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540/ 第10画作:ぴーしゅけ様著「サルスベリと嫁」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2004/12/04(Sat) 22:25:18
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    読ませていただきました
    はっきり言います
    「やられたぁ」ってのが正直の感想でおます
    日常のこまごました出来事から立ち上るいくつかの物語
    それらがやがて本作の主題に集約されてゆく、
    その行く先は、人間の本質、分かり合えない、分かり合えるはずがない
    でも、判らないなりに、理解し関係をつむぎ、暮らして行く、

    常に地に足ついた視点で日常を見てないと書けない作品ですな

    同じく、日常のこまごまとした断片から人間の本質を
    軽妙ながら真摯に描く方に高橋留美子さんがおられますが
    いやぁ、彷彿とさせますな!
    いや、別に「似ている」という意味やおまへんで、
    人様を「ナッチ」扱いにするつもりはおまへん
    りっぱに「ぴーしゅけ・わーるど」でっせ!!

    少し気なった点といえばラストの旦那の○○現場を
    目撃するあたり、すこし終わりを急いだような気がせんでもない
    ・・・まぁ、やっかみと思って、上の二行は読み飛ばしていただいても
    結構でおます。

    それにしても、ぴーしゅけはんはスゴイなぁ
    「画廊」にしてもほかの作品群にしても
    さすが「女帝」の名をほしいがままにしてはるだけある

    今回もよい作品を読ませて頂きありがとうございました。










558/ Re[1]: 第10画作:ぴーしゅけ様著「サルスベリと嫁」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2004/12/19(Sun) 23:39:06

     読ませて頂きました。感想を書かせて頂きます。

     いやはや、実に面白い。嫁姑の確執というのは現実知識として知ってはいても、どういう経緯で起こるのか、どういう風に推移するのかというのは全く知らないし想像も出来ないので、それを精神的にかつ緻密に書いているというのは実に素晴らしいと思いました。小さなエピソードも数々も地に足がついていて、話の流れも自然です。サルスベリという小道具を確執の象徴として持ってくる手法もまた素晴らしいなと思いました。

     全体的にまず欠点らしいものは見あたりませんが、個人的には少しスタートダッシュが緩いかなと思いました。緩いというか蛇行している感じというか。普通の人の普通の話なので仕方がないかもしれませんが、其処がなければ完璧だなとも思いました。

548/ 感想有り難うございます
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/12/07(Tue) 15:17:39
・URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html

    ゆめさん、過分なるご感想、恐縮です。どうも有り難うございます。


    高橋留美子さん、というと漫画家の・・ですよね?
    「犬夜叉」や「うる星やつら」はアニメで観ていたのですが、他の作品となると、ほとんど読んだことがありません。
    >日常のこまごまとした断片から人間の本質を・・
    というのは、どの作品なんでしょう? 興味が湧きました。是非お教え下さいまし。

    >少し気なった点といえばラストの旦那の○○現場を
    >目撃するあたり、すこし終わりを急いだような気がせんでもない

    あはは。実は、規定枚数50を越してしまったので、後半2エピソードほど削りました。それでも、枚数オーバーです (^^;。もう少し考えて書かないとダメですねー。面目ないです。精進致します。

    最後に反論。
    >常に地に足ついた視点で日常を見てないと書けない作品ですな
    全然地に足のついていないお馬鹿さんだからこそ、自分を棚上げして、言いたい放題好き放題に書けるんだと思いまーす。自己分析の結果です(笑)。

550/ 「サルスベリ」は私も使おうと思った。
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2004/12/08(Wed) 00:16:38
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    高橋留美子さんの描く日常的な出来事。
    うんうん。なるほど! これはゆめさんの意見に一票!です。
    彼女の短編、いいっすよぉ♪ 「人間」がギュッとつまった作品が多いです。
    らんまや犬夜叉、めぞんなど、長編が多いイメージがありますが、「専務の犬」とか「Pの悲劇」なんかの短編集、未読でしたら是非一度ごらんくださいまし。

    で。
    ぴーしゅけさんの『サルスベリと嫁』の感想です。
    っつーか、メッセですでにしゃべくりまくった記憶があるので、今更何を……ってなもんですが(笑)。

    私は、好きですねぇ。この作品。
    同世代の主婦としてなんともいえない味わいがあります(笑)
    でも、個人的には、「家のことはお前にまかせてある」とか「子供のことは……」って言う旦那は嫌いです。「妻」だけの家じゃないし、「母親」だけの子供じゃないでしょ!!
    って、この話題は熱くなっちゃいますね(苦笑)

    えーと……何いってるんだかになっちゃうんで、ここらへんで(笑)



535/ 第10回企画作品:オカザキレオ様著「大樹」への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/11/27(Sat) 14:28:47
・URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html

    毎度言っておりますが、詩は門外漢なので、感想が難しいです。的はずれな点、ご容赦下さい。

    ラスト近くの
    >僕も誰かと立ち続ける
    というフレーズが、お気に入り。人も樹も立ちつくしているんだなーとか、立ち続けるしかないんだなーとか、そういう感慨がありました。樹は文句も言わずに立っていて、エライねぇ。

    中盤、
    >等価交換のようなものだろ?
    では、鋼錬の影響ですカ? とか、ツッコミを入れたくなったんですが、入れてはダメですか? そうですか。感想にならない感想で、大変失礼致しました。



588/ Re[1]: 第10回企画作品:オカザキレオ様著「大樹」への感想
・投稿者/ 深那 優
・投稿日/ 2005/02/15(Tue) 21:55:35
・URL/ http://www.51038.com/users/tu/

     鋭いナイフのような切れ味の序・中盤から、緩やかな終盤へと続いていく。
     全体を通してのこの流れが、一節一節を強く印象づけている。
     伝えようとしていることが明確だからこそ、一文一文に力が生まれる。

     ロックでポップなテキストサウンド。
     そういった表現が、私の中では一番しっくりくる作品。
     そう、文章がメロディを奏でている。……そんな感じ。
     ……いや、違うかな。メロディだけじゃなくて……そう、例えるなら、プロモーションビデオを見ているかのよう。
     う〜ん……映像というよりは、写真のスライドショーって感じかな?

     上手く表現できなくて申し訳ないのですが、とにかく、印象深い作品でした!

551/ Re[1]: 第10回企画作品:オカザキレオ様著「大樹」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2004/12/08(Wed) 00:35:43
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    なんか、あんまり「詩」って感じがしない一品ですねぇ。
    いえ、それがワルイとか違うとかじゃなくて。
    前半部分って、ほとんど文章に近いし。
    でも、後半部分はすごく詩的で。

    イメージ的には、都会の中にある大きな公園……
    日曜日には家族がお弁当もってやってくるような公園にある大きな木を連想しました。

    でね。
    「振り下ろされた鎌で刈られていくのは 僕らが僕らである存在感」
    このフレーズが好きです♪



534/ 第10回企画作品:みゅう様著「色あせた空」への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/11/27(Sat) 14:19:38
・URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html

    いつも、メッセで進行状況を伺っておりますので、感想と言われても、ナニヲイマサラな気も致しますが(笑)。
    えーっと、空三部作の二ですね。前話で出てきた謎の「カガミ様」の正体が、実はこちらの世界の科学者で人間だった。ガッチョーンです。なるほど、こう持ってくるかーと驚かされました。

    悪役の社長が、絵に描いたようにワルな人で、他のキャラクターの善良さが引き立っています。対比の妙って大事なんだな、と勉強させて頂きました。
    逃げるシーンは、かなり苦労されていたようですが。うん、緊迫感あるよ。ヒロ達が逃げ切れてほっと致しました。

    ラスト、終章が楽しみです。
    でも、良くを言えば「箱庭」だの能力者だの、沢山の子ども達だの、折角の設定がまだまだ生かせそうな気が。勿体なくも思います。次で一段落。この設定を生かした新ストーリーの執筆を、読者としては考えて頂きたい物です。



576/ 第10回企画作品:みゅう様著「暮れなずむ空」への感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2005/01/30(Sun) 17:25:35
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    だいぶ前に完全読破してたんでっけど、中々感想書けんでいました
    まずはその事に関してお詫びします。すんまへんでした。

    さて、ここからが本題の感想。
    以前のチャットでみゅうはん自身が「SFかどうか怪しい」と本作について
    評しておられましたが、わて的には本格SFファンジーや思いまっせ、それも結構本格的な。
    様々な超能力を持った少年少女、彼らを研究するための閉鎖空間、その中で次第に育つ
    彼らの自我・・・これって超能力モノSFの王道ですわ!
    古い所で言えば「スラン」や「アトムの子ら」最近では「アキラ」「ナイト・ヘッド」
    みんなこの王道を歩んでる。
    けど、みゅうはんの「空」シリーズのオリジナリティー溢れるところは、その能力者の子供たちに
    芽生えた自我の中身ですな
    今までやったら、「モルモット扱いはイヤだ!ここから出たい!!」って言うのが
    作品のメインテーマになってたのに、「空」シリーズではガラリ180度正反対。
    外の世界を恐れ「箱庭」に安住の地を見出す。まさに大人になりたくない子供たちの
    言い分そのまま!これにはやられました。
    はっきり言います、従来の自立=閉鎖空間からの脱出いうのはもはや古い、
    逆にいまの居心地のいい世界を守り抜こうとする、
    昨今の子供たちの志向にこちらのほうがはるかに近い思いまっせ
    その意味でこの「空」シリーズはけっこう古典的でありながらエポックメーキングしてる
    思いました、いやまったく「空」恐ろしい・・・

    で、恒例、負け惜しみの「気になる点」
    「箱庭」の設定が今ひとつわての豆腐頭では理解しにくいですわ
    具体的に言うと、子供たちを閉じ込めているシステム、なにか重力とか時空までもコントロールする
    テクノロジーで維持されているような気がしますが、でも「あっちの世界」では車で人は移動し
    競馬もあり・・・テクノロジーにすごいギャップがあるような気がするのはわてだけでっか??
    それともそのギャップに物語の本質がたくみに隠されているとか・・・う〜んそれこそ気になるなぁ

    とは言いつつも、本作の着眼点に本気で恐れ入ってるゆまなまこが居るわけで、
    ほんまに堪能させていただきました。



533/ 第10回企画作品:ゆめなまこ様著「母代樹」への感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/11/27(Sat) 14:07:15
・URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html

    とても面白かったです。タイトルの当て字の使い方も秀逸ですね。
    透明に透き通った樹、という表現が、母性の無償の愛を想像させ、尚かつ、虚無感も彷彿とさせて、この辺りの表現はスゴイなぁーと思いました。そーゆー緻密な演出効果を考え出せる脳みそ、ぜひ私にも分けてクダサイ。
    SFとしても、人の弱さや脆さのお話しとしても、とても優れた一作だと思います。

    個人的には、過去の奥さんの事にもうちょっとだけ触れて欲しかったようにも思います。小さなエピソードがあると、もっと主人公の厭世観に深みがましたような・・。あー、でも、このワンエピソード付け足すっていうのが難しいんですよね。私も毎度自作にてしくじっておりますので、他人様のことは申せません、はい。

    執筆、お疲れ様でした。心に残った一作です。



589/ Re[1]: 第10回企画作品:ゆめなまこ様著「母代樹」への感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2005/02/17(Thu) 22:47:31
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    うぉぉぉぉぉぉ、これは、って感じで叫んでしまうオカザキです。
    ゆめさん、貴方という人は。力量、底なしですか。
    ものすごく器用だと思います。
    ゆめさんの今回の作品って、柔軟か重厚かと聞かれたら、どっちかと言うとね、ちょうど中間の位置にあると思います。
    読みやすく、それでいてあっさりとしすぎない。有る意味ではコアなSFファンはネタが分かってしまうかもしれない(苦笑)
    この小説に関しては、設定「命」だと思うわけですよ。
    まぁ、他の何人かも仰られてましたが、であればこそ、設定をより深く、登場人物の絵オビソードまで書いてほしかった、という気もします。
    しかし、書き込みすぎると、この絶妙なバランスが損なわれる。非常に難しい。
    バランスとしては現状が最高だし、本当に僕は大好きです。
    ゆめさん、もっとSF書いてください。待ってますっっっっ

592/ 遅くなって申し訳ありません・・・
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2005/02/23(Wed) 00:15:28
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    我が愚作、
    最後までお付き合い
    まことにおおきにです

    レス遅れましてまことにすまんことです

    えー今回の作品、
    わてなりに色々考え、工夫はしてみました
    その結果、お喜び頂いたとはこのなまこころよりうれしゅうございます
    いや、ホント!

    設定がね、ほんま気ぃ使いました
    思いつきはよかったんやけど、その思い付きを補足する根拠集めに
    時間と労力を食いました
    そのかいが有ったか否かは、ま微妙なところですが・・・
    その割にはキャラとかが書ききれてない面がありますが
    レオ様ご指摘のとおり、物語全体にあっさり感というか
    虚無感というか虚脱感みたいなものを出したかったんで
    あんまり陰影を付けるのは押さえました。
    その辺をお気に頂き、なまこ感激でおます

    「SF」また書きたいですナァ
    この系統の宇宙を舞台にした壮大なヤツ
    みゅうはんのシリーズに負けヘンくらいのやつを
    でも、力量の問題が先にたつ・・・

    う〜ん、修行を積まねば・・・

587/ Re[1]: 第10回企画作品:ゆめなまこ様著「母代樹」への感想
・投稿者/ 深那 優
・投稿日/ 2005/02/14(Mon) 21:55:53
・URL/ http://www.51038.com/users/tu/

     まず最初に思ったこと……というか思ってしまったこと。
    「私には書けないですよ、こういう作品は!」
     ……まぁ、結構しょっちゅう思ってしまっていることではあるんですけどね(汗)

     SFを、いかにSFとして完成した作品に仕上げるか。
     これは本当に難しいことだと思います。
     この「母代樹」は、まさしくSF。
     少なくとも、私が思う中でのSF。
     細かな設定がSFとしての世界観をしっかりと構築していて、読む人を飽きさせない。
     そして、何といっても「木」の存在。
     こう、想像するだけでも悲しいほどに美しい像が浮かんでくるよう。

     また、人間の醜さというか、弱さというか、そういったものを巧妙に表現している作品だとも思いました。
     でも、そんな人間が最も魅かれるものは何か。そういったことも同時に伝えてくれているように思えます。
     それが「弱いから」なのかはわかりませんが、暖かな「ぬくもり」に魅かれる人間の姿が、とても印象的でした。


    「私もこういう作品が書けるようになりたいなぁ〜」
     と、素直に思いました。

     良質な作品、堪能させていただきました!

591/ 誠におおきにです!
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2005/02/21(Mon) 21:50:48
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    我が愚作、最後までお付き合い頂き感謝でおます、
    そしてこのようなわてにはもったいないような
    御好評まで頂き、感謝の二乗でおます。

    ともかく、この様な怪しげな空想科学小説モドキ
    をちゃんとしたSFと認識いただいたところがうれしゅうございます
    そして、さらにこのお話が「人間の弱さ」を
    主題においたものであるという事を
    感じていただいたことが何よりありがたいです

    これに調子こいて次の企画でもがんばりますんで
    乞うご期待!

580/ Re[1]: 第10回企画作品:ゆめなまこ様著「母代樹」への感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2005/02/02(Wed) 23:21:12
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    良い作品を読ませてもらいました♪

    わたしの書くなんちゃってSFとは違って、きちんと科学的根拠があるSF!
    構成力も発想力もすばらしいです。
    なによりも、この「母代樹」のビジュアルがイイです。
    想像力をかきたてられますねぇ。
    BGMを極力少なくした映像で見てみたいな。
    倒れたこんだ時の音や、熟した実が落ちる時の音。主人公の呼吸の音。
    そういった効果音だけで飾られた、余計な音のない映像が似合うように思います。

    ゆめさんの真似をして負け惜しみをひとつ(笑)
    行間がつまっていて少々読みにくく感じました。
    レイアウトによる「読みやすさ」も考えてみてはいかがでしょうか。

    ってなことで、勝手ばかりですが、感想に変えさせていただきます(笑)

582/ 感謝の言葉もございません
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2005/02/04(Fri) 21:23:48
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    我が愚作、よくぞ最後までお読み頂き感謝の言葉もおまへん

    以前からこの作品をお気に入り頂いてるいのうは
    お聞きしてましたが、こうやってあらためて感想という形で頂くと
    うれしさも倍増ですわ

    SF的には、みゅうさんの仰るほどしっかりしたものはありまへん、
    みんな聞きかじりや、あわててネットで調べた情報ばっかり
    でも雰囲気だけでも楽しんでいただいたのなら、幸いや思います
    さてビジュアル的な表現でっけど、さすがにここは一番気を使いました。
    美しいけど冷たく残酷な世界
    だれも見たことの無いような世界
    そんなものを表現しようとして四苦八苦しましたわ
    みゅうはんに気に入っていただけたのなら大成功です。

    それに効果音のことまで考えて読んでいただいたとは・・・
    これからみゅうはん相手にエエ加減なモノは書けなくなりました

    最後に行間の話
    あれ、以前にも別の人に指摘されたんでっけど
    やっぱり気になりますなぁ〜
    善処します

    と、言うわけで、感想誠におおきにでした。

559/ Re[1]: 第10回企画作品:ゆめなまこ様著「母代樹」への感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2004/12/19(Sun) 23:46:37

     読ませて頂きました。感想等を書かせて頂きます。

     基本的によく考えられた話だと思います。夢のような未来ではなくて、人間の精神構造は現在と殆ど変わらないで、技術だけが進歩してしまった未来の話。主人公の悲惨な末路と、そこにある僅かな救い。好みは別れるだろうなと思いましたが、個人的には結構好きです。話全体に効いている香辛料の具合と言い、ゆめなまこ殿のテイストが良く出ているなあと思いました。

     この話にこれ以上付け足すのは難しいと思いますが、個人的には最終段階で、主人公がどういう夢とかをみているのかは少し気になりました。幸せだった頃の夢をエンドレスで見ているのか、それとも。
     何にしても、とても楽しませて貰いました。今後もよろしくおねがいいたします。

566/ ご批評まことにおおきにです
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2004/12/30(Thu) 21:06:08
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    この度は愚作をお読み頂き、まことにおおきにです
    よくぞあのような陰気な小説にお付き合いいただきました
    その上ご好評まで頂いて・・・
    もう言うことありまへんわ!

    さて、Dはんのご指摘の通り、
    あの物語の世界は今の世界の延長でおます
    まぁ、いくらテクノロジーが進んだとはいえ人間のものの考え方なんて
    そうそう変わらんわけで、何百年経っても同じことしてると思いますわ
    そして、本編の主人公のような男も生まれる・・・

    最後に、あの男の見ている夢についてですが、
    わてもそこまで考えてませんでした。
    でもいえることは、恐ろしく幸福な夢かもしれませんな
    たぶん、母親の夢とか・・・

    ま、そういう事(どういう事?)で
    第二作もほうもよろしゅうたのんます!
    今回はありがとうございました

544/ 第10回企画作:ゆめまなこ様著「母代樹」への感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/12/05(Sun) 04:09:53

    ゆめまなこ様、こんばんは。
     多分、初めて感想を書きます。私は“誉めて長所を伸ばす”という方法の感想は正直なところ苦手です。そのため耳に痛いものになってしまうかもしれませんが、ご理解の上、ご承知置きください。

     まず、文章力はある方だと思います。ただ、用語の使い方が荒く、書かれるジャンルに対して初心者の読者には取り付きにくく難解なものになってしまっているように思います。
     誤字・タイプミス・変換間違いが多いので、人に見せる前に繰り返し読み返す習慣をつけることをお薦めします。
     物語性について、『最初から「死んでもいいや。」「どうせ死ぬだろう。」と思っていた主人公が、やっぱり死んでしまいました。』では物足りなく感じます。人間の弱さをテーマとするなら、主人公の(表面的な)強さを同時に描き、その強さが徐々に崩れていく様子を加えると、テーマが際立つのではないかと思います。また、このテーマなら、科学的描写部分は書き込まない方が全体のバランスが取れると思います。
    個人的には離婚のクダリなど、説明的で上滑りな印象が否めません。小説内に書き込まれていない人物設定の部分が希薄に見え、むしろキャラクターにウェイトを置くべきではないかと感じました。

     あと、“あとがき”に『まず断っておきますが』と書かれても困ります。これだけ詳細に科学的部分を書き込まれてしまうと、相違に対して調べ直してしまう。自分の誤解ならばそれを解く為、また感想として書く場合のことを考慮し、指摘の根拠・裏付けの資料を読み込んでしまいます。当然、物語のリズムも崩れます。
     読む前・感想を持つ前に断り書きを入れたいたいなら“まえがき”にしていただければ、読み流して単純に物語だけを楽しめたのだと思います。

545/ ご批評まことにありがとうございます
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2004/12/05(Sun) 16:39:20
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    細部にまで行き届いたご批評、まことに恐れ入りつつ
    感謝いたします。特に

    >誤字・タイプミス・変換間違いが多いので〜

    の点、ひょじょ〜に耳の痛いところ
    海より深く反省いたします(って前にも言うたかな?)

    あと、科学的用語、表現の過剰投入に関しても猛反省
    リアリティを出したいが故の遣りすぎやったかも知れません
    これもまた将来SFを書く際に十分留意したい点として
    しっかり記憶しておきます。

    さて、内容に関してのご指摘ですが

    『まず断っておきますが』以下の記述は作者が作品に対する
    愛着(果てしなく親ばか的な)から発するもので
    せっかく並木様から頂いた有意義なご批評を否定するものではありませんので
    念のため。

    表面的な強さを出したほうがと仰っている点、
    今作の状況では例え生き残るため仲間をぶち殺すような人間でも
    へろへろのへたれになってしまうのでは無いかと思います
    低重力、低酸素、おまけに水は無いに等しい・・・
    これで生きる希望を持って、サバイバリストになるというのは難しいでしょう
    これでは物語性は保てても、人間心理のリアリズムという点では
    弱くなってしまう危険性があるのでは・・・と考えたのですがいかがですか?
    強い人間が、だんだん弱ってゆく、たしかにこの方が面白いのは事実ですけど
    大体、こんな絶望的な状況でそれでも希望を捨てないような人間は
    本作の主人公ごとき「負け犬」男にはならんと思います

    以上、きわめて且つ果てしなく自己弁護的な発言でしたが
    お気を悪くなさらないように・・・
    しつこいようですが並木様の仰ったことは深く胆に命じて、
    今後の作品に生かしたいとおもっています。

    第10回企画の二作目も現在制作中ですので
    完成、発表の際も、ご批評いただけるなら幸いと存します
    ま、次回はなにとぞお手柔らかに・・・。



546/ 早々のお返事ありがとうございます。
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/12/05(Sun) 18:57:42

    ゆめまなこ様、こんばんは。
     感想を書き終えてから『もう少し柔らかな表現がしたかった』とか、かなり心配だったので、お返事をいただけたことが、とても嬉しいです。
     こういうのが会話でできたらいいな。そうしたら、もう少し誤解も少なく、気持ちも上手く伝えられるかもしれないな……と思いました。
    文字だけで感想が伝えきれないなど、物書きとしては、言ってはならないことかもしれないのだけれど(笑) 舌足らずです。すみません。

    > 科学的用語、表現の過剰投入に関しても猛反省
     空想科学の分野では、現実と一線を画していれば、投入自体は、物語の雰囲気も盛り上がり、いいことだと思いますよ。パラレルにおける科学性はアリだと思っています。
     要はこのSFが、現在の時間軸の延長ではないことがハッキリわかるように書けていればいいと思うのです。そういう意味で、現在進行形の科学力を基準に書いてしまうと、妙に中途半端にリアルになってしまう……と言ったらいいのかな。もっと完結された科学力であったり、空想的であったら……。どんなものでしょ?

    > 生き残るため仲間をぶち殺すような人間
     そうそう。ここの部分を印象的に強調すると、生き残ろうとした人間の生への執着が出たと思うのです。今の全体のバランスだと、この部分がホッドの性能なんかに食われてしまっていて、主人公(?)の発想は墜落してからの絶望感の方にウェイトが傾いているように見えてしまうのですよ。


    ……と、ダラダラとまた書いてしまいましたが、あくまでも個人の感想ですので、固執して真剣に受け取り過ぎないでくださいね。多くの意見の中に、こういった感想を持った人がいた……程度で。
     人に何と言われても、ここだけは譲れない……という部分が著者にはあるものだから、一読者の好みに合わせてやる必要はない。私は、この辺までは読者不在にはならない範囲と捉えています。
    また、お話をする機会が作れたら嬉しいです。なにかツッコミなどありましたら、言ってくださいね。よろしくお願いします。

549/ 便乗
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/12/07(Tue) 15:20:56
・URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html

    なかなか、活発な意見交換が行なわれていますね。私も便乗♪

    >今の全体のバランスだと、この部分がホッドの性能なんかに
    >食われてしまっていて、主人公(?)の発想は墜落してからの
    >絶望感の方にウェイトが傾いているように見えてしまうのですよ。

    元々、その部分(人の弱さ)にウェイトの置かれた作品なんだと、私は解釈してました。生き残りたいと思う生への執着は本能としてあるもので、それとは別の、生きることに対して投げやりな一面(=弱さ)をゆめさんは書きたかったのであろう、と。私の解釈も違ってるのかも。色んな読み方があって、面白いな。

    追伸。
    ゆめさんのお名前。「ゆめなまこ」さんですよー(笑)。

553/ Re[5]: 便乗に感謝
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2004/12/12(Sun) 15:39:50
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    文、言葉共につたないわてに代わって
    解説、まことにおおきに、ありがとうございます

    あの物語の主人公は、たぶんおかんが死んだときに
    電池切れに成ったんでしょうなぁ
    以降の人生は、ま、余分なものやったかもしれません
    ・・・でもそうやって考えると、なんとまぁ救いの無い小説だこと・・・
    今度はもっと読んで元気の出るやつ書きますわ



552/ わー
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/12/11(Sat) 22:55:04

    お名前を間違って覚えているとは、本当に申し訳ない。
    ごめんなさいの連発です。

    懲りずにお付き合いください。
    本当に、すみません。

554/ Re[6]: ひぃ〜
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2004/12/12(Sun) 15:43:26
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    おわび&赤面モノはわての方で
    ぴーしゅけはんに指摘されるまで
    わても間違えていることに気が付きませんでした

    と、言うことでお気遣いはご無用でおます。



536/ 非常に恐縮です!!
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2004/11/28(Sun) 00:46:02
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    我が愚作、最後までお読みいただき感謝にたえまへん
    その上、かような素晴らしいご批評も頂き
    もはや、天にも昇る気持ちでおます。

    さて、この作品、ぴーしゅけはんのご指摘の通り
    人間の弱さをテーマに据えた作品です、
    孤独にしか生きられなかった男が最後にたどり着いた安らぎは
    すべてを代償に支払わなければ得られないものだった。
    でも、人間は安らぎを求める訳です
    ま、最後最後まで戦う人も居るわけですが
    いったいどれくらいの人が希望を捨てずに戦えるか?
    破滅へ向かう安楽の道を選ばずに済むか?
    そんなには居ないでしょうね、人間、本来弱いもんでっから・・・

    気になられた主人公の結婚に関するエピソード
    その辺を書けばもっと主人公の孤独を強調できたかと自分でも思います
    今後の注意点として、肝に銘じます。

    と、言うことで、改めてご批評、おおきに、ありがとうさんでした。


565/ ゆめなまこさん作「母代樹」の感想
・投稿者/ yonnkisuto
・投稿日/ 2004/12/20(Mon) 05:29:18

     yonnkisutoです。作品読ませて頂きました。

     SF作品ということで興味深く読ませていただきました。
     SFというのが「サイエンス・フィクション」と「サイエンス・ファンタジー」とに分岐している昨今ですが、今作はファンタジーの色が強いのかなぁと思います。
     ただ、「母代樹」という存在が人間のあずかり知らぬ宇宙の深遠の生物ではなくて、人間が利便性を追求するために作り出されたものであるというのは、SFの大きなパターンである人間の創造物による人間への逆襲(例えばロボットが意思を持って人間に逆襲する)を踏襲していて興味深かったです。今作の場合、表立って反抗するわけでなく知らずに取り込んでしまうわけですが。
     また、前回の企画作品同様場面の切り替えの綺麗さは光っているように思います。導入部で「がちがちのSFかなぁ」と思わせながらきちんとメインパートの部分に着目できました。

     あえて言うとすれば、主人公への書き込みの薄さですかね。弱さとかそういうのは残念ながら自分は感じかねました。設定が面白かった分、気にはならなかったですが、ゆめさんのテーマとする部分は弱かったように思います。
     後は導入部が不必要に饒舌すぎた感じもします。

     しかし、質の高い作品だったように思います。
     ☆2・5ということで。
     あと、意外ときつい描写があったのはゆめさんらしさですね。いいバランスだと思います。

567/ まいど、おおきに!!
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2004/12/30(Thu) 21:16:01
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    この度はわが陰気極まる愚作をお読み頂き、まことにおおきにでおます
    その上、過分なご評価もいただいて、それこそ「超キモチイイ」です

    さて、ご指摘の母代樹の件
    あれ、最初はまったく人類とは関係ない、それこそ「宇宙の深遠の生物」に
    しようと考えてたんですが、よくよく考えればそれでは「木そっくり」いう
    ことに説明がつかんし、大体人間を当てにする生態の設定もおかしくなる。
    ということで「人造生命体」にしてみました
    でも、今にして思えば、それで正解やったと思います
    古今東西、人間は自分の生み出したもので躓いてますもんね

    主人公のキャラが薄い点
    これは猛省でおます、並木はんにも指摘されましたが
    どうせ殺す(死んでないんやけどね・・・)キャラやからと
    あんまり作りこみませんでした
    おかげで言いたいテーマが少しぼやけた気もします
    お話はキャラが命。そのことをもう一度肝に銘じます

    ともかく、最後までお読み頂き
    おおきにでした!

564/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2004/12/20(Mon) 05:28:38



510/ 第10回高みへ!さらに高みへ!!〜D・W・W様著「心の木」の感想
・投稿者/ ゆめなまこ
・投稿日/ 2004/10/26(Tue) 20:53:52
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/

    なぜ山に登るのか?
    そこに山が有るからだ

    有名な言葉ですなぁ、でもこれ間違って訳されてたってごぞんじでっか?
    この言葉は今からちょうど80年前、イギリスの登山家、ジョージ・マロリーが当時未踏峰だった
    エベレスト挑戦する前、記者会見のときに言った物で、ほんとうは「それがエベレストだからだ!」
    と言ったそうなんです。つまり、未踏峰それも世界最高峰でないと意味が無いってことですわなぁ

    前置きが長くなりましたが、Dはんの今作を読んで真っ先に思ったことがこれでした。
    集団の中では取るに足りない人間が、ただひたすらだれも成し得なかった目標にむかって突き進む
    そしてその過程で洗練され美しく昇華してゆく・・・
    まさに挑戦することの意味のすべてを語ってはる、そう挑戦することとは誰のためでもない、自分の
    ためなんですわ!

    それに今回も舌を巻かせて頂いたのは、ストーリーの構成力と描写の緻密さ、まったくDさまの
    イマジネーションの凄さは毎度毎度感服いたします。
    最後の最後での大どんでん返しもあっと驚かされましたしね、いやぁ〜今回のは参りましたわ!

    で、ここまで言うておいてなんですけど、すこし気になった点、
    途中で挿入される、世界の成り立ちを暗示させる場面、あれが後半に生きてなかったのはすこし
    残念、ま、わざとSF的要素をぼかしはったかもしれませんが・・・
    あと、主人公が疲れる様子も、わて的には見たかった気もします
    疲労が人の心に及ぼす影響はマイナス面もプラス面もありますから・・・

    ま、そんなことはどうでエエと思えるほど、凄い作品でした。
    ええものを読ませてもらいました!おおきに!!

    それにしても、また山に登りたなって来たなぁ〜



586/ Re[1]: 第10回高みへ!さらに高みへ!!〜D・W・W様著「心の木」の感想
・投稿者/ 深那 優
・投稿日/ 2005/02/14(Mon) 21:38:06
・URL/ http://www.51038.com/users/tu/

     本作はファンタジー小説である。それは、間違い無い。
     その世界と、登場する全てのものが空想の産物。
     そう、ファンタジー小説なのである。
     だが――――ふと、思ったのだ。

     ユグドラジル、ニーズヘッグ、フレースベルグ、そしてこの世界。
     これらは確かに空想のものだが、果たして幻想のものなのだろうか……と。

     洋樹は確かにそこに居て、空想の世界で過ごしている。
     けれど、やけにリアルに思えるのだ。
     ――洋樹という人物の存在が。
     洋樹の、家族に対する意識も、自分自身の心情も。

     ひょっとしたら、これは洋樹の、洋樹による、洋樹のための物語なのではないだろうか。
     洋樹の心の中で出来上がった、ユグドラジルという巨木。
     そこに住むニーズヘッグやフレースベルグは洋樹の友達。
     自分の目標を目指して話は進み、目標を達成しても、終わらない。
     洋樹の中に「心の木」は在り、洋樹は更に高みを目指す。

     「心の木」の先には、洋樹が目指している「夢」への入り口が――。


     ――な〜んてことを、読み終えたときに思いました(笑)
     ものすごく屈折した捉え方になってしまったかもしれませんが、そこは平にご容赦を。
     兎に角、すんなりと、そしてとても楽しく読ませていただきました!

532/ Re[1]: 第10回高みへ!さらに高みへ!!〜D・W・W様著「心の木」の感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/11/27(Sat) 13:42:55
・URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html

    北欧神話の言葉が沢山出てくるので、ニーベルングの指輪が樹の樹上にあったりして・・なぞと予想しながら読ませて頂いたのですが・・・ガーン、外れた!残念!(笑)
    テーマの1つだけずばぬけた才能が「木登り」と言うのは、面白いなぁと思いました。私は自分の脳内で「1つだけずばぬけた才能」=「特殊能力」=「人間じゃない」みたいな先入観に捕らえられてしまい、このテーマを放棄してしまったので、ああ、もっと柔軟な脳みそが話作りには不可欠なんだなーと反省させられました。

    主人公の少女(ラスト付近まで少年と信じて疑いませんでしたが)が、高みを目指すストーリー。ゆめさんの感想にもありますが、「そこに山があるから」と言った登山家の言葉を彷彿とさせます。とても壮大な世界樹の表現もお見事でした。

    少し気になった点。序章部分で、
    >少年は緑の絨毯の上で見た
    というように、「少年」であることが、地の文にて明記されてしまっています。後々の、実は「少女」だったという展開を思えば、この部分は、
    〜緑の絨毯の上に人影がある。短い髪、細くしなやかな体つきから、それは少年のように見えた〜
    的に、幾らかぼかした方が良いのではないでしょうか? どうでしょう?

539/ Re[2]: 第10回高みへ!さらに高みへ!!〜D・W・W様著「心の木」の感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2004/12/04(Sat) 00:14:35
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    Dさん「心の木」を読ませていただきました。
    いやぁ、面白かったです。
    こーゆー話し、そして、こーゆー終わり方、好きです♪
    いつもDさんのお話はその世界の作り方に瞠目させられます。
    細かいところまで良く練りこんであるのが伝わってきますものねぇ。

    ところで、「序」の少年はラストに出てくるペテン師のことですよね?

547/ すみません (_ _)
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/12/07(Tue) 15:16:23
・URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html

    おっと、また勇み足か(って言うか、読み違えですね)。すみません。
    みゅうさんの感想を読んでから、もう一度拝読しましたら、確かに
    「序」の少年はラストに出てくるペテン師のことでした。
    激しく読み違えてしまいまして、申し訳ありませんでした。 <(_ _)>

    NO.532の 少し気になった点 以降は、どうぞ読み飛ばして下さいまし。



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