re[1]: 「星の海へ」(みゅうさん著)の感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2002/12/06(Fri) 01:58:09
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

     こんばんは。感想を書かせていただきます。よろしくお願いします。
     先入観を持たないよう他の方の感想はまだ読んでいない為、重複する所や私個人の読み込みの甘さ等あるかもしれませんが、ご了承ください。

     ジャンル・世界観が判り易く書かれていて読み易く、軽いタッチの語り口も、個性が出ていていい感じです。
     起承転結で言うところの『起』に当たる部分でしょうか。続きの読みたくなるような物語ですね。
     場面転換が唐突で、やや判りづらい感じがしました。
     三点リーダーの数、句読点の位置が若干気になりました。でも、台詞の為の改行をしない書き方は、実は好きなんです。
     形に捕らわれず、自由にのびのび楽しんでいる姿勢が非常に羨ましい。自分自身、性格は弾けているつもりでも、書くとなった場合、対象が自分では無いので、堂々と自分が好きな文章になりきれていなくて中途半端な自覚があります。だから文面から読み取れるみゅう様の人柄にも好印象を受けました。

    では、稚拙な感想で失礼いたしました。

146/ Re[1]: 「星の海へ」(みゅうさん著)の感想
・投稿者/ えも
・投稿日/ 2002/12/21(Sat) 13:09:05
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/7142/

    遅くなりましたが、読ませていただきました。
    「星祭りの日」の続編という事で…(そう知ったときはとても嬉しかったです)
    楽しませていただきました。

    花のエピソードがいいですね。素敵です。
    みゅうさんのあたたかさから出てきたものなのかな。

    こういう心温まるお話を読むと、読んだ後に、空を仰ぎたくなる感じがします。
    男の子を書かせたらみゅうさんはすごいと改めて思いました。

    執筆、お疲れ様でした。また続きが読める日が来る事を期待しています…



72/ 『記憶の封印(にいまん様、著)』への感想
・投稿者/ 平代山 登
・投稿日/ 2002/11/10(Sun) 12:32:56

    まず、アクションシーンのスムーズさが羨むばかりです。
    私自身が動きのあるモノが苦手で、
    しかも克服しようと言う克己心も持ち合わせていないので、
    これは、もう本当にただただ羨むばかりであります。
    あとキャラクターもそれぞれ生き生きしていて、
    描写の無駄の無さと相まって、ストレス無く読める作品でした。

    正直、各キャラクターがなんだか唐突で、
    キャラクターの描写が少なすぎるような気がしてましたが、
    解説を読んで納得。
    なるほど、オールスター集結、というような企画も兼ねてらしたんですね。
    そもそもキャラクターを立てるってな事も苦手な私。
    そんな企画が成立する、ってだけでも、これまた羨むばかりであります。



75/ Re[1]: 『記憶の封印(にいまん様、著)』への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2002/11/20(Wed) 21:27:44

    以前にいまん殿の作品を読ませていただいた時。ふと感じた事と、今回はあまり違わぬ印象を受けたでござるな。
    まず第一に、よく作り込まれている作品でござる。誤字脱字は少なく、話の流れも緩やかに、それでいて激流になるところは激流に。めりはりの付け方は巧く、活字でありながら映像的。そしてそこに欠点が潜んでいるとも言えもうそう。
    魂が、足りないのでござる。

    作品に対する主張の有無というのは、小説を文章の集合体と芸術と分化させる要素でござる。一流の作家になれば成る程、歴史に残る作品になれば成る程。激しく狂おしい魂がそこには込もる。それが皆無というわけではないのでござるが、もっともっとそれが欲しい。文章力にそれが付け加えられれば完璧でござろう。

    作品自体は、オーソドックスな印象を受けたでござる。戦いもよくまとまっていて、力の見せ方、使い方が巧い。キャラに特にぶっ飛んだ個性はござらぬが、落ち着いた印象を受ける方々でござるな。拙者としては作品自体のテーマに異論もござるが、それは他人でいる以上当たり前。世界には人の数だけ思想があり、それは根本的な面では交わる事がないからでござる。総合的に見て、とても良くできた作品だと思うでござるぞ

    最後に。残念な点がもう二つ。 一つは、あの長いあとがき。あとがきや裏設定がもてはやされる傾向が最近はござるが、小説なのだから書きたい事は作品に入れ申そう。内容がくどくなるかどうかは、その作者の腕の見せ所、というところでござる。
    もう一つ。残念な事に、あまり怖くなかったでござる。話は良かったのでござるから、あえてホラーとすることは無かったのでは?幽霊や怪物を出すだけではなく、心理的に訴えかける怖さ、という物を使えば、んなもの出なくても怖い作品は出来るのでござる。

    きつい事を書き申したが、にいまん殿は極めてレベルの高い文章書きさんでござる。是非とも、今後ともすばらしい作品を書き上げてくだされ。

88/ Re[1]: 『記憶の封印(にいまん様、著)』への感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2002/11/24(Sun) 03:17:35
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

    こんばんは。初めて感想を書かせていただきます。よろしくお願いします。

    ある意味、ブルメリの解説で自己完結なさっていたのですね。
    だから今回の物語では、第3者の評から開き直るつもりだったのではないですか?
    『ジャンルを合体したスペシャル小説』面白かったです。
    そりゃツッコミ所が無いと言ったら嘘ですが、本人も読者も楽しめれば、結果オーライ。
    なんたって私も楽しみました。長い文章は、かなり苦手な筈なのに。
    あれだけの長さでありながら、目に止まるタイプミスも無かったのが愛情の証でしょうね。
    プロになりたいと言うなら別ですが、これだけ楽しめるのは凄い事だと思います。
    何となく「ウラシマモト」を思い出したり。(あ…、このネタはコアすぎるかも)

    では、稚拙な感想で失礼いたしました。

91/ Re[1]: 『記憶の封印(にいまん様、著)』への感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2002/11/28(Thu) 20:12:26
・URL/ http://page.freett.com/okazakinet/

    まずPOPな話だなぁ、というのが第一感想。
    ホラーと言うと、スティーブン・キングを愛読している僕は、少し拍子抜けした感じですが、これを階段を素材としたエンターティメントとして読むと、とても面白かったです。
    アクションは僕も苦手なので(苦笑)勉強になります。

    他の方の指摘にもありましたけど、少しキャラの設定に物足りなさを感じました。
    オールスターというのは、僕も好きです。
    が、自分の作品でも並木氏に指摘された通り、企画作品として読み切れで読む場合の配慮というのは、必要かもしれません。
    それでも僕の書いた作品よりも読みやすかったですけど。
    ただ僕は文章が少しゆるく------まぁ、少しだけ回りくどく感じた所が無くも無いですが。

    でも児童文学としても、いいなぁと思いました。
    小学校中学年〜高学年の子もすんなりと読める読みやすさがあったと思います。元保育士としての意見ですが。

    お疲れさまでした。

105/ Re[1]: 『記憶の封印(にいまん様、著)』への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2002/12/02(Mon) 01:53:19
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/bbs_kaki/kaki.html

    「悪霊憑き」と聞くと、すぐに映画のオーメンを思い出して、それだけで怖くなってしまう私ですが、こちらの話も怖かったです。最後は「え?そんな!」が大団円に終わり、ほっとしました。

    アクションシーンがそこかしこに散りばめられていて、ハラハラドキドキの展開が痛快です。私個人の好みとしては、もうちょっと登場人物の精神面の描写が欲しかったかな・・とも思いますが、まあ、個々の好みにすぎません。

    えっと、最後にちょっと気にかかったことを一つ。
    >しばらくして友だち何人かと交流する。
    は「合流する」の間違いかな?・・っと。
    如何でしょうか?

145/ Re[1]: 『記憶の封印(にいまん様、著)』への感想
・投稿者/ えも
・投稿日/ 2002/12/21(Sat) 13:02:47
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/7142/

    遅くなりましたが、私も読ませていただきました。
    次へ次へと読んでいけるテンポ感がよかったです。
    アクションシーンの描写は見事ですね。私にはできないからよけいにすごいなぁと感心してしまいました。

    ホラーと書いてあったので、私にはちょっと無理かなぁと(ホラーはダメなんです)思いましたが、楽しませていただきました。

    執筆お疲れ様でしたです。



64/ 『忘れてはいけない出来事』 (みゅう様、著)への感想
・投稿者/ 平代山 登
・投稿日/ 2002/09/11(Wed) 14:28:32

    谷川俊太郎さんの詩に、『千羽鶴』ってのがあります。
    著作権的に引用できませんが、鮮烈な言葉が叫ぶように、
    でも淡々と綴られた、私の大好きな詩の一つであります。
    よろしければ、ご一読を。
    アレが起こった日、私はこの詩を探して、読み返しました。


    ……すいません、ホントはこの先、色々書いたんですが、
    あの件に関して、未だ自分の中で整理がつきませんです。
    ……なんで、上記の詩が、
    このエッセイに対しての私の批評も評価も含んでいると言うことで、
    この場はご容赦願いたいと思う訳です。



65/ Re[1]: 『忘れてはいけない出来事』 (みゅう様、著)への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2002/09/17(Tue) 23:34:18
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    そうそうに感想をつけてくださり、ありがとうございますm(__)m。

    寡聞にして谷川俊太郎さんの「千羽鶴」という詩は知らなかったのですが、検索してみたら全文を載せているところがありました。

    あんな心を打つ詩を引き合い(?)にだされると困っちゃいますね(汗)

    >>あの件に関して、未だ自分の中で整理がつきませんです。

    私も整理はつきません。
    でも、「もう終わったこと」にしてしまってはいけないことだと思ったので。

66/ Re[2]: 『忘れてはいけない出来事』 (みゅう様、著)への感想
・投稿者/ 平代山 登
・投稿日/ 2002/09/19(Thu) 09:13:34

    >検索してみたら全文を載せているところがありました。
    ぁ……載ってたんですねぇ……。
    したら、こっちで検索してアドレスでも書いといた方が親切でしたね。
    気の回らぬ者で申し訳ない。

    ………………。
    ………………。
    ………………。
    ……いやまて。
    てゆうか、
    良いのか、著作権的に!?(・_・;)>全文引用

69/ Re[1]: 『忘れてはいけない出来事』 (みゅう様、著)への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2002/10/02(Wed) 20:44:39

    忘れてはいけない出来事。
    戦争を知らないから、忘れる事が出来る。 戦争を知らないから、それを賛美できる。
    現在の日本の病根は、実に其処にある。
    あの出来事は戦争だった。

    どちらもどうしようもない。 被害を受けるのは民間人ばかり。
    それぞれの政府が自分を正義とし、敵を悪とする。
    我らは第三者の立場にあるはずだ。 冷静にものを見る事が出来るはずだ
    何故、それが出来ない。

    もうあの出来事を忘れかけている日本人。
    みゅう殿の心の叫び、届く人がいればいいのだけど。

70/ Re[1]: 『忘れてはいけない出来事』 (みゅう様、著)への感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2002/10/12(Sat) 00:27:21
・URL/ http://page.freett.com/okazakinet/

    まずは僕は書き込み寺の投稿作品として、小説以外のジャンルを書いてくれた事に拍手したいと思います。
    感想とは少し違うけど、一つのジャンルにとらわれないのが書き込み寺の良き所です。

    感想。
    みゅうさんはあの事件を、一番ストレートな言葉で書き記してくれました。
    同じように考えている人は何人もいる。きっと。
    でも、やがて現実と時に忘却していく。
    ちょうど、過ぎた今がその時期だと、みゅうさんは教えてくれている。
    テロの被害者は勿論
    報復戦争の被害者もまた、然り。
    そんな事すら忘れかけている。
    だからこそ、忘れちゃいけない。
    今一度、僕も噛みしめたいと思う。

    文章や言葉が誰かに伝えるためにあるのであるとすれば、
    どれだけストレートに言葉を伝えることが出来るか。
    届く届かないは別として、みゅうさんの言葉は間違いなくストレートに力強く、僕に響いた。

    忘れないことはすごく大変だけど、それでも絶対、忘れてはいけないことがある。
    そして世界にはそれが多い。
    でも忘れちゃいけない。

    一番シンプルな言葉で、一番厳しく、一番優しく、語ってくれるみゅうさんからは、大人な一面と母親としての一面を感じたのは、少し深読みしすぎというものでしょうかね?(苦笑)

83/ Re[1]: 『忘れてはいけない出来事』 (みゅう様、著)への感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2002/11/23(Sat) 23:32:02
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

    こんばんは。初めて感想を書かせていただきます。よろしくお願いします。

    エッセイという形式は自己表現としては素直に受け入れ易い反面、内容に同意できない場合はシビアに切り捨てられ易い部分を持ち合わせていますよね。
    だからこそ、このような大事件に関しては、個人的見解ということを誤解されること無く承認されるエッセイの形式が最も合っていたのだと思います。

    しかし、この場合の批評や感想は、書きにくいです。
    この人は、こういう考えなのだなと理解することは出来ても、それに対して議論を持ちかける形態ではないからです。

    私の友人の何人かはニューヨークやワシントンにも住んでいます。ですからテロの話題は、マスメディアを通じたもの以外にも多く、もしかしたら一般的な認識と幾分違うかもしれません。
    私自身も、テロのあった年のクリスマスにワシントンの友人宅でお世話になりました。その時には、ホワイトハウス上空には24時間、戦闘機が旋回を続け、ペンタゴン周辺のハイウェイにはびっしりとアーミーが並立していました。
    今年の9月には、夜になるとキャンドルを持って小さなベルを鳴らしながら列を成して歩いている人達がいて、「家族がテロに巻き込まれた人達が追悼しているのだ。と考えると目頭が熱くなる」という話や「仕事場の2つ隣の駅に地対空ミサイルが設置された」という話も聞きました。そういう会話をしていると、私達はどれだけの事を知っているのだろう?という気持ちに苛まれ、おいそれとこの件に関して語る事も憚られます。

    私が個人的に感じるのは、「テロは嫌だ」だけでないのだということ。
    「人が死んでしまったのが悲しい」という事が始まりなのだから、テロや報復で人を殺し合うことは、同じ事の繰り返しにしかならない。
    だから、悲しいと感じるのならもう誰も殺さずに、みんなで仲良くなるよう努力すべきだ。
    敵対して殺すことを止めよう。
    理想論ですが、そんな風に考えられる『日』になって欲しい。
    決して、家族や国民を殺された『忘れられない日』にはなって欲しくない。
    『命日』ではなく『出発点』であって欲しいと思うのです。

    では、稚拙な感想で失礼いたしました。

104/ Re[1]: 『忘れてはいけない出来事』 (みゅう様、著)への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2002/12/02(Mon) 01:46:38
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/bbs_kaki/kaki.html

    NYテロは、実際、全世界の良識ある人々の度肝を抜く事件でした。
    自分と、罪もない、ただその場に居合わせただけの多くの人々を、飛行機ごと<人間爆弾>に出来る・・・。そこまでテロ犯の精神を狂わせるだけのナニがあったというのでしょうか?

    民族間の紛争ほど、この世で空しいものはない・・と私は思っておりますが、それは自分が「情報の統制」から(一応)逃れているからなんだな・・、と痛感しましたね。
    幼い頃から猫も杓子も寄ってたかって「あいつらが悪だ」とか「あいつらの所為だ」とか、吹き込まれ続ければ、それを信じるしかもう、きっと道はないのでしょう。
    そういう場所や時代に自分が立っていないことに感謝しつつ、そのような悲しい「刷り込み」や「思想統制」がなくなるように祈りたいです。

    もう一度、あのテロについて、深く考える機会を与えて下さったみゅうさんに、感謝。みゅうさんの祈りが伝わってくる、とっても良質のエッセイでした。



103/ 第5回企画参加作品リスト
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2002/12/01(Sun) 22:56:36
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/bbs_kaki/kaki.html



79/ DWW氏のBUSHINの感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2002/11/23(Sat) 11:56:45
・URL/ http://page.freett.com/okazakinet/

    DWW氏の「BUSHIN」感想


    まずは長い連載お疲れ様でした。初めから最後までじっくりと読ませていただき、読後の感想は「良かった」の一言です。
    僕自身、ゲームの二次小説を書いている身ですので、Dさんの書き方は大変、勉強になりました。
    まだ「BUSHIN」がどのようなゲームなのか調べていないのですが、ウィーザードリーという名を冠していることからも、ダンジョン探索型のゲームであることは分かります。それは有名ですからね。
    その手のゲームはどうしても、ダンジョン攻略がメインとなるわですが、その中で見事のにだれることく、ストーリーを書ききった手腕はおみごとでした。
    しかしDさんの掲示板でも書きましたが、アクションのシーンがゲーム的なことが否めなかった。これは非常に残念です。
    ゲームの性質上、そしてこの作品の性質上、アクションが大半を占めていますが、そのアクションがゲーム的であったため、非常に残念でした。
    ゲームのシステムとして、重要な場所を大切にしていたのは分かります。しかしれを大切にしすぎたためにアクションが流麗とは言いがたい展開となっていたのでは、と思います。
    しかし、それをぬかしても、設定・構成・伏線はお見事の一言でした。得に主人公アティの設定は入念に練りこまれいて、徹底的に描かれていた。それに驚きです。
    だからこそ、同等に重要であった「武神」の設定にあれ? と思ったわけ。
    アティがあそこまで練りこまれているのに対して、「武神」は最終章でようやく語られたという。突発だったというか、そのバランスに違和感を感じたわけです。
    タイトルにもなってるとおり、「武神」はこの作品で重要な位置を占める存在じゃないですか。
    「武神」の設定は素晴らしい。だかこそ、伏線をもっと練りこんで、構成を整えてくれたら、もっと素晴らしい物語になる。
    それが残念でしたが、本当に面白かったの一言でした。
    最後に自分も長編フェチなのであれですが、各部の各章間をファイルで区切ってくれたら、っと読みやすくなるかな、と思いますよ。
    インターネットで長編を読むのはかなり大変だから、そういう気遣いが必要だと僕も感じています。
    無論、するしないは本人の自由ですけど。
    例えば書き込み寺主催の「ぴーはうす」ぴーしゅけ氏の作り方は本当にWEBで見るのに本当に優しい作り方を心得ているなぁ、と思いましたので。
    次回も頑張ってくださいね。
    どうも、お疲れ様でした。



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