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[586]  第10回高みへ!さらに高みへ!!〜D・W・W様著「心の木」の感想
□投稿者/ 深那 優
□投稿日/ 2005/02/14(Mon) 21:38:06
□URL/ http://www.51038.com/users/tu/

     本作はファンタジー小説である。それは、間違い無い。
     その世界と、登場する全てのものが空想の産物。
     そう、ファンタジー小説なのである。
     だが――――ふと、思ったのだ。

     ユグドラジル、ニーズヘッグ、フレースベルグ、そしてこの世界。
     これらは確かに空想のものだが、果たして幻想のものなのだろうか……と。

     洋樹は確かにそこに居て、空想の世界で過ごしている。
     けれど、やけにリアルに思えるのだ。
     ――洋樹という人物の存在が。
     洋樹の、家族に対する意識も、自分自身の心情も。

     ひょっとしたら、これは洋樹の、洋樹による、洋樹のための物語なのではないだろうか。
     洋樹の心の中で出来上がった、ユグドラジルという巨木。
     そこに住むニーズヘッグやフレースベルグは洋樹の友達。
     自分の目標を目指して話は進み、目標を達成しても、終わらない。
     洋樹の中に「心の木」は在り、洋樹は更に高みを目指す。

     「心の木」の先には、洋樹が目指している「夢」への入り口が――。


     ――な〜んてことを、読み終えたときに思いました(笑)
     ものすごく屈折した捉え方になってしまったかもしれませんが、そこは平にご容赦を。
     兎に角、すんなりと、そしてとても楽しく読ませていただきました!
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