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● 第10画作:ぴーしゅけ様著「サルスベリと嫁」への感想 /ゆめなまこ (04/12/04(Sat) 22:25) [540]
......● Re[1]: 第10画作:ぴーしゅけ様著「サルスベリと嫁」への感想 /D・W・W (04/12/19(Sun) 23:39) [558]
......● 感想有り難うございます /ぴーしゅけ (04/12/07(Tue) 15:17) [548]
............● 「サルスベリ」は私も使おうと思った。 /みゅう (04/12/08(Wed) 00:16) [550]


親記事 / ▼[ 558 ] ▼[ 548 ]
NO.540  第10画作:ぴーしゅけ様著「サルスベリと嫁」への感想
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2004/12/04(Sat) 22:25:18
□URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/
読ませていただきました
はっきり言います
「やられたぁ」ってのが正直の感想でおます
日常のこまごました出来事から立ち上るいくつかの物語
それらがやがて本作の主題に集約されてゆく、
その行く先は、人間の本質、分かり合えない、分かり合えるはずがない
でも、判らないなりに、理解し関係をつむぎ、暮らして行く、

常に地に足ついた視点で日常を見てないと書けない作品ですな

同じく、日常のこまごまとした断片から人間の本質を
軽妙ながら真摯に描く方に高橋留美子さんがおられますが
いやぁ、彷彿とさせますな!
いや、別に「似ている」という意味やおまへんで、
人様を「ナッチ」扱いにするつもりはおまへん
りっぱに「ぴーしゅけ・わーるど」でっせ!!

少し気なった点といえばラストの旦那の○○現場を
目撃するあたり、すこし終わりを急いだような気がせんでもない
・・・まぁ、やっかみと思って、上の二行は読み飛ばしていただいても
結構でおます。

それにしても、ぴーしゅけはんはスゴイなぁ
「画廊」にしてもほかの作品群にしても
さすが「女帝」の名をほしいがままにしてはるだけある

今回もよい作品を読ませて頂きありがとうございました。










▲[ 540 ] / 返信無し
NO.558  Re[1]: 第10画作:ぴーしゅけ様著「サルスベリと嫁」への感想
□投稿者/ D・W・W
□投稿日/ 2004/12/19(Sun) 23:39:06
 読ませて頂きました。感想を書かせて頂きます。

 いやはや、実に面白い。嫁姑の確執というのは現実知識として知ってはいても、どういう経緯で起こるのか、どういう風に推移するのかというのは全く知らないし想像も出来ないので、それを精神的にかつ緻密に書いているというのは実に素晴らしいと思いました。小さなエピソードも数々も地に足がついていて、話の流れも自然です。サルスベリという小道具を確執の象徴として持ってくる手法もまた素晴らしいなと思いました。

 全体的にまず欠点らしいものは見あたりませんが、個人的には少しスタートダッシュが緩いかなと思いました。緩いというか蛇行している感じというか。普通の人の普通の話なので仕方がないかもしれませんが、其処がなければ完璧だなとも思いました。



▲[ 540 ] / ▼[ 550 ]
NO.548  感想有り難うございます
□投稿者/ ぴーしゅけ
□投稿日/ 2004/12/07(Tue) 15:17:39
□URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html
ゆめさん、過分なるご感想、恐縮です。どうも有り難うございます。


高橋留美子さん、というと漫画家の・・ですよね?
「犬夜叉」や「うる星やつら」はアニメで観ていたのですが、他の作品となると、ほとんど読んだことがありません。
>日常のこまごまとした断片から人間の本質を・・
というのは、どの作品なんでしょう? 興味が湧きました。是非お教え下さいまし。

>少し気なった点といえばラストの旦那の○○現場を
>目撃するあたり、すこし終わりを急いだような気がせんでもない

あはは。実は、規定枚数50を越してしまったので、後半2エピソードほど削りました。それでも、枚数オーバーです (^^;。もう少し考えて書かないとダメですねー。面目ないです。精進致します。

最後に反論。
>常に地に足ついた視点で日常を見てないと書けない作品ですな
全然地に足のついていないお馬鹿さんだからこそ、自分を棚上げして、言いたい放題好き放題に書けるんだと思いまーす。自己分析の結果です(笑)。



▲[ 548 ] / 返信無し
NO.550  「サルスベリ」は私も使おうと思った。
□投稿者/ みゅう
□投稿日/ 2004/12/08(Wed) 00:16:38
□URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/index.html
高橋留美子さんの描く日常的な出来事。
うんうん。なるほど! これはゆめさんの意見に一票!です。
彼女の短編、いいっすよぉ♪ 「人間」がギュッとつまった作品が多いです。
らんまや犬夜叉、めぞんなど、長編が多いイメージがありますが、「専務の犬」とか「Pの悲劇」なんかの短編集、未読でしたら是非一度ごらんくださいまし。

で。
ぴーしゅけさんの『サルスベリと嫁』の感想です。
っつーか、メッセですでにしゃべくりまくった記憶があるので、今更何を……ってなもんですが(笑)。

私は、好きですねぇ。この作品。
同世代の主婦としてなんともいえない味わいがあります(笑)
でも、個人的には、「家のことはお前にまかせてある」とか「子供のことは……」って言う旦那は嫌いです。「妻」だけの家じゃないし、「母親」だけの子供じゃないでしょ!!
って、この話題は熱くなっちゃいますね(苦笑)

えーと……何いってるんだかになっちゃうんで、ここらへんで(笑)


掲示板管理者:書き込み寺(宇苅つい)

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