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● 第十一回企画作品、D・W・W著「犬の魂」の感想 /D・W・W (05/04/16(Sat) 11:55) [603]
......● Re[1]: 第十一回企画作品、D・W・W著「犬の魂」の感想 /ぴーしゅけ (06/03/11(Sat) 05:35) [749]
......● Re[1]: 第十一回企画作品、D・W・W著「犬の魂」の感想 /オカザキレオ (05/08/16(Tue) 09:19) [680]
......● Re[1]: 第十一回企画作品、D・W・W著「犬の魂」の感想 /平代山 登 (05/08/09(Tue) 10:59) [650]
......● 「犬の魂」の感想 /みゅう (05/07/27(Wed) 23:13) [637]
......● 第十一回企画作品、D・W・W様著「犬の魂」の感想 /ゆめなまこ (05/07/26(Tue) 00:07) [633]
......● Re[1]: 第十一回企画作品、D・W・Wさん著「犬の魂」の感想 /月島瑠奈 (05/07/22(Fri) 22:51) [628]


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NO.603  第十一回企画作品、D・W・W著「犬の魂」の感想
□投稿者/ D・W・W
□投稿日/ 2005/04/16(Sat) 11:55:52
□URL/ http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/
感想は此方にお願いいたしますぞ。



▲[ 603 ] / 返信無し
NO.749  Re[1]: 第十一回企画作品、D・W・W著「犬の魂」の感想
□投稿者/ ぴーしゅけ
□投稿日/ 2006/03/11(Sat) 05:35:53
□URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html
なんとも。本作はDさんの最高傑作ではないでしょうか。いや、勿論私は失礼ながらDさんの全作品を拝読してはおりませんし、今後の作品の知りようもないです。ですが、敢えて言いたいですね。こりゃDさんの最高作だ!と。

「犬」というテーマを心憎いまでに満喫させて頂きました。
一匹の犬と主人公の五郎左の魂の有り様が、その過去や現在を踏まえつつ、交互に絡み合って、読む者に強く迫ります。五郎左がとてもリアルです。このリアルさが素晴らしい。

登場人物をリアルにする、生かすというのは、こういうことだなーと思いました。

最後に。感想が最悪に遅くなってしまったことを心からお詫び致します。



▲[ 603 ] / 返信無し
NO.680  Re[1]: 第十一回企画作品、D・W・W著「犬の魂」の感想
□投稿者/ オカザキレオ
□投稿日/ 2005/08/16(Tue) 09:19:27
□URL/ http://www.geocities.jp/rep_ojp/
感想撃墜オカザキレオです。(落とすなよ)
ということで、今回は感想に徹しています。
えーと、これも結構、最初の方に読んでいたのですが、寺のメンバーはなんてこんなに多彩なんでしょーね。めまいがします。

もともとDさんは設定の妙で、寺では抜きんでいます。
そこに現実感が合わせもった。これ最強ですよ。Dさんの社会構造を粉砕するような描写って、実は旧時代を読むのに最適だったりします。
さて本編。みなさん、多く語られるように、すばらしい完成度。
ただ、細かいところで、歴史小説好きなら、あぁ、後一歩、というところはある。
例えば、

>「儂は幕府の役人、石山四郎次郎永継という。 早速だが、汝に仕官の声がかかっておる」
本文より抜粋。この台詞。

幕府の役人ってのは、どういう役職で、どんな風体で、どのような身分か。
これを明確に付け加えただけで、かなり違うと思う。
Dさんならそれができると思ったので、まぁ、さしでがましいかもしれませんが、一応ということで。
ただ前述した通り、素晴らしい完成度。

Dさんの新境地と言ってもいいと思います。本当にお疲れさまでした。



▲[ 603 ] / 返信無し
NO.650  Re[1]: 第十一回企画作品、D・W・W著「犬の魂」の感想
□投稿者/ 平代山 登
□投稿日/ 2005/08/09(Tue) 10:59:16
こんにちわー^^
最近滅多に顔出さなくなった不心得者の平代山です。
許してください許してください許してくだ(以下略)

せめて感想文くらい書かせてくださいませ^^

「犬の魂」
ぁぅぅ……。
言う事無し。
完璧に書ききっているし、作りこまれてるし。
もはや、ただただ楽しませてもらいました。
感想の書きようの無い作品……。

むう……これで終わったのでは、適当に書いたように思われそうだが……。
でもなぁ……あれこれ口挟む余地無いしなぁ^^;



▲[ 603 ] / 返信無し
NO.637  「犬の魂」の感想
□投稿者/ みゅう
□投稿日/ 2005/07/27(Wed) 23:13:36
□URL/ http://homepage1.nifty.com/mew_rie/syosai/story/kawa.htm
こ、これはっ!
すごいです。読み終わって「やられたっ」と思いました。
お題の使い方がとにかく見事。
「犬」。ただそれだけの名詞が、実に奥深いテーマとなっているのには、本気で脱帽です。

今回、導入部がすごく入り込みやすかったですね。
この部分の風景描写がわかりやすく、それでいて流麗で、情景が浮かぶようでした。

他の方もおっしゃってましたが、カタカナ語が入るのは、そこだけ異質なものがまじっているようで、私も気になりました。
それと、途中何度も同じような説明が入るのは、繰り返しによる強調を狙っているのでしょうが、少し気になりました。




▲[ 603 ] / 返信無し
NO.633  第十一回企画作品、D・W・W様著「犬の魂」の感想
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2005/07/26(Tue) 00:07:23
□URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/
読みました。「犬の魂」
コレは凄いです、いや、物凄い!!
江戸の風俗もリアルですし、話の運び、雰囲気、キャラの存在感、言う事なしです
まさに、ノリは山本周五郎か柴田練三郎!!
本格的時代劇の登場!って感じです、
亡くなった杉浦日向子女史もお喜びになるでしょう
待ちに待ったD・W・Wはんの真骨頂ついに登場ですな!
もうゆめなまこ、感激のあまり言葉もありません
ただやはり瑠奈はんからも指摘されているカタカナ言葉の件は
わても気になりました。ま、作品そのものの完成度からすれば瑣末な事ですが。
あと、文章が説明くさいの気になりますが
時代背景、風俗、世相を説明するには必要なのかも知れません
ともかく、作品としては超上物です
さすが、平成のサムライDはんですな!!



▲[ 603 ] / 返信無し
NO.628  Re[1]: 第十一回企画作品、D・W・Wさん著「犬の魂」の感想
□投稿者/ 月島瑠奈
□投稿日/ 2005/07/22(Fri) 22:51:16
□URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/
どうも,ひそかにDさんの日本歴史モノを心待ちにしていた月島です(笑)

まるで自分の意思を持っているかのような犬,太助。
主人公である五郎左とそれといって干渉するわけでもなく,不思議な距離感を保っている。
そこから,自分のあり方を学んで士官を決意する。
…という視点が,とても面白かったです。
タイトルの「犬」は五郎左と,太助両方をかけているのですね。
(万が一違ったらごめんなさい…汗)

平和な時代の,浪人というのもポイントだと思います。
戦乱の時代だったら,つべこべ言っていられ無そうですもんね(汗)
現実でも通じる事なんですけど,物事って考え方1つで結構変わるものなんですよね。
なんとなく,そんな事をこの話を読んで思いました。

サブ的イベントも感慨深かったです。
特に印象的だったのが,五郎左が子供の前で腕を斬って見せちゃう場面。
一般的に見れば,非常識な事なんですけど,そういう人生を歩んできた彼にとっては何てことのない事実。
別に子供を怖がらせようと,わざとやった訳じゃないんですよね。
それがあたりまえだから,平気でやっちゃう。
歴史的説明もそうなんですけど,Dさんの小説は心理描写も見事ですよね。
あやかりたいです。

ボリュームがあって読みごたえ十分な面も健在!
そんな中で敢えて,個人的に不満な点を上げれば,途中で僅かに入っている横文字,でしょうか。
「武器を持っている人間にアドバンテージがある」という部分は,「武器を持っている人間の方が有利である」でも支障はないかと。
凄い重厚な雰囲気の中でちょっと勿体無いと思いました。
まあ,これは個人的好みですが…。

執筆ご苦労様でした。
それでは,今後も期待しております。


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