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● 第9回ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想 /紫音 (04/08/04(Wed) 18:29) [470]
......● Re[1]: 第9回ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想 /瑠奈 (05/01/20(Thu) 00:33) [570]
......● Re[1]: 第9回ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想 /ぴーしゅけ (04/11/26(Fri) 10:54) [525]
......● 素晴らしい御批評おおきに! /ゆめなまこ (04/08/04(Wed) 21:59) [472]
......● 第九回企画作品、 ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想 /D・W・W (04/08/11(Wed) 21:12) [479]
............● ここまで言われると・・・ /ゆめなまこ (04/08/18(Wed) 21:39) [483]
......● 第九回企画作品ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想 /yonnkisuto (04/08/23(Mon) 06:32) [485]
............● Re[2]: 第九回企画作品ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想 /ゆめなまこ (04/08/23(Mon) 23:59) [489]
......● Re[1]: ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想 /オカザキレオ (04/09/21(Tue) 23:39) [499]
............● 熱いご批評、まことに感謝!! /ゆめなまこ (04/09/22(Wed) 21:49) [500]


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NO.470  第9回ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想
□投稿者/ 紫音
□投稿日/ 2004/08/04(Wed) 18:29:42
□URL/ http://sion.frenchkiss.jp/
ども☆
人の感想書くの久しぶりだ(汗

非常に読みやすかったです。
テーマとして、
読む・聞くではよくありますが、
改めて「書く」ということは
あまり意識したことがなかったので
その点でまず新鮮でした。
文章量も読みやすく簡潔で、
その点も個人的には良いと思います。

逆に句読点の入れ方として、
読点が多く、もう少しうまく句点を使った方が、
流れも読みやすさもより良くなると思います。
もし意識して句点ではなく読点を入れているとしたら、
「おばあちゃん」の語り方としては、
多少長すぎやしないか?との疑問はあります。
(多弁である設定であれば別ですが、
 必ずしもそうは読み取れませんでしたので)

なんにしても、
普通に書くと重くなりがちなテーマを
うまくまとめていると思います。
欲を言えば、
冒頭の執事・メイドの説明のところの、
「昔からお屋敷に『勤めている』」との表現は、
多少他人行儀かな?と感じました。
中盤に出てくる執事との会話を読むと、
もう少し親密な関係のように読めますし、
その方が「良い人のまわりには良い人が集まる」
といったニュアンスも出てくるような気がします。
そうすると、家族だけではなくて、
言葉は悪いですが、共犯者である執事・メイドも
匿うことに積極的に関わっていることが、
説明無しに伝えられるような気もします。
心優しい人たちの集まり、という雰囲気も出ますし。

って人の感想書くのって難しいですね。
言いすぎな部分があったらごめんなさい。
でも本当に読みやすい作品でした。



▲[ 470 ] / 返信無し
NO.570  Re[1]: 第9回ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想
□投稿者/ 瑠奈
□投稿日/ 2005/01/20(Thu) 00:33:28
□URL/ http://lunatuki108.hp.infoseek.co.jp/
どうもこんにちは,瑠奈です。
大分おそくなってしまいましたが,感想など。
まだまだ人様の作品に感想を書くのに慣れていませんで,不適切な表現等ございましたら遠慮なく文句つけてください(汗)

おばあちゃんの語り口調で綴られる物語というスタイルがまず新鮮でした。
一人称のスタイルの利点は,視点が一定という事がまず上げられますが。
まさに,この作品の内容はそのスタイルがうってつけだったと思います。
温かみが語り口調によって,より心にじんと染み渡る,そんな気が致しました。
そして,最後の孫達へのメッセージによってそれが確固たるものになる。
反戦を促す内容になりがちな「戦争」というテーマを,このように表現できる力量は敬服いたします。
しかも,舞台背景である史実もちゃんと織り込まれて,しかも自然。
うーん,見事です(汗)

私はおばあちゃんの口調は別に気になりませんでした。
むしろ,読みやすかったです。
句読点云々につきましては長いかな、と感じる所はありましたが,
…自分も人の事はいえませんので(汗)

纏まり無くて,申し訳ないです。
これからもゆめさんの独自の世界を堪能させて下さい(笑)

それでは。



▲[ 470 ] / 返信無し
NO.525  Re[1]: 第9回ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想
□投稿者/ ぴーしゅけ
□投稿日/ 2004/11/26(Fri) 10:54:07
□URL/ http://homepage3.nifty.com/jotei2/index.html
おばあちゃんが語る昔話、という、会話形式で進む物語が、とても読みやすく、また、読者の興味を誘います。
とても読後感の優しい、心のほんのりと温まるお話しで、ゆめさんのお人柄を感じます。バイオレンスの印象が強かったので、この作品を拝読して、ゆめさんへの印象が二転三転しております。どーしてくれる(笑)?

私は、句読点についてはあまり感じなかったのですが、CSSでもう少し行間をあけて欲しいかなーと思いました。目が悪いので、こーゆーの、気になるんです。ご免なさい。

執筆お疲れ様でした。感想が遅れて、大変申し訳ありません。



▲[ 470 ] / 返信無し
NO.472  素晴らしい御批評おおきに!
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2004/08/04(Wed) 21:59:41
□URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/
早速の御批評、まことに恐縮です
その上わてが予想していたよりも作品に好印象を持って頂いて
内心ホッとしております

句読点、読点に関してはわての長年の弱点でして
この辺はもっと研鑚を積んで改善したく思います
あと、文章が長い点もね、これは反省しきりです

お察しの通り、あの物語に出てくる人々はみんな
「良い人」、いや言い換えれば普通の人たちです
狂気の時代に狂気に流されなかった人々
そんな人々の物語を一発やりたいと以前から
思うてましたんで、そん辺を読み取っていただいて
嬉しく思います
でも、ご指摘の通り、すこし表現か不足かなぁ

ともかくお読みいただきおおきにでした。



▲[ 470 ] / ▼[ 483 ]
NO.479  第九回企画作品、 ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想
□投稿者/ D・W・W
□投稿日/ 2004/08/11(Wed) 21:12:24
 D・W・Wでござる。作品を読ませて頂いたので、感想等をつけさせて頂くでござる。

 企画作品としては、はじめてゆめなまこ殿の作品を読ませていただくことになりましたが、想像以上に面白くて満足しております。
 作品の展開自体はごく自然で、すんなりと作品にはいる事が出来ると思います。特にひっかかる表現があるわけでもなく、テーマもごく普通に共感出来るもので、最後までスムーズに読み進める事が出来ました。文章も書き慣れている感じで、文章レベルで引っかかる箇所は有りませんでした。個人的には、背景が黒な所がよいと思います。作品自体の雰囲気を、この背景色が実に良く盛り上げていると思いましたので。背景が白や灰色では、こうはいかないかなと。
 気になった箇所としては、確かに若干文章が冗長になっている箇所があるかなとは思いました。しかし、個人的には作品の雰囲気が崩れるほどでもないと思います。

 大体感想は以上です。ゆめなまこ殿の次の作品を、楽しみにしています。



▲[ 479 ] / 返信無し
NO.483  ここまで言われると・・・
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2004/08/18(Wed) 21:39:39
てれますなぁD・W・W はん。
ストーリーと設定、それに制作は多少やっつけ仕事的な
ところがありますが、テーマとしては長年やりたかったことなんで
良好な評価をいただいてまことにうれしい限りでおます

背景の色はわてのHPの共通色でして、全作品こんな色ですが
たまたま今回の作品が雰囲気に合うてたんでしょうなぁ

文章が長ったらしいのはわての癖でおまして、
いま改善を鋭意模索中でおます。でも饒舌系の文体も好きやったりして・・・

次回作、ま、この作品のあとかなりバイオレンス色の強いやつをやりましたんで
次は大人しいやつをやろうかと・・・・
ともかく、第十回もぜひぜひ参加したいですわ!

と、言うことでお読みいただきありがとうございました!



▲[ 470 ] / ▼[ 489 ]
NO.485  第九回企画作品ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想
□投稿者/ yonnkisuto
□投稿日/ 2004/08/23(Mon) 06:32:50
□URL/ http://www5e.biglobe.ne.jp/~esta/
 どーもyonnkisutoです。ゆめさん初企画作品はこうきたか、と感心しました。

 「開かずの扉」という、どうしてもファンタジックというか超自然現象現象的なテーマをこういったアイデアで書いてしまうゆめさんは大したものだなと。
 ナチによるホロコーストという大きいテーマなんですが、身の丈にあう話として語られるというのはいいですね。ハッピーエンドだし。
 
 残念な点をいえば、何故この話が語られたのか? という点が考慮されていないようにみえる点ですね。ただ久し振りに帰ってきた孫におばあちゃんがとっておきの話として聞かせたというのでは、ちょっともったいないなぁと。
 話自体がきれいにまとまっている分、その話がなされた外郭部(のようなもの)にももう少し言及が及んでいればと思います。
 あと、文章自体はいささかよどみがなさ過ぎるようにも思います。おばあちゃんのストーリがばーっと話されてしまっているような。せっかく聞き手=孫という設定がなされているんだから、ときおり孫に問いかけたりして(例えそれが導入部だけでも)いれば、もう少し話に厚みが出たのではないでしょうか?

 充分に面白い話だったと思います。ただ、ネタが秀逸な分そこに囚われすぎてるきらいがあるのかも、と。偉そうに思ったりしました。
 まぁどっちかっていうと虐殺する側を書きそうなゆめさんがそちら側を書いたかと面白かったです。
 次回作にも期待します。星三つ半。



▲[ 485 ] / 返信無し
NO.489  Re[2]: 第九回企画作品ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2004/08/23(Mon) 23:59:20
□URL/ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/6219/
ヨン様まいど!
今回も過分&中身の濃いご批評おおきにありがとうさんでおます!!

さて、ご指摘の通り今回の作品、細かい配慮にいろいろ欠けていたと、
あとあと思えば幾つも思い当たります。
海より深く反省!ってところですわ、でも、まぁ今回はじめて一人語り系文体に
チャレンジしましたんで、ええ勉強になりました。

テーマについて評価いただいたことは、めちゃくちゃ嬉しいです!
そやかて前からやりたかった歴史物でっさかいに!

次回は、もっと見せまっせ!



▲[ 470 ] / ▼[ 500 ]
NO.499  Re[1]: ゆめなまこさん「扉の向こうの悪魔」の感想
□投稿者/ オカザキレオ
□投稿日/ 2004/09/21(Tue) 23:39:48
□URL/ http://www.geocities.jp/reo_ojp/

このお話は好きです。
まずは感想から。
ゆめなまこさんのページを拝見していて、幾つか読ませて頂いて、で、
良い意味で裏切られました。

こんな優しいお話を書ける人だったのかぁぁぁぁ。
普通、歴史物を書くときにでてくる史実の重さというものが良い意味で無い。
ゆめなまさこさんの小説世界がそこにある。
史実は、あっさりと簡潔に語られる。
簡潔だからこそ、綺麗に描かれる。
幸福な結末がある。
でも、その幸福な結末の中に、傷跡を残してきた者達の強いメッセージ。
ゆめなまこさん、かっこよすぎます。

ここからは同じ物書きとして思ったこと。
世界観がとても勿体ない。
なんというか、とても幻想的なシチュエーションの中で、もっと描写してもよかったのでは? と思います。小道具とか揃いまくっているからこそ、もっと臨場感が欲しかった。
語り形式だから、難しいと思いますが。

そして
おばあちゃんの語り口です。
とても、若く感じてしまう。
どうも、老獪さというものが無い、とても元気で若々しいおばーちゃんに思える。
おとしよりの会話は難しいです。常々、痛感してしまいます。

でも、それを抜きにしても素晴らしい。
珠玉の名作です。
歴史をこういう風に描く解釈。他の方も言ってましたが、語るまでのエピソード、そしておじいさんをいかに愛していたか、これを僕は知りたいです。
で、それを書いてしまうと、ハードになってしまう可能性もありますね。バランスがそこらへんは難しいかもです。

お疲れ様でした。



▲[ 499 ] / 返信無し
NO.500  熱いご批評、まことに感謝!!
□投稿者/ ゆめなまこ
□投稿日/ 2004/09/22(Wed) 21:49:13
オカザキはん
お読みいただき感謝、
そして、このようなすばらしいご批評をいただき更に更に感謝でおます

そうです、わたしは優しい人なのです(笑)
鮮○が飛び散ったり、機関銃をバリバリ撃ちまくったり
若い女の子が○○○されたり
陰険な奴が陰○を企んだりするのを書くのも好きでっけど
今作のようなハッピーエンド系も実は大好きでおます。

わてがこの作品で表現したかった事は
どんなえげつない時代でも、正気を保ち、正しい行いをする人がいる
そんな人がいる限り、人間の歴史は素敵なものになる言う事です
その辺を、わてのつたない語りでご理解いただいたオカザキはんに
更に感謝ですわ!!

ご指摘いただいた件
深く心に留め置きます
ばあちゃんの語り口調と、描写の浅さ、わても気になっていましたが
手を入れる事ができませんでしたわ
このご指摘と反省、
次回企画作品に生かしたいと思います
・・・って期日までに仕上がるかな???

と、言うことで、ご感想ありがとうございました!


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