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461/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2004/05/26(Wed) 21:28:36



382/ 「十字」オカザキレオ様著について
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/04/01(Thu) 09:06:59
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

     おはようございます。
     詩は、得意なジャンルではないので、もしかしたらちぐはぐな事を言ってしまうかもしれませんが、どうぞご容赦を。

     断片的な言葉は途切れ途切れ入ってくるのですが、どうやら私は繋げることが上手ではないようです。
     十字架の墓標の下で眠りたいと願っているのでしょうか。年を重ねるほどにそう感じると。
     冒頭、恒星の光の十字の形に輝く光の帯を連想していて、その筋が錆びたナイフのようにも見えると思えます。
     超新星爆発は暗い真空の空にガスを放出し、周囲を蝕むような広がり方をする。十字型の帯とは違った、万華鏡のような厚みと膨らみが感じられます。そして、新しい生命の発生の源となる。
     交差する流れ星の尾は十字を見た印象になりますが、墓標としての十字架の重さの印象はありません。
     これら3つの印象がどうも一致しないのは、根底に混沌があるのかもしれません。眠れない眠りなど相反する比喩が続きます。生まれる命と、死にたがっている命を、つまり抽象性/具体性、自然/科学、有機物/無機物、陰/陽を思わせます。

     もしかして、詩を分析・解明しようとするのは無粋なことかもしれません。
    すみません。失礼を致しました。



390/ Re[1]: 「十字」オカザキレオ様著について
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/01(Thu) 13:23:16
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    ありがとうごさいます。分析までして頂いて。
    十字架であったり墓標という表現をしてますが、たいしたものじゃないんです。
    人間なんかいつか死ぬし。
    年を重ねる毎に「生きる」責任は重くなるという事ですか。
    僕らが死ぬまでの間に超新星爆発のようなエネルギーで、いったいどれほどの人に言葉にできるか。行動で示せるか。
    ある意味では宇宙なんか、墓場ですし。産婦人科ですし(笑)
    何よりひっしで俺ら生きていこうぜ(笑)という
    そんな感じかなぁ。
    相反してるのが人間だし、矛盾してるし諦めてしまうし
    それでも残していくべきものはあるし。
    僕らの最終は死ぬことです。
    どうせ死ぬなら良く死にたい。美しく死ぬという事ではなく、何を残せるか。
    日々、人に笑いを与えてくれるおじいさんがいます。
    困った時にはすぐ手助けをしてくれる男の中の男です。
    自分が脳梗塞で右麻痺なのに。
    彼を見るたびに思います。そうなった時に僕は絶望しないでいられるか。

    まぁ一番の肝心なのは今の僕がもっと書きたかった

    >眠れない眠りの中で夢を見ない夢の中で
    >貴方がいない貴方の隣で晴れない空の雲の上に
    >輝く陽射しを探し求めて

    これです。今は遠くにいる最愛の人へのメッセージとお受け止め下さい。
    なんか照れるなぁ(*^^*)

    僕らが残せるのは墓標なのか貝塚なのか。その程度じゃないですかね。うん。

439/ もしかして
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/04/21(Wed) 21:50:43
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

    オカザキレオ様、こんばんは。

    他の方からの感想がないので、
    もしかして、詩というものには、感想は書かないのが礼儀だつたのだろうか?
    と、ちょっとドキドキしています。

    もし、感想が不要なものでしたら、言っていただけたら嬉しいです。

    すみませんでしたー。

442/ そんなことないですよ♪
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/29(Thu) 00:15:18
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    下のみゅうさんの書き込みあるとおり、そんな事はありませんよ。
    詩であれ何であれ文章で、僕だけじゃなくて、ほかの様々な方々が企画で参加されたら感想を待ち望んでいるわけですよ。
    ということで感謝でごさいます。心より。

440/ Re[1]: 「十字」オカザキレオ様著について
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2004/04/22(Thu) 00:18:49
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    いやぁ、あやうく新スレッドを立ててしまうところでした。
    (並木さん、アゲてくれてありがとう(^^;;)

    あいかわらず、レオさんらしい言葉のオンパレードで楽しませていただきました。
    普通の文章を読んだり書いたりしているだけでは、絶対に思いつかないコトバだよね。

    『星の光の明滅が一滴の楽園』
    このフレーズが気に入ってます。
    『詩人が言葉に蝕まれていくように』っていうのもいいよね。
    好きだわ。

    あと、気になるトコロ、というか、もう、完全に個人的な好みの問題なんだけれど。
    字数とか改行とか、形式をもう少しそろえたら「詩」として面白いのに。
    と思ってしまいます。
    例えば5番目の段落は
    「○○のように
     ××のように
     △△。
    のパターンを繰り返すとか。

    もっとも、あまり形式にこだわるとレオさんの持ち味が死んじゃうから難しいところですが。


    で、あとがき読んで。
    > 「十の字(文字)」とか色々とあるじゃん

    む。その手があったか。と悔しい思いをしました。
    こーゆーアイデアはこっそり教えてくれなくっちゃ(笑)

443/ みゅうさん、ありがとさんです。
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/29(Thu) 00:59:24
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    構成はね、本当に僕も考えないとあかんなぁ、という感じで。
    次回は少し構成を熟考してみます。
    お気に入りのフレーズがあって、なによりでごさいました(笑)


    >こーゆーアイデアはこっそり教えてくれなくっちゃ(笑

    共同企画でネタの横流しするアホがいるかい(笑)


444/ オカザキレオさま著「十字」を読んで
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2004/04/29(Thu) 22:08:24
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    毎度のことではありますが・・・
    レオさま独特の詩的感性には脱帽させられます。
    読み返す度に深みとほろ苦いペーソスを感じました。
    (上手い表現が見当たりません。ごめんなさい)

    言葉のチョイスが実に、いいんです!(川平慈英風に)。

    > 僕ら十字架を背負って
    > 眠りにつく場所を探してる

    「僕ら」それぞれが各々の十字架を背負っている、
    ということがストレートにイメージされるとしても、
    その後に「眠りにつく場所を探してる」という、
    重くもありつつ鮮烈な言葉が美しくも配置されるのは、
    やはりレオさま独特の洗練された詞(詩)世界を感じます。

    素敵な作品をありがとうございました。

447/ Re[2]: オカザキレオさま著「十字」を読んで
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/05/09(Sun) 20:30:56
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    ありがとうごさいます。
    まぁ、いまとなっては色あせた感じですし、なんかつませんですね、この詩(爆)

    > 僕ら十字架を背負って
    > 眠りにつく場所を探してる

    まぁ最終的に言いたいことはそういう事なわけで。
    うーん月並み(苦笑)

    どーもありがとうごさいます。ますます精進いたしますゆえ(笑)
    もうこの時期になると自分の詩、色あせるの多くてさぁ(爆)

454/ Re[1]: 「十字」オカザキレオ様著について
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2004/05/25(Tue) 20:46:00

     詩の感想をつけるのは初めてなのでござるが、挑戦させて頂くでござる。

     やはりレオ殿の作品は、こういった詩に起因しているのかと思います。小説で見られる美麗な言葉遣いが、生き生きと踊っている感触。それによって形作られる世界。作品のテーマを良く生かして、自分の言葉にする。いやはや、素晴らしいと思います。
     妙な表現は多少有ったような気もしますが、それは詩と言う事で、語感を大事にするものである以上目をつぶるべきかとも思いました。

     大体感想は以上でござる。 



388/ 並木さん「言葉の壁・思いの壁」
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/01(Thu) 12:58:03
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    お疲れ様です。
    本当に安定感のある文章で安心して読ませて頂きました。
    前回に引き続きstand by me的な印象を受けました。
    ただ、少し浮世離れした感じがするのは上流階級の人だから、なんでしょーかね。
    でも置き換えてみたら日本の学生さんなんか、そんなもんかも。
    お金の価値理解してないし。親のすねかじってるし。
    だからこそ、最初は抵抗ありましたが、後はすんなりと読めました。
    言葉、伏線ともにうまいですね。
    なんというか、出会いとか、それから階級の違うストリートチルドレンとか、そういうの出してほしかった、という思いはあります。個人的に。
    だってあくまで上流階級の旅ですよね。僕自身、国外に出たことはないのですが、きっとカルチャーショックというのはそんな枠ではないのではないか、と想像しています。
    そういう意味では前回よりとてもお上品な印象。

    蛇足ですが、人物テーマがですね・・・・
    「セヤ」でした。並木さん「セナ」になってましたよ。
    でもお話にとても絡んでるし。それはそれで良いな、と思うオカザキでした。
    ではでは。



401/ ありがとうございます
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/04/04(Sun) 19:53:47
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

    オカザキレオ様、こんばんは。
    一番でのご感想、ありがとうございます。

    またまた旅ネタですね。ホントに前回を引きずっています。ははは。

    > だからこそ、最初は抵抗ありましたが後はすんなりと読めました。
    そうなのです。まず “引き” として、魅力的な・先を読みたくなるようなキャラクターにしなければ……とセオリーを思い返し、一番 頭を悩ませた点がここでした。
    もう少し、何か+α が無いと、冒頭で飽きられてしまう……っていうか興味を持ってもらえない。
    タダでさえおぼっちゃまですから。やはり何かエピソードを入れるべきでしたでしょうか?

    > なんというか、出会いとか、それから階級の違うストリートチルドレンとか、
    > そういうの出してほしかった、という思いはあります。個人的に。
    そうそう。出したかったですね。無一文になってストリートチルドレンと旅費稼ぎする姿とか。本当に迷ったのです。物語の中では、ちょっと考えさせただけに留まってしまいました。彼の目的意識とキャラクター性と物語の長さを考えてボツにしてしまいました。そういった意味では、今回のはちょっと練り込み不足のいじり過ぎだったかも。テーマが、彼が背負っている『会社を継ぐ』という十字(運命)をどう受け入れるかだったので、泣く泣く削ぎ落としたという感じ?ちゃんとお使いをするのが大事だった。

    > 並木さん「セナ」になってましたよ。
    ありがとうございます。修正しました。置き換え一発。名前の意味に絡めなくて良かった。今回、完璧に勘違いしていました。URLも/senaだし……。ははは。

    ではでは、ご感想、本当にありがとうございました。

418/ Re[1]: 並木さん「言葉の壁・思いの壁」
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2004/04/13(Tue) 00:08:19
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    読ませていただきました。
    相変わらず文章によどみがなくて、読みやすいですね。
    で、私、今までの並木さんの作品の中で、これが一番好きだわー。
    セヤくん、一生懸命でかわいい♪

    自分の企画作品出品後すぐに読んでいたのですが、今回感想を書くにあたって読み返してびっくりしました。
    こんなに短いお話しでしたっけ??
    なんかもっと長いお話しのように思っていました。
    なんでだろうって、考えてみたら。
    世間知らずのオボッチャマが、自分が持つ「知識」を「実感」していく様子がきちんと書かれているからじゃないかと思い至りました。
    上っ面だけじゃなく、どうしてセヤくんがそう思ったかがちゃんと書かれていること。
    そして、外国の描写が嘘くさくない。
    これは並木さん自身のバックボーンのなせる技ですよね。
    なんたって、ウチのセヤくんの同士ですもん(笑)

    さすが創作の天使が舞い降りただけのことはありますね。
    非常に楽しませていただいた一品です。
    お疲れさまでした。

423/ 並木さま著「言葉の壁・思いの壁」を読んで
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2004/04/14(Wed) 21:20:48
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    少年が大人になるキラメキの瞬間を切り取った、
    「並木さま版スタンドバイミー/一人旅編」という感じでしょうか。
    とても爽やかで素敵な一作に、心温まりました。

    すんなりと世界に入り込めて読めてしまう、
    その丁寧な描写は素晴らしいの一言に尽きます。
    リアリティーのある外国情緒溢れる描写は、
    やはりお上手ですね。

    テーマについて。
    将来を約束された、会社を継がざるを得ない運命にある
    という意味での十字、という意味と、
    人生の分岐点という意味での十字路、という意味もあるのかな、
    とも思いました。
    多重的な意味を持たせるという、見事なテーマのクリアですね。

    とても読後感の爽やかな、
    素敵な作品をありがとうございました。

431/ Re[1]: 並木さん「言葉の壁・思いの壁」
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/04/15(Thu) 23:04:44
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    感想が遅くなってしまいました。申し訳ありません。

    1つの旅を通しての主人公の成長物語ということで、分かりやすく読みやすい文面です。外国を実際に旅した方にしか書けないような、失敗エピソードもふんだんで、「ああ、こういうことってあるよね」と納得できます。いつも安定した並木さんらしい印象の物語だと思います。

    今回、企画テーマ「セヤ 22歳 男 おぼっちゃま」を選ばれているので、仕方がないのだと思いますが、ちょっとセヤが22才に思えない、幼すぎる印象を受けました。おぼっちゃま過ぎるとでも言いましょうか。。いや、その点、テーマを忠実にクリアされているんですけど (^^;。 男性に寄せる私の価値観の問題なのかも知れません。

    次回作も期待しております。

453/ Re[1]: 並木さん「言葉の壁・思いの壁」
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2004/05/25(Tue) 20:37:29

     D・W・Wでござる。遅くなってしまったでござるが、読ませて頂いたので、感想等をば。

     雰囲気的には、現代版浦島太郎、といった感じがしました。浦島太郎とは貧富の関係が逆ですが、これに近い物を感じたのは事実です。作品自体は良くまとめられていて、特に目立つ欠点や、誤字脱字の類は見あたりませんでした。

    ・総合的長所
     誤字脱字が少なく、非常に良く見返していると思いました。全体的に、とても丁寧に構築されている印象を受けます。

    ・総合的短所
     自分とは違う世界での、一種のバカンスに近い物を感じます。主人公の徹底した客観性がおそらく原因かと。短所と言うには違うかも知れませんが、そういう印象を受けました。

     大体感想は以上でござる。



307/ 「マノカの居場所」に関する感想及び批評
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/10/27(Mon) 19:40:18
・URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/

    再会をマイナス面から書いてみた作品でござる。
    よろしければ感想など下され



325/ 「マノカの居場所」に関する感想及び批評
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2003/12/01(Mon) 23:37:42
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    とても面白い作品でした。独特の世界観の構築、毎度のことながら、さすがですよね。凄いなぁと思って読み進めました。
    テーマの再会については、父を知りたいと切望するマノカの想いが、負の再会により、内面の葛藤を伴いながら、自分の居場所を見つけるという、マイナスがプラスに変換されたという感じがして、見事だと思いました。あと、後半の緊迫したところが特に面白かったです。闘いの様子がCGなどで映像化して見てみたい気がしました。

    ただ、気になった点がいくつかありました。
    まず、「ようである(だった)」と、確定的に書かれていない表現が文中の随所に見られた点です。主観的表現と客観的表現が混在していて、読んでいて誰の視点かが分かり難かったです。ひょっとして、意図的にある種の表現効果を狙ったのでしょうか。そうでしたら、読み取れなくて申し訳ございません。

    次に、文中に何度も登場する「輪姦」についてです。女性が輪姦(または強姦)をされた場合、その女性は非常に死ぬような苦痛がすると思いますが、当該個所では、モエギやリトの苦痛を薄くあっさりと述べているので、それがどれほど苦痛に満ちているのかが全く分かりません。読んでいて、とても違和感を感じました。私が女性なのでそう感じただけかもしれませんが……。女性に対する暴力の表現が輪姦に限られているのも奇妙な感じを受けました(虐待であれば他に方法があると思うので)。

    もうひとつ、冒頭の歴史書の内容が私には理解できませんでした。専門用語が沢山出たとしても、文章読解の類推である程度は読めるとは思いますが、どうも文章の繋がりや内容がさっぱり分かりませんでした。読者が知っていることを前提として述べるのでしたら、もう少し噛み砕いて説明する必要があると思いました。ひょっとして、知っているのが普通なのでしょうか。すいません。SFファンタジーは余り読まないので、知りませんでした(泣)。

    執筆、ご苦労様でした。

326/ Re[2]: 「マノカの居場所」に関する感想及び批評
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/12/02(Tue) 19:41:43
・URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/

     宮殿、感想有り難うございます、でござる。では早速、疑問点に応えさせて頂くでござる。

    ・長所に関して
     世界観の構築、シナリオの構築を面白いと言って頂いて感謝しています。如何にわかりやすく世界観から説明するか腐心したので、そう言って頂けると幸いです。また、主人公の行動に好感がもらえるかは不安でしたが、その点についても好感を得て頂いたようで安堵しております。
     また、寺の企画作品では、初めてアクションシーンを入れたので、何を言われるかは不安でしたが、楽しんで頂けたようで幸いでした。

    ・欠点に関して
     今回の作品の欠点は、宮殿の感想を聞く限り、何というか、良くしようと思って入れた所が尽く失敗した感があります。
     客観表現と主観表現のわかりにくさに関しては、文章の練り込みの甘さが原因だと思います。今後抜本的な対策を講じます。
     また、輪姦に関する点ですが、意図的に触れるのを避けました。女性には辛い表現だろうなと考え、むごい結果をさらりと流すだけにしたのですが、それが裏目に出たようです。不快なシーンを見せてしまって申し訳ございません。
     更に冒頭の歴史教科書ですが、確かに難しいとは思っていました。これは今まで多々指摘があった(冒頭の説明がくどい)という点に対して対応しようとして、現状の政治体制を教科書を読み上げるという形で説明しようとしたものです。が、難しいだけの意味不明の文章になり果ててしまったようで、反省しております。

     今回の作品は、自分としても課題の多い作品でした。的確な指摘を頂き、感謝しております。

347/ Re[1]: 「マノカの居場所」に関する感想及び批評
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/12/07(Sun) 03:00:39
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    異世界生物の描写が面白いなーと思いました。クラッツェルなんか特に面白いですね。でも、そんな異形の者達の方が、実は魂は人間以上に人間らしい、という展開(と、解釈致しました。エエんかな?)。
    うーん。私の読み込み不足と思われますが、、異世界側の価値観とか精神感と、人間世界のそれとの相違がイマイチ理解できませんでした。というか、異世界側の価値観は人間世界の善悪と同じなような・・。
    その所為か、主人公マノカが二つの世界で揺れ動く心の葛藤部分に、今一つ共鳴できませんでした。ファンタジー読み慣れていないからでしょうね。すみません。

    蛇足ですが、この作品にも「星を飲む者」と同様に、差別とか階級制とかが出てきます。Dさんのお好きな題材なのかなー? と思ったり(笑)。

350/ Re[2]: 「マノカの居場所」に関する感想及び批評
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/12/08(Mon) 22:30:38
・URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/

     D・W・Wでござる。早々の感想、感謝してござる。以降は敬語にて。

    長所に関して
    ・異界生物の描写に関して。
     面白いと言って頂いて、感謝しております。こういう形が全く人間と異なる生物を書くのは結構好きです。特にクラ坊は個人的に今回一番気に入っているキャラクターなので、嬉しいコメントでした。

    短所に関して
    ・価値観の相違に関して
     これに関しては、「人間との価値観が違う事をクローズアップさせる」シーンの欠如が原因かと思います。個人的には大きな反省点であり、次回の作品では生かしたいと考えております。ご指摘有り難うございます。

    蛇足に関して
    ・差別や階級について
     好きと言うよりも、積極的に扱っていきたい話題です。少なくともタブーにしてしまっては行けないと考えております。

     大体以上です。感想有り難うございました

363/ Re[3]: 「マノカの居場所」に関する感想及び批評
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2004/01/12(Mon) 01:16:43
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    え〜、遅くなりました(汗

    テーマとしては、SFやファンタジーのスタンダードメタファーを
    使っていることもあり、割と馴染みやすい設定でした。
    が、
    このテーマをこの長さで書くのは、
    SFやファンタジーでは難しいかもしれませんね。
    説明不足、描写不足が長さの点からも否めないので、
    せっかくのテーマが表層的で、
    且つ一つ一つが掘り下げられていないので、
    これらのジャンルを読みなれている人でも
    ちょっと及第点に届かないかな?といったところだと思います。
    ということは、
    これらのジャンルを読みなれてない人にとっては、
    読みづらい(設定、背景、テーマが読み取りにくい)、
    といったことになってしまうのでは?と感じました。
    設定そのものはおそらくもっとしっかりと、
    表に出てきていないとこまで作りこんであるだろうと思われるので、
    ぜひリライトの上、作りこんでいくと面白い作品になると思います。

    あ〜〜、また自分のこと棚どころか天に上げて書いちゃった(汗

364/ Re[4]: 「マノカの居場所」に関する感想及び批評
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2004/01/12(Mon) 10:57:43
・URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/

     いやはや、感想を頂き感謝してござる。以降は敬語にて。

     今回は非常にお厳しい言葉をいただき、感謝しております。今後も遠慮せず、是非厳しい事を言ってください。

    >説明不足、描写不足、テーマが表層的にしか現れていない
     要は練り込みが単純に足りないと言う事ですね。今後は肝に銘じて、更に細かく書き込んでいこうと考えております。

    >及第点に届かない
     無念です。

    >設定を生かしてリライトするべき
     書き直す事があったら、次は長編になるかも知れません。おそらく、テーマが表層的にしか現れていないと言う言葉も、各場面に裂いた紙数自体が足りない事も大きな要因になっていると思いますので、一中編として起承転結に納めるのではなく更に大きな枠内に収める事になるかと。

    今回の作品は、書き慣れた長編でも短編でも無かったので、色々と苦労が絶えなかったのは事実です。ただ、新しい手法や分量、ジャンルにはこれからも挑戦し続けていこうと考えています。

    大体以上でござる。

385/ Re[1]: 「マノカの居場所」に関する感想及び批評
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/01(Thu) 11:26:37
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    感想遅れてすいません。
    実は今回の作品よりも「星を飲む者」の方が好きです。SF的にも。お話的にも。ビジョン的にも。
    では何が受け付けなかったのか。
    すいませんね、僕は暴行というものが駄目なんです。
    勿論、それを重く受け止めている作品もあります。
    でも今回のDさんは映像・シーン・場面・見せ方としての女性への苦痛なのです。
    非常に残念です。
    言葉というのはとても難しいと最近、思います。ちょっとした事が表現の抑制になる。手塚先生の良き漫画の差別用語もありますが、それとは根本的に違います。
    女性という肉体を道具としてしか扱われていない、とも見えます。
    勿論、そんな低俗な本・ビデオはたくさんありますし、僕自身、18禁小説書いたりしてますが。
    それでもその一場面があっただけで、僕にはきつかった。
    そんな純情ではないんですよ。僕は。

    ごめんなさい、感想と言う感想ではないかもしれません。陳謝。

393/ この作品に関して
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2004/04/02(Fri) 01:00:03

     とりあえず、色々と思う所があるので追記などを。以降は敬語にて。

     拙者は常に色々と新しい要素を作品に取り入れて、進歩の糧にしようとしています。また、どんなジャンルの作品も偏見無く読んで、その良さを取り入れようとも考えています。拙者が目指す最終的な所は、どんな層の人も楽しめるという点にありますので、それは自分としても当然の事です。
     今回の作品も色々と新しい要素を取り入れてみましたが、皆様が口を揃えて言うように、尽くコけている感があります。拙者は当然、自分の子供に等しい自らの作品ですから愛着もありますが、それを他人の感想に押しつけたり求めたりする気はありません。幾らでも思った所を書いてくださって結構です。
     その上で、幾つか雑感を追加させて頂きます。

     まず今後、拙者はおそらく永遠に、女性を暴行する話をネタとして書かないと思います。(2004/4/1以降)これは表現の幅を狭めてしまいますが、仕方がない事だと考えています。拙者は読者の予想を裏切るのが大好きですし、別の意味では嫌がる事をどんどんやっていきたいと考えています。(連載の場合、人気キャラであってもえこひいきするつもりはありませんし、可愛いキャラであろうと格好いい奴であろうと酷い目に遭うときはとことん酷い目に遭ってもらいます。勿論、辛い思いも悲しい思いも味わって貰います)
     しかし、今回も含めて、この反応はあまりにも拙者が意図するものとは違います。拙者は頭が悪い上に要領が悪いので、料理に特定の調味料を入れた場合、味がどうなるか予想出来ません。手痛い失敗の一つとして、身に刻んでおこうと思っております。どうしても体に合わない素材というものがあるという、良い勉強になる話でした。悪意があってやったことではありませんが、不快な気分を味わった人達には、此処で今一度謝罪させて頂きます。

     ただ、もう一つ。拙者としては、長所を伸ばしていきたいとも考えています。元からそうなのですが、拙者は半ば手探りで小説を書いています。新しい要素を様々に試行錯誤して取り入れているのも、その過程の一つです。勿論読者の反応を予想しては居ますし、愛着があってしかも成功した(人気が出た)キャラクターも居ますし、作品もあります。ですが、全く意図しない方向へ取られる作品もキャラクターも、それ以上に多いのです。
     要するに、拙者としては、どうしてもイマイチうけている理由が分からないのです。
     これには生来の頭の悪さと要領の悪さが大きく影響しているのは否めない点です。
     だからこそ、拙者は寺のメンバーの人達に、様々な感想を聞きたい。長所と短所を客観的に分析して貰いたいという強い欲求を持っております。
     故に、というべきでしょうか。今回は全く短所にしか触れられていない感想もあったので、今後は長所も分析してくださると助かります。無論強制ではありませんが。それに、論評にも値しないクズ作品、何一つ見るべき価値のない駄作だ、と言われるのであれば、それはそれはそれでしかたがありません。肝に銘じて今後の創作に取りかかろうと考えております。

     長々と書きましたが、正直拙者としても進歩のために、色々な意見を聞きたいと考えております。こんな事を言える立場でないのは当然ですが、もし協力して頂けるのなら幸いです。
     以上、長々と失礼いたしました。

396/ Re[2]: この作品に関して
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/04/03(Sat) 22:59:56
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

    こんばんは。
    『マノカ……』、まだ読んでいないんです。すみません。
    長かったので、時間があるときに……と思っているうち、現在に至っています。
    ですので、感想を書くべきここに書き込むのは間違いだと思いますが、
    どうしても一言。(ってか、一言じゃないよね。既に。)


    > まず今後、拙者はおそらく永遠に、女性を暴行する話をネタとして書かない
    >と思います。(2004/4/1以降)これは表現の幅を狭めてしまいますが、仕方が
    >ない事だと考えています。

    個人的に、その必要はないと思います。必要とあれば、良く吟味し、配慮を
    尽くして作品に組み込むことは、個人の自由です。


    > しかし、今回も含めて、この反応はあまりにも拙者が意図するものとは違い
    >ます。拙者は頭が悪い上に要領が悪いので、料理に特定の調味料を入れた場合、
    >味がどうなるか予想出来ません。手痛い失敗の一つとして、身に刻んでおこう
    >と思っております。どうしても体に合わない素材というものがあるという、
    >良い勉強になる話でした。悪意があってやったことではありませんが、不快な
    >気分を味わった人達には、此処で今一度謝罪させて頂きます。

    反省すべきは、作者の意図したものが伝わっていなかったことだけでしょう?
    それは文章力の問題であり、
    不快に感じたら、(例え、同じサークルで、感想をつけなければならない義理が
    あったとしても)読むのをやめればいいのです。私のジャンルではないと、ハッ
    キリ主張すればいいだけのこと。感想は強制的な義務ではないのだから。

    反省すべき方向性が間違っているように見えて仕方ありません。
    暴力シーンを考えなしに取り入れろと促しているわけではありません。
    ただ、Dさんの長所は物語の面白さにあると思います。だから、自縄自縛に
    なってほしくないというメッセージとして受け取っていただけたらいいのですが。
    失礼いたしました。

397/ 申し訳ないのですが
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/04(Sun) 08:32:12
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    感想をつけた人間として言わせて頂きます。
    読みたくないなら読むな。
    ジャンルが違うのなら読むな。
    感想は強制的な義務ではない
    そう言うのですね? 並木さん

    僕は少なくとも感じて想った事を切実に文章にしたつもりです。
    DWW氏が物書きとして、クリエイターとして、僕がまた物書きとして、クリエイターとして感じたものを伝えたたかったから。
    それを並木さんは否定なさるのですね?

    並木さんがそう思う事はいっこうにかまいません。それは並木さんの自由です。
    しかし、本来、共同企画はみんなの意見や感想が飛び交うことで切磋琢磨する場所でしょう? 少なくとも僕はそう思っていました。
    僕は少なくとも、批判を書いたつもりはないし、DWW氏の物語を否定したつもりはありません。
    ですが僕らの書いた言葉を否定するというのであれば、それこそ感想をつける意味は全くといって感じません。だって僕らの言葉は全く意味の無いものとして否定なされた訳ですから。

    もしも読みたくないなら読むな。そんな感想なんかつけるな。と言うのであれば、僕は共同企画からの参加を今後、遠慮します。
    と言うよりも、書き込み寺を脱退したいと思います。
    だってみんなで切磋琢磨する為の場所と思っていた所が、実はそうでなかったらしいのですから。


398/ (削除)
・投稿者/
・投稿日/ 2004/04/04(Sun) 16:29:20

400/ Re[4]: 申し訳ないのですが
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/04/04(Sun) 18:20:14
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

    オカザキレオ 様、こんばんは。

    誤解があったようなので返信しようかと思ったのですが、
    ここのツリーで、話し合うのは申し訳ないと思いましたので、
    新しいスレッド(No397)『広く意見をお聞かせください』を
    立てさせていただきました。

    No396は、私の個人的な意見で、
    寺の方針というつもりもありませんし、それは皆さんにお聞きしなければ
    わかりませんので。

    お手数をおかけしますが、新スレッドをお読みください。

402/ 並木さんがNo399で出されたご意見
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/04/04(Sun) 20:53:57
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    並木さんが別スレッドをお立てになっていらっしゃいますが、
    結局、現在の論点はこのスレッドから端を発しています。確かに「マノカ」への感想ではなくなっていますが、別スレッドにすると、非常に全体を把握しにくくなってしまいます。

    よって、勝手ながら、私の判断で以後の並木さんの発言も、こちらの方に戻させて頂きます。以下、並木さんの書き込みのコピペです。


    ---------------------------------------------------------------------
    広く意見をお聞かせください
    ---------------------------------------------------------------------

    □投稿者/ 並木
    □投稿日/ 2004/04/04(Sun) 18:11:26
    □URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html


    No397の投稿について、そのままのスレッドでは申し訳ないので、
    新スレッドを立てさせていただきました。
    それまでの流れはここに書くより読んでいただいた方が誤解がないと思います。

    まず先に、この書き込みに返信させていただきます。

    > 感想をつけた人間として言わせて頂きます。
    > 読みたくないなら読むな。
    > ジャンルが違うのなら読むな。
    > 感想は強制的な義務ではない
    > そう言うのですね? 並木さん
    >
    > 僕は少なくとも感じて想った事を切実に文章にしたつもりです。
    > DWW氏が物書きとして、クリエイターとして、僕がまた物書きとして、
    > クリエイターとして感じたものを伝えたたかったから。
    > それを並木さんは否定なさるのですね?
    >
    > 並木さんがそう思う事はいっこうにかまいません。それは並木さんの自由です。
    > しかし、本来、共同企画はみんなの意見や感想が飛び交うことで切磋琢磨する
    > 場所でしょう? 少なくとも僕はそう思っていました。
    > 僕は少なくとも、批判を書いたつもりはないし、DWW氏の物語を否定した
    > つもりはありません。
    > ですが僕らの書いた言葉を否定するというのであれば、それこそ感想をつける
    > 意味は全くといって感じません。だって僕らの言葉は全く意味の無いものとし
    > て否定なされた訳ですから。
    >
    > もしも読みたくないなら読むな。そんな感想なんかつけるな。と言うのであれ
    > ば、僕は共同企画からの参加を今後、遠慮します。
    > と言うよりも、書き込み寺を脱退したいと思います。
    > だってみんなで切磋琢磨する為の場所と思っていた所が、実はそうでなかった
    > らしいのですから。

    ニュアンスがうまく伝わっていないようなので、補足させていただきますが、

    つまり、Dさんが何かを書かなくなることで、
    侘びを入れる、責任を取る、そんな必要があるほどの不快を、
    読んだ人が感じていたのだとしたら、
    読者にだって、選択の自由も、あったのだ

    と伝えたかっただけで、人の助言を無視しろと言ったつもりはありません。
    お互いに上手くなることが目的なら、今後このテーマは2度と書くななどとは
    言いませんよね。『もっと誤解のないように、次は上手く書け』ではいけないのでしょうか? 読者を不快にさせない為に、2度と書かないと言うのが切磋琢磨では無いハズです。

    ---------------------------------------------------------------------

    私も初めて感想を書く相手には、『私は感想がヘタです』と、まずお断りを入れるくらいなので、自分が舌足らずなことは理解しているつもりなのですが、
    私の発言で退会者を出すような結果にはしたくないので、皆様のお考えもいただきたい。

    まず、確実に断言できることは、
    作品に対しての感想の制約をしているつもりは全くありません。

    次に微妙な部分になりますが、
    自分のできる範囲内での感想でいいのではないか?
    例えば寝る時間を割いて体調を崩してまで読むとか、読む気分でない精神状態で無理に読んでも、あまりいい感想は書けないと思います。
    同様に、これ以上読みたくないと思ったら、「苦手な分野で、最後まで読めなかった」と感想を書くのも、それもまた感想だと思います。
    無理して読まなくてもいいと思います。
    それを、『もしも読みたくないなら読むな。』という発言として受け取られてしまえば、確かに否定はできません。
    「ならば寺を脱退する」と言われても、どうしていいかわからない。
    しかも私個人の意見であり、全員の一致した意見でもない。

    そこで、
    皆さんは日頃、いかが思っておいででしょう?
    本当に、程度問題だと思うので、相互理解とか、共通の認識を一致させる目的ではなく、あくまで個人としての意識を羅列させていただけたら幸いです。

403/ 一連の流れについて
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2004/04/04(Sun) 21:07:08
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    さて、スレッドを戻させて頂いたところで。
    ・・どうも、おかしな雲行きです。困りましたね。


    ■先ず、Dさん。
    > 全く短所にしか触れられていない感想もあったので

    問題になっております暴行シーンが与える読者へのインパクトがそれだけ強かったと言うことではないでしょうか?
    確かに不満点の多い感想を受け取ると、筆者としてはヘコんでしまうものですが、毎回「忌憚なき意見」を求められるDさんらしくないように感じます。最近、落ち込むことが多いとチャットでおっしゃっていましたが、気分が落ち込んでいると何事もマイナス面ばかりが、自分の中で大きくなってしまうものです。良い点を上げている感想もきちんとありますし、Dさんの作品はこれ一本きりでもありません。もう少し余裕を持ってご自身の作品に向かわれてはどうでしょう?

    尚、何度もこのスレッドを読み返してみましたが、暴行シーンが苦手だという感想があるだけで、その手の物を「書くな」とは、何処にも書かれておりません。
    よって、この場に置いての「これからは書かない」宣言は、無用なように思います。


    ■次に並木さん。

    >お互いに上手くなることが目的なら、今後このテーマは2度と>書くななどとは言いませんよね。
    とのことですが。
    前の書き込みをきちんともう一度読み返されてみて下さい。
    Dさんに対して「書くな」とは何処にも書かれていないと思います。
    よって、皆さんの書き込みに込められた意味は、貴女が「反論」としておっしゃっている
    >これ以上読みたくないと思ったら、「苦手な分野で、最後まで>読めなかった」と感想を書くのも、それもまた感想だと思います。
    >『もっと誤解のないように、次は上手く書け』

    に、非常に酷似する内容のものだと考えます。(但し、どなたもここまで強い口調でおっしゃっていないとは思いますが・・)
    苦手な分野だったので、その点が強くクローズアップされた感想になった、というだけのことだと思いますが、違いますかね? 

    その点を踏まえられれば、これらは大変失礼ながら、無用な論争かと存知ます。

    また、この論争はDさんの発言から端を発したものですが、Dさんご自身は「感想」を強く求められていらっしゃいます。
    貴女の論点とは、この部分でもずれてしまっていると思います。



    ■さて、私がこの一連の書き込みで一番気になる点について書かせて頂きます。

    > 不快に感じたら、(例え、同じサークルで、感想をつけなければならない義理が
    > あったとしても)読むのをやめればいいのです。私のジャンルではないと、ハッ
    > キリ主張すればいいだけのこと。感想は強制的な義務ではないのだから。
    という並木さんのご意見ですが。

    確かに寺では企画参加にも感想付けにも「強制」は明記しておりません。しかし、企画に参加する皆さんはやはり「企画参加=他の参加者からの感想が頂ける」ことを当然意識した上で作品を投稿されていると思います。言わば「暗黙の了解」があると私は思っております。。
    企画は物書きが集まる寺にとって、実質上、メインとなっているコンテンツです。それに対してこのように言われてしまいますと、寺の存続も危ぶまれますよ。

    誰しも自分の作品は読んで欲しい。そして感想を書いて欲しい。そう思うのは当然です。また、同時に、人の作品を読んだり、ましてや感想を付けるのは面倒くさいと思ってしまうことも、まあ感情としては当然でしょう。
    しかし、それを全面的に表に出してしまっては他者との協調も何もあったものではありません。寺が寺として成り立ちません。

    皆さん、暗黙の内にその点を深く理解して下さっているからこそ、多少、自分の好みと違った作品に対してであっても、きちんと感想を書かれているのだと思いますが、どうでしょうか?
    そして、そのご苦労があってこその(並木さんのご意見に対する)レオさんの発言に繋がるのだと、私としては思うのですが。


    で。
    >無理して読まなくてもいいと思います。
    という並木さんのご意見については、ここから改めて、別スレッド(No399「広く意見をお聞かせください」)に移行するべき内容であると、私は思います。
    このご意見から、「マノカ」と全く別の話になりますからね。
    そちらの方に、メンバーさんからの多くのご意見を頂戴したく思います。


    蛇足ですが。
    一旦掲示板に書き込まれた内容は、例えその後の返信が着いていなくても、読んでいる人も大勢おります。それに対しての返信を考え中の方も当然居るものだと仮定してしかるべきでしょう。
    別スレッドを立てる場合にしても、一度書き込んだ内容は削除しないで頂きたいものです。

405/ えーとですね。
・投稿者/ みゅう
・投稿日/ 2004/04/06(Tue) 01:22:49
・URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html

    すでに新スレができてる以上、そちらに書き込むのがスジかとは思いますが、こちらでのやりとりに対して、私も思うところがありますので、書き込ませていただきます。

    まずですね。
    「何が」「どこが」問題になってるんでしょう?
    Dさんが「書かない」宣言したことでしょうか?

    少なくとも並木さんが反応したのはこのことではないかと思います。
    確かに「誰かに言われて不承不承諦める」というのであれば、私も納得いきませんので何らかなの反応をしたと思います。
    けれどこの一連のスレッドでそのような意図を含んだ書き込みはないですよね?
    それに、どういう感想をもらったとしても、それを受け止めるのは作者自身です。


    それから、その並木さんの書き込みにあった「不快に感じたら…」というくだりですが、ご本人もそのあとの発言で「誤解があった」「ニュアンスがうまく伝わっていない」とおっしゃっているとおり、並木さんの真意はあの文章では伝わりにくいと思います。
    事実、私もレオさんと同じように受け取った部分があります。
    そして、ぴーしゅけさんもおっしゃってますが「それを言ってしまっては寺の意義がなくなる」と思いました。

    レオさんと並木さんとの争点はここですよね?

    そしてさらに、レオさん。
    レオさんの言いたいことはわかります。
    先ほども言ったように私も並木さんの真意を取り違えました。
    けれど、そこまで極端に反応しなくてもいいんじゃないんですか?
    正直、大人気ないと思いました。
    仮にもメルマガの責任者として管理側に名を連ねるレオさんが「だったら辞める」的な発言をするのはどうかと思いました。


    思うところを思うままに書いてしまいました。
    私の思い違いなどありましたらご指摘ください。

    尚「感想をつける」ことについての私見は、そちらのスレッドにつけさせていただきます。

407/ No.393のD・W・Wさんの意見へのレスです。
・投稿者/ 月島瑠奈
・投稿日/ 2004/04/06(Tue) 03:20:11
・URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/

    こんにちは、月島瑠奈です。

    私も405のみゅうさんの意見同様、交わされている論点がいまひとつ図りかねます。
    ここで私が論点の意図を推測すると、更にややこしくなる可能性がありますので今回は393でD・W・Wさんが話されていた内容で気になる箇所がありましたので、それについてのみ意見を述べさせて頂きます。

    >しかし、今回も含めて、この反応はあまりにも拙者が意図するものとは違います。

    …との事ですが、それでは本当に「意図するもの」、即ち求めていた反応はどのようなものだったのでしょうか?
    このスレを一通り読ませて頂いた限り、その詳細な内容が見えません。
    読者へ不快(今回の場合は女性への暴行描写、ですね)を与えてしまったから、もうそれは書かないという事ですが、それでは根本的な解決にはならないような気がします。
    ならば、これからまた別の素材を用いて、それが不快に取られたら、また「もう書かない」となってどんどん表現の域が狭くなっていってしまうのではないだろうかと思わずには居られません。

    ここで私が言いたいことは、
    「もし、自分の意図した反応が得られなかったのなら、自分が表現したかった事を示すのも手ではないのだろうか」という事です。
    自分はこんな意図を込めてこの小説を書いたのだが、どの様に修正すればよりその意図を読み手に伝えることが出来るか。
    それを読み手に求める事も有りだと思います。
    一方的に指摘を受けて、はい次回は気をつけます、だけではなくそう言った双方的な意見のやり取りも必要なのではないでしょうか?
    そして、ここ「書き込み寺」はそれが可能な場である筈です。

    以上、自分の所見を述べさせていただきました。
    不明な点、不快に思った点などございましたら遠慮なくご意見お願いします。

    最後にD・W・Wさんへ。
    長所を分析して貰いたいとの御希望に添えない内容で申し訳ありません。
    作品自体の感想につきましてはまた別の機会に。

    それでは。

408/ ご迷惑を。
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2004/04/06(Tue) 05:42:22

     御迷惑をおかけしております。全体的にレスをつけさせて頂きます。

     まず最初に、ぴーしゅけ殿が言われるように、書かない宣言は確かに不要な物でした。その一言で混乱を巻き起こした事を、此処にお詫びさせて頂きます。
     真相はと言いますと、この作品に対する感想だけで、暴行シーンを書かないと決めたわけではありません。実を言うと、以前から別作品に対して同様のクレームが複数ありました。そして根本的に今後は止めるべきだと考えた理由は、それとは関係無しに別にあります。(名前は無論あかせませんが)以前読んだとある作品にが原因です。
     その作品は、前半部分は非常に練った設定と作り込んだ描写で実によい雰囲気を醸し出していたにもかかわらず、後半で性的なシーンを入れた瞬間にそれが瓦解壊滅、一気に残念な作品になり果ててしまったというものです。前半部は素晴らしかったのに。総合点で見ると残念な内容でした。自分の中に、それが強烈なインパクトとなって残っていました。ほんの一シーンの描写だけで、こうも作品に対する印象が落ちてしまうのだと。
     で、翻って今作を見てみると、それと同類の結果になり果ててしまっています。元々大した内容でもない上に、女性に対する性的暴行のシーンがあるために、作品の意味や価値が一気に壊滅しています。書いた当初は気付きませんでしたが、現在ははっきりと分かります。一シーンだけで、作品の価値を落としてしまう。それは事実として存在しています。そのため、今後の事を考えると、止めた方が良いなと結論づけたわけです。まあ、永遠に、と言うのは言い過ぎでした。取り合えず、頭が冷えたら、もう少し善後策を考えようとは思っております。大体拙者の作品に、そんなシーンは滅多にない事ですし。
     件の作品の名誉の為にも付け加えますが、これはあくまで拙者の感じ方です。しかし、同様に感じる人はおそらくいるはず。ですから、そういった読者に対する配慮も必要だと拙者は考えております。後述しますが、読者に媚びを売る気は毛頭ありません。しかし、読者に一切配慮しないのもまた傲慢だと考えます。拙者は己の独自性を保ちつつ、読者にも配慮していく道を選びます。
    念のために付け加えますが、性的なシーン等が悪いなどと言うつもりはありません。あくまで作品に対する相性の問題です。



     続けて、拙者が意図しない読者の嫌がる事、という点についてです。これは要するに、作品自体に対する生理的な嫌悪感です。一方で、拙者が推奨したい読者が嫌がる事とは、作品に対する読者の希望的な予測を裏切る事です。
     前者については説明不要だと思いますので、後者について説明します。以前の書き込みでも触れた事なのですが、連載などをしていると、人気が出てくるキャラクターがいます。当然、彼らが酷い目にあったりしたら、読者は嫌がると思います。理不尽な苦難にあえば、悲しむと思います。或いは、特定の人物と恋に落ちたりすれば、喜んだりするでしょう。しかしこれに関しては、拙者は知った事ではありません。容赦なく千尋の谷の底へ叩き込みます。クレームなんぞ来た所で絶対に受け付けません。こういう点に関しては、拙者は読者には一切配慮しません。つまり、読者の顔色をうかがいながら作品を書くような真似はしません。というよりも、基本的に拙者は、どのキャラクターも絶対に特別扱いはしません。

     今回は、後者の嫌悪感を引き出そうとして、前者の嫌悪感を引き出してしまいました。考えてみれば、女性に最も屈辱を与え苦痛になる事を、軽々しく扱ってしまっているように見えたのが一番良くなかったのだと思います。これに関して大いに反省しております。




     議論の元になった並木殿の発言に関しては、拙者は関与しません。議論は意味があると思いますが、拙者としては関わっている精神的な余裕が現在はありません。ただ、意見としては大いに参考にさせて頂きます。

     また、作品に対する感想を下さっている皆様には大いに感謝しております。確かに、忌憚無い感想をくれなどとほざいている拙者らしくもない失態でした。これに関しては改めてお詫びさせて頂きます。また、もう少し広い目で自分の作品を見ていこうとも考えております。考えてみれば、作品のマイナス点をきっちり指摘してもらえるというのはこの上ない幸運ですし。



     なお、まだ何かしら拙者の書き込みに意見や分からない点があるのであれば、以降はメールを頂けませんでしょうか?このスレをこれ以上不要に延ばすのも混乱を増すだけだと思いますし、メールであれば更に腹を割った話も出来るかと思います。

412/ Re[1]: 「マノカの居場所」に関する感想及び批評
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2004/04/06(Tue) 21:32:17
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

    こんばんは。感想が遅くなってしまってすみませんでした。
    『マノカの居場所』読ませていただきました。

    ―――1,2,―――
     以前と比べて、誤字・タイプミスが少なく、読みやすかった。
     世界観に慣れてきたせいかもしれませんが、設定がわかりやすかった。
     主人公の設定・性格、それから他のキャラクターも丹念に描かれていて、解りやすかった。

     今までの流れから考えると、進歩しているように感じました。

    ―――6,―――
     お母さんとも慕うモエギが死んだか重症を負ったかという時期に、マノカが冷静すぎます。
    クランツェルの思考方式の影響または魔界特有の発想なのかとも考えましたが、その設定は特に書かれていないと思うし。
     冷静に偵察の準備をし、戻って体力回復に励んだのでは緊迫感が削がれるように思います。突入してからも「無駄話をしている暇はない」と否められるような話題でしたし。
     父親と会って話そうとするバイタリティーなど、パワフルで積極的な人間の子供という感じだったので、幾分、統一性に欠けるように思いました。

    ―――7,―――
     モエギに暗い過去があるなら、同じことをされたリトを見た時のモエギの反応は冷徹なほど淡々としているように見えます。
    その時の記憶が蘇って、憤りが体の中を走り抜け、本来の自分の力を超えるような、魔族としての力を一気に放出して自らを滅ぼしてしまうほどの怒りを爆発させてもらいたい(一種の見せ場として)というのは個人的希望です。ははは。

     アクションシーンは息をつかせない展開と描写で圧巻でした。

    ―――8,―――
     物語の中盤辺りから、気になっていた疑問をドゥールと執事の会話という形で説明がされています。
     「ユミレルの個人的な企てならば、客人待遇のマノカを屋敷内に幽閉したり、屋敷内に714式対魔族破砕銃を持っていたり、地下牢で何日も前の遺体が放置されていたりというのは、ユミレルの個人的策略とは思い難く、むしろ、公爵家全体の企てでなければ辻褄が合わない。
     まして、『一週間が過ぎた時点でエイフォルト侯爵家から(中略)という報告』とも『エイフォルト侯爵家の腐敗した情況』をモエギが聞いたともある。〈エイフォルト家の三男坊〉ではなく、〈公爵家〉全体が非難されている。」という疑惑でした。
     それを一気に会話で説明されてしまうのは、やや興醒め。一種のミステリか最後のどんでん返しとして期待していたので。

    ―――物語全体―――
    何かを諦めてしまっている作者の意識が伝わってきます。
     それは、「輪姦された2人の反応が、されものは仕方ないとでもいうような態度。」とか、「血の繋がった親子でも、分かり合えない。」、「ドゥーンが国王になる。」といった結末を良しとしてしまう部分です。
     表面的にはハッピーエンドとして描かれていますが、この結末は、物語全体を見渡したとき、どうでしょう? 私には体裁の繕った不健全な幸福と映ってしまいます。
     現実なら、勧善懲悪はないし2択式な結論を求めることは無理でしょう。
     Dさんらしいといえばそうだし、そのようなパターンも在りだし、言い方によっては画期的・挑戦的とは思います。
     ですが、個人的には小説でまで現実の不条理を体感させるなら、読者に対する救済がなければ読後感は良くならないように思います。

     物語としては面白かったと思います。そして、そこがDさんの最大の強みだと思っています。

    以上、長所・短所取り混ぜての感想でした。
    読むのが遅く、本当にすみませんでした。

451/ Re[2]: 「マノカの居場所」に関する感想及び批評
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2004/05/25(Tue) 20:24:45

     詳細な感想に感謝でござる。 以降は敬語にて。

     細部に関しての感想については、それぞれ参考にさせて頂きます。細かい感想をつけて頂いて、感謝しています。欠点に関する指摘に関しては大いに参考になりますし、長所は更に伸ばす事とします。

     一方で、最後の部分。「何かを諦めている」との事ですが、そんな事はありません。というよりも、人間について完全に諦めていたら、人間を主人公に小説なんて書きません。この部分に関しては、それは違うと反論させて頂きます。以下は大いにネタばれ、しかも作品の深部に関するネタばれになりますので、この作品を読んでいない人は読まない方が良いと思います。

    >実の親子でも分かり合えない
     情況によります。実の子を虐待する親は、古代から現代まで途絶えた試しがありません。逆に血がつながっていても、充分な愛情関係を成り立たせている親子も実在します。愛情は血縁に左右されるとしても、絶対ではありません。安易に、血がつながっていれば分かり合えるというような考え方の方が、むしろ問題ではないでしょうか。

    >輪姦された2人の反応が、されものは仕方ないとでもいうような態度
     これに関しては、やった連中がどうなったかで、判断して頂けると幸いです。少なくとも、犬にでも噛まれたとでも思って諦めろ、などという事は主張していません。当人達も、大きな心の傷を負いながらも、それを乗り越えている描写はしましたが。それが読みとれなかったというのなら残念です。

    >ドゥーンが国王になる
     国王になっていません。なったのは彼の息子です。
     なろうと思えばなれる所を、あえてならなかった。その意味を汲んで頂けると幸いです。

    >私には体裁の繕った不健全な幸福と映ってしまいます。
     流石にここまで言われたら反論せざるを得ません。少なくとも最後の環境は、マノカが自身でつかみ取った物です。周囲で流れている物や、裏側にある物にまで彼女が責任を持てますか。自分で出来る範囲内で最善を尽くして得た物が、最終的な結果です。これ以上の事に関しては、彼女が大人になって、視野を広げ経験を深めてからの問題です。

    >現実なら、勧善懲悪はないし2択式な結論を求めることは無理でしょう。
     これに関しては全くその通り。一見不遜にも思えるドゥーンが、国全体の事を考えて手を汚している。それは善か悪か。拙者はこれに関して、「判断は不可能だ」という結論を出しています。無論自分のキャラクターに別の判断をさせる事はありますが、それはそれ、これはこれです。

     大体以上です。詳細な感想については感謝していますが、反論すべき所にかんしては反論させて頂きました。
     なお、作品の深部に関する部分も多いので、これ以上詳細な点について聞きたい場合は、メール等でお願いいたします。



310/ 「初恋」紫音様著への感想です。
・投稿者/ 並木
・投稿日/ 2003/11/01(Sat) 20:13:35
・URL/ http://www7.plala.or.jp/stla/top.html

     紫音様、こんばんは。
     「初恋」読ませていただきました。
     遅くなりましたが、感想を書かせていただきます。

     文章がわかりやすくて、体験の無い場面なのにとても想像しやすかったです。そういった意味では、とてもリアルだと感じました。
     そのリアルの中で、昔と変わらずにいた彼の浮世離れが対照的で面白かったです。



313/ Re[1]: 「初恋」紫音様著への感想です。
・投稿者/ D・W・W
・投稿日/ 2003/11/01(Sat) 23:31:43
・URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/

    D・W・Wでござる。紫音殿の「初恋」、読ませて貰ったので感想などを書かせて頂くでござる。以降は敬語にて。

     非常に短い作品ですが、質はかなり良いと思います。短編になれば成る程内容を凝縮しなければならないのは自明の理であり、無駄を極限までそぎ落とさねばならない。それがきちんと出来ている作品だと思います。
     みんな変わってしまったのに、変わらず浮いている「彼」。この違和感の作り方が非常に良いと思いました。
     兎に角、メルマガのトップを飾るにふさわしい良作だと思います。今後も頑張ってください。

334/ 紫音様著「初恋」を読んで
・投稿者/ 荻窪の宮
・投稿日/ 2003/12/03(Wed) 08:20:34
・URL/ http://www1.raru.net/tatsu/

    切り取られた日常のワンシーン。
    たった400字で、このように豊かな情景を描けるなんて。
    煥発する才能のなせる業ですね。素晴らしい……

    20年ぶり。変わってしまったみんなと、変わらない彼。
    世間とのズレ、社会から浮いているように思える彼。
    殺伐とした世間話の雰囲気から浮いてしまった
    母校の講堂の華やかな飾りつけと、彼の様子とが重なってしまう。

    削ぎ落とされ、凝縮された描写に、素晴らしいとしか言えません。
    400字で完結させるという紫音さまの挑戦に感動です。
    無駄な言葉を繋げる私は最も見習わないといけないなぁ、と思いました。

    執筆ご苦労様でした。

342/ Re[1]: 「初恋」紫音様著への感想です。
・投稿者/ ぴーしゅけ
・投稿日/ 2003/12/06(Sat) 07:53:49
・URL/ http://homepage2.nifty.com/jotei/index.html

    紫音さんのメルマガ「原稿用紙1枚の物語」の一編。
    えっと、336文字ですか。たったこれだけの文字数の中に、女心が凝縮される、その手腕はお見事です。
    初恋の相手が幼く見えた。主人公の女性は大人になったということですね。ほろ苦い甘さと哀しみの入り交じった紫音さんの「恋」のお話。ステキだな・・と思いました。
    執筆、ご苦労様でした。

362/ まとめレス
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2004/01/12(Mon) 01:10:02
・URL/ http://sion.frenchkiss.jp/

    >感想をくださった皆様へ

    おおむね意図したとおりのことが伝わってて良かったです☆
    なんせ企画自体が常に断念の危機にあるものでして(汗
    これ自体はファミレスで30分で書いて、
    それをリライトしたものなので、自分として
    それほど完成度が高いとは思っていなかったのですが

    ならなぜ公開するんだ?笑

    そんなこんなで、初恋って美化されがちだけど、
    それ以上に現実って怖いよねぇ、ってのが伝わると嬉しいです(謎

    メルマガも鋭意?配信中なので、そちらも是非☆

386/ Re[1]: 「初恋」紫音様著への感想です。
・投稿者/ オカザキレオ
・投稿日/ 2004/04/01(Thu) 11:33:26
・URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

    400字以下ですか。それだけで驚異です。
    まぁ、よく言われる事なんですが、短さの中の凝縮は職人芸です。
    それこそだらだら書くだけなら、誰にでもできますよね。

    その中で感情を描き、一つの世界観を構築する。
    まさに切り出したような日常。
    これはお見事の一言です。
    だからこそですか。僕は紫音さんの書く、恋愛感情以外の感情が見たい。
    たとえば戦争物とか。ファンタジー要素の無い。

    まぁ、これは読者のワガママですかな(笑)

435/ Re[2]: 「初恋」紫音様著への感想です。
・投稿者/ 紫音
・投稿日/ 2004/04/19(Mon) 21:35:33

    ありがとです♪
    なんにしても、あの企画はいつまで続くんでしょう?
    早くも?挫折気味がこの頃ですが。

    恋愛以外のものですねぇ、
    どうしましょ?苦笑
    書けるのかなぁ?汗



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