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196/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2003/05/16(Fri) 00:28:51



169/ えもさん・作「白い手紙」
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2003/03/14(Fri) 23:32:15
・URL/ http://page.freett.com/okazakinet/

    やられました、今回のえもさんの作品。
    毎回、新境地を見せてくれるえもさんですが、今回もさらに渾身の一作です。
    妹よ、なんてふざけている場合じゃない、僕。本気で打ちのめされました。

    精神病棟という、特殊環境でもえもさんのフィルターをかけると、こうも綺麗で素敵な物語になる。
    本当ならどろどろとしてしまいそうな素材なのに(実際、演劇の舞台では人間関係のドロドロを描きたい事から、よく精神病院を表現されます)今までのえもさんの作品となんら変わりなく登場人物が、微笑むのです。

    しかし違う、今までと明らかに違うのです。
    今までのえもさんワールドは、普通の人が普通に、優しくも愛しいお話を展開していくものでした。語弊があるかもしれませんが。
    しかし今回の人々は言ってみれば、追いつめられた人々なんですよね。

    でもえもさんに流れる優しさは変わらず。思わず、泣いてしまいたくなりました。
    小道具もうまいです。
    僕がビートルズを好きというはあるかもしれませんが、これがジョン・レノンでなく、ビートルズの音楽を聞くシーンがある、というのが興味深かったです。
    例えばビートルズの曲のイメージは、知らない人も多いかもしれないけど、「Let It Be」ならすぐに思い浮かべる。
    ちなみに「STAND BY ME」はジョン・レノンが歌っていますが、あれはベン・E・キングという黒人さんのカヴァーです。あ、それはどうでもいい。

    僕が打ちのめされたのは、もう一つ理由があります。
    吹くしに携わる人間として、彼らのような人々と出会ったとき、多分、僕は彼らを救えません。プロと言われている僕達ですら、技術や知識以前の問題で、クライアントのケアをする事ができていない。
    本当の幸せって何でしょ?
    テキスト上の文句ではなくて、その人が本当に望む幸せ。
    口で言うだけでは駄目で、それを行動に移さないといけない。
    最後のシーンで、僕はそれを教えられた気がします。

    だからこそ、汚したくはありませんが、あえて言わせてください。
    現場はそんなに綺麗じゃありません。
    吐き気ほもよおす事を平気で行っています。
    だからこそ、だからこそ、えもさんのお話が僕の心に杭を打つ込むように、響くのです。
    僕にとって一つのキーポイントとなってくれそうな作品ではるのは確かです。
    本当にお疲れさまでしたm(_ _)m
    そして作品を汚す異様な感想で、ごめんなさい。



177/ Re[1]: えもさん・作「白い手紙」
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/03/16(Sun) 09:55:39
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    毎回、えもさんの新作を楽しみにしている者の一人ですが、それは、えもさんがどんどん成長されていくからです。
    沢山の物を見て、聞いて、感じて、それらから多くを吸収し、前作よりも一回り大きくなった「えもさんワールド」が毎回、私を楽しませてくれます。

    特に今回は、高校生→大学生へと、私生活でも飛躍されたえもさんらしく、大きく羽ばたいた良作であったと感じます。
    この成長ぶりは若さ故? 違うよね、素直さや優しさやまじめさといった、えもさん本来の資質こそが貴女自身を磨き上げ、育てているのだと確信します。

    えもさんご自身の持つ「心の白」さで書かれた作品。小説内の手紙の白や、登場人物の白さより、その「白」をこそ強く感じた作品でした。

    レオさんのおっしゃる通り、ホントウの世界は全然白くなく、もっと混沌としていて、醜悪です。でも、だからこそ、えもさんの白さが恋しいの。だから、えもさんの作品が好きなんだよ。


182/ ご感想ありがとうございます
・投稿者/ えも
・投稿日/ 2003/03/18(Tue) 21:07:17
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/7142/

    レオさん、ぴーしゅけさん、とても長くなってしまったわたしのお話を読んでいただいて、そしてご感想を書いてくださって、とても嬉しいです。本当にありがとうございますです。

    実は、今回のお話、構想を一年以上かけて作ったものでした。
    今まで書いたことのない世界を書きたくて、「精神病棟」という少し特殊(?)なところをモチーフにしたのですが、下書きをしている時に何度も「もう書けない〜」と挫折しそうになりました。
    なので、読んでくださって、何かを感じていただけた人がいてくれるということが、心の底から嬉しいです。ありがとう。
    好きって言ってくれる人がいると、次もがんばって書こうって思えるから不思議ですね。

    わたしはまだまだ社会の厳しさと言うか、そういうものを肌で感じたことがないので、きっとわたしの知らないような複雑なことが世の中にはいっぱいあるんだろうなって思います。
    特にこの作品ではリアルとまでは行かなくても、現実に近いものを書きたいと思っていたので、レオさんのおっしゃるように、わたしはこれから、もっともっと社会のいろいろなことを知っていかなくちゃいけないなって思いました。

    ただ、この数年で一つ知ったのは、どうにもならない心の悲しみというものが存在するということです。
    簡単に解決できない悲しみは誰の心にも存在するということです。わたしはどこかそれを信じたくない気持ちがあって、この数年ずっと目をそらしてきました。

    けれど、どれだけ希望的観測の言葉を並べても、解決できない悲しみはずっと消えなくて、わたしはやっと、この悲しみに向き合うようになりました。

    向き合うと見えてくるものって、あるんですね。ちょっとびっくりしましたが。。
    そんな事をお話にできたらいいなって、このお話を書きました。

    だから、本当にレオさん、ぴーしゅけさんのお言葉が嬉しいです。
    これからもいろんなものを見たり勉強したり感じたりして、お話を書いていきたいです♪
    本当にありがとうです。

184/ Re[1]: えもさん・作「白い手紙」
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2003/03/22(Sat) 00:20:39

    感想、おそくなってごめんなさいm(__)m。

    レオさんやぴーしゅけさん書かれていますが、本当にえもさんは一作毎に成長していますね。毎回読むのが楽しみです。

    さて、今回の作品はかなり長めですが、すっごく引き込まれて一気に読んじゃいました。
    主人公も登場人物もそれぞれイキイキとしているし、最後まできちんとした構成があって書かれていることもよくわかります。
    あとがきをよんで、構想に一年かけていることを知り、なるほど納得です。

    一人称で書かれているため、最初はたくさんの「?」があったけれど、それが読み進めていくうちに自然に氷塊していくのね。
    無理な展開や、不自然な展開もありませんでしたし。
    なんて、エラソうに書いてるけど、このえもさんの作品に感想をつけるなんて、内心ヒヤアセものですよ。

    この作品の「白さ」は、醜悪な現実や人間の心を知らない故の「白さ」ではなく、それを知った上で人の優しさ・儚さ・強さを信じている「強靱な白さ」だと思いました。

    本当に素敵な作品をありがとう。

186/ ありがとうございます
・投稿者/ えも
・投稿日/ 2003/03/26(Wed) 19:31:59
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/7142/

    みゅうさん、ご感想をありがとうございます。
    思い入れのあるお話なので、とても嬉しいです。


    今回、わたしが文章で表現したい事はあふれるほどありました。
    なので、はじめはもっともっといろんなエピソードがキツキツにつまったものだったのですが、あまりごちゃごちゃしていると分かりにくくなりそうだったので、削ってしまったエピソードがいくつかありました。

    その関係で、分かりにくくなってしまったかな、とか、ちょっとこじつけすぎかな、と思った個所があったのですが、ストーリーをおって読んでいただけたことを聞いて、ほっとしています。

    一言に「白」といってもいろんな「白」がでてくるのですね。メンバーさんの企画作品を拝見しながらそう思いました。
    本当にわたしに嬉しいお言葉を、ありがとうです。いつもそんなみゅうさんの言葉に感謝しています☆

188/ Re[1]: えもさん・作「白い手紙」
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/03/27(Thu) 19:48:07

     一年前から構想を練っていたと言う事もあり、極めて完成度の高い作品です。
     話の性質上、現実を見据えず、きれい事に走りすぎている感はありますが、それを感じさせない手腕は流石です。この辺りの力は、一作毎に充実しているようで、うらやましい限りといえましょう。
     私の作品が、主人公による「色彩の否定」がメインになっていたのに対し、逆にこれは白い手紙を受け取る事を軸にし、最後の会話を起爆剤として「有彩を肯定する」方向に持っていく。建設的で、しかも押しつけがましくなく暖かい。この辺が、周囲の感動を集めた要因でしょう。
     いずれにしても、表現という物は、実に多彩に、なお豊かに広がる。今回のテーマで、それが改めて明らかになりましたが、これは、それを代表する作品でしょう。
     いずれにしても、とても暖かくて、心休まる作品です。今後も、さらなる手腕の充実と、作品の発表を期待します。

193/ ありがとうございます
・投稿者/ えも
・投稿日/ 2003/04/21(Mon) 21:58:32
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/7142/

    ご感想ありがとうございますです。
    お礼がとても遅くなってしまって申し訳ありませんでした。<(_ _)>
    DWWさんにそう言っていただけるととても嬉しいです。ありがとうございます。

    それにしても、本当に表現というものは無限の可能性を持っていますね。
    それがわたしは不思議でなりません。文章はただの言葉の並びなのに、どんどんひろがっていきますものね。

    これからもそんな表現の可能性をみなさんのお寺の企画作品を通して感じていけるんだろうなとおもうと、楽しみですよね。




158/ 涼風紫音氏著「「Pure White」の感想
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2003/01/14(Tue) 23:25:10
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    読みましたので、さっそく感想などのべさせて頂きますね。

    紫音さんの文章っていうのは、ホント自然な文体で読みやすいですねぇ。
    何か伝えようという気負いがなく、淡々とシンプルに書き上げる。
    そこがまた胸に沁みます。
    R指定に関しては「これくらい指定にしなくても平気じゃない?」と思ってしまうのは、すでにオバサンの域に入っているかしら(爆)。







555/ 涼風紫音氏著「Pure White」の感想
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/12/17(Fri) 18:25:08
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

     紫音さん、こんばんは。
     遅くなってすみません。「Pure White」読ませていただきました。今だから固い書き方をせずに、純粋に感想が書けるような気がして、逆に気負いが無くてよかったかもです。
     読者制限やジェンダー論理などの難しいことは言いません。
     伝えたいことは、穏やかに、自分でいられる時間のいとおしさを感じた……ということです。

568/ ありがとうございます
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2005/01/05(Wed) 22:38:29
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    並木様

    感想ありがとうございます。
    そう感じていただけると非常にうれしいです。
    最近はこの手合いのもの(というより小説自体)を書いてませんが、
    また挑戦したいと思いますので、
    清涼感のある読後を目指してがんばります。

160/ Re[1]: 涼風紫音氏著「「Pure White」の感想
・投稿者/ えも
・投稿日/ 2003/01/19(Sun) 16:55:15
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/7142/

    私も読ませていただきました。
    白がこんなにも美しいものだとは、知りませんでした。
    最後から7行目のところの文章が、特に私の心に響きましたです。

    短い文章なのに、情景や登場人物の心情がしっかり伝わってくるのは、
    紫音さんの力量なんでしょうね。
    私なんか、特にそれを苦手としているので、本当に尊敬してしまいます。

    まさに美しい白でした。


    それから、詩の方も拝見しました。
    さすが紫音さんです!言葉をこんなに上手に紡げるのは、ホントすごいです!
    アイディアはもちろんすごいけれど、それ以上に心が伝わってくる気がしました。
    特に私は「融解」の、「どこまでも」のフレーズが好きです♪

    こうやって紫音さんの文章を見るたびに、心がすう〜っとする感じがします。

164/ Re[2]: 涼風紫音氏著「「Pure White」の感想
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2003/02/23(Sun) 22:16:54
・URL/ http://page.freett.com/okazakinet/

    紫音さんだからこそ、書ける世界だと思います。
    普通に書いたら、イヤらしさが出そうなのにイヤらしくない。
    R指定の必要がないほど、綺麗で完成されていると思います。
    個人的欲求としては、もっとその奥底にあるであろうドロドロとしたものを見たい気もしますが。
    僕やみゅうさんには少しあっさりすぎるかなぁ、と道連れを作ったぐらいにして。
    ピュアな、真の「白」を描かれていると思います。

    詩は僕、逆立ちしてもかないません。
    一文字一文字に計算され、さらに感情がこめられた言葉の魔法には
    脱帽の一言です。
    ココ人的には、もっと紫音の詩を読みたいゾ、と思うオカザキなのです。

174/ Re[1]: 涼風紫音氏著「「Pure White」の感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/03/16(Sun) 08:59:41
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    純粋に「自分自身とは何か?」を追い求める。
    そんな意味での「白」ですね。

    欲とか俗とか、そんなドロドロしたものにまみれて、ボロボロになって・・
    そんな果てに、いつしか浄化されていく。そんな白さに思えます。

    紫音さんの魂は、悩みの先に、こんな境地を見いだしているのか・・
    僭越ながら、そんなことを想いつつ、読ませて頂きました。
    とてもキレイな白だと、そう思います。


    他の皆さんもお書きになっていらっしゃいますが、私も「R指定」にする必要はないように感じました。作者である紫音さんがそのように書いておられたので、一応企画リストにもそのように記載しておりますが、紫音さんからの削除依頼等ございますようでしたら、対処させて頂きます。

185/ Re[1]: 涼風紫音氏著「「Pure White」の感想
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2003/03/23(Sun) 00:27:07
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    レス遅くなってすいませんです。
    文体が自然かどうかはいざ知らず(笑)、
    まぁいつもの感じなので、
    あんまり違和感はなかったかな?と思ってます。
    シンプルなのは・・・クセかなぁ?笑
    R指定はリニュに伴って無くしました♪

189/ Re[1]: 涼風紫音氏著「「Pure White」の感想
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/03/27(Thu) 20:04:14

     男性も女性もなく、というのは風潮として、徐々に、確実に強くなってきた要素だと思います。私も意図的に、その辺は意識していますが、紫音殿のそれは非常に極端な形で、感心させられます。
     作品自体もわかりやすい作りで、特にR指定を気にする事はないかも。性描写云々よりも、単純な芸術作品として割り切れると感じます。
     問題点があるとすれば、理由が分かりにくい事。男でも女でもない事にこだわる、その胸中は激白されていますが、何故そうなのかが若干わかりにくい。短くても良いので、何かしらのエピソードがあれば更に完璧だと思われます。
     独自の世界には、いつも刺激を受けます。今後も新しい作品の出展を、切に期待する次第です。

190/ Re[2]: 涼風紫音氏著「「Pure White」の感想
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/03/29(Sat) 02:26:03
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    ちょっと書きたくなったので。
    Dさんの感想に
    >何故そうなのか(理由が)若干わかりにくい

    とありますが、理由が分るくらいなら、紫音さんはこの作品をお書きにならなかったんじゃあないでしょうか?
    理論だけでは計れない微妙な「綾」が人の心にはあるのでは? 私はそういう作品と受け取りました。

    駄レス、すまぬ。

192/ Re[3]: 涼風紫音氏著「「Pure White」の感想
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2003/04/08(Tue) 01:09:01
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    なぜそうなのか?

    そこまでしっかり説明すると、非常に重くなりそうだったので、
    何も書かなかったのですがねぇ。
    とりあえず、ここで書いておくと、
    この作品の主人公は二人とも女装者です。
    片方は男のまま、片方は女性になりたい人たち。
    でも、女装って曲者なんですよ、世間的に。
    以前に沖縄で(?)女装の人が女性トイレに入って逮捕されました。
    罪状は忘れましたが。
    これは、その本人が「女性」になりたくてかどうかに関わり無く、
    やはり逮捕はされてしまうのです。発覚すると。
    もちろん覗き目当てにそういう格好をする人もいます。
    でも、本人が女性を自認している男性だった場合、
    話は非常にややこしい話になります。
    公衆トイレが男女別々でなければ、
    そういった苦悩もだいぶ軽減できるはずなのです。
    また、女性専用車両やレディースデイ等のサービスも難しいでしょう。
    利用できない、という点だけでも精神的苦痛になるんです。

    あたし自身も、女性同士で手を繋いでも何も言われないのに、
    男性同士で手を繋ぐことは、奇異を通り越して
    異常、といった扱いになりがちなのは非常に辛いです。
    街中で手も繋げないのは、やはり相当な寂しさなのです。
    同性愛・両性愛であるだけで、
    好きな人といることだけでも相当気を使う場面が多いのが現実です。
    だいたいホテルに行こうっていっても、
    同性同士で入れるところってどれくらいあるんだろう、って感じです。
    あたしは2丁目界隈くらいしか行かないです。
    片方が完璧に女性なくらい女装できていれば別ですが。

    そういったことを、少しでも読後に考えてもらうきっかけになれば、
    それはそれで書いた甲斐があったというものですし、
    単純な恋愛物として読んでもらってももちろん嬉しいです。
    それ以上でもそれ以下でもなく、
    変に説明を加えてテーマを絞りすぎることも、
    押し付けのテーマになることも避けたかった、
    といったところでしょうか。
    そこら辺のことは、やんわりとあとがきで書きました。

    Dさんやぴ〜しゅけしゃんのように、
    テーマ内容の表現に疑問や感じてもらえる部分があったことは、
    自分としては逆にある程度意識していた部分でもあるので、
    「答え」ではなく、「考えてもらえたこと」に感謝です。

    長々と書きました(汗



167/ みゅうさん著「ピンクは友情、赤は愛情」
・投稿者/ えも
・投稿日/ 2003/03/05(Wed) 22:28:03
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/7142/

    みゅうさん素敵です〜!!こういう作品、わたし大好きです♪

    カナちゃんと先輩の「会話」のエピソードがいいですね。
    さりげなく交わされている会話の奥に漂っている、この作品の優しさのようなものがとても心地よく感じられてとてもよかったです。

    読み終えた時、いつか昔に、渡す事の出来なかったバレンタインのチョコのことを思い出しました。淡い恋の思い出というのは、いつまでも綺麗なまんまなんですよね♪

    カナちゃんの気持ちがすごくよく分かって、ついつい「頑張れ〜!」のエールをおくってしまいました(^^ゞ
    女の子の気持ちって、いろいろと複雑なんだよね。
    でも、だからこそ恋をして、悩んだりしながらも、一歩勇気を出してみる気になるのかもしれないなって思いました。

    執筆お疲れ様でしたです。



168/ Re[1]: みゅうさん著「ピンクは友情、赤は愛情」
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2003/03/14(Fri) 23:06:56
・URL/ http://page.freett.com/okazakinet/

    こっそりと今回のお話は、みゅうさんとお話していますが、改めまして。

    まず僕はタイトルに惹かれました。
    タイトルは僕の場合、読みたくなるお話になるかどうかの理由の一つになるので、ぐっと引き込まれました。
    みゅうさんらしいお話の展開。それでいて、少し複雑な女の子の心理。
    やはり男としては、女心は永遠の謎です。
    だから余計に、ドキドキして読んでしまいました。

    小道具や演出がさりげなく、違和感が無い。これはさすがです。
    惜しまれるのは、二度も三度も言われたくないと、みゅうさんに言われちゃうかもしれませんが、伏線がもったいない。
    この作品だけで見れば、伏線はあまり必要ないですよね。カナちゃんと先輩の関係が分かれば、それでいいはず。長さ的にもショートショートの部類だものね。

    と、みゅうさんが書きたかった事をすでに知っているので、こんな事を言う僕です。
    でも、珠玉の短編でしたよ。
    カードというのがね、僕は惹かれたの♪
    お疲れさまでした!

171/ Re[2]: みゅうさん著「ピンクは友情、赤は愛情」
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2003/03/15(Sat) 01:00:37

    そうそうに感想をつけて下さってありがとうございますm(_ _)m

    で、伏線に関しては「言わないで〜」って感じです(笑)
    あとがきで暴露してますが、ホントはもっと長い話しになるハズでしたし(汗)。
    レオさんにはいろいろとバラしちゃいましたから、余計にそう感じるでしょうしねぇ。
    ま、一応、伏線は次回作へのアプローチってことで(爆)。

    伏線の貼り方がヘタってことは、構成がヘタってことなんですよね〜。
    これについては私の永遠の課題かもしれない(^^;;)。


170/ Re[1]: みゅうさん著「ピンクは友情、赤は愛情」
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2003/03/15(Sat) 00:48:47

    カナちゃんの気持、わかりましたか?
    良かったーーー(ほっ)
    何しろ、高校生なんてやってたのは随分昔になっちゃったんでね(^^;;)。
    内面がうまく出せるか正直なところ不安でした(爆)

    早々に感想をつけてくださってありがとうございましたm(_ _)m。

178/ Re[1]: みゅうさん著「ピンクは友情、赤は愛情」
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/03/16(Sun) 10:12:35
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    毎度ながら思うのですが、みゅうさんの作品もピュアですよね。
    同世代で亭主持ちという共通項で無理矢理括った私自身と比較してですね、この違いはイッタイ何事!?と叫ばずにはいられません。子供の有無が明暗を分けるのカ???(苦笑)

    いや。ゴタクはこの位に致しまして、思春期の少女の微妙な心情が、そこかしこから滲んでいます。あの時期の少女って揺れる想いを抱えてますよね。そんな自分を持て余したり、強がってみたり、必要以上に大人を気取ってみたくなったり・・。そんな多感な少女達を見詰めるみゅうさんの優しい視線を感じます。

    >ピンクは友情、赤は愛情。
    >だから私が選ぶカードは「白」。
    花言葉を思わせるキレイな一文。このラストが、いいんだよ〜っっ!!

183/ Re[2]: みゅうさん著「ピンクは友情、赤は愛情」
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2003/03/21(Fri) 01:33:21

    感想、ありがとうございますm(__)m
    えーーと、確かにそーゆー項目で括れば私とぴーしゅけさんは共通項で括れるとは思うんですが……(汗)。でも、内面的なモノはまるっきり、いや、あの……(以下自主規制)。

    >>思春期の少女の微妙な心情が

    出てます?? いえ、あの。自分じゃよくわかんないもんで(^^;;)。
    思春期なんて、はるかかなた昔のことだし(爆)
    でも、そーゆー「気持ち」って、案外「思春期」じゃなくても「少女」じゃなくても、誰でもどこかに持ってるものかも知れないとも思います。

    ラストの一文は自分でもかなり気に入っているので気に入っていただけて嬉しいです♪

187/ Re[1]: みゅうさん著「ピンクは友情、赤は愛情」
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/03/27(Thu) 19:40:02

     短い中に、自分らしさを良く詰め込んだ作品だと感じます。
    話全体で、表題の理由を説明しているような感じで、それが短い中に無理なく納められているのには感心しました。
     最近は深刻な話が多いのに、身近で単純な理由で作品を書くというのも、良い物だと思います。
     残念な点があるとすれば、話は自分らしさが出ているのに、主人公は普通の人すぎると言う所でしょうか。
     しかし、この話で個性的すぎる人が登場しても、リズムを乱すだけですので、バランス取りが難しい所です。
     何にしても、良い作品です。今後も、是非良い作品を作り続けてください。

191/ Re[2]: みゅうさん著「ピンクは友情、赤は愛情」
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2003/04/03(Thu) 00:11:18

    感想、ありがとうございます。お返事遅くなってすみませんm(__)m。
    良い作品と言って下さって、嬉しいデス♪

    身近な話題とか、普通の人とか、そういうのを特に意識して書いているわけではないのですが、そう言えばいつもそんなタイプの話しになっていますでしょうか。
    まぁ、あまりこみいった性格の人物をつくれるほどの技術がないだけの話しですが(汗)。
    「自分らしさ」って自分では良くわからないですけど、あえて言えば「特別」でないのが「私らしさ」でしょうか(^^;;)。



166/ レオさんの詩集「White」
・投稿者/ えも
・投稿日/ 2003/03/05(Wed) 22:17:58
・URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/7142/

    遅くなりましたが、読ませていただきました。

    これはとても贅沢な詩集ですね。ひとつひとつ、わたしに届いてくるメッセージがあって、じっくりゆっくり楽しませていただきました。
    これだけ素敵な詩ばかりが集まった詩集を読める幸せは、たまりません♪

    中でも、わたしがいいなって思ったのは、「まっしろ」です。
    「多分・・・」ではじまるフレーズが、とてもよかったです。
    時々わたしがふと考えたり感じたりする事と似ていて、けれどわたしはそれをうまく表現する事が出来なかったので、この言葉たちを読んでは、感情移入をしてしまいました。

    それから、「空の歌」
    リズムも素敵だし、本当に空を見上げているような、そんな気持ちになりました。
    わたしは空が好きなので、特にこういうさわやかな青の雰囲気は読んでいて心地よかったです。

    「光線」の力強いメッセージには胸があつくなりました。

    と、語りだすとキリがない程、素敵な詩集でした。
    さすがレオさんの言葉たちだな、すごいなって改めて思いました。
    この詩の順番も、熟考なさったんだろうなと思いました。
    レオさんの言葉は、本当に素敵。
    バックに流れている素敵な曲にあわせて、心がす〜っとなるような詩集だなって感じました。執筆お疲れ様でした。



173/ えもさん、有り難う!
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2003/03/15(Sat) 12:20:48
・URL/ http://page.freett.com/okazakinet/

    詩という敬遠されやすいジャンルなのに、読んでくれて有り難う!
    さらに、22編の詩を読んで頂き、至極感謝。僕としはですね、二度とこんな大変な事はやりたくないです。
    詩の準備は前々からしていましたが、それを一日で打ち込むというのは、ショートショート一本書き下ろすより、地獄でした。

    はい。
    ということで。

    まっしろ>
    これは僕も好きな詩です。10代の女の子と20代の駄目社会人が感情的に一致するというのも可笑しい話ですが、大人になっても、今だ迷ってばかりいるという事なんですよね。

    空の歌>
    なんか少し、壮大なのを書きたかったのですが、蓋を開けてみたらたいしたものじゃないですね、これ(苦笑)
    リズムは歌物を意識していた、というのはあったかもしれませんね。

    光線>
    これは何と、2000年の9月に書いていた詩です。
    えーと、あの頃の僕は保育士をしていた時代ですね。懐かしい(笑)
    あの頃はメタメタでした(爆)


    本当に駄文を読んでいただき、感謝です。
    有り難うございましたm(_ _)m

176/ Re[1]: レオさんの詩集「White」
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/03/16(Sun) 09:32:06
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    「詩」ではなく、「詩集」!
    流石はレオさんです。意気込みが違いますね。「白」というテーマは「詩」に向いている・・という話はチャットでも出された話題だったと思いますが、それにしても1つのテーマからこれほど多くの世界が繰り広げられるとは・・・何と言いますか、脱帽です。

    えもさんも書いておられる通り、詩集の順番や、音楽、背景画像に至るまで、丁寧な作りになっていて、「White」の世界に引き込まれます。

    毎回、逃げ台詞にしていますが、詩は門外漢なんでして、あまり多くは語れません。感想の心を言葉に置き換えようとすると、ひどく陳腐な単語の羅列になりそうで・・・。個人的に「ふわり・ゆらり」が好きです。「ふわり・くらり」と致しました。・・・・ほら〜、陳腐だ〜〜〜(ゴメン)

179/ ありがとう、ぴーしゅけさん
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2003/03/16(Sun) 19:14:13
・URL/ http://page.freett.com/okazakinet/

    どうも、有り難うございます。
    音楽は盟友あさたか君の名曲に救われました。
    写真素材も素材屋さんの力を借りましたので(苦笑)
    今回、今までに鳴くCSSを多用したのですが、後でWINで見てびっくりしましたよ。結構、僕の意図したものになってない。
    MacとWinの差を感じましたね。

    詩は門外漢と言われながらも感想感謝です。
    書き込み寺はテキストであれば不問ですから、そういう意味でも、小説以外のものを投稿したいというのはあるですよ。

    で、「ふわり・ゆらり」
    そういう感覚でいいんですよ。
    僕も歌を作るような感覚で作っていましたし。
    しかし懐かしい、これは2002年の六月の詩でした。

    どうも有り難うございます。

180/ Re[1]: レオさんの詩集「White」
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2003/03/18(Tue) 01:10:35

    まずは、大量の詩の創作及びアップご苦労サマ(笑)。
    「詩集」ってのは、聞いていましたけど、いやー、贅沢な出品作ですねぇ。

    気に入った詩、心に響いた言葉、「レオさんらしいなぁ」と感心した言い回し。
    いろいろとあるんですが。。。

    あえて先に苦言をいくつか言わせていただきます。

    たぶん、WinとMacの差や、ディスプレイの差なんでしょうけど、
    写真と文字がかぶって居るところで、読みにくいものがいくつかありました。
    せっかく素敵な素材を使っているのにドラッグしないと読めないのは
    ちょっと残念。

    それから、詩の並びにも思惑があることはわかるし、
    順番に読んでいくことに抵抗はないんですが、
    全部読んだ後で「あの詩を読み直したいな」と思った時に
    選択できないのはちょっと辛かったですね。(ウチのマシンはトロイし・泣)
    最後のページにも目次みたいなものがあって、そこで各詩にとべるように
    なっていたらもっと嬉しかったな。

    最後にもうひとつ。これは、好みの問題なんだけれど……。
    段落を分けたらもっと良いのでは? と思った詩がいくつかありました。

    でね、
    「雪溶け」が好き♪
    >>春を探しに行かなくても
    >>いつか春は来るのにね?
    このフレーズはガツンと来ましたよ。
    あせることないんだよ、と肩をぽんと叩かれた気分。

    「希薄のair」も好き♪「NO WORDS」もすごく好き♪
    ……こんなに沢山あると、好きな詩を羅列するだけで感想書きが終わっちゃうよ(笑)

181/ みゅうさん、ごめんね
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2003/03/18(Tue) 18:32:07
・URL/ http://page.freett.com/okazakinet/

    えーと、慎んでお詫び申し上げます。
    この前、半年ぶりにWINでネットに繋げたのですが、
    みゅうさんのご指摘、ぐりぐりと鳩尾にクラッシュ(笑)
    まぁ、モニターのかねあいはあるにしても、少し意図と外れた見え方になっており、多重ショック。
    ま、読めないほどではないけど、と開き直ったりしましたが、今後気をつけます。
    ただ最後のページに目次リンクを入れて欲しいという提案は、今、劇団の公演が終ったら対応させて頂きます。
    cssって難しいね。

    >雪溶け
    これ、寺以外の人にも読んでもらったのですが、みゅうさんと同じ、人妻・子持ちの方からも、お褒めの言葉を頂きました。
    実は大人な感じなの? いや、それは無いねぇ(笑)

    >希薄のAIR
    暴露しますと、これは十二国記「月の影 影の海」を読んだ後に書いた詩である事を言っておきます。ま、そういうこと。

    >NO WORDS
    これは、みゅうさん好きそうだよねぇ〜
    言葉遊びを少し入れた感じ。
    でも、みゅうさんの巧みな言葉遊びには、全くかないませんが・・・・


    ということで見づらい詩集て申し訳ないです。
    感想ありがとうございました。



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