こんにちわー^^ 最近滅多に顔出さなくなった不心得者の平代山です。 許してください許してください許してくだ(以下略)
せめて感想文くらい書かせてくださいませ^^
「宇宙のまにまに」 のほほーーーーん、と。ただただ、それだけで話が続いてくのかと思ったら、 実は、その影で「私は、私は」っていう考え方の主人公が成長していく過程だったりして。 SFの形をとってはいるけれど、これも日常の中で見つけた、ふとした発見、ですな。 やっぱ、お茶とか紅茶ってテーマだと、そういう発見が多くなるのかな?
改善点としては、せっかく宇宙にいるのに、それが物語中で、殆ど意味を成してない所かな? 会話の中で、比喩的に外に見える惑星なり何なりを効果的に出してあげれば、もっと深みがあったかも。 で、良かった点は、コウとリョウ、そして主人公のキャラの、微妙な距離感覚ですね。 主人公は、どっちかっていうと「お客様」で、自身それを気に病んでる部分があって、そういう難しい距離関係が、 コウとリョウのサンドイッチでちょっとづつ縮まって、最後には、それぞれの居心地の良い居場所、ってのを築いてる。 性急過ぎたりちんたらし過ぎたりしがちなその状況を、見事なバランス感覚で、ここしかない、ってレベルで渡りきってるのは凄いと思いました。
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